結局全部食べ切ったな
「はぁ~美味かったなぁ~」
楊枝銜えてシーハーすんなよ。飲み屋のおっさんじゃないんだから……
ってかクッキーの場合楊枝じゃダメだろ。歯ブラシは無いのか歯ブラシは
「霊夢ー歯を磨く道具ってないかー?」
「房楊枝ならいっぱいあるわよ。男物はないけど、どうする?買いに行く?」
房楊枝ってあれか、木の棒の先端を叩いてブラシ状にしただけのあれか
「房楊枝って歯の裏側掃除しにくいよな」
「うちでは口の中に納まる小さい奴を歯の裏側用に使ってるわ」
なるほど、単純だけど有効だな
「さよけ、じゃ、一組使わせてくれ。別に男物と女物の違いなんて気にせんでいいだろ」
木の種類が違うだけじゃないか
「わかったわ。あんたたちも使う?」
「「「「「「ありがとうございます」」」」」」
ありがとうは違くね?
「ここにあるから好きに使っていいわよ。使ったら洗ってそこに干してね」
誰が使ったとか気にしないのか……
「俺が使ったやつってわかるように切れ込み入れとくか」
「ならあたしもやっとこうかなー」
いやいや、その流れでみんながやったらむしろわかりにくくなるだろ
名前刻めるほど太くないんだし、目印打つ位しかできんのだぞ
「あんたたちはいつもうちにいるわけじゃないんだから懐にでも入れときなさいよ」
「それじゃお揃いにできないじゃんかー」
お揃いにしたら目印の意味ないだろ
「男物買ってもらった方が平和だったかな?」
「かもしれないわね。ま、今日はいいでしょう」
「あんたこの後はこいつらと遊ぶんだろ?その間に私が買っといてやるよ」
やっぱり魔理沙は基本的にいい子だよな
「ありがとう。お礼は例の如く」
「今度香霖堂に付き合ってくれたらいいぜ」
用途不明品の識別とかか?
そういえば魔理沙には収集癖があるんだっけか
「いいぞ。っていうかその程度でいいのか?」
「十分だぜ」
男前だなぁ
んーべっ……そういえばうがい茶碗じゃなくてコップなんだな
「脂の多い菓子は美味いんだが歯に詰まるのが難点だな」
「あんこも似たようなもんだと思うけどねー」
それもそうか
「朝してなかったし、ちょうどよかったと思うわよ?」
あぁ、そう言えば江戸からしばらくは朝やるのが一般的だったな
「俺は基本的に寝る前派だなぁ」
「寝る前にするのと朝するのって違うのかな?」
あややってば1000年以上も生きてるのにやり比べたことないのかよ
「違うね。寝る前にしとけば朝起きた時口の中がねばねばしにくい」
多少ねばねばしてても舌で拭ってうがいするだけで大丈夫だし
「それって朝一でするのと変わらなくないか?」
魔理沙、お前、わかってないな
「朝起きてから磨いてたらねばねばした状態の唾液を幾らか飲んじゃうじゃないか」
この違いは大きいんだぞ
「それに、歯の病原菌が活発になるのは寝てる間だからな」
朝やるのと夜やるのじゃ予防効果が結構違う
「ま、一番いいのは毎食後に磨くことだけど、さすがに面倒だしな」
っていうかそういう話は永琳はしないのかね?
歯の病気って平均寿命との関係はかなり大きいんだけどな
「ほー、なら私も夜派に転向しようっと」
記事は書かないのね
医者から裏取りしたら書くのかな?
房楊枝は歯を磨く・歯間を掘る・舌を磨くの三点を全てこなせる優秀な歯ブラシ
ただ、あくまでも木の棒なので歯の裏側を磨くのは難しかったそうな
横向きに毛が付いてる現代の歯ブラシでも裏側は磨き残しが出やすいんだからしかたないよね
番外編よりこころんのお面の割烹の方が伸びてて草生える