世界で唯一のIS操縦者教育機関であるIS学園。
そこには世界中から優秀な少女たちが集まってくる。
このことから、身体能力や知能が優れた彼女たちに教えるために、IS学園の教師たちもまた優秀な人たちである。
たとえば現在の第一学年の主任を務める山田 真耶。
彼女は元日本代表候補生であり、現在でもその実力は軍事大国の国家代表生にも引けを取らないと言われているほどだ。
たとえば元IS学園教師であった織斑 千冬。
彼女は第一回IS世界大会総合部門及び格闘部門で優勝し、ブリュンヒルデと敬称される。
現役を引退した今でも世界中のIS操縦者の憧れである。
さて、IS学園では時たま外部から優秀なIS操縦者を招き、講義をさせることがある。
現在、その招かれたある人物が、IS実習授業を行っていた。
「きゃぁぁぁぁっ!!」
IS学園内にあるアリーナで、響き渡る悲鳴。
少女を乗せた一機のISが、いま地面にたたき堕とされたのだ。
彼女のシールドエネルギーはゼロを示しており、彼女が敗北したことを表していた。
しかしまだ試合終了を告げるブザーは鳴らない。
何故ならまだ上空では三機のISが衝突し合っているからだ。
「うわぁ、また一機落とされちゃった」
「確かあの子ってギリシャの代表候補生よね?」
「これで三人目かぁ……」
そんなIS同士の戦いを地上から見上げる生徒たち。
全員ISスーツに着替えている。
彼女たちは今日特別講師としてきたある女性から、IS訓練を受けていた。
『あたしは座学よりも実践を重視するわ。とりあえずアリーナに集合しなさい』
そういった特別講師に従って来てみると、早速始まる模擬戦。
しかも相手が講師の女性一人なのに対して、学生側は五人での戦闘である。
最初は、学生側は怒りを覚えた者もいれば馬鹿にした者もいた。
確かに講師の女性は世界的にも有名なIS操縦者であるが、いくらなんでも五人同時に相手できるなんてことがあるはずがない。
さらに今年はあの黄金世代に次ぐ数の専用機持ち代表候補生が入学していた。
特別講師の彼女と戦うことになった五人全員が専用機持ち。
学生たちは講師の敗北という形で未来を予想していた。
だが結果はどうだろうか?
すでに三人の専用機持ちが地上に落とされ、現在戦っている二人の専用機持ちもかなり押されている。
今では攻撃すらろくにできず、ただ講師の女からの攻撃を防ぐか避けたりするしかできないでいる。
「いやー、黄金世代の人たちを舐めていたかも。こんなに強いなんてねー」
「私、戦わなくてよかったよ~。……あ、また一人やられた」
感心する生徒の隣で、安堵のため息をもらす生徒。
自分より格上の専用機持ちたちがボコボコにやられているのを見て、模擬戦に立候補しなくてよかったと心から思っていた。
そんなことをのんきに会話している間に、また一人エネルギー残量が尽きた生徒が下りてきた。
悔しそうに顔を歪めている専用機持ちの少女は、講師の女性との実力差を痛感していた。
これが世界トップレベルのIS操縦者の実力。
真耶の教育で少なからずプライドを折られていた少女たちであったが、実際にその実力を目の当たりにするとまた大きすぎる壁であった。
少女は睨みつけるようにして上空を見上げる。
そしてその時はちょうど、講師の女性が駆るIS・『
『学生側五人全員の撃墜を確認。特別講師の勝利とし、模擬戦を終了する』
試合の終わりを告げるブザーが鳴り響く。
専用機持ちたち五人全員を、ほぼ無傷で撃墜した女性が下りてくる。
撃墜された彼女たちからすれば、まさに悪魔の降臨である。
『
しかしそれを駆る女性は、まるで天使のような容姿であった。
そんな彼女が、戦々恐々としている生徒たちに向かって、二カッと太陽の如き笑みを見せる。
