※この作品はR-18です。

東方妄想記   作:ガラフ

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顔はつなげたらしい

「委細承知しました」

 

「面倒掛けてすまないね。ま、断りに来ただけありがたいと思ってちょうだいよ」

 

「ええ、大変ありがたく思いますよ」

 

口元を袖で隠して笑うのって何度見ても芝居がかって見えるな

 

「ところで、清衡さんとお呼びしても?」

 

「お好きなように呼んでください」

 

変な呼び方じゃなければ割とどうでもいいよ

 

「では清衡さん、用事も済んだようですし、お茶でも飲んでいかれませんか?」

 

お茶は今も出てるじゃないか……

 

あ、お茶点てるからお話ししましょうってことか?

 

「どうするよ?」

 

「これ以上お預けが延びるのはごめんだね」

 

ですよねー

 

「ってことなのでまたの機会に」

 

「では家の者には託けておきますので、いつでも都合のいい時に訪ねてくださいな」

 

顔パスできるようにしとくから絶対来いよってことか?

 

「清衡ってば予定を終わらせようとすると予定が増えていくねー」

 

ほんとそれな

 

もっと好き勝手できるもんだと思ってたのになぁ

 

「身一つで流れ着いたのですから、馴染めるまでは忙しくて当然です。身体を壊さない程度に消化していってくださいな」

 

「身体を壊さない程度に、ね」

 

「息抜きしなさいってことでしょ。さあさあ息抜きしに行くよ」

 

どちらかというと体壊す方じゃないかな?

 

「先程もお預けがどうこう言ってましたけど、もしかして今から子作りですか?」

 

「そうだよ?」

 

あっけらかんというなよ

 

「そうですか……もし差し支えなければ、なんですけど、部屋をお貸ししますのでここでしていきませんか?」

 

どういうことだってばよ

 

「あたしは別にいいけど、どうする?」

 

どうする?って言われても困るわ

 

「稗田家って現状ほぼ赤の他人の家じゃん。見られたり聞かれたりってのはちょっと、ねぇ?」

 

ごそごそ音たてるあたり素人臭いけど、床下とか壁の中とかに監視か何かがいるみたいだし

 

「赤の他人とは手厳しいですね。出会ったばかりという意味では他の方もそう変わらないと思いますけど」

 

心の壁というものがあるのだよ

 

「清衡が乗り気じゃないならあたしも乗れないねー。じゃ、もう行くよ」

 

「引き止めてしまって申し訳ありません。またお越しください」

 

「気が向いたらねー」

 

「失礼します」

 

しっかしまぁ、見た目通りの歳のはずなのに妙にしっかりしてるよなぁ

 

「阿礼乙女は清衡の趣味じゃなかったの?」

 

「いや?どうして?」

 

ばっちり子供産んでほしいよ

 

「ここで見せとけばすぐできるだろうにーって思ってね」

 

そういうことね

 

確かに見て興奮してちょっと私もとか言い出しそうな感じではあったな

 

「やっぱ初めては二人きりがいいじゃん?」

 

サニーたちみたいにいつも一緒にいるやつらは一緒にした方がいいんだろうけど

 

「あたしのため?」

 

「んにゃ、自分のため」

 

「ふーん?嘘じゃないみたいだね」

 

わざわざそんな嘘つかないよ

 

「ま、あたしのためとか言ってたら軽蔑してたところだよー」

 

そいつはいかんな

 

「萃香に軽蔑されたらショックで引きこもるかもしれんな」

 

「自殺じゃないんだ」

 

「一応使命ある身っぽいしね」

 

自殺しようとしたらスキマに回収されるんじゃないかな?

 

その後カウンセリングがあるのか捨てられるのかはわからんけど

 

「あはは、こりゃ一本取られたね」

 

どういう基準だよ

 

「ねえ清衡」

 

「ん?」

 

「子供、いっぱい産ませてね?」

 

「おう」




何か最終回臭漂ってるけど、そんなことはない

海外出張の予定がぶち込まれたので、しばらく更新が止まると思いんす

……ぶっちゃけどこまで用意すれば万全なのかわからなくて不安しかない
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