※この作品はR-18です。

東方妄想記   作:ガラフ

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伊国料理らしい

「こんばんは」

 

「こんばんは。お邪魔してるわ」

 

「よっ」

 

ふむ、見た感じ洋風ってくらいで普通の料理っぽいな

 

そんなに洒落た感じはしないけど、仕上げで化けるのかな?

 

「何作ってるんだ?」

 

「お前が増血薬は生臭くないのがいいっていったからな」

 

料理に混ぜたのか……

 

その発想は十中八九失敗作しか生まれないと思うんだが

 

「そんな変な顔しなくても大丈夫よ。普通の薬ならともかく、私が手掛けた魔法薬は料理との相性抜群なんだから」

 

パチュリーが言うと説得力あるな

 

とてもお腐れ様だとは思えない

 

「おい!何で私が言うと嫌そうな顔してパチュリーが言うとほっとした顔するんだよ!」

 

「薬と料理の組み合わせは基本的にゲロマズだからな」

 

場合によっては毒にもなるしな

 

「それはわかる。そうじゃなくて、何で私とパチュリーで反応が違うんだって聞いてんだよ!」

 

それは、ほら、ねぇ?

 

「私とは魔法使いとしての信用度が違うんでしょ」

 

「うぐっ、それを言われちゃ言い返せないな」

 

任せておけとか言っててパチュリーに頼ってる現状からしてもう信用も何もないよな

 

意固地になってやらかす奴よりよっぽど好感持てるけど

 

「ほらほら、落ち込んでないでそれ仕上げてちょうだい。私はこっち仕上げるから」

 

「そうだな。一応言っとくけど、薬自体は私が作ったもんだからな?」

 

さすがにそこまで疑ってはいないよ

 

「ははは、何か手伝う?」

 

「もう出来上がるし、そこのボレンタを持っていってちょうだい」

 

ボレンタって言ったらトウモロコシ粉のパンみたいなもんだったよな

 

聞いたことはあったけど見るのは初めてだわ

 

「はいよー」

 

確かイタリア料理だったっけか……

 

何かホットケーキみたいだな

 

味ついてるのかな?何かかけて食べるのかな?

 

「もう仕上げにかかったみたい。とりあえず主食これだって」

 

「えらく黄色いパンだね」

 

「ボレンタって言ってたからたぶんトウモロコシの色だよ」

 

白いトウモロコシで作ったら白くなるのかな?

 

「知ってる料理なの?」

 

「いや、名前しか知らんよ」

 

イタリアっていうとパスタ中毒とかピザ大国ってイメージがある

 

パスタでもピザでもない料理なんてほとんど知らねえわ

 

「できたぞー!運んでくれー!」

 

「待ってましたー!」

 

危なっ!?

 

人の脇駆け抜けるなよ!角があたるところだったぞ!

 

「これってどこの料理なの?」

 

「たぶんイタリアだと思う」

 

「伊太利っていうと羅馬の?」

 

「そうそうローマ」

 

自信ないけど、確か合ってたはず

 

「紅魔館は倫敦の辺りにあったって聞いたんだけど、パチュリーは英吉利出身じゃないのかしら」

 

紅魔館の連中はみんな出身地バラバラじゃね?

 

「魔女の過去を探るのはよくないわ。敵対宣言と受け取られても文句言えないのよ?」

 

そうなのか?

 

「そんなことどうでもいいじゃない。さっさと食べようよ」

 

そうだな。食べよう食べよう




イタリア料理ってなんとなくお洒落な見た目してるよね
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