※この作品はR-18です。

東方妄想記   作:ガラフ

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餞別を貰ったらしい

「はぁー、ごちそうさま」

 

米粉フライが美味いのはわかってたが、米粉唐揚げがうまくいくとは思わんかったな

 

「「「「「「御馳走様でした」」」」」」

 

こいつらいつも丁寧だよな

 

育ちの違い……というよりは意識の違いか

 

「片付けたら風呂入って今日は終了かな?」

 

「片付けは私がやっといてやるから先入って来いよ」

 

「私も片付けるわ。家主だしね」

 

居候の心構えとしては雑用は率先してやるべきなんだが、家主としては居候を使うのは遠慮したいんだよな

 

その辺の駆け引きは家によって違うんだろうけど、適度に手を出していけばいいだろう

 

「そう?じゃ、お先ー」

 

「あたしが案内してあげるわ!」

 

「その前にタオルとか垢すりとか用意しないと」

 

「着替えもね~」

 

子供で垢すり派は珍しい気がするな

 

っていうか俺着替え持ってねぇ

 

「霊夢どうしよう、俺の着替えがないことに今更気が付いた」

 

「それならそこの引き出しに入ってるのを使えばいいわ」

 

引き出し引き出し……

 

「これか」

 

絶滅危惧種の白パンじゃないか。これ穿くのは小学生以来だな

 

「パンツとシャツと靴下、と」

 

なんだこの靴下?親指だけ別れてら

 

足袋ならともかく靴下でこれは変じゃないか?

 

「霊夢は何で男物の下着を持ってるんだ?」

 

それは俺も気になるな。サイズがちょうどいいことも含めて

 

「スキマ妖怪からの餞別よ」

 

どのタイミングで来てたんだろうかとか、このチョイスはどうなんだとか考えるのは無駄なんだろうな

 

「紫が来てたんならそいつのことも聞けたんじゃないのか?」

 

「彼の着替えを用意しておきましたって手紙が降ってきただけよ」

 

接触は避けられてるのか?

 

「そりゃまた判断に困るところだな」

 

「紫のやることは気にするだけ無駄だよー」

 

古くからの友人にそう言われるとどうしようもないな

 

「何でもいいじゃない!着替えがあるなら早くいきましょ!」

 

そうだな。今は温泉にゆっくり浸かることだけ考えてよう

 

お前らの用意が早いことは気にしないでおこう

 

「よっし、行こう行こう」

 

しっかし、山の中の温泉かぁ……灯りはどうしてるんだろう?

 

場所的に人間の利用客はほとんどいなさそうだし、夜目の効く妖怪用と考えると灯りは用意されてないかもしれないな

 

ってかこの道イタドリ採ったところだな

 

妙に開けてると思ったら普段から温泉との往来で踏み開けられてたのか

 

「清衡!あたしたちが清衡のこと洗ってあげるから清衡はあたしたちの体を洗ってちょうだい!」

 

「いいけど、それ時間かかりそうだな」

 

あと、その羽はどう扱えばいいんだ?

 

「大丈夫ですよ、洗ってほしいのは一ヶ所だけですから」

 

「お兄ちゃんのブラシで~体の中をゴシゴシ洗ってほしいの~」

 

……お前らそんな相談しながら歩いてたのかよ

 

「あはは、石鹸が後から出るのが難点だねー」

 

萃香はいつも乗っかってる気がするけど、ちょっとは止めようと思わないのかね?

 

「凄く魅力的な提案だが、そういうのは明日からなー」

 

男に対する警戒心が無くなっただけって仮説は間違いかもしれんな

 

素でこんなエロ発言かますとは思えないし

 

いや、妖精は奔放で好奇心に忠実な種族らしいし、素でこれって可能性はあるのか




俺の周りでは白パンって言われてたけど、これ今は白ブリーフって言うらしいね

今は白パン=女の子の純白パンツだとかなんとか
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