※この作品はR-18です。

ヒーローの卵   作:カンテラ

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第十話(拳藤 一佳、八百万 百)

 ヒーロー殺しが逮捕された。今日は朝からどのテレビ局でもその話題で持ちきりで、ネットでも大いに盛り上がっていた。ヒーロー殺しを倒したのは燃焼系ヒーロー『エンデヴァ―』と書かれていたが、本当はデク君、飯田君、轟君たち主人公勢だったはず。

 

 

 まぁ原作のストーリー通りにいったんだろう。俺にとってはそれよりも今日やることの方が大事だ。

 

 

 

 俺は今日まで、隙をみては八百万さんたちに訓練と称したセクハラを続けてきた。女性の姿で軽めのスキンシップを継続したおかげで、二人は触られることに慣れ始めている。

 二人は自信をつけてきたからか、胸を軽く揉んでみたり内股に手を滑らせても何も言ってこなくなった。

 

 

 だから今日は男の姿で彼女たちに会いに行こう。今日はどうなるのか楽しみで仕方がない。

 

 

 

「今日はよろしくね、二人とも」

 

 

 いつも通りの軽いあいさつに二人は困惑している。まぁ男が現れたんだから無理もない。

 

 

「え……」

 

 

「女性の方ではないのですか?」

 

 

 職場体験も半ばにさしかかろうとしているんだ。もうそろそろ次のステップに進ませてもらおう。

 

 

 

「いつまでも女性相手だと意味がないからね。まずは体に触られるのに慣れて、次は男に触られるのに慣れていこうって話」

 

 

 現在ウワバミはヒーロー殺しの特番生放送に出演している。『オールマイト』以降最大最悪の殺人事件で、歴史に刻まれるかもしれない大事件。

 

 

 ウワバミ以外にも数名のヒーローや評論家などが長時間それについて討論したり、ヒーロー殺しについての情報を伝えていくといった内容だ。

 

 

 なので今日は比較的長く八百万さんたちと一緒にいられる。

 

 

「いや、でも男の人に触られるのはちょっと」

 

 

「男の触り方は女性のそれとは大違い。ちゃんと知っておかないと本番でセクハラされたら対応できないよ。さ、拳藤さん」

 

 

 俺はまず抵抗感が強い拳藤さんに手を出す。八百万さんは抵抗感があるというよりどうしたらいいか困惑していたので、後からでも大丈夫だろう。

 

 

「今日は前からやってる練習とそんなに変わりないからさ。力抜いてやってくれたらいいよ」

 

 

(いや、無理でしょう。変なことしてきたらぶっとばしてやる)

 

 

 ジト目でこちらを見てくる拳藤さんを椅子に浅く座らせる。手を握りしめながらゆっくりとした動作で座る拳藤さん。いきなり胸を触ろうものなら確実に殴られるだろう。

 

 

「じゃあまずは手を握るところから。さ、どうぞ」

 

 

(手……か。手ならまぁ)

 

 

 俺が右手を差し出すと、拳藤さんはためらいがちに握り返してくる。

 男相手で緊張しているのか、手が少し汗ばんでいる。

 

 

「どうだい、握ってみた感想は」

 

 

「まぁ、男の人だけあって大きくてゴツゴツしてます。……!」

 

 

 俺は握手している手の指を撫でる様に動かす。手の甲を指で這われる感触に、拳藤さんは顔をしかめる。

 

 

「こうやって握手の仕方ひとつで変わってくるんだ。いきなりこうされて動揺するのを見て楽しむ奴がいるんだよ」

 

 

 俺はそう適当に説明しながら左手も使って拳藤さんの右手を包み込む。その際、さっと触るのではなく相手に嫌悪感を与えるために手を這わせながらいやらしく触る。

 

 

「なるほど。確かにこれは気持ち悪いですね」

 

 

 俺は擦っていた左手を拳藤さんの手から腕に移していく。その腕は細く、男の手で掴まれたら振りほどけそうにない弱弱しさを感じる。

 徐々に体に近づいていく俺の左手に、拳藤さんは嫌悪感をさらに強めていく。俺は肩を撫でまわすと、再び手首まで擦っていき何度も手を往復させる。

 

 

「これはどうだい?」

 

 

