夕方から紅魔館に行くとして、今はどうするかな……
「あ、霊夢って今から暇?」
暇だったらちゃんとした着物の着方を教わっとこう
「暇じゃないわね。何か頼み事?」
ありゃ、用事があったか
「ちょっとね。着物のちゃんとした着方を教えてもらえたら嬉しかったんだけど」
今のところ一人じゃできない子だし
一人でできるもんって言えないのはまずいっしょ
「それならカナにでもに聞けば教えてくれるんじゃない?」
ああ、世話焼くの好きそうだもんな
「知ってれば教えてくれそうだけど、知らなそうじゃない?」
外人キャラで洋服着てるんだし……
「そうね。残念だけど私は着物はわからないわ。着付けは他を当たってくれる?」
まあ、そうなるな
っていうか壁から出てくるなし
確かに幽霊の類だけどさぁ……
「なら萃香に頼めばいいでしょ」
結局そこに落ち着くのな
「何か萃香に頼ってばっかりな気がする」
実際は頼ってるって言うほどじゃないかもだけど、何かあるととりあえず萃香って流れが出来つつあるような……
「そうかしら?まあそれでもいいんじゃない?」
問題があるわけじゃないから、それでいいっちゃいいんだけどね
「頼ってるって意識があるとさ、その分遠慮しちゃうじゃん?」
遠慮があるとよそよそしく感じられたりするし、できれば気分的にトントンぐらいに収めたいよね
気分なんて主観でしかないから、お互いにちょうどいいと思えることはなかなかないんだけどさ
「私としてはその程度のことで遠慮されるとおもしろくないな~」
いきなり負ぶさってくるのやめーや
ぎっくり腰になったらどうしてくれる
えーりんなら治せるのかな?
「急に圧し掛かられると腰に来るんだけど」
ってか、壁から出てきたり負ぶさる形で霧から戻ったり、妙に心臓に悪い登場が続くな
「おっとごめんよ。腰を悪くしちゃ大変だ」
腰だっつってんのにナニ擦るなよ
「でもホント、こんなことで遠慮なんてやめてよね~。アレ持って来いソレ持って来いみたいなしょーもない頼り方されるとイラッとしちゃうけどさ~、そういうのじゃないじゃん?」
まあそうだな
「んじゃ、一丁頼むよ」
「まっかせといて~」
「それじゃ私はもう行くわね」
話がまとまるまで待っててくれたのか
こりゃ悪いことしちゃったな
「行ってらっしゃい。ん……」
自分からするのってやっぱ恥ずかしいわ
「行ってきます」
霊夢も真っ赤じゃん
やらなかったら文句言うけど、やられると恥ずかしいのか
「お~お~二人して真っ赤ですな~。いや~見てるこっちまで恥ずかしくなってきちゃうよ~」
そんなこと言われると余計恥ずかしくなるっての
あ、逃げるように飛んでった
「ありゃりゃ、えらく飛ばして行っちゃったね。何も全力で逃げるこたないだろうに」
いやー、逃げられるなら逃げたいだろ
俺も逃げたいし
でも、こういうのも慣れていかないとなんだよな
霊夢の用事ってなんじゃろか