※この作品はR-18です。

東方妄想記   作:ガラフ

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椛との遭遇らしい

萃香は昼過ぎのアレを散らしてなかったせいか、あっさりと絶頂してくれた

 

今回の止めは耳舐めだったし、萃香は口撃に弱いのかもしれない

 

「イッてても飛べるんだね」

 

「この程度で墜ちてたら鬼の名折れだよー」

 

鬼関係なくね?

 

「フラフラしてたじゃない!」

 

「私たちが支えてなかったらお兄さん落ちてましたよ?」

 

支えるっていうか背中に抱き着いてただけな気がするけどな

 

「えへへ~、お兄さんに悪戯しちゃった~」

 

そうだね。首筋舐めながら乳首弄ってくるとは思わなかったよ

 

「スターはいつも抜け駆けするわね!」

 

「はいはいそこまでー、着いたよー」

 

あれ?誰かいるじゃん

 

「おや、伊吹様、人間など背負ってどうされたのですか?」

 

「このお兄さんは霊夢のところの居候でね、あたしに対して子供を産んでくれなんて言う酔狂な奴なんだよ」

 

その紹介はやばくね?敵意煽ってね?

 

「その人間を背負っているということは子を産むつもりでいる、と?」

 

「あたしもそれなりに長く生きてるつもりだけど、鬼に子を産め何て言った人間は他に知らないからねー。子宮が疼いて堪らないんだよ」

 

子宮が疼くとか堕ち物系の薄い本でしか聞かねぇよ

 

これ、思ってたよりだいぶ深みに嵌ってるっぽいか?

 

「伊吹様は自分より強い男を求めているものだと思っていましたが、案外安い女だったのですね」

 

何この子怖い!?鬼を挑発するとか命知らずにもほどがあるだろ!

 

「あっはっは、あたしより強い男なんて鬼にだっていやしないよー。それと、あたしは一途だよ?」

 

一途宣言とかかわいすぎかよー

 

今のところ萃香が一番息子を翻弄してくれちゃってるよな

 

「左様で。そこまで言われる男となると、いささか興味をそそられますな」

 

萃香が挑発に乗らなかったからって矛先を俺に向けるなよ

 

「今日は時間がないから、また今度ゆっくり話せばいいよ。いいよね?」

 

「そうだな。哨戒天狗ならではの下っ端苦労話とか興味あるし、大将棋もやってみたいな」

 

「下っ端呼ばわりは不服ですが、大将棋に興味があるというのは朗報ですな。いかんせん嗜んでおる者が少ないので」

 

駒が多いし動きがへんてこな駒があるからな

 

でも、日本の将棋の源流は大将棋だったみたいだし、ちょっとやってみたいとは思うんだよね

 

「あー、あたしはああいうちまちましたのはどうにも性に合わないんだよねー」

 

ふむ、萃香は暇つぶしで釣りするような性格なんだし、覚えたらハマると思うけどね

 

「一緒にやってみない?萃香なら打倒椛も打倒にとりも達成できると思うんだけど」

 

「一緒にやってみるのはいいけど、その目標設定はどうなの?」

 

「ご自分で打倒しようとは思わないのですか?」

 

普通の将棋でさえまともに指せない俺が大将棋をまともに指せるようになるとは思えないんだよね

 

「興味があるからといって上達できるわけじゃないし、興味がないからといって上達できないわけでもない」

 

「ご自分には才能がない、と?」

 

将棋に必要なのは才能じゃなくてセンスと先を読む考察力でしょ

 

「俺はどうにも深く考えるのが苦手でね、2手先すら読めないんだよ」

 

「なるほど、典型的なヘボ将棋ですな」

 

「それがあたしにはできると思ってるの?」

 

萃香はできないんじゃなくてやらないだけだろ?

 

「萃香はさ、全力でぶつかってまともな勝負になった経験がないでしょ?弾幕ごっこだって所詮はお遊びだしね」

 

「大将棋なら全力でやっていい勝負になるって言いたいの?」

 

「何年かは全力でやってコテンパンにされるだろうね。なんせ一日の長どころか何百年という研鑽期間があった相手なんだからね。でも萃香なら十年以内に食らいつけるようになると思うよ」

 

人間が五十年の研鑽をつんでも実際は脳の劣化で三十年分の経験しか活かせないとか

 

でも妖怪はそんな制約がないから研鑽期間がそのまま戦略の引き出したりえるんだよね

 

そんな環境でありながら数百年の研鑽に十年で追いつける可能性があるっていうことがどれだけ異常な事か……

 

「十年で追いついちゃったら結局相手がいなくなるんじゃないの?」

 

「それはない。でしょ?」

 

「そうですね。上がいる方が上達は早いですから、伊吹様が私たちより強くなったとしても独走はさせませぬ」

 

どれだけ向いててもこういう頭脳スポーツ系は一人で強くなるのは難しいからね

 

「そっかー、あたしが全力でやっても叩きのめせないのかー……はは、あははははは」

 

落ち着け萃香!何か怖いから!サニーたちが逃げてるから!

 

「いいね!俄然やる気がわいてきたよ!」

 

「今からやってたんじゃ夜が明けちゃうよ。晩飯までに帰るどころか朝飯になっちゃうよ」

 

「そうですね。今からとなると駒とルールの説明だけでも日が暮れましょう。日を改めた方がいい」

 

今日は晩飯のおかずを確保しに来たんだし、本題に戻ろう




大将棋が流行ってしばらくしてから、もうちょっと短い時間で手軽に指せるように中将棋や将棋が生まれたらしい

最近までは将棋が先で大将棋は暇人が作った追加ルール版だと思われてたみたいだけど、大将棋の方が古いことがわかっんだとか
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