おぉー、あれがエレンの店とやらか
階段の中腹当たりにあるんだな
「何かパッと見階段上がり疲れた人用の休憩所みたいだな」
お茶とお団子のある休憩所みたいな
「そう思って入って臭いにやられて帰る参拝客もたまにいるらしいぜ」
おいおい、参拝前に帰られてるんだったら神社に実害出てるじゃないか
「少ない参拝客をさらに減らすって……」
「ま、まぁ霊夢が対処してないんだから私らが考えることじゃない……はず」
自信なさげだなおい
「ま、気にしてもしょうがないか。とりあえず入ろう」
「いらっしゃ~い」
おぅっ!?これは凄い臭いだ
「相変わらず臭いわね!」
「もう少し匂いの相性を考えるべきだと思います」
「鼻が曲がる~」
「あなたたちはいつもご挨拶ね~」
なじみの店なのか……臭い系の悪戯してるんだろうな
「で、何を買うんだ?」
「無難にシナモンだな。あとはもしあればカカオパウダーかな」
コーヒー味とか紅茶味も悪くないけど、好き嫌いわかれるからな
「だそうだが、置いてあるか?」
「ええあるわよ~。悪戯向きの品じゃないけど~、何に使うのかしら~?」
悪戯に使う以外の客はいなかったのかよ
「こいつがクッキー焼いてくれるらしいんだよ。暇ならお前も一緒にどうだ?」
おいぃ!さらっと誘ってんじゃねえぇ!
「遠慮しておくわ~」
「そうか、ま、たまには外に出ろよ」
「考えておくわ~」
引きこもりと保護者の図……仕入れとかどうしてるんだ?
「あたしたちはこれね!」
「はいはい~。いつもありがと~」
胡椒入りの紙風船?完全に悪戯用品じゃないか……
っていうか、普通の香辛料あるならそれを前面に出して商売すれば客もつくだろうに
「シナモンを……20gでいいかな、と、カカオパウダーを20g貰えるかな?」
「20gね~」
「粉は1kgもあるのにこっちは少ないんだな」
「少しでもかなり存在を主張してくるからな」
入れすぎると凄いことになるんだよなぁ
「ほー、そういうもんかね」
魔理沙は大量に入れてみるタイプなんだな
「は~い、量れましたよ~」
「お、ありがとう」
「それじゃ、神社に戻るか」
「「「おー!」」」
「またよろしく~」
「ん~~っあ~~。外の空気が美味い」
「おっさん臭いぞっておっさんだったか。ん~~っ」
言ってくれるじゃないか
「隙あり!」
「んぇふっ!?」
「んぇふっだってんぇふっ!」
「ククフフフ、魔理沙、フフフ」
「魔理沙~間抜け~?」
ふふふ、おっさんと言った報いだよ
「なぁおっさん」
「何かなお嬢ちゃん」
「私と勝負しようぜ」
「はっはっは、丁重にお断りさせていただこう」
負確イベントなんていらんのですよ
「あっはっは、まぁいいじゃないか、ちょっとだけだよちょっとだけ」
「はっはっは」
嫌だよ
「二人ってほんと仲良いわよね」
胡椒入り紙風船……膨らます人が一番被害受けるんじゃないかな?