※この作品はR-18です。

ヒーローの卵   作:カンテラ

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第三話(麗日 お茶子)

 麗日さんとの初対面から数日後、俺はとある工場に来ている。

 工場といっても誰にも使われていない跡地だ。トタン屋根はボロボロで日光が屋内の埃を照らし、放置されているドラム缶の周りには大量のタバコの吸殻が捨てられていた。

 居場所のない若者が普段たむろしているであろうこの場所に、今は俺を含めた社会不適合者たちが集まっていた。

 

 

 

  

 今日は待ちに待った雄英高校襲撃の日。俺たちはウソの災害や事故ルーム、略してUSJに向かうためここで待機していた。

 雄英高校に攻め込むとあってか、周りの奴らは意気込んでいながらどこか浮き足立っている様子だ。

  

 

 そんな気が張った空気の中で、俺は雄英襲撃の首謀者に目を向ける。

 俯いて木箱に腰かけている死柄木君。身体中に手の模型を取り付けていて、時折首をかきむしっていた。

 その隣には体を黒い靄で覆っている黒霧が佇む。霧に覆われた下はバーテンダーの服装なのだろうか。

 そして最後、筋肉質な体でここに来てから微動だにしない脳みそ丸見えの脳無。

 

 

 他のチンピラ連中と違って落ち着いている彼らは躊躇なく人を殺せるヤバイ連中だ。そんな連中が近くにいるのは正直気が気でない。

 

 

「時間です。死柄木 弔」

 

 

 しばらくして、黒霧が死柄木君に時間が来たことを伝える。死柄木君はそれに応えることなく静かに立ち上がった。その動きだけで俺達寄せ集めメンバーは体を強張らせてしまう。

 

 

「それでは皆さん参りましょう。先程説明した通り、私の個性で移動していただきます」

 

 

 黒霧は個性であるワープゲートを広げ、移動するよう促してくる。

 皆少し躊躇っていたが、死柄木君と脳無が先に入っていくのに続いて俺たちも後を追っていく。

 

 

 ゲートを通るとき、何となく霧が触れているような感触が肌から伝わる。そして埃っぽかった空気が一変し、景色も工場からヒビだらけのビルが建ち並ぶ瓦礫だらけの場所に変わった。

 

 

 水難ゾーン以外は適当に割り振られる予定だったので、どこに飛ばされるかわからなかった。だがここに飛ばされたのは好都合。他のエリアに飛ばされても俺はこの倒壊ゾーンに瞬間移動するつもりだった。

 

 

 ビルや瓦礫で視界が遮られるこの場所なら、他のエリアよりバレずに麗日さんと戯れるはず。

 

 

 今は全員ビルの中にいる。廊下に接している壁は壊れており、屋内でも大人数で戦闘しやすい階だ。

 俺はここで超能力を使用する。今から使うのは透明化で、俺は今から透明人間になる。

 これは葉隠さんの個性とは違い、服まで透明化できる。

 

 

 透明人間になってから、俺は千里眼でこのエリア一帯を見渡して襲いやすい地形を確認する。一通り確認し終えてから、USJの出入口に視界を移して様子を窺う。

 

 

 

 

 そこには宇宙服を模したヒーロースーツを着ているスペースヒーロー13号先生と、緊張した面持ちの生徒たちが漫画通りに固まって中央の広場に目を向けていた。

 

 

 イレイザーヘッドはというと、階段を勢いよく駆け降りてヴィランに迫っているところだった。よし、これは余裕で間に合うぞ。

 俺はそこから主人公たちのすぐ傍に瞬間移動した。

 

 

 完全に透明化し空気と一体化している俺は誰にも気付かれることなく生徒たちの間を縫って麗日さんの近くで待機する。

 

 

 麗日さんのヒーロースーツは体のラインがはっきりわかるぐらいのぱっつぱつ具合だ。胴体には腰に装飾物があるだけで、股下は足を閉じていてもスーツの張りでいやらしいラインを浮き上がらせている。

 

 

 

 麗日さんの裸体は今までさんざん見てきた。だがその分このスーツに隠されたものをリアルに想像してしまい興奮で股間が刺激されてしまう。

 今のうちに麗日さんの感度を上げておこう。すると麗日さんは体をビクッとさせ、顔を赤らめていく。

 

 

(んんっ! こんなときに!? うぅ……収まってぇ……)

 

 

 

 俺は脚をもじもじさせる麗日さんから視線を外し、少しの間他の女子に目を向ける。八百万さんのあの露出されたふとももやお腹に手を這わせたい! ブーツとグローブだけの葉隠さんと透明状態で手探りプレイするのもいいな!

 いやしかし、峰田君以外の男子はよく耐えられるな。

 

 

 そんな妄想をしている間に事態は進み、黒霧がこっちにワープしてきた。

 

  

 黒霧はヴィラン連合の紹介とここに来た目的を喋った後、爆豪君と切島君に攻撃されるが、

 

 

「危ない危ない……。そう……生徒といえど優秀な金の卵」

 

 

黒霧はワープゲートを広げて俺たちを囲うように包み込んでいく。

 

 

 ここ!

