※この作品はR-18です。

東方妄想記   作:ガラフ

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自分で着たいらしい

夕方から紅魔館に行くとして、今はどうするかな……

 

「あ、霊夢って今から暇?」

 

暇だったらちゃんとした着物の着方を教わっとこう

 

「暇じゃないわね。何か頼み事?」

 

ありゃ、用事があったか

 

「ちょっとね。着物のちゃんとした着方を教えてもらえたら嬉しかったんだけど」

 

今のところ一人じゃできない子だし

 

一人でできるもんって言えないのはまずいっしょ

 

「それならカナにでもに聞けば教えてくれるんじゃない?」

 

ああ、世話焼くの好きそうだもんな

 

「知ってれば教えてくれそうだけど、知らなそうじゃない?」

 

外人キャラで洋服着てるんだし……

 

「そうね。残念だけど私は着物はわからないわ。着付けは他を当たってくれる?」

 

まあ、そうなるな

 

っていうか壁から出てくるなし

 

確かに幽霊の類だけどさぁ……

 

「なら萃香に頼めばいいでしょ」

 

結局そこに落ち着くのな

 

「何か萃香に頼ってばっかりな気がする」

 

実際は頼ってるって言うほどじゃないかもだけど、何かあるととりあえず萃香って流れが出来つつあるような……

 

「そうかしら?まあそれでもいいんじゃない?」

 

問題があるわけじゃないから、それでいいっちゃいいんだけどね

 

「頼ってるって意識があるとさ、その分遠慮しちゃうじゃん?」

 

遠慮があるとよそよそしく感じられたりするし、できれば気分的にトントンぐらいに収めたいよね

 

気分なんて主観でしかないから、お互いにちょうどいいと思えることはなかなかないんだけどさ

 

「私としてはその程度のことで遠慮されるとおもしろくないな~」

 

いきなり負ぶさってくるのやめーや

 

ぎっくり腰になったらどうしてくれる

 

えーりんなら治せるのかな?

 

「急に圧し掛かられると腰に来るんだけど」

 

ってか、壁から出てきたり負ぶさる形で霧から戻ったり、妙に心臓に悪い登場が続くな

 

「おっとごめんよ。腰を悪くしちゃ大変だ」

 

腰だっつってんのにナニ擦るなよ

 

「でもホント、こんなことで遠慮なんてやめてよね~。アレ持って来いソレ持って来いみたいなしょーもない頼り方されるとイラッとしちゃうけどさ~、そういうのじゃないじゃん?」

 

まあそうだな

 

「んじゃ、一丁頼むよ」

 

「まっかせといて~」

 

「それじゃ私はもう行くわね」

 

話がまとまるまで待っててくれたのか

 

こりゃ悪いことしちゃったな

 

「行ってらっしゃい。ん……」

 

自分からするのってやっぱ恥ずかしいわ

 

「行ってきます」

 

霊夢も真っ赤じゃん

 

やらなかったら文句言うけど、やられると恥ずかしいのか

 

「お~お~二人して真っ赤ですな~。いや~見てるこっちまで恥ずかしくなってきちゃうよ~」

 

そんなこと言われると余計恥ずかしくなるっての

 

あ、逃げるように飛んでった

 

「ありゃりゃ、えらく飛ばして行っちゃったね。何も全力で逃げるこたないだろうに」

 

いやー、逃げられるなら逃げたいだろ

 

俺も逃げたいし

 

でも、こういうのも慣れていかないとなんだよな




霊夢の用事ってなんじゃろか
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