小さく見える八重歯が可愛らしい。
「さ、こんな感じでやってみなさい」
『できませんけど!?』
学生たちから一斉に突っ込みを受けてきょとんと首を傾げる女性。
彼女は基本的に勘でISを操縦するため、学生のころから他人に教えることを不得意としていた。
そんな彼女の名前は凰 鈴音。
中華人民共和国の国家代表生である。
◆
「いやー、鈴ちゃん先生、凄かったねえ」
「ほんとほんと」
専用機持ちたちのプライドを粉々に打ち砕いたあの模擬戦の日から一週間後。
数人の学生は集まって、また鈴のことを話題にしていた。
「めちゃくちゃ強いし、戦っているときは格好いいし、笑った時は可愛いし。本当、完璧よねー」
「デュノア様もいいけど、鈴ちゃん様もいいかも……」
生徒たちが鈴と過ごしたのはたった一日であるが、彼女たちの中に強い印象を与えていた。
まずその圧倒的な強さである。
IS学園に入学できる時点でかなり優秀な人材の中で、さらに弱冠十五歳にして国家代表候補生である。
彼女たち自身も相当強かったのであるが、ほぼ無傷で完勝してしまうほどの圧倒的実力。
さらに鈴の容姿もまたすばらしいものであった。
茶色が混じった髪は意外と長く、それをツインテールに結んで活発な印象を与えていた。
吊り上った眉と瞳は、彼女の気の強さを示していた。
笑った時にチラリと見える八重歯が、彼女に幼いイメージを与えていた。
しかし雰囲気はできる女のものなので、ギャップが生じている。
桃色のISスーツによって浮き上がっていた身体の線は、スレンダーで美しいものであった。
これらの要素から、シャルロッ党の一員であった生徒の一人が、セカン党に乗り換えようとした発言をうかつにもしてしまう。
次の瞬間、彼女の姿は消えてしまった。
シャルロッ党員、血の粛清である。
「あ、あんなに魅力的だったらさあ、やっぱり彼氏っているのかな?」
「そりゃあいるでしょ。私たちみたいに、出会いがないわけではないだろうし」
彼女たちは姿を消した友人のことを気にせず、会話を続ける。
党派閥闘争は、水面下で過激に行われているのだ。
彼女たちの話題は、やはりと言うべきか恋愛方面へと移り変わる。
長期休暇の間にしかIS学園を出ることができず、また織斑 一夏、クロウ・ミキストリ以来男性操縦者が現れていないこともあって完全な女子高であるので、彼女たちの恋愛に対する興味は非常に強いのだ。
鈴に彼氏がいるかという話題。
確証が取れているわけではないのに、彼女たちはいると勝手に断言してしまっていた。
まああれほどの美人で国家代表という非常に高い社会的地位もあれば、いないというのがおかしな話だ。
「どんな人なんだろうね」
「そりゃあ凄いイケメンなんじゃない?」
「いやー、鈴ちゃん先生は案外イケメンよりも頼れる逞しい男が好きだと思うよ。気の強い人ってそういうのに弱いし」
彼女たちは脳内で妄想彼氏を作りだす。
最初に浮かぶのはイケメンの彼氏像である。
黒髪日本人で、爽やかな印象を与える男だ。
ワンサマーという言葉が、何故かしっくりときた。
続いて浮かぶのは逞しい彼氏像。
顔は超強面。筋骨隆々の大男。
逞しいを通り越して圧迫感すら感じられるようなマッチョマンだ。
何故か勝手にイメージが動き出し、色々なマッスルポーズを取り出す。キモい。
元々普通にイケメンが好きな少女たちは、はち切れそうな筋肉がピクピク脈動している状態なんて見たくない。
すぐに頭を振ってイメージを消し飛ばす。
「でもさー、あれだけ美人だったら偉い人とかの愛人を強要されたりしないのかな?」
「そうだね、とくに中国の政治家って愛人いるのがふつうなんでしょ?」
「……まあ鈴ちゃん先生なら、そんな提案された時点でその人殴っちゃいそうだよね」
「確かに」