「女の人に触られた時より手の動きがやらしいっていうか、ねっとりした動きがすごく……気持ち悪い」

 

 

 拳藤さんは擦られている腕を見ていたのに、わざわざこちらの目を見てから感想を言ってくる。

 威嚇の意味を込めて睨み付けているかもしれないが怖くない。むしろその顔を羞恥に染めたくてうずうずしてくる。

 

 

「そうやって睨むのはだめだね。ヒーローはどんな時でも余裕をもたなきゃ。」

 

 

 俺が一旦両手を離すと、拳藤さんは触られたところを自身の手で擦りながらこちらを睨み続ける。

 

 

「いきなりこんな触り方されて余裕でいられるわけないって」

 

 

「だからそのための特訓だよ。触られても平気な顔で、やんわりと相手を制するためには慣れが必要だからさ。男がやらないと効果ないよ。『Plus Ultra!』でしょ? これぐらい乗り越えてこうよ」

 

 

「これぐらいって……。ハァ、いいわ。やってやろうじゃん」

 

 

 やっとやる気になってくれたようだ。

 

 

「ただし、もし変なことしようとしたら容赦なくぶっ飛ばすから。八百万さんもしっかり見張っててね」

 

 

「はい、まかせてください!」

 

 

 拳藤さんは手の平に拳を当て、不敵な笑みを浮かべながら俺に警告してくる。どこまでが変なことに含まれるんだろうか。

 

 

「よし、じゃあ本格的に始めていこう。まずは脚からね」

 

 

 俺はスリットに手を滑り込ませ、太ももに触れる。その際、触れる部分の感度を高める。そして一度手を離す。

 

 

「ん……!」

(何……? 今ぴりっとした感じが)

 

 

 今まで触られたときとは違う刺激に思わず声が出てしまった拳藤さん。それをごまかすように咳をする。

 

 

「どう? この触り方は」

 

 

「さっきと同じ……。き、気持ち悪いだけです」

(触られるたびにくすぐったいというか、なんだこの感じ)

 

 

 触っては離しを繰り返しながら拳藤さんに感想を求める。気持ち悪いというだけで、別の感覚については話す気はないようだ。

 

 

「んっ……、ん! ん、ふっ……んん」

 

 

 リズム良く叩くように触り続けると、その度に声を出してしまう拳藤さん。ここまで肌が敏感になることはなかっただろうから、刺激に慣れていないんだろう。

 

 

 それでも声を我慢しようと口をつぐんでいる顔は非常にそそられるものがある。姉御肌でバッサリとした性格の女の子の痴態を楽しみながら、俺は叩いていた手を脚に沿って撫でていく。

 

 

「んはぁっ!」

 

 

 拳藤さんは突然太もも一帯に伝わった刺激に耐えられず声を出してしまう。

 そこからふとももを愛撫し続けると拳藤さんは声を押さえられなくなっていった。

 

 

「ちょっ、ちょっとタイム……んやぁ。待って、あぁぁ……あっ、これダメ……はぅ」

 

 

「ほらほら、頑張って耐えなきゃ。それとももう俺をふっとばすかい?」

 

 

 俺が撫でているのは脚で、胸やお尻などと比べたらまだ我慢できるはずであろう場所。

 拳藤さんは顔を真っ赤にして睨んではいるが、俺をどうこうする様子はない。

 その顔には嫌悪感とはまた違った表情がにじみ出てきている。

 

 

(これは止めた方がいいのでしょうか。触られている箇所は昨日までと同じところ。ですが、明らかに反応が違いますわ)

 

 

 そんなクラスメイトの反応に、八百万さんは俺を制裁するかどうか迷っている。

 

 

(気持ち悪そうにしているはずなのに、どこか違うような)

 

 

「八百万さん、今の拳藤さんを見てどう思う?」

 

 

「へっ!? あの、嫌がっているようなのですが、どこか……その」

 

 

 八百万さんは拳藤さんから感じた違和感を言おうか迷っているようで、目を泳がせている。

 そうしている間も俺は手を這わせ、拳藤さんのスラッとした脚の若々しい張りを楽しんでいた。往復させればさせるほど、拳藤さんは体を震わせ懸命に我慢する。

 

 

「う……はぁ。ぁ……んで」

(昨日までと同じところなのに、何でこんなに感じ方がちがうの!?)

