※この作品はR-18です。

ヒーローの卵   作:カンテラ

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第十一話(八百万 百)

 結果から言うとウワバミの個性のせいで普通にバレた。ウワバミの個性は『蛇髪』、髪の一部が蛇になっており、おそらくその嗅覚で八百万さんの淫臭を嗅ぎ取り気づかれてしまったんだろう。

 そしてその日のヒーロー活動は急遽休み、三人は警察に向かった。

 

 

「リビドーね」

 

 

「はい、ヴィラン名『リビドー』。彼女達から聞いた特徴からこいつで間違いありません」

 

 

 拳藤さんと八百万さんから事情聴取をした後、ウワバミと警察官が犯人である俺について話している。二人は拳藤さん達に説明を続ける。

 

 

「目撃証言や被害にあった場所から主に関東から中部にかけてが奴の活動範囲になります。顔がカメラに映っていますが――」

 

 

「その顔は偽物、本当の顔の持ち主はどうあっても犯行に及べないアリバイがあったの。個性を含めてね。だからリビドーの個性は『変身』とみて間違いないわ」

 

 

「ウワバミさんは知ってたんですか?」

 

 

 脚しか触られていなかった拳藤さんはまだ元気があるようで話に加わっていく。それに対して八百万さんは完全に意気消沈して俯いている。最近、自信喪失気味だった彼女は碌に抵抗できず体をいいようにされたのが精神的にきているようだ。

 

 

「ええ。警察から調査、追跡を依頼されたわ。リビドーは臭いも本物と同じにできる。そして、また別の人間に変身して臭いを消すの。犬は騙せても、私は追跡できる。それでもリビドーに逃げられてしまってるんだけど」

 

 

 ウワバミはここでため息を吐く。

 

 

 まぁやることやった後は瞬間移動してるからなぁ。

 

 

 どれだけ脅しても警察に逃げる子はたくさんいる。恐怖に耐えられなかったり、正義感が強かったりと理由は様々だが。

 にしてもヴィラン名を付けられていたとは。この顔を使うのはもうやめたほうがいいかも。

 

 

「今回も部屋に入ってリビドーの匂いがしてすぐわかったわ。にしても私のところに来た子を狙うなんて」

 

 

「捜査協力していることに対する警告でしょうか?」

 

 

 いや、隙がありそうだから狙っただけでウワバミが捜査協力していたなんて初耳だ。まぁそのおかげで警察の俺に対するスタンスを知ることができたのは一石二鳥だった。

 

 

 彼女たちはその日、相棒(サイドキック)に見守られながら、警察署で一夜を明かすこととなった。

 その間、ウワバミは今日の事を雄英高校に連絡している。あぁ、随分事が大きくなってしまった。いやそれは俺が知らなかっただけで前からだったのか。

 だとしても雄英に知られるのはまずいかなぁ。

 

 

 俺は会話中のウワバミから拳藤さんたちに視界を移す。二人は簡易ベッドで既に寝ており、部屋の扉を開けたまま相棒が警護に当たっていた。

 

 

 

 

 次の日、八百万さん達は職場体験を続けることに決めたようだ。

 

 

「せっかくの職場体験をヴィランのせいなんかで止めにしたくないんです。それに、今日か明日、またアイツは私たちの前に現れる」

 

 

「ええ、ですので今度は憎きヴィランをひっ捕らえてみせますわ!」

 

 

 一晩寝たおかげか、二人は元気を取り戻し俺を捕まえようとやる気を見せていた。

 

 

 彼女達の計画はこうだ。ウワバミは部屋を離れ、いつも通りテレビ出演や仕事の打ち合わせに行く振りをする。そこへ俺が意気揚々と入って二人を襲えば、別室で監視している相棒や警察が逮捕に駆けつける。

 

 

 俺が変身個性しか持ってなければそれで捕まえられるだろう。しかし、その計画は俺に筒抜けなわけで意味をなさない。

 

 

 警察は拳藤さんと八百万さんがいる楽屋と、その廊下にカメラを設置していた。別室から監視すると同時に、建物内の監視カメラを確認できる部屋にも警察官が配備されている。

 

 

 

 

 

 それらを確認してから、俺はかつてないほどに心臓を高鳴らせ、テレビ局の入り口近くで息を整えていた。逃げられる自信はある。仮に捕まってしまっても抜け出す自信もある。それでも不安は拭えない。

 今から行うのは警察とヒーローに対する宣戦布告みたいなものだ。

 今まで以上に犯罪を犯している意識が強くなりいやでも緊張してしまう。

 

 

 近くの車をちらりと盗み見ると、警察官と思しき厳つい面子がこちらを凝視していた。非常に恐い。

 

 