鈴の気の強さを実感している生徒たち。
確かに提案されたと同時に拳を振りかぶるツインテールの美女が簡単に想像できた。
「うーん……本当、どんな人なんだろうね、彼氏」
◆
IS学園の生徒たちが話題にしていた人物である鈴は、現在中国に帰国していた。
今彼女がいるのは政府から与えられた高級住宅である。
鈴はこれまたお高いフカフカのベッドの上に座っている。
そしてこの部屋の中には鈴以外にもう一人存在していた。
彼女を見下ろすように立つ男。
それは奇しくも少女たちがイメージした強面筋骨隆々の大男であった。
「ね、ねえ、クロウ。本当にこれ、しなくちゃいけないの……?」
鈴は目の前の男―――クロウに問いかける。
顔をうっすらと紅潮させて、困ったように目を細めている。
声も小さく震えていて、快活とした普段の様子がまったく消え失せている。
この前IS学園で猛威を振るった凄腕操縦者の片りんすら感じさせない。
「ああ、勝負は私の勝ちだからな。当然従ってもらおう」
「うぅ……」
クロウが言う勝負とは、先日行われたISでの模擬戦である。
IS世界大会でもそう見ることのできない、高い戦闘力を保有する二人の勝負。
模擬戦というにはあまりにも勿体ないその試合は、クロウの勝ちという形で終わりを告げた。
結果、最初に約束した『敗者は勝者の言うことを何でも聞く』というとんでもな義務が、鈴に生じたのであった。
「そもそもそれを言いだしたのは鈴だしな」
「あぅぅ……」
そう、勝負を仕掛けたのは鈴からであった。
中国の国家代表となり、学生のときよりもさらに実力をつけた鈴。
ここでクロウに勝利して、一生添い遂げることになる誓約書を突きつけるつもりだったのだ。
ちなみにクロウとしては模擬戦こそ乗り気であったが、賭け自体はどうでもよかった。
別にそんな約束がなくても、鈴に自分の言うことを何でも聞かせることが可能だからだ。
「さあ、やってくれ」
「うぅ……いいわよ!やってあげるわよ!ちゃんと見てなさい!」
ぐいぐいと催促するクロウに対して、カッと意気込む鈴。
顔を真っ赤にしてうっすら涙目になっているが、それは言わないであげたほうがいいだろう。
彼女はそう言うと、白いショーツを脱いだ。
細いが肉付きはいい矛盾した太ももの根元には、女性の最も大事な部位である陰部がある。
学生のときは無毛の地であったが、今ではほんの少し生えていた。
それでも一般の女性に比べれば非常に薄いが。
「身長は伸びたが、ここはまるで成長しないな」
「うっさい!」
痛いところを突かれた鈴は、顔を真っ赤にして牙をむく。
確かに彼女はIS学園を卒業した後から、身長がぐんと伸びた。
在学中は150cmだった身長は、今では160cm近くある。
しかし局部を隠す陰毛はほとんど生えてこず、また腋の方も同じであった。
学生よりもきれいな腋と陰部である。
さすがに処理するのが面倒だと考える鈴だが、ここまで薄いというのは恥ずかしい。
何度クロウに使われてもぴったりと閉じている一本の筋が、年齢とのギャップを生んで興奮を高める。
「さあ、やってくれ」
「こ、この変態……」
恨めしそうにクロウを見上げるが、当然それで許すはずもない。
長い付き合いでそれを熟知している鈴は、諦めて手を伸ばす。
向かう先は自身の陰部。
そこをむにっと指で揉む。
クロウが鈴に強要したのは、自慰をしている姿を自分に見せろというものであった。
現在、国家代表として中国少女の憧れを一身に受ける鈴。
さらにIS世界大会での活躍で世界中にファンがいる。
皆の羨望のまなざしを受け続けた気の強い少女が、一人の男の前で自慰を見せなければならない。
その屈辱とほんのり感じる快感に歯噛みする鈴。
「んっ、ふっ……」
鈴は細くて小さな指で、陰部を弄りだす。
