片付け終了ー。当たり前だが茶番が入らなきゃ早いな
「なぁ霊夢、あのお面どこやったんだ?」
思い返せば昼飯の時にはすでになかったよな
「般若面ならしばらくそこの神棚に祀っておくことにしたわ」
神社の中なのに神棚とかあるんだな。生活スペースだからか?
「アヘ顔の方は?」
「アヘ顔?そんなお面あったかしら?」
おいおい、一緒に置いてあっただろ
「魔理沙が隠したとか?」
「私はそんな変なお面何て見てないぜ」
「本当にそんなお面があって無くなったのだとしたら、どこぞの付喪神の仕業やも知れませんねぇ」
お面の付喪神とかいるのか?
「あややや、これはひょっとすると人里で一波乱あるやもしれませんよ!」
「それがこころのお面だったら里の連中が快楽を求めるゾンビになる可能性があるのか……」
何それ怖い
「これは記事にしてもいいのですよね?」
「ほどほどにしなさいよ」
「心得ておりますよ」
記事を書かないと死んじゃう人なのかな?かな?
「とりあえず今は置いといていいんじゃないかー?」
「まぁ、すぐにヤバいことにはならないだろうし、実害が出たとしても里のみんながハッスルしちゃうだけだろうからなー」
里のみんながハッスルしちゃったら慧音とかの里住キャラが……
処女であれとか言わんけどさ、何か自分の知ってるところで男と腰振ってたら嫌じゃね?
「ほんとに時間あるのか?大丈夫なのか?」
「そんなに気になるなら私が見てきましょうか?」
「よろしく頼む。お礼はできる範囲で一つ頼みを聞くってことで」
金ないとどうしてもこのパターンになるよね
「ほほう?楽しみにしていますよ?」
「できないことはやらないからな?」
「ふっふっふ、これはいい取引になりましたねぇ」
何やらせるつもりだよおい
「じゃ、こころに取材に行ってる間にクッキー焼いちゃいましょうか。もう焼けるのよね?」
「そうだな。あとは薄く延ばして一口サイズにしたら焼けるよ」
「薄くってどのくらいだ?」
「5mm前後を目安にしてくれ。1cmじゃ分厚い」
分厚いと焼きにくいからな
「5mmくらいだな?霊夢ーお祓い棒貸してくれー」
麺棒ないのかよ麺棒
「麺棒あるんだから麺棒使いなさいよ」
あるんじゃねぇか。使えよ
「厚みとサイズが揃ってればどんな形にしてもいいぞ。カカオ入りと普通ので縞模様とかにしてもいいしな」
クッキー作る時に一番楽しいのはこの形作ってる時だと思うわ
「どんなのでもいいの!?」
「おう。厚みとサイズが揃ってれば焼ムラは出にくいからな。あんまり細い部分があったら焦げるかもしれんが」
「おぉー!いいわね!いろいろ作らなくっちゃ!」
「サニーはしゃぎ過ぎよ」
「ルナもソワソワしてる~」
「スターも声が浮かれてるじゃない!」
張り切ってるなー
「じゃ、各自成形作業始めー。あんまり時間かけるとねちょねちょしてくるから早めになー」
「「「「「おー!」」」」」
霊夢も恥ずかしがってないでノればいいのに
さて、俺も作るわけだが、形はどうしようかね……
それぞれのイメージから拝借するか
白と黒を半分ずつ使って陰陽玉の模様……対極図って言うんだっけ?
黒で角ばらせて、楊枝で線を入れてミニ八卦炉
白で瓢箪型にして伊吹瓢
黒で箱作って白でレンズとフラッシュライト作ってカメラ
黒の丸の外側を少し削って白の三角並べて太陽
黒の小さい丸を白で囲って初代セラムン的な三日月
白で頂点が5つの星
お茶のは普通に座布団クッキーでよかろう
「こんなもんか。どうだー?終わったかー?」
「もうみんな終わってるわよー」
おう、呆れられとるやないか
「そ、そうか、よし!焼こう!」
「どのくらいの温度にするんだ?」
「摂氏170度くらいだな」
「んー……霊夢よろしくー」
「はいよー……ん、いいわよ」
温度変わってから結界張ってる分やっぱり箪笥にダメージあるよなこれ
「どのくらい待つんだ?」
「15分くらいで一回出してみるかな。齧ってみて粉っぽかったら1分か2分追加ってのを繰り返す感じで」
「なら焼けるころには文も戻ってきてるな」
割烹にてお気に入り100件記念番外編を書きました
咲夜さんによる紅魔館でのその後の一幕ですので、興味がある人はどうぞ