「あんたたち、この暗い中でそんな風にぼんやり光ってたら人魂みたいよ?」
「萃香に止められてなかったら撃ってたぜ」
危ねぇなおい!
ってか風呂場にミニ八卦炉持ち込むなよ
「二人とも片付けお疲れ様。萃香もありがとね」
「はいはい。それよりその三人はどうしたの?」
「恐ろしいくらいにべったりじゃないか」
それは俺も思った
男に抱き着いてだらしない笑みを浮かべる子供とか犯罪臭しかしないよね
「妖精なんだし気にするだけ無駄だよー」
風呂の縁に背中もたれかけて月見酒とか羨ましすぎるぞ萃香
「まぁ、妖精のやることは気にしないのが一番だよな。私にもちょっと分けてくれよ」
「それもそうね。私もちょっと飲みたいわ」
「杯とお盆持って来ればよかったねぇ」
風呂に浮かせたお盆に酒と肴乗せるあれって凄い発想だよな
「お盆ならそこに浮いてるよ~?」
んなわけねー、と思ったらほんとに浮いてるな
「おぉ?ほんとに浮いてるな」
「杯も3つ乗ってるし、どう考えても紫の仕業ね」
「見てるなら出てくればいいのにねー」
ほんとにな
こんなしょうもないサービスするくらい注視してるなら出てきて話してくれたらいいのにな
ところでスターさんや、交代早々にナニしようとしてるのかな?
「何考えてるのかは置いといてありがたく使わせてもらえばいいでしょ」
「だねー。……ほい、注いだよー」
「じゃ、月夜に乾杯!」
突き出した腕の下に覗く腋と胸のラインに乾杯
「かぁーっ、やっぱりこの酒は強いな!」
「んー、すぐ逆上せちゃいそう。やっぱりお風呂で飲むなら普通のお酒を用意するべきね」
「そんなこと言ってるともうあげないよー?」
「まあまあ、ゆっくりちびちび飲むにはいい感じだし、これはこれでいいと思うぞ?」
魔理沙みたいにグイッといくのに向いてないだけだよ
あとスターは大人しくしててくれ
「んへへー、清衡ー」
「あうっ、もう~」
スターの蛮行を阻止したところはナイスだが、萃香は萃香で危ない気がするな
「大丈夫か?逆上せたんじゃないか?」
違うのはわかってるが今はルナにその場所を譲ってもらわないと後が面倒になるのが目に見えてるからな
「むー、清衡もあたしを邪険にするのかー!」
「邪険にしてたら今頃萎びてるよ」
ということで今は離れておくれ
「……ねぇ、二人で清衡のこと押さえててくれない?」
「「へ?」」
あの?萃香さん?
「お湯が汚れるから止めて頂戴」
「そうだぜ、やるなら布団の中でやるべきだ」
魔理沙は乙女だなぁ
「むー、ずっとお預けでいい加減限界なんだけど?」
俺も限界近いんで自重してくださいほんと切実に
「私にそんなこと言われてもどうにもできないわよ」
「右に同じだな」
「清衡には清衡のルールがあるんでしょ?」
「我儘ばっかりだと嫌われちゃいますよ?」
「自重するべき~」
フルボッコだなおい
「う゛ー清衡ー」
泣くのかよ……
「鬼の目にも涙か?酒呑童子の名が泣くぞ?ほら笑って笑って。せっかくの可愛い顔が台無しだぞ?」
泣き顔は泣き顔でそそるけどな
「文がいたら萃香の泣き顔が明日の一面だっただろうな」
この顔が広まったら心臓撃ち抜かれる男が結構いそうだな
霊夢が朝やらせてくれてたら萃香をこんなに待たせなくてよかったのに……
まじどうしてこうなったorz