最初から皮を被った陰核に指を置き、くりゅくりゅと転がす。
クロウに自慰を見せると言う屈辱的行為をさっさと終わらせるため、もっとも敏感なところに手をつけたのだ。
感度の良い鈴は身体をビクビクっと反応させる。
「鈴、もっと私に見やすくしてほしい」
「っ!……こ、これでいいの?」
何故か鈴はクロウに反発することなく、その言葉に従ってしまった。
細くて長い脚を開け、弄っている陰部をクロウに捧げるようにさらす。
さらに自分の指で秘裂を開け、中まで見ることのできるようにする。
そこからはトロリと淫液が垂れていた。
鈴の吐く息がはぁはぁと荒くなり、小ぶりな乳房を内部から心臓が叩く。
もともとプライドの高い彼女は他人に命令されることすら不快に思うのに、今クロウに従うことには何のためらいも覚えていなかった。
むしろ彼の言うことに従うことに悦びを覚えていた。
学生時代からの調教の賜物である。
「んっ、んんっ、くぅっ、ふぅっ……!」
―――――ぬぷっ、ぬぷっ、ぬぷっ、ぬぷっ
鈴は人差し指を膣内に挿入する。
膣内が愛液でしっとりと潤っていることを確認すると、指を前後に動かし始めた。
中でかき混ぜられた淫液が、ぐちゅぐちゅと小さく音を立てる。
鈴は思った以上に強い快感に、自分でも驚いていた。
クロウにめちゃくちゃにされるとき以外にはたまに自慰をするのだが、これほどまでに強い快楽を得たことはなかったからだ。
ちらりと上を見上げれば、無表情で自分を見降ろす男がいる。
おそらくこれが原因だ。
彼に見られてする自慰が、ここまで気持ち良くなってしまうのだ。
鈴は顔をリンゴのように紅潮させる。
眉を切なげに歪め、瞳は潤み始める。
身体は不規則に震えはじめ、気持ちよさそうに開かれた口からはよだれが垂れる。
「―――――ひぁぁぁぁぁぁっ!?」
そんな時、不意打ちであった。
指が天井の辺りをぐりゅりっと擦ると、今まで以上の快楽が鈴を襲った。
頭が一瞬真っ白になってしまうほどの強烈な快感。
先ほどまで声を出さぬように我慢していた鈴だったが、あっさりと嬌声をクロウに聞かせてしまう。
ぞくぞくぞくと全身を駆け巡る快楽の電流。
膣内に収められた指を、内部がきゅうううううっと締め付ける。
「あっ……?あぁ……っ」
鈴は目を見開いて驚く。
どうしてここまで強い快感になるのか?
またそこを指でぐぐっと押し上げると、勝手に身体が震えてしまうほどの気持ち良さを感じる。
疑問で頭の中がいっぱいになった鈴だったが、すぐに原因が分かってしまった。
鈴がジト目で見上げる男、クロウであった。
彼と初めて肉体的関係を持ってから、もう何年もたつ。
その間にクロウは鈴の身体を調教するだけでなく、じっくりと開発も行っていたのだ。
今鈴が触っている場所も、クロウによってつくられたGスポットであった。
「(勝手にあたしの身体を作り替えちゃって……何してくれてんのよ!)」
キッと睨みつける鈴。
しかし指を止めることはなく、ひたすらに陰部を弄り続ける。
ぐちゅぐちゅという音はもはや隠しきれるほど小さくはなく、しっかりとクロウの耳にも届いていた。
折り曲げた脚は淫靡にビクビクと震える。
吐息は熱っぽくなり、息を吐く回数も増えてくる。
嬌声を止めようとしても自然と喉から出てしまい、ついには鈴も諦めてしまう。
もっと快楽を求める身体は鈴の理性に従わず、勃起した陰核にも指を伸ばしてしまう。
「はぁっ、あっ、んっ、あぁっ、あっ!!」
ビクビクと身体を震わせながらも、指を動かすのを止めない鈴。
瞳からは涙がこぼれ、大きな口を開けて嬌声を漏らす。
ハッハッと犬のように短い息を吐き続ける。
膣内に指を出し入れするたびに、ぐちゅぐちゅと音が立つ。
さらに同時に陰核を親指の腹でぐりゅぐりゅとこねる。