 

 

「そう、嫌がっているけどこんな反応したら、もっとやってもいいって男は思っちゃうんだ」

 

 

「そんな……んっ! 勝手な……!」

 

 

 まぁ感度を上げているからすぐ感じてしまうわけで、本来はここまで反応しないけど。

 男性経験の少ない彼女はそれを知ることはない。

 

 俺は次に拳藤さんの太ももを指で挟み込む。

 

 

「んはぁああ!」

 

 

 弾力のある肌をむにむにと挟めば、拳藤さんは敏感な肌ともも肉を同時に刺激され、声を荒げてしまう。

 

 

(声、我慢できない! もしかしてこの感じって)

 

 

「もしかして気持ち悪い以外に何か感じてきてる?」

 

 

「いや、気持ちっ……悪い、だけですけど。んっ……はぁ」

 

 

 どうやら拳藤さんはこの刺激が何なのかようやく理解してきたようだ。

 

 

「まぁそれしか感じられないよねぇ。これで気持ちいいとか感じちゃってたらおかしいよね」

 

 

(気持ち悪いのに、なんで触られてるだけでこんな)

 

 

 気持ち悪いと言った手前、触られて感じてますなんて言えるはずもなく、拳藤さんは何も言えず徐々に快楽に蝕まれていく。

 

 

「ゃ、まだ……終わらないんっ……ですか?」

 

 

「まだまだ、拳藤さんはスリットで脚をやらしく魅せてるからここを重点的にやらないと」

 

 

「やらしいって、あっ。そんなつもりじゃ……ぁ、んんっ!」

 

 

 俺は空いていたもう片方の手を拳藤さんの太ももの裏に持っていく。そして拳藤さんの太ももを上下から挟む。

 太ももの裏は表側よりも肉があるので、より柔らかく手で掴みやすい。

 

 

「あっ、はぁ……んん。んふぅ、ん……んぁ」

 

 

 それから数分間、拳藤さんの太ももをまさぐり続ける。すると、拳藤さんは刺激に慣れてきたようで、声を出さないよう口の中でくぐもらせている。

 

 

(我慢しなきゃいけないのに、触られれば触られるほど気持ち……良く。早く終わってくれないかな……)

 

 

 だがしかし、嫌悪感にも慣れてきたことで快感がそれを上回り、拳藤さんはより感じてきてしまっていた。

 透視で拳藤さんの股を覗いてみると、スパッツは少し湿り気を帯びていた。

 

 

「そろそろ触られるのに慣れてきたかな?」

 

 

 俺が助け船を出すと、拳藤さんは何度も頷いてきた。

 

 

「そうか、それじゃあ」

 

 

(やっと……終わり)

 

 

「反対の方もやろうか」

 

 

「へ?」

 

 

 解放されると思っていたようだが残念まだ続けるぞ。感じてきたせいで息が荒くなくなっている拳藤さんはまだ終わらないことを理解して、涙を浮かべ始める。

 そんな興奮と絶望を混ぜこんだ表情を楽しんでいると、

 

 

「あ、あの! 次は私の番ですわ」

 

 

 八百万さんが交代するよう申し出てきた。

 

 

「拳藤さんは疲れているご様子なので、休ませてあげてください」

 

 

「ふぅん、わかった。じゃあ拳藤さんはこれで終わり。休憩しといて」

 

 

 無理矢理続けても良かったが、まぁ八百万さんからやってくださいと言うならそれもまた良し。

 

 拳藤さんは俺から逃げるように、離れた位置に座って息を整えている。その時、全身の感度を上げておいたのでしばらく身動きがとれないだろう。

 これで八百万さんと俺を見張る人間はいなくなった。

 

 

「それじゃあいくよ」

 

 

「あ……お手柔らかに」

 

 

 俺は最初から感度を上げ、八百万さんの両肩に手を置く。すると、八百万さんの体が反応し、少し身を震わせた。

 

 

「ん……」

(この感覚は? 拳藤さんの様子がおかしかったのもこれのせい? こんな感覚は初めてですわ)

 

 

「どうだい八百万さん。男に触られて」

 

 

「ええ、殿方に触れられる機会が余りなくて、その」

 