 俺は深呼吸を終え、いざ入り口からフロントに入り、急いで踵を返してダッシュした。警察官が乗っている車の反対方向に向かって走る。

 

 

「気付かれた!」

 

 

「待てリビドー! 逃げるなぁっ!」

 

 

 後ろからサイレンの音と怒声が聞こえてくる。俺は他のヒーローに出くわさないことを祈りながら路地裏を駆け回る。

 その際、昨日使ったビデオカメラと、動画が入っているUSBメモリを道端に乱暴に捨てていく。

 

 

 そして、人がいないのを確認し、その場から瞬間移動した。

 

 

 

 俺は自室に帰ると同時に座り込んだ。

 

 あぁ、疲れた。胸の鼓動が治まらず未だにバクバク聞こえてくる。

 息を整えながら、俺は自宅で警察とウワバミの様子を窺うことにする。

 

 

 

 

 俺が突然逃げたことを不審に思いながらも、カメラとメモリを見つけたことで、警察は遂に手掛かりを見つけたと意気込んでいた。

 そして、脅しの材料を無くした俺はしばらく拳藤さん達を諦めると判断。

 警察は俺の捜索にのみ力を入れ、拳藤さん達の警護をヒーロー事務所に任せる方針をとった。

 

 

 ウワバミは午後からも仕事があるので八百万さんと拳藤さんを連れて行く。今度はスタジオまで連れて行き四六時中目を離さないつもりのようだ。

 

 

 無論、俺は彼女たちを諦めるつもりはない。

 夜に備えて準備しておこう。

 

 

 

 

 彼女たちは陽が落ちる頃に事務所に帰り、二人とも所内に用意されている個室にそれぞれ入っていった。

 ウワバミは雄英高校に出向いているから、帰ってくるのに時間がかかりそうだ。

 

 

 警戒しているとはいえ俺のことを変身するだけの変態野郎としか思っていないので、事務所にいれば安心だろうと思っている節がある。

 

 

 まぁ夜間は入り口が閉められており、入るには裏口から職員が持っている鍵を使わなければならない。変身できるだけでは簡単に入り込めるわけがないだろう。

 

 

 だが俺ならそれが出来る。俺は今、精神的に疲れたからかシャワーを浴びた後、すぐに眠ってしまった八百万さんを直で見ている。

 

 

 八百万さんは髪を下ろしており普段のきりっとした感じから、おしとやかそうな印象に変わっている。まさに令嬢といったところか。

 

 

 ブラは着けていないようで、胸は重力に従って形を崩している。

 半袖シャツの襟ぐりから覗かせている鎖骨をなぞったり顔に触れたりするが、八百万さんが起きる気配はない。

 

 

 

 俺はそれがわかると八百万さんに目隠しを着け、手錠をベッドの柱と手足に掛ける。

 

 

 目隠しされ、大の字で寝かされている八百万さん。豆電球だけで照らされた部屋が、淫靡な雰囲気を漂わせる。そんな彼女を見ているだけで股間に血液が集まってくる。

 

 

 俺は八百万さんのシャツをずり上げ、豊満な胸を解放してあげる。縛る布が無くなったことで胸はぶるんと横に流れていき、彼女の胸の大きさを改めて実感させられる。

 耳郎さんだとこの迫力は拝めないだろう。

 

 

 俺は感度を上げていきながら胸に触れていく。いきなり起こさないよう優しくゆっくりと擦っていくと、八百万さんの呼吸のペースが上がっていく。

 

 

「ぁっ、はぁ……。すぅ……すぅ……、んんっ」

 

 

 八百万さんのしっとりとした肌を愛撫し続けると、時々甘い声を漏らし始める。気持ち良く眠っているところにさらに弱い刺激で快感を与える。

 そうすると、楽屋で触ったときよりも気持ち良さそうに、切なそうな声で喘ぐ。

 

 

「はぁ……はぁぁん。ゃ……くぅ……すぅ。あぁぁ」

 

 

 寝ているので我慢することなく声を出し続ける八百万さん。お腹も擦って上げるとより気持ち良さそうに声を漏らす。

 

 

「あぁ、はぁ……んぁぁ。あっあっ……ぁっ」

 

 

 次第に興奮してきたのか、未だに擦るだけの愛撫に物足りないような声を出し始める。肌は汗ばみ始め、大きく息を吸っては吐くようになる。

 

 

 俺はそこからさらに時間を掛けてねっとりと八百万さんの上半身を責めたてる。

 片方の胸を両手で包みこみ搾るように動かすと、八百万さんの胸はもちのように伸び、先っぽの張りが強くなっていく。まるで乳絞りみたいだな。

 

 

「ゃ……はぁあ! あぁんっ……ふぁぁあ」

 

