「お話はもういいのかしら」
「ああ、待っててくれたのか。ありがとう」
全然気付かんかったわ
「あんたよく普通に対応できるな」
ビクッてなる魔理沙も可愛いよ
「驚きはしたが、まぁ、咲夜だからな、最初からいましたとかいうパターンも想定してた」
紅魔館の中なら何でもありって感じのやつだからな
まぁ、あくまでも人間である咲夜が本当に何でもありな奴ってことはないんだろうけど、何かそんなイメージがある
「私は美鈴に呼ばれてきましたよ?」
そんな顔されても先入観というものはどうにもならんのだよ、咲夜さん
「ところで咲夜。その膨らみは本物か?」
はっはっは、どこへ行こうというのかね?
「ちょっ放せ!私までとばっちりくらうだろうが!」
「魔理沙が逃げたら俺が帰れないじゃないか」
「迎えに来てやるから!」
ははは、聞こえませんなぁ
「お話は終わりましたか?」
おぉ、怒りのオーラが見える
「何だ?待っててくれたのか?いじらしいというか何といううか、案外可愛い性格してるじゃないか」
「おい!何で更に煽ってんだよ!咲夜?私は関係ないからな?」
そういう保険を掛けると余計に狙われるぞ?
「うふふ、随分と舐められたものですね」
おぉ、オーラが寒色系になったぞ。一周回って表面上は冷静になったパターンだな
「なぁ咲夜、一ついいか?」
「はい何でしょう?」
寒気のする笑顔だな。迫力がやべぇ
「全然ないのか?少しあるのか?」
おい魔理沙、何に祈ってるんだ?
「どちらだと思いますか?」
おい魔理沙、涙が出てるぞ
「さぁ、どっちだろうな?俺としては不自由なく母乳が出せるなら無乳でも微乳でも。愛で方はいろいろあるしな」
「あなたは私を馬鹿にしているわけではないのですか?」
ちょっと違うんだよなぁ
「貧乳を馬鹿にするやつを否定する気はないぞ。豊かな乳は母性の象徴だからな。だが、俺個人としては貧乳には貧乳の楽しみ方があると思ってる。ロリっ子の貧乳とは違うんだよ、やっぱり」
ロリは貧乳で当たり前。ロリ巨乳なんてジャンルが流行ったのは、その非現実的な感じが無意識的な部分で『これはあくまでも妄想である』という予防線を張ってたからじゃないかと思うんだよな
ロリは現実に溢れてるからガチロリ物はヤバいけど、ロリ巨乳なんて滅多に居ないからセーフみたいな
何の話だ。違うだろ
ロリっ子の貧乳は当たり前だけど、成長がほぼ終わった15歳以上の貧乳は当たり前とはいえない
日本は胸囲が貧しい国ではあるが、それでもある程度は膨らんでいる
天子ちゃんの人気の一部はロリじゃないのに無乳ってところにあるわけだし、需要はあるんだよ
「……っと!聞いてますか!」
おっと、思考が脱線したせいで咲夜を放置しちゃってたか
「すまん。ちょっと成長がほぼ終わってる女の子のマズチチの良さについて考察してたんだ」
「何やら崇高なことみたいに言ってますけど、ただの変態発言ですよ、それ」
ですよねー
「全く、毒気を抜かれるとはこういうことを言うのでしょうか」
そういえば怒りのオーラが引っ込んでるな
「毒気を抜かれたついでに偽乳も抜かれてみない?」
「そういうことはプライベートな時間にお願いします」
ふむん?
「咲夜さ、さっきの話はどこから聞いてた?」
「あなたに惚れやすくなるとかどうとかいうところですが?」
微妙なところから聞いてたんだな
「ちょっと違うんだよ。何て言うか、俺に対してだけ異性に対する警戒心が希薄になる感じ……で、わかるか?」
俺自身まだよくわかってないから、いまいち上手い説明ができんな
「あなたが相手であれば、通常は許さない行動を許すようになる。とか?」
「そうそう、そんな感じ。さっき、プライベートな時間ならOKみたいなこと言ってたでしょ?」
やっぱ咲夜も優秀だな
「確かに、お世辞にも好印象とは言えない男性に対してそのようなことは言えませんね」
お世辞では言ってくれよ
「では美鈴があなたに会いたくないと言ったのも……」
嫌われた……わけじゃないんだろうなぁ
「自分に戸惑っちゃう乙女ってことなんだろう」
今度目覚めのキスとか試してみたいな
「全く、絶妙に迷惑な異変もあったものですね」
「ま、気の置けない友達が増えたと思えばいいんじゃない?」
美味しく頂きたいところだけど、馬鹿話をして笑いあう友達ってのも捨てがたいよね
まぁ、友達路線でもそのうち襲っちゃうだろうけど
「そうですね。今度暇をいただいた時にはお茶でも飲みながらたあいのない話でもしてもらいましょうか」
いいね、そういうの。まったりした時間って大事だよね
ところで魔理沙、いい加減にトリップしちゃってる意識を戻せよ
PADネタで怒らせてもナイフが飛んでこないとか羨ましい
そして綺麗な顔してるだろ?状態な魔理沙……