 

「正直に感じたことを言って大丈夫。今は練習だし」

 

 

 俺は八百万さんの耳元で囁きながら、身を強張らせている彼女の肌を擦っていく。

 

 

「あの、気持ちが悪い以外にも何やら感じたことのない刺激が……して」

 

 

 八百万さんはどうやら性的な刺激を知らないようだ。

 俺は感度を強めながら続きを促す。

 

 

「あ……触られている所が、んっ、ぴりぴりして、くすぐったさとは違う……はぁ、刺激が頭に……んんっ!」

 

 

 拳藤さんが辱しめられていたのを見て興奮していたのか、感度を上げているとはいえ肩から腕を擦るだけで八百万さんは顔を赤らめ息を震えさせている。

 

 

「あ、あの……女性に触られたときはこんなことなかったのに……。これもその、いやらしい触り方のせいなのでしょうか?」

 

 

「あぁ、そうだね。さっき拳藤さんは恥ずかしがって言わなかったけど、俺の触りかたで感じてきてるんだ」

 

 

 俺は八百万さんの耳元で小声で話しかける。拳藤さんは俺に背を向けているので見られても聞かれてもない。彼女は今、自分の体の敏感さに頭が一杯になっていることだろう。

 

 

「ハァ……感じてる、とは?」

 

 

「エクスタシー、性的に興奮してるってことさ」

 

 

 八百万さんは驚いた顔で俺を見るが、顔が近いからかすぐ背ける。

 

 

(エクスタシー……性的、興奮。これが、そうなの?)

 

 

 知識として知っていたようだが体で体感するのは初めてというわけか。

 性的知識を聞かされてさらに顔を赤らめさせる八百万さん。俺は手を彼女の太ももに這わせていく。

 

 

「んっ! ま、待って……はぁっ! お待ちになって、あぁ!」

 

 

 八百万さんの太ももは拳藤さんより肉付きがよく。すべすべした肌をぐにぐにと揉みほぐすことができる。

 

 

「女の人は男に触られると、嫌悪感を示すと同時に感じてしまうんだよ。だからセクハラされて一線を越えさせてしまうこともある」

 

 

「ゃ……やぁ……そんなこと、はっ……ありえない……んんっ!」

(そんな、有り得ない。でも現に……私の体は。これからどうなってしまうの)

 

 

「今はどんな感じだい? 何か変わったところは? 正直に言って。練習の為にさ」

 

 

(……練習の為)

「け……嫌悪感よりも、刺激の方が強く感じてきて、いますわ……ぁぁ。体も……ぁ、徐々に熱くなってきて、くぅッ……!」

 

 

 好奇心が勝ったのか、八百万さんは真面目に正直に感じていることを伝えてくれる。なかなかちょろいぞ八百万さん。

 しばらく太ももで遊んでいると、八百万さんは手で口を押さえ声を我慢し始める。

 

 

「さぁ、もうそろそろ慣れてきたようだし、八百万さんが狙われやすい所を触っていこうか」

 

 

「はぁ……はぁ……、はぇ?」

 

 

 そう言って俺は八百万さんの脇に手を回し、両乳に手を添える。やっとこの巨乳を揉めるぞ。

 八百万さんは突然のことで混乱している。

 

 

「八百万さんはこんな見せ付けるようなスーツを着てるからね。男はここしか見てないようなもんだよ」

 

 

「な……なにを、やんっ! そこは、流石にぃ、破廉恥ですわ……あぁあ!」

 

 

 太ももでも駄目だと思うが、それは今までの訓練のおかげか。俺は八百万さんの制止を無視して胸を揉んでいく。

 まずは下乳を手にのせ、その豊満なバストをたぷたぷと揺らす。放り上げる度に落下し、やらしい脂肪の揺れが手に伝わってくる。

 

 

「破廉恥なところを責めてくるんだ。今のうち慣れないと」

 

 

「あ、あぅ。あぁん……おやめになって……いゃ、はぁん」

(揺すられているだけなのに、胸全体が気持ち良く)

 

 

 感度を上げているおかげで、双丘を揺らしているだけで感じてしまう八百万さん。彼女の身体は徐々に快楽を理解してきているようだ。

 

 

「気持ちよくなってる?」

 