全身から汗が噴き出し、健康的な鈴の身体をぬめらせる。
「イクときはちゃんと言うんだぞ」
「んっ、うっ、イ、イクっ、んぅぅぅっ!!」
クロウの言いつけを守り、絶頂の宣告をしてからそれを迎える鈴。
ビクッと一度大きく身体を震わせる。
釣り目がちでクリクリとした丸い目をギュっと閉じて、快楽を享受する。
脚を上にピンと伸ばし、陰部をクロウに見せつけるような形になる。
指を挿入したままの陰部はきゅううううっと収縮し、愛液がいっそう体外に漏れ出す。
鈴はクロウに見降ろされたまま、絶頂を迎えたのであった。
「はー、はーっ……こ、これで満足した!?」
「うむ、良かったぞ」
膣内から指を抜き取ると、大量の愛液が指に付着していた。
陰部は絶頂の余韻でいまだひくついていた。
ぬるぬるの淫液が垂れて、尻の割れ目に入っていく。
お尻はピクピクと小さく震えていた。
「よく頑張った。こっちに来い」
「……うん」
クロウに呼ばれて、鈴は彼の元へと向かう。
トテトテと近づいていく様子は、さながら親を見つけた子供のようだ。
彼女はつい先ほど絶頂を迎えたのにもかかわらず、それを感じさせないしっかりとした足取りで歩いていた。
やはり自慰程度では、体力精力ともに余りある鈴を疲れさせることはないようだ。
鈴は褒めてくれるかもという期待を胸に、彼の前に立った。
「ひんっ!?」
鈴は唐突に素っ頓狂な声を上げる。
彼女の背筋をぞくぞくぞくっと快感に上りあがった。
いきなり感じた快楽に目を白黒させる鈴。
ゆっくりと自分の身体を見下ろすと、自身の臀部に手を這わせるクロウの大きな手があった。
さらに小ぶりで張りのある臀部を揉みながらも、一本の指が膣内に収められていた。
愛液でしとどに濡れているそこは、大きな指でもにゅるるるっと簡単に受け入れてしまっていた。
「ちょ……な、んで……っ」
「うむ、自慰の褒美だ。私の指を使っていいぞ」
キッとクロウを睨みあげる鈴。
しかし彼はそれを何でもないように受け止めて、とんでもないことを言い放つ。
使ってもいい?この大きな指を?
外観こそ強気な鈴だが、内心は揺れに揺れ動いていた。
自分の指でさえあれだけ気持ちがよかったのだ。
それが想い人の指なら、どれほど大きな快楽を得ることができるのだろうか。
鈴は自然と喉を鳴らして唾液を飲み込む。
しかし今ここであさましくも身体を動かすと、恥ずかしさのあまり死んでしまう。
鈴が内心激しく葛藤しているとき、まず身体に限界が訪れた。
ガクガクと小鹿のように震わせながらも身体を支えていた脚が、崩れ落ちてしまったのだ。
「んひぃぃっ!?」
入り口辺りにあった指が、少し奥まで入ってしまう。
そしてそこはちょうど、自分で弄っていても感じてしまうほど開発されてしまったGスポットであった。
天を仰ぎみて口を大きく開ける鈴。
溢れ出した愛液は、クロウの手を濡らしてしまう。
「あっ……はぁぁっ……んっ!」
何とか膝に力を入れ、これ以上指が入ってこないようにする鈴。
スカートをキュッと握りしめ、いじらしく我慢する。
しかし膣内はクロウの指をきゅんきゅんと締め付け、男を受け入れることを催促する。
ガクガクと震える身体に鞭を打ち、立つ姿勢を崩さない。
クロウは指を動かす様子は一切なく、ただ至近距離で蕩けた表情を見せる鈴を見つめていた。
「くっ、うぅ、何で、動かさない、のよ……っ」
「使ってもいいといったのだ。私から動かすことはない」
どうやらクロウはまだ自身の痴態を見たいらしい。
先ほどは彼の目の前で自慰までしたというのに、それでもまだ飽き足らないのか。
今度はクロウの指を使って自慰をしろというのだ。
すぐに指を膣内から引き抜き、ふざけたことをいう口に噛みついてやりたいと思う鈴。
