「ごちそうさま」
なかなか美味かったな
「「ごちそうさまでした」」
「おう」
魔理沙がドヤるところじゃないと思うんだが
「お粗末さま。食後にアフォガートかフロートはいかが?」
阿保ガード?と浮き?
「何だそれ?」
「アイスクリームに濃い味の飲み物をかけるのがアフォガートで、普通の味の飲み物にアイスクリームを浮かべたのがフロートよ」
アフォガートは知らんけど、フロートはクリームソーダのことかな?
その二択ならアフォガートを貰おうかな
「じゃ、アフォガートで」
「私も同じで」
「あたしもー!」
「なら私はフロートにするかな」
そこであえて選択を変えた意図は何だよ
まあ、何となくだと思うけど
「飲み物は紅茶とコーヒーがあるけれど、どちらがいいかしら?」
アイスと紅茶って合いそうな気がしないな
「コーヒーで」
「私もそれでいいわ」
「あたしもー!」
「ソーダはないのか?」
やっぱクリームソーダなのか
っていうか魔理沙は飲んだことあるんだな
「レモネードならあるわよ」
炭酸のレモネードってそれラムネじゃん
ラムネとアイスクリーム組み合わせるよりラムネをアイスキャンディーにした方がよくね?
あ、でもラムネのアイスキャンディーの中にアイスクリームが入ってる商品あったな
ってことは合うのか
「じゃ、それで」
「はいはい。コーヒーはエスプレッソでいいかしら?」
わざわざ聞いてくるってことはヨーロッパのコーヒーミルクくらいの量しかないやつか
あれ、使う豆の量は一緒なのに一口分しかないから濃さがえげつないんだよな
あ、でもアイスクリームにかけるんだし、溶けたアイスクリームと混ざるのか
「エスプレッソで」
「二人も一緒ね?」
「「よくおわかりで」」
そりゃわかるだろ
「すぐに用意するからちょっと待っててちょうだい」
エスプレッソってそこそこ時間かかったような……
「待ってる間に皿洗いでもするかな」
「片づけは私がします。座って待っててあげなさいな」
あー、待ってる間に席を立って何かするのは失礼なんだっけ?
日本でも地域によってその辺のマナーはまちまちだよな
「はーい」
「清衡とカナのやり取り見てると何か尻に敷かれてる感じがするよな」
そうか?
「あーそれあたしも思った!何か逆らえない雰囲気出てるよねー」
特に逆らう必要ないだけだろ
「頼れるお姉ちゃんって雰囲気がいいのかしら」
まあ、確かに俺は長子だったし、お姉ちゃんへの憧れはあるかもしれんな
「あら、清君はカナお姉ちゃんに甘えたいの?」
何その急に作ったようなキャラ!
すっげえよしよしされたくて何か悔しいんだけど!
「目の色が変わったな」
「あれは目を離したら間違いなく甘えるねー」
「私に甘えてくれたらいいのに」
お前ら……
「うふふ、パチュリーちゃんのお菓子食べたら耳かきしましょうねー」
耳かきプレイとな!?
いけません、いけませんぞ!
そんな、膝枕確定なうえに股座に顔を埋めちゃうような……
「ふひっ」
あっやべ!
変な笑い漏れた!
「デレッデレだな」
うるせえ!
「あたしもしてみようかな」
萃香ってそういうの苦手そうなイメージが……
「あんたがやったら鼓膜突き破りそうだからやめなさい」
それはマジで洒落にならん……
「そういう霊夢だって人にしてあげたことないんでしょ?」
誰にやるんだって話だよな
「そうそう、だからその耳かきはしまっとけって」
いつの間に出したんだ?
「萃香、あんたもやりたいんでしょ?お互いに練習台になるってのはどうかしら?」
「それはいいかもねー」
霊萃は俺の酔い醒まし……何かしっくりこないな
長子=一番年上の子供