 

「そ……それは」

 

 

 直球で訊いてみたが、さすがに恥ずかしいのか八百万さんは口ごもってしまう。顔をそらしながら口元を手で隠すしぐさが様になっており扇情的だ。

 

 

 俺はそんな八百万さんを尻目に、いままで気になっていたことを確認しようと思う。レオタードに半分おおわれている八百万さんの双丘。そこに指を引っ掛け、隙間から布地に隠された乳首を覗く。ふむ、ニップレスを付けていたか。

 

 

「きゃっ! な、なな何をなさるんですか突然!?」

 

 

 これにはさすがに反応してしまうか。八百万さんは身をよじり胸を守るように腕を組む。

 

 

「ごめんごめん、つい気になって。そうだ、気持ち良くなっているかどうか確認する方法があるんだけどやってみる?」

 

 

「いえ、もう結構ですわっ!」

 

 

 話を逸らしてごまかそうとしたが駄目だった。なら少し強引にいかせてもらおう。

 俺は八百万さんが装着している分厚いベルトを取り外しにかかる。

 

 

「なっ……いい加減に!」

 

 

 八百万さんはとうとう怒って個性を使用してきた。彼女のお腹からパイプのような細長い棒が突き出される。それは俺の顔を狙って伸ばしてきたようだが、来ることが分かっていればなんとか避けられる。

 奇襲を避けられて八百万さんが驚いている間に、俺は念力でベルトの留め具を外し彼女の体から引きはがす。

 

 

「それを返しなさいっ!」

 

 

 八百万さんは席を立ち、腹から出した棒をひっつかみ睨んでくる。

 

 

「返すって。それより股のところ見てみなよ」

 

 

 といっても胸が邪魔で見えないか。俺はベルトを八百万さんにぽいっと投げ返すと同時に彼女に接近する。彼女がベルトに意識をもっていってる隙に距離を詰める。

 俺は片手でパイプを掴みながらもう片方の手で彼女の秘処に手を付け、クリトリスの位置を探す。

 

 

「ひぃっ! んぁ……そんなところを、触るなんてぇ、やあぁあ!」

 

 

 感度を上げられた状態で敏感なところを触られた八百万さんは、体が反応してしまい抵抗できなくなる。

 

 

「んンっ……はぁ! ひゃぁ……あぁん。んふぅッ! あっ、あっ」

(声……ガマンっ! なにされてるの? 私今どうなってるの!?)

 

 

 八百万さんの秘処は濡れそぼり、赤いレオタードを染みで暗がらせている。立ったことで愛液が太ももを伝っており、まるで痴女のようだ。

 俺は横目で拳藤さんの様子を見る。拳藤さんは俺と距離を取ってしまったので、助けに行こうにも体が敏感に反応してゆっくりとしか近づいて来られない。

 

 

(この距離じゃ個性が届かない。もう少し近づければ。待ってて八百万さん……!)

 

 

 俺を睨み付けながらなんとか体を動かしている拳藤さん。彼女の個性は『大拳』、両手を大きくすることができる。

 が、部屋はそこそこの広さがある。俺は拳藤さんと距離を取りながら八百万さんを引き連れる。クリトリスをリズムよく押して刺激を与えているので、八百万さんは碌な抵抗ができない。

 

 

 俺は鏡台の前に立ち、八百万さんに秘処を見せるために背後から膝裏に腕を回し持ち上げる。レオタードを着てM字開脚させられた八百万さん。そんな彼女のお尻に俺は勃起したペニスを押し付ける。

 

 

「いやぁ、八百万さんがエロすぎて俺のここがこんなになっちゃったよ」

 

 

「ひっ……」

(いや……お尻に固いものが。もしかしてこれが殿方の……アレ……)

 

 

 

 八百万はもう俺の成すがままだ……っていうか重い、支えられない。念力で八百万さんの体を支えなきゃ無理だ。

 身長が高いだけあって持ち上げるのに苦労してしまうがなんとかなった。

 

 

「八百万さん見てごらん。これが気持ちよくなってる証拠だよ」

 

 

「いやっ……下ろしなさい! やめて……!」

(個性を使おうにも集中できない。どうしたら)

 

 

