「清衡遅い!」
「お米は研ぎ終わってますよ」
「おかずは~何作る~?」
米なんて2分もあれば研げるもんな
無駄話なんかしてたら待たせるのも当然だよな
「いや~悪い悪い。おかずの前に確認したいんだが、何合研いでくれたんだ?」
「6合にしといたよ。足りなきゃあたしが控えるし、多けりゃあたしが片付けるよ」
魔理沙が来なかったら丁度よかったかな
「萃香はお母さんみたいだな。魔理沙が増えた分はみんながちょっとずつ控えたら丁度いいだろうし、おかずの方で芋とか使えばいいんじゃないか?」
「それならそこの扉開けたら里芋が入ってるはずよ」
霊夢はこういうところは的確にフォローしてくれるよな
「いぃねぇ。煮っ転がしにしようよ!」
萃香はまぁ、酒に合わせるよな
「俺としては茹でただけのやつを醤油で頂きたいところだが、まぁ、萃香に任せるよ。いいよな?」
「私は構わないわ」
「私は美味けりゃ何でもいいぜ」
「「「同じく!」」」
「よ~し、美味しく煮たげるから覚悟しろ~」
頼もしいこってすな
煮っ転がしなら味は濃いめだろうし、何かさっぱりしたものを作るべきか
「三人も皮むきを手伝え~」
「「「イエッサー!」」」
チビ組は楽しそうでいいな
っていうかみんなでワイワイやるのってイイな
「じゃ、私は炊飯担当ね。慣れてる人がやるべきでしょうし」
だな。始めチョロチョロ中パッパとか言われても釜焚きは素人には無理ですわ
「私はキノコ汁を作るかな。嫌いなキノコとかあるかー?」
「「「「「「無し!」」」」」」
「よっしゃー!魔理沙スペシャルにしてやるぜ!」
変な効果があるやつは勘弁してほしいが、まぁ楽しみだな
「霊夢、この辺ってイタドリ生えてるか?」
「裏山をちょっと降りたところに生えてるわよ」
「じゃぁ取ってきて酢の物にするわ」
イタドリってなんか癖になるんだよね
「あんたもこっち側だったのか」
こっち側って何だよ、貧乏暮らし組って言いたいのか?
「さてね。野草食いなんて別段珍しくないだろう?」
「そうか、まぁ、今度おすすめのキノコスポット教えてやるよ」
警戒心が消えてない状態で言われると尋問の場を作ろうとしてるように聞こえるな
「おぅ。楽しみにしとくよ」
実際、食えるキノコの紹介はありがたいし、魔理沙なら殺される心配はしなくていいだろうしな
「じゃぁあたしは川の釣りポイントでも教えようかね?」
萃香は最悪殺される心配があるんだよなぁ
「釣りなら私たちの出番ね!」
「どういうことだ?」
二人きりにならないのは現時点ではありがたいが……
「私の力で見えなくなって」
ほう
「私の力で音を出なくして」
ほう
「僕が~お魚さんの~居場所を見つける~」
なるほど
「確かに素で釣るよりは釣果が期待できそうだな」
「そういう無粋なのは好きじゃないんだけどねぇ。まぁ、初心者なら釣果優先の方がいいのかな?」
「ははは、慣れたら魚との駆け引きも楽しいんだろうけどね」
うん。萃香の警戒が解けたら二人で行こう
イタドリって最近見かけないな