※この作品はR-18です。

東方妄想記   作:ガラフ

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早速未知との遭遇らしい

蔵といえば裏庭の隅と相場が決まっている

 

「だから裏庭に出てみたわけだが、なんかえらく不自然な感じだな」

 

なんか視界に違和感があるし、草擦れの音とか虫の音とかが聞こえない

 

「てか、裏庭に池なんてあったんだな。知らんかったわ」

 

鯉とか亀とか居るんだろうか

 

「まぁいいや、蔵はあれだな。思ってたのよりは小さいな。ありがたい」

 

そういえば鍵もらってないけどかかってないのかな?

 

「……お札張った閂とか雰囲気ありすぎじゃんね」

 

いかにも封印されてますって感じで開けたくない

 

開けたらなんかやばいの出てきそうで凄く嫌だわ

 

「まぁ、霊夢がやれって言ってたんだから大丈夫だよな」

 

「だめー!!!!」

 

「ごっ!?」

 

脇腹はアカン……痛すぎてビクビクする……

 

「それは開けちゃダメ!呪われるって霊夢が言ってた!」

 

これ誰だ……ってか今まさに痛みに呻いてる俺の心配してくれよ

 

「ちょっとサニー、その人間を離しなさい」

 

まともっぽい子が来た

 

「何でよ!開けたら呪われちゃうのよ!」

 

「はぁ、脇腹に頭突きされてそんな余裕がある人間はそうそういないわよ」

 

そうそう。だからちょっと助けて

 

「あ、ちょっとあんた大丈夫?えっと、えぇとぉ……痛いの痛いの飛んでいけ~?」

 

さすってくれるのはありがたいけど、痛いの痛いの飛んでいけって……

 

「あはは~、サニー子供みたい~」

 

まさしくその通りだな

 

「スターうるさい!」

 

しかし、えらい騒がしい子供たちだな

 

「まったく。人間さん、大丈夫?」

 

「まだ、きつい……もう、ちょっと、待って」

 

子供の突進を受け止めるのはかなりきつい

 

来るとわかって身構えていても耐え切れないことがあるのに、不意打ちに対応できる人はそうそういないはずだ

 

「ご、ごめんなさい」

 

「ま、まぁ、子供は、元気が、一番、だよね」

 

「あはは~、サニー子供だって~」

 

「スターうるさい!」

 

定番のやりとりなのか?

 

「それで、さっき言ってた、呪いって?」

 

「私たちも詳しくは知らないわ」

 

「ここに引っ越した時に霊夢が言ってたの」

 

「怖~い呪いのお面を封印してるから~開けたら呪われるぞ~だって~」

 

呪いのお面とはまたベタな……いや、もう廃れた展開なのか?

 

この子たちの悪戯防止の嘘なのか本当に封印してるのか……聞きに行くべきだな

 

「蔵の中身を外に出して、空気を入れ替えるって、霊夢に言われたんだけど、ちょっと霊夢に確認してくるよ」

 

「霊夢が開けろって言ってたの?」

 

「そうそう。だけど流石に呪いのお面は怖いしね」

 

「霊夢はてきと~だからな~」

 

うん。反論できない

 

飽きっぽいというか興味が薄いというか、「あぁ、忘れてたわ」とか普通に言いそうだよなぁ




主人公俺氏は三妖精のことは知りません
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