 俺の言葉に耳を貸している余裕はなさそうだ。俺は再び指でクリトリスを刺激する。

 

 

「ああッ! ダメ! そこはもう、ハァンっ……あっ、あぁッ!」

 

 

「ちゃんと見るんだ八百万さん。今の自分の姿を」

 

 

「はぁっ……はぅ。んぁぁ、あぅ……。あ……」

(わ、私のあそこが……あんなに濡れて。こんな……こんなことが)

 

 

 八百万さんはいやらしくなった股を見て信じられないといった顔になる。

 

 

「さぁ八百万さん。この状態、どうやって切り抜けようか」

 

 

 もはや訓練では済まされない状況で、俺はあえて訓練を続けるように八百万さんに質問する。だが彼女は混乱しておりまともに返事ができない。

 

 

「制限時間は八百万さんがイクまでだよ」

 

 

「はぁっ……はあっ……い、イク?」

 

 

「感じすぎて絶頂することだよ。言ってもわからないだろうから身体に教えてあげるよ」

 

 

 股間部分のヒーロースーツをずらす。すると濡れそぼった秘処が鏡に映り、スーツと秘処の間に貯まっていた大量の愛液が床に垂れていく。

 

 

「あっ! だめ、そんなところ……ひゃあっ! あぁぁあっ!」

 

 

 嫌がる八百万さんを他所に俺は直に彼女のクリトリスと割れ目を愛撫していく。

 感度が高まっている状態で直接敏感なところを触られたので、八百万さんは身体をびくびくと激しく動かしてしまう。

 

 

「あぁっ……はぁん、あっ……あぁっ……」

(なんとかしないと……でも、集中できない。あぁ、頭が痺れてなにか……くる。もしかしてこれがイクということ)

 

 

「時間切れみたいだね八百万さん」

 

 

「やぁっ! 待って……んぁ、待ってくだしゃ、あぁぁっ! あぁぁああぁぁぁっっっ!」

 

 

 クリトリスと秘処の同時責めに、八百万さんは声を我慢することも出来ずにイッてしまった。

 初めての絶頂はかなり強烈だったらしく、しばらく痙攣したまま声を途切れ途切れに漏らしている。体は汗だくで吹き出した愛液が机を汚している。

 俺は虚ろな目をして震える八百万さんを椅子に腰かけさせ、拳藤さんに振り返る。

 

 

 拳藤さんは怒りに震えた顔でこちらを見ている。

 

 

「騙したわね。最っ低……!」

 

 

「まぁまぁ落ち着いて」

 

 

「こんなことしてただで済むと思ってるのか?」

 

 

「逃げるのは得意だから大丈夫さ」

 

 

 俺は一歩ずつ拳藤さんに近づいていく。

 拳藤さんは今にも個性を使ってきそうだった。

 

 

「あんた馬鹿だね。逃げられても隠れ続けることはできない」

 

 

「ウワバミでしょ? まぁそれも含めて大丈夫。だからここに来たんだよ」

 

 

 俺は拳藤さんに近づくのをやめ、そして部屋の隅に行きあらかじめ設置しておいたカメラを引っ張りだし彼女に見せる。

 

 

「今までのは全部記録に残ってる。君らCMでテレビに出るよね? この動画も流したら一気に名を広められるよ。悪い意味でだけど」

 

 

「……あの人たちもグルだったの?」

 

 

「あの人たちって、ああ……大丈夫、それは関係ないから」

 

 

 全部俺が変身してましたとは言えないので適当に嘘をついておく。まぁ信じるか信じないかは彼女に任せる。

 

 

「じゃあ俺はこれで一旦退散するよ。ウワバミには内緒にね。俺の言いなりになってくれるなら動画は広めない。今すぐ決めるのは難しそうだし、明日か明後日か時間が開いてる時に訊きにくるから。じゃあまた」

 

 

 俺は最後に彼女たちの感度を元に戻し、部屋からでていく。

 それから家に戻り、八百万さんの胸の感触や秘処の温もり、拳藤さんの悔しがった表情を思い出しながら一抜きした。

 

 

 さあ、どうなるか。内緒にするよういったけど、今回はかなり強引に近づいたのでプロヒーローにばれるかもしれないなぁ。




誤字報告していただきまして、誠にありがとうございます。
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