 

 八百万さんはこの絞られ方が気に入ったようで、口を緩ませながらさっきより大きな声を出し嬉しそうに嬌声を上げる。

 

 

 八百万さんの股間がどうなっているか気になるが、今は目の前にある絞られて風船のように張りつめている胸の先端に集中しなければ。

 

 

 丸みを帯びた丘に、程よい大きさの乳輪。そしてすぐにでも弄って欲しそうにぴんぴんに固く尖らせている乳首。

 

 豆電球の淡い光に照らされたそれを、俺は口に含み舌先で転がす。

 

 

「ぁ、ん……ゃぁッ! くぅん……んっ……ん……ひゃああぁ」

 

 

 舌先と胸の先っぽが触れ合うたびに、八百万さんは声を漏らす。しかしその声はどこか不満げで、ねだっている様にか細い。

 

 

 俺はそこから乳首と乳輪を舐め始めると、待ってましたと言わんばかりに悦びの声を上げる。

 

 

「あっ、あぁん! ひゃうッ! んぁぁあ、はぁぁあぁ。ふぁ、あっ……あ……」

 

 

 弱い刺激で焦らされ溜まっていた欲情を、乳首を舐める上げることで発散させる。

 八百万さんは軽くイッたようで少し息を止めて体を震わせる。軽くイッただけなので、体にはまだ情欲が溜まっているだろう。

 

 

(体が、熱い。胸がジリジリと何かに触られているみたいですわ)

 

 

 と、イッたからかさすがに起きてしまった八百万さん。

 

 

(ん……? 手が動かせない!? 脚も! それに何も見えない!)

 

 

 八百万さんは起きたら体が動かせなく、目隠しもされている状態だったので混乱している。

 そして助けを呼ぼうとして口を開けたので、すかさずキスをして塞ぐ。

 

 

「ん~!? んんっ、むう。ちゅぱ……んんん!」

(これは舌? 嘘、私キスされてる!? なんで、どうして……)

 

 

 パニックに陥っている八百万さんは抵抗できないまま俺のキスを受け入れてしまう。そしてそうして時間を掛ければ掛けるほど、

 

 

「ん、ん、んぁ……くちゅ。んぱぁ……はぁはぁ、だ、誰か……んむぅ、んん……ん」

(舌が、当たるたびに頭がぴりぴりと、気持ち……良く……。いけない、何か造らないと。でも集中……できない……)

 

 

 寝ている間に散々苛められた体は欲情している。そこに感度を上げられてキスされれば脳は快楽の波に襲われて自由を奪われる。

 

 

「んぁぁ、あふっ……ちゅ。ぷはっ、駄目っ! 今そこを触られたりしたら……あぁあ、ひゃああぁぁ……」

 

 

 八百万さんにキスしながら両手で乳首をこねると、彼女は再びイッてしまった。まだそこまで感度を上げていないので弓反りする程ではないが、それでも着実に性欲を高めている。

 

 

(まさか……リビドー!? そんな、ヒーロー事務所に乗り込んでくるなんて)

 

 

「やぁ八百万さん。二日ぶりだね」

 

 

「リビドー……! どうやってここに」

 

 

 アイマスクで表情は見えないが、歯を食い縛っていることから睨んでいるんだろう。

 

 

「ウワバミに入れてもらったんだ。彼女とは仲が良くてね」

 

 

「ふざけるのも大概にしなさい! 貴方の個性が変身だということは既に分かっていますわ。また誰かに成りすましてここまで来たのでしょう?」

(なんとか時間を稼いで個性を!)

 

 

 個性を使われるのは厄介だ。俺はまた八百万さんにキスをする。

 

 

「んん!? ん、やだ……ぁあっ! んちゅ……ちゅ。ん、ん、んんん……」

(またキスを……。あぅ、頭が痺れて)

 

 

 上顎や舌の裏などを激しく責め立てる。俺の唾液と八百万さんの唾液が絡み合い、絶え間なく水音を響かせる。八百万さんは必死に身体を揺するが、手錠を鳴らせるだけで碌に抵抗できていない。

 

 

「はっ……ん、ふぅ……。じゅる……んちゅ、んん!んんんん……」

(キスされてるだけなのに、嫌なはずなのに、また気持ち良く)

 

 

 どうやら八百万さんはキスだけでイッてしまったようだ。大分体が興奮状態になっているようだな八百万さん。

 唇から離れると唾液が糸を引き、八百万さんの唇に伝っていく。唾液まみれの唇が光に照され色っぽく見える。

 

 

 さて、ここから苦しいだろうが頑張ってくれ。

 

 

 キスが終わり息をするため口を開けている八百万さん。そんな彼女の口に俺は膨張したペニスを突っ込んだ。

 

 

「んごぉぉ! んっんん、がっ、あぁぁぁあ!」

(なに!? この臭いは? キスじゃない、何をされてるの!?)

