「理由はどうあれ丁度いいわ。そのまま萃香の相手してあげなさい。私はその間に朝ごはん用意してるわ」
今日は確か焼鮭だったな
いや、鮭じゃないけど
……そういう話じゃないよな
このまま萃香と一発ってのは非常に魅力的な展開だ
問題は俺の体力とかその辺だな
「萃香とはどっちかが倒れるまで止めないって約束したから、今から始めるのはまずいな」
倒れるなら夜に倒れるべきだろう
「昨日一日お預けだったのに今日も夜までお預けなのね」
俺が浅慮だったよな
「今日しなきゃならないことって普段着の調達くらいだよな?」
「別に今日すぐ用意しなくてもいいと思うけど?」
小豆色のジャージは絵面的に嫌なんだよ
それに幻想郷で洋服着てるって普通の人間じゃないですよアピールでしかないじゃんね
「いやいや、普通の服はなるべく早く用意するべきだと思うよ」
っていうか昨日人里に行ったときに何で誰も気付かなかったのか……
全員洋服だからか?
「そう?なら朝ごはん食べたら萃香と一緒に行ってらっしゃいな。買った後に連れ込み宿ですればいいでしょうし」
ほほぅ、連れ込み宿とな?
「行こう!すぐ行こう!ね!」
やっぱり聞いてたのね
っていうかテンション高いな
徹夜明けなのとお預けから解放されたのが合わさってるからか?
「待て待て、飯は食わせてくれ。じゃないと一発でダウンしかねん」
今すぐだったら一発やって飯食って再開ってのもありかもしれんが、外うろついた後だと一発やった後には飯食う元気も残ってないかもしれんぞ
「そっか、普通の人間だもんね。よし!精のつくごはんにしよう!」
しよう!って言っても材料がなくね?
精のつくもの……自然薯とか?
「霊夢、この山って自然薯採れる?」
「摂れるけど……あれ探すのは骨よ?」
まあそうなんだよな
龍馬は脱藩前はしょっちゅう山にさぼりに行ってて、毎回自然薯を持って帰って雷が落ちないようにしてたらしいけど、自然薯ってプロでも毎回は発見できない物なんだよな
「特徴は知ってるから、あるとわかってれば摂れるよ!行ってくる!」
おおぅ、小さいけど凄い数の分身だな
「一人で人海戦術取れるのはいいわね。特徴を知らないと意味ないところだったけど」
萃香の便利さが留まるところを知らないな……
ハイスペックにもほどがあるだろお前
「ってことは朝飯は焼鮭ととろろかな?」
「そうね。後は適当にその辺の草を摘んできてお浸しにしましょう」
「そこは昨日と一緒だな」
しかしその辺の草って何か嫌な言い方だな
まぁ、そうそう食う人間が居ないような草は名前なんて知られてないだろうけども
「そうね。じゃ、昨日と同じく布団の片づけよろしく」
「了解」
そっちの使ってないのは押し入れでいいとして、こっちは干すよな
うっし、今日も一日頑張るぞっと
お久しぶりの投稿
正月には萃香で姫始めしたいけど、間に合わせるのは難しそう……