ヒーローの卵 作:カンテラ
俺は一抜きした後睡魔に襲われそのまま眠ってしまい、起きたときにはもう日が暮れようとしていた。麗日さんとの出会いに興奮しすぎて、思っていた以上に疲れていたみたいだ。
四月に吹く風はまだ冷たく、寝ている間に下がった体温を取り戻すために体を起こして伸びをする。
あ、そういえば麗日さんの感度を上げたままだった。
俺は千里眼で彼女の部屋を覗くが、彼女はまだ帰宅していなかった。
麗日さんの家を突き止めたのはつい最近、オールマイトが雄英に教師として赴任するニュースを知ってからだ。
原作キャラがいつ入学するかわからなかったし、オールマイトが来ればわかるだろうという気持ちで日々過ごしていた。
なのでそのニュースを知ってからは急いで雄英高校を監視。麗日さんの下校姿を見つけるや否や千里眼で彼女を追跡した。
麗日さんが寝ている間や通学中に彼女の肌に触れるチャンスはたくさんあった。がしかし、初めての接触で相手の反応がないというのはなんだかもったいなく思い、俺は今日という日を待っていたのだ。待ったかいがあって本当に良かった。
場所をビルから誰も住んでいないアパートの空き室に移し、引き続き麗日さんの部屋を監視する。
それからしばらくすると、鍵が差し込まれドアが開く音がして、彼女が部屋に帰ってきた。
カバンを部屋に置き、手洗いうがいをした後、彼女は着替えを始める。ジャケットから脱ぎ始め、ネクタイを外しブラウスのボタンを外す。
普段と違い動きがぎこちなく、ブラウスを脱ぐため布地と肌が擦れる度に、麗日さんの顔がだんだん赤く染まっていく。
(やっぱし肌が敏感になってる……。絶対あの子のせいや! 変に気持ちがいいのがまたむかつく……!)
彼女は眉を少し吊り上げながら一人心の中で愚痴っていた。
それからスカートを脱ぎ、タイツに手をかけたところで俺は麗日さんの感度を上げ始める。
「ふっ、えぇ……?」
(何これ!? タイツがこすれてやばい! さっきより気持ちいいんやけど!)
俺が昼間に行った感度調節は体全体に使っていた。今度は麗日さんの太ももの部分だけ、感度を上げた。
(これってきっとあの子の個性なんや。女の子の体にこんなことして、そういう趣味なんやろか……。妙な子に目を付けられてしまったなぁ)
とほほといった顔で麗日さんはタイツを脱ぎ終わりハーフパンツを履く。ここで一旦すべての感度をもとに戻しておく。
その子に会うことはもうないと思うからひとまず安心していいぞ麗日さん。
キャミソールからタンクトップに着替えいつもの部屋着になると彼女は夕飯を作り始める。
食事がすんでから麗日さんはテレビを見始めた。感度が戻っているので普段通りのだらけた姿勢でテレビを見ている。
俺はここで再び感度を上げることにした。今度上げるところは麗日さんの秘処である。
テレビを見ながら笑っていた彼女だったが、足を動かしたとき異変に気づいたようで体の動きを固めてしまった。
(このタイミングで!? こんなところ!?)
麗日さんは顔を赤らめ困惑している。しかし、今度は彼女にも策があるようで、
(この変な感じが治まるまでこの体勢でいとけば大丈夫!)
そう、いくら感じやすくなっていたとしても触らなければ問題なし。この部屋には麗日さんしかいなので、来客が来ない限り動く必要はないのだ。
だから俺は次の手を使わせてもらうぞ麗日さん。
「え?」
麗日さんの左手がハーフパンツの上から秘処に触れる。
(な、なんで私触ってるん!? 手が勝手に……っていうかこれ)
「あふぅん! あっ……あぁっ……!」
麗日さんは突然の刺激に声を抑えることができずに喘いでしまった。
俺が今行ったことは洗脳やマインドコントロールといった感じの相手を操作する能力だ。このままでは麗日さんの痴態が見られないので強行手段をとらせてもらう。
「うっ……はぁ、はぁ……あぁ! んんっ……」
(私の手やのに止められん。うぅ……服の上からやのに感じてしまう……)
ここで更に感度を上げる。
「ふぇっ!? あっ……んん! ひぃんっ!!」
(なに今の!? 電流みたいなんが身体中を走って……あそこ、さらに敏感になってる!)
何とか手を止めようともがくが、時間が経つにつれ麗日さんは目に熱を帯びさせ、悩ましげに息を荒げていく。無意識に秘処からの刺激を受け入れつつあるようだ。
「んっ、くぅ……。んあぁあっ! ……へ?」
(はぁ……はぁ……。あ、手が動かせる)
麗日さんはこの短時間で体を汗ばませ、肩で息をしながら自由になった手を見る。顔を真っ赤にして放心する姿がとても扇情的で俺の股間がどんどん膨らんでいく。
俺はこの辺りで彼女の体を自由にして様子を見る。
麗日さんは息を整えてから恐る恐るといった感じで左手を自分の意思でハーフパンツのなかに伸ばしていく。
(うわ、めっちゃ濡れてる。これって保健で習ったやつやんね……)
ハーフパンツを引っ張り、自身の秘処がどうなっているのかを確認する。
そして一度手を引き、指についた粘着性のある透明な液体を興味深そうに眺めはじめる麗日さん。
(なんかめっちゃエロい……!)