しかし身体は言うことを聞かず、なんと腰を動かし始めてしまった。
「んんんぅぅぅぅぅっ!!」
自ら小ぶりな尻を持ち上げ、指を引き抜く。
内太ももを愛液が大量に濡らしていく。
ガクガクと震える脚は、当分止まりそうになかった。
「んんんんんんんんっ!!」
―――――ズプププププ
ギリギリまで指を引き抜くと、再び尻を下ろして指を迎え入れる。
尻肉を揉まれながら無骨な指で自慰。
しかもそれが大切な男のものなのだから、鈴の感じる悦楽は非常に強いものであった。
しばらくそうして自慰をしていると、突然クロウが指を動かした。
自身が開発したGスポットを、強く刺激したのだ。
不意打ちを受けてしまった鈴は、膝をガクッと折ってしまう。
「―――――~~~~ッ!!」
声にならない嬌声があがった。
固くてゴツゴツとした指が、奥深くまで突き刺さってしまった。
奥をぐりゅっと潰され、白目を剥きそうになる鈴。
初め何が起きたのか理解していなかった鈴の身体だが、すぐに認識が追いついてくるとぞくぞくぞくぞくっと快感が昇りあがってきた。
とてつもないほど大きな快楽だと悟った鈴は、ガバッとクロウに抱き着いた。
身長が伸びたといってもクロウ程の大男に抱き着いているのを見ると、まるで子供のようだった。
「あぁぁぁぁぁぁっ!!」
ギュッとしがみつくようにして抱き着き、絶頂を迎える鈴。
ビクビクと身体が激しく震える。
目からは涙がこぼれ、口からはよだれが垂れ落ちる。
すべてクロウの服に付着して、そこを濡らしてしまう。
「……汚れてしまったな」
「はぁ、はぁ……それは、あんたがやるから……んんっ!?」
「言い訳か。お仕置きだな」
クロウの咎めるような言葉に、鈴は彼の胸の中で恨めしそうに見上げて反論する。
もともと敏感な自分を昂らせておいて、最後なんて動かないと言っていたくせに動かして自分を一気に高みに昇らせた。
鈴の主張は尤もである。
しかし絶頂の余韻で動けなくなっており、そのスレンダーながらも柔らかみのある身体をクロウに預けることしかできない今、そう言って反論することは悪手であった。
クロウはいとも簡単に彼女の身体を持ち上げ、くるりと反転させる。
再び膝上に座らせると、力なく伸ばされていた脚の間を通り、手を陰部の方に向かわせた。
そして今度はクロウから、秘裂を開けてにゅぷぷぷっと音を立てて指を挿入した。
「あっ、ひっ、そ、そこはっ、だめぇっ!」
すぐにまた身体を震わせる鈴。
二度の絶頂でこれ以上ないまでに敏感になっている鈴は、またすぐに快楽の階段を駆け上がっていく。
にゅぷにゅぷと指を出し入れされる。
はしたなくも溢れ出した愛液は、クロウの手を濡らしていく。
「鈴の気持ちのいいところは知っているぞ。ここは私が育てたのだからな」
「んひぃっ!?そ、そこは、あぁぁぁっ!!」
クロウは指をかぎづめのように曲げ、天井をぐりぐりと押し上げる。
そこは鈴が自慰のさいに見つけたGスポットであった。
鈴の反応が一層激しくなる。
身体が言うことを聞かずにガタガタと震え、涙とよだれが止まらない。
今度は短い時間で絶頂を迎えた。
「ああぁぁぁぁっ!!」
―――――プシャァァァァァァッ!!
目をギュっと瞑り、大きく口を開けて嬌声を上げる鈴。
ビクンビクンと身体を震わせる。
モデルのようにスレンダーな肢体がクロウの膝の上で跳ねる。
ピンと細くも肉ののった脚を伸ばしたので、クロウはそれを受け止めてやる。
そして脚に隠されることなく露出した陰部から、勢いよく潮を噴いた。
クロウの手だけでなく、地面も濡らしてしまった。
男の武骨な指をキュウウウっと物欲しそうに締め付ける。
作者自身も忘れかけていたころに投稿。
今回も二つに分けられています。
意外と書けるものですね。