※この作品はR-18です。

東方妄想記   作:ガラフ

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他にも同居人がいたらしい

…… …… ? …… …… 女の匂い? …… ……

 

…… …… 落ち着く匂いだ …… …… 柔らかい …… ……

 

…… …… ? …… …… 女? … 柔らかい? … ………

 

「夢……じゃなかったんだな」

 

っていうかあれ?服着てる?

 

昨日は布団被っただけで寝たよな?

 

萃香が着せてくれたのか?

 

「おはよう」

 

「ああおはよう」

 

昨日もそうだったけど俺が起きたら霊夢も起きるのな

 

こういうのも相性だよな

 

「私たちって裸で寝てたわよね?」

 

「そのはずだな」

 

たたみもせずに脱ぎ散らかしてたはずだな

 

「何で服着てるのかしら?」

 

「さあ?布団も綺麗になってるし、萃香の仕業なんじゃない?」

 

隣には未使用の布団が昨日のまま残ってるのに、今入ってる布団も綺麗ってのは明らかにおかしいだろ

 

「あの子がそんな気を回すかしら……」

 

萃香は何だかんだ優しいしこういうサービスしてても違和感ないと思うぞ

 

「それは私の仕業よ」

 

今度は誰ぞ

 

「貴女はいつぞやうちに居憑いた騒霊ね。めっきり姿を見なくなったからてっきり消えたものだと思ってたわ」

 

神社に居憑いた騒霊ってあれか

 

「カナ、だっけ?」

 

「あたりよ。人間さん」

 

何だっけ?賑やかなのが好きなんだっけ?

 

「何でまた今更出てきたのかしら?」

 

「これまでは宴会以外に賑やかになることはほとんどなかったけど、これからはこの人間さんが賑やかにしてくれそうだから、ね?」

 

ね?って言われてもわかんねーよ

 

「世話焼いて繋ぎ止めようってわけね」

 

そうなのか?

 

「世話と言っても神社の中でのことに限るけどね」

 

そうなのか

 

「神社の中ってことはお茶淹れてくれたりとか?」

 

「お茶請けから下のお世話まで、できることなら何でもしてあげるわ」

 

下のお世話までねぇ……

 

「なら私が相手できない時はお願いするわね」

 

「ええ、任されたわ」

 

ええ……そこは嫉妬とかないんだ

 

霊夢の基準がよくわからんな

 

「えっと、これからよろしく。で、いいのかな?」

 

「ええ、よろしくね。さ、お洗濯するから着替えて着替えて」

 

ロリっとした見た目なのにお姉さんキャラなのか

 

これはこれでいいな

 

「着替え着替え……って俺パンツ穿いてないじゃん。服も見当たらないし、これどうしたら?」

 

「パンツとシャツは紫のがあるでしょ。上からこれ着てればいいわ」

 

どうでもいいけどその言い方だと紫が使ってる下着みたいに聞こえるぞ

 

ってか小豆色のジャージって俺が着たら絵面が汚いだろ

 

「これ灰色とか藍色とかないのか?」

 

「その一着だけよ。今日にでも里で服を買わないとね」

 

この格好で買い物は地味にハードル高い気がする

 

「私はもうお洗濯始めるから何か洗うものがあったら早めに持ってきてね」

 

「「ありがとう」」

 

珍しく被ったな

 

「ところで霊夢、これの入手経路は?」

 

香霖堂かな?

 

「ああ、それ永琳に押し付けられたのよ」

 

それって輝夜から剥ぎ取った物なんじゃ……

 

寝起きだからいつもより簡単に元気になっちゃうな

 

「あんた、今何想像したのよ」

 

「何年くらい輝夜が着てたのかなって」

 

輝夜の汗が染み込んだジャージ……絶対高く売れるぞ

 

「月のお姫様のお古だと思って興奮しちゃったの?」

 

「いろいろ妄想を膨らませちゃうのが男って生き物なんだよ」

 

たぶんな

 

「そ。でもそれ、買ったはいいけど使わなかった物だって言ってたわよ」

 

夢がねえなぁ




鈴仙のトレーニングウェアとして買ったものの、鈴仙はもうトレーニングはしなくなったっていう……

でも鈴仙のジャージ姿ならちょっと見たいかも
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