やはり麗日さんも年頃の娘。性に対する興味があるようでよかった。
(ちょっとだけ……)
それから麗日さんは再び手をハーフパンツの中へ伸ばしていく。
「んんっ! はぁ……はぁ……」
どうやら今度は確認ではなく直に触っているようだ。
左手でパンツを引っ張って空間を作り、右手で綺麗な縦すじの周りをなぞっている。
麗日さんの頭上から覗いているので表情は見えないが、これはこれで非常に興奮する。
俺も下半身に手を伸ばして見抜きを始める。
麗日さんの秘処から止めどなく溢れる愛液は、彼女の汗ばむ肌を伝って下着に染み込んでいく。
左手が疲れたのか麗日さんは遂にハーフパンツを膝下まで下ろしていく。体育座りの体勢で壁にもたれ掛かり、楽な姿勢になったところで再び秘処を弄り始める。
興奮していても恥ずかしいのか膝を合わせ内股で股間をさすっている。恥じらいのなかに混じる期待と興奮が垣間見える姿がとてもエロい。俺の竿を扱く手の動きが加速してしまう。
(気持ちいい……。昼に触られたときもやったけど、ここって触るとこんなに気持ち良かったんや)
「はぁ……はぁっ! んっ……ふっ……」
(そういえば、こっちは……)
麗日さんは空いた左手を胸にもっていく。興奮している今の麗日さんは性に対して好奇心旺盛のようだ。快楽を求めるのに抵抗がなくなっている。
これ以上感度を上げずとも、興奮状態の麗日さんの体は感じやすくなっており、
(うぁ……胸も気持ちいい……)
服の上からでも布と擦れ、気持ちよくなっている。
しばらく胸を揉んでいた麗日さんはタンクトップに手をさし入れ直接揉み始めた。
「んぁっ……あっ、んん~~」
(触ってるとこがピリピリして……頭ぼーっとして……)
すごく積極的になってきているぞ麗日さん。
麗日さんのあられもない痴態に俺の我慢汁はいつもより大量に流れてくる。
今すぐ出したいという逸る気持ちを抑えながら、俺は麗日さんの自慰を覗き続ける。
……さすがに上の服は脱がないか。
(揉むよりさすってる方が気持ちいいかも……)
そうかそうか、麗日さんは揉まれるよりさすられる方がいいのか。覚えておこう。
「あっ……うぅっ! んぁっ!!」
(何か……きそう! このまま触り続けてたら何かきそうや!! あかん……声……我慢しやんと!)
いつまでも続きそうな麗日さんの自慰行為も遂に終わりがきたようだ。
だが折角の初イキ声を抑えたままにするのはもったいない。
俺は再び麗日さんの脳に干渉し、声を我慢できないようした。それと同時に今彼女が触っているところの感度を上げていく。
「あぁああぁ! はぁ、なん……で、声……我慢できないぃ! んんぁあ! うぅああぁぁあっっ!!」
声を抑えることができなくなった麗日さんは嬌声をはしたなく垂れ流す。
触るのをやめたらいいんだけど、
(声我慢できない! でも……もう少し、もう少しで)
といった具合で気持ちよくなりたい欲求が麗日さんを突き動かし、麗日さんは声を荒げながらも手を動かし続ける。
麗日さんの秘処から流れ出た愛液がフローリングの床を汚し、身体中から汗が吹き出ていてもお構いなしに自慰を続ける。
そして遂に、
(くる! きちゃうきちゃうきちゃうぅぅっっ!)
「もっ……ダメ! あっ、あっ……ひああぁぁあぁっっ! んはぁぁあぁっ! はぁ、はぁ……はぁ……」
麗日さんは今日一番のイキ声を発し、体を震えさせる。
そして絶頂したときの快感の余韻に浸るように、麗日さんは体をびくつかせながら目を閉じた。
顔は火照ったままで、緊張が解かれほっとした様に緩んでいる。
麗日さんの喘ぎ声と赤らんだ顔に潤んだ瞳、自らの秘処に手を突っ込んでいるあられもない姿。それらをオカズに俺は最高の射精を味わった。やはり普通の子と違って興奮度が段違いだ。
麗日さんが余韻に浸っているように、俺も今までにない快感にしばらくそのまま動けずにいた。
それから先に我にかえったのは麗日さんだった。
(あ……ああ……あぁぁぁあ! 一体なにしてるん私!?)
一度イッたおかげで落ち着いた麗日さんは快楽ではく恥ずかしさで顔を赤らめていた。
そんな恥じらっている様子を俺はただぼけーっと見ているだけだった。
冷静になった麗日さんの行動は早く、床を濡らしていた愛液をタオルで拭き取り、急いでバスルームに向かっていった。
俺はまだ余韻に浸ってしまっていて、彼女の感度をもとに戻すことにしか気が回らない。
そして気が付けば麗日さんはすでにシャワーを浴び終えてベッドに寝転んでいた。
シャワーを浴びてる麗日さんはよく見ていたけど、赤面したままシャワーをあそこに当てる麗日さんを見れなかったのは残念だ。
(うあああ。なんであんなことを! 明日絶対あの子を探しだしてとっちめたる! ………………でも気持ちよかったなぁ、初めてやったけどなんか癖に……っていやいや何考えてんの私!?)
ベッドの上で悶々としている麗日さんを見てから俺は千里眼の使用を止め、寝ようとした。
がしかし、さっきの麗日さんの痴態が頭から離れなかったので、その後も自慰を続けることとなった。