 

 

 目隠しされ何もわからない状態でペニスを突っ込まれた八百万さん。

 混乱している間に早く飲ませよう。

 俺は腰を振るペースを上げ、八百万さんの頭を押さえながら口内にペニスを打ち付ける。

 

 

「ぐぅぅぅ、んん! が、あぁあ゛っ!」

(熱い、苦しい! 誰か……助け……て)

 

 

 八百万さんの口内はとても温かく、舌のざらざらした感触と唇の柔らかさを同時に味わうことで一気に射精感がこみあがってくる。

 

 

「ちゃんと飲んでね。じゃないと何度もやるから」

 

 

 そう言いながら八百万さんの口内に思いっきり射精した。

 

 

「んんん゛ん゛! んっ……んん、ひぅ……ぅぅ」

(生暖かくて液体が。うっ、苦い。こんなものを出されるなんて……最悪ですわ)

 

 

 ようやく八百万さんは何をされたのか理解したようで顔をしかめながらむせている。俺が萎えない亀頭の先を八百万さんの唇に押しつけていると、八百万さんは俺の言っていたことを思い出したようで少しずつ精液を飲み込んでいく。

 

 

 彼女の口からペニスを離すと、彼女は咳き込みながら悪態をつく。

 

 

「本当に、げほっ……最低な殿方ですわ。女性の扱い方を知らないなんて」

 

 

「今のじゃさすがに気持ち良くならないか」

 

 

「当たり前ですわ! 今ので気持ち良くなどと……さっきまでのと比べたら考えるまでもありませんわ!」

 

 

「さっきまでのは気持ち良かったんだ」

 

 

 俺を馬鹿にしたかったようだが墓穴を掘ったようだ。俺に指摘された八百万さんは恥ずかしげに歯を食い縛る。気持ちいい自覚が持てているようで良かった良かった。

 

 

 イマラチオされ、俺と会話している間に八百万さんの性欲が収まってきている。だが、精液を飲ませたのでそれの調整が出来るようになった。

 

 

 俺は性欲が下がらないように調節しながら再び胸を弄くっていく。

 

 

「んはぁ……そんなところを触っても、んん。もう無駄でしてよ……ぁ」

(収まってきた体の熱がまた……。こんどこそ集中しなければ!)

 

 

 内心で感じているのがわかっているので、懸命に強がっている姿が非常に可愛らしい。

 

 

 八百万さんが余裕そうな態度を見せていたのは数分だけで、それからはまたさっきと同じ様によがってしまっていた。

 

 

「あっ、ゃっ……そこは……んひぃい! はぁ、あぁんっ。やっ……もぅ、んはぁぁぁ!」

 

 

 八百万さんが好きな乳絞りと乳首責めをすればあっという間に果ててしまい、腰をがくがくと浮かせてしまう。今回は程よく性欲をコントロールし、上がりすぎず、下がりすぎないようにしている。

 それによって八百万さんは感じながらも堕ちない範囲で、快楽の渦に閉じ込められている。

 

 

 個性を使わせないためにこの状態を維持できるよう、俺は持ってきたローターを両乳首に取り付ける。

 

 

「やぁぁ……ん、はぁぁ。ぁ、今度は何を……やってますの?」

 

 

 

 八百万さんは不安がって質問してくるが俺はそれを無視してローターを起動させる。

 

 

「あっやっ! これは、んん、一体? ぁぁあ」

(乳首が振動して、あぅぅ、気持ち良くっ……)

 

 

 八百万さんをイカせず個性が使えない程度の強さで、ローターに乳首を責め続けさせる。

 

 

 その後、八百万さんに掛けていた手錠を外し立たせる。そして手を後ろに組ませ再び手錠を掛ける。

 シャツはローターを隠すために下ろしておく。ブラをしていないので浮き出てしまい、隠しきれていないがまぁいい。

 

 

「はっ……はっ……。んん、やあぁ。くぅ……ん」

(今度は捕まえるつもりだったのにまたこんな恥辱的な仕打ちを……許せませんわ。うぅ……それなのに、体が……疼いてしまう……)

 

 

 

 目隠しに手錠に滴る汗、どうぞ犯してくださいと言わんばかりのよがり声。色気むんむんでエロすぎるぞ八百万さん。この状態で裏路地に放置したら大変なことになるな。

 

 

 さて、これで下準備は出来た。足元が見えずふらふらな八百万さんを連れて、拳藤さんの部屋に向かおうか。




誤字報告していただきまして、誠にありがとうございます。
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