 俺はすかさず麗日さんの肩に手を置き瞬間移動する。

 この瞬間なら主人公たちにも黒霧にもバレることなくそこから消えることができる。

  

  

 

 

 

 俺は無事、麗日さんを倒壊ゾーン内、USJの内壁付近に連れてくることができた。

 

 

(どこに飛ばされたんやろ? 周りには誰もいない。皆大丈夫かな……あぁぁ、こんなときに体はおかしいままやし!)

 

 

 倒壊ゾーンにある瓦礫ばかりある道路で麗日さんはまわりをきょろきょろと見回している。

 俺は透明化を解除し、そんな彼女に後ろから手を回しながらスーツによってくっきりと主張された乳房を手で包み込む。

 

 

「ひっ!」

 

 

 誰もいないと思っていたところに突然胸を触られた麗日さんは声をあげて体を硬直させた。

 

 

 俺は麗日さんの胸の形を確かめるため、そのまま円を描くように撫で続ける。

 スーツの手触りが滑らかなのもあって直接胸を触っているみたいだ。

 

 

「あぅ……ちょっと、やめ……て」

 

 

 麗日さんは驚いて硬直していたが、俺に胸をさすられ続けているとやがて正気に戻り、俺から抜け出そうと暴れ始める。

 

 

「うぅ、あっ! いや……。はぅ!」

 

 

 だが暴れれば暴れるほどスーツが体をこすれ、敏感になっている肌を刺激する。

 

 

 その刺激に動きを止めてしまったところで、俺は右手で胸を揉み、左手で脇腹をさする。

 

 

「くふぅっ……ひゃっ、あぁん……!」

(ふぁぁぁ、そこ……駄目……こしょばい!)

 

 

 くすぐったさから逃れようと体が反応するが、俺に抱きしめられている状態なのでひたすらびくびくと体を震わせるしかない麗日さん。

 

 

 ここでようやく麗日さんは反撃のため俺の手を掴もうとしてきた。

 

 

(この手に触れば!)

 

 

 ようやく個性を使ってきた麗日さん。一端離れよう。

 

 

 俺が離れると、彼女は肩を抱きながらこちらを振り向く。

 朱に染まった顔にうっすら涙目、額から汗を流して怯えた表情の麗日さん。俺はそれを見た瞬間、自分の股間が急激に膨らんでいくのを感じる。

 

 

「ちょっと触っただけなのにそんなに赤くなって。息も切らせてるし、もしかして変態?」

 

 

 ちょっとからってみよう。すると麗日さんは目を見開いてさらに顔を真っ赤にさせる。思わずにやけてしまい、彼女に睨み付けられてしまった。

 

 

「変態はそっちでしょう! いきなり触ってくるとか最低!」

 

 

 否定はできない。俺はここで麗日さんの感度をさらに上げる。

 

 

「んんっ!」

(さっきより敏感に……。急いでこっから逃げんと! 皆はどこにいるん!?)

 

 

 麗日さんの背後はUSJの内壁。なので俺から逃げるためにはある程度見晴らしのいい大通りを突っ走るか、ビルの隙間を縫って隠れながら逃げるかぐらいしかない。

 

 

 俺が突っ立ったままでいると、麗日さんは刺激に耐えるように体を気遣いながらビルの裏路地へと走っていった。

 

 

 俺から逃げるため刺激に耐えて走っているのであろう麗日さん。そういう必死なところがまたかわいいなぁ。

 

 

 だが動けば動くほど体は感じ続けることになる。今まで俺が襲ってきた子たちは一度逃げられても、体のうずきに耐えられず何処かに隠れていた。

 いくらヒーロー志望でも身体は普通の子と変わらない。おそらく麗日さんも長くは走れないだろう。

 

 

 ここは倒壊ゾーン、隠れられるビルはたくさんある。

 逃げるより隠れてもらうにはうってつけの場所だ。逃げるにしても隠れるにしても、ヒーロー志望の子を追いかけるシチュエーションを楽しもう。

 

 

 

 まぁ、麗日さんが隠れず逃げ切ってしまう心配はない。それがわかるのは、俺が今麗日さんの居場所がはっきりと見ているから。

 俺は透視能力を使ってビルの壁の向こう側を見ながら歩いている。近くを探すときは千里眼より便利だ。

 

 

 そして俺は麗日さんがビル内に飛び込んでいくのを視認した。

 ビルの一階、窓ガラスは割れており窓枠だけが3つあるだけの部屋。

 外にガラスが飛び散っているので近付けば音でばれ、俺の居場所を知らせることになる。

 

  

 色々と考えて入ったんだろうけど、俺にとっては隠れる選択をとった時点ですべて無駄に終わるだけだ。

 

 

 俺は敢えてそのガラスを踏み、音を立てながら裏路地を進んでいく。

 

 

(お願いやから通りすぎて!)

 

 

 部屋の隅で息を殺して気配を消してはいるが俺には君の心の声も聞こえるし、壁越しに体育座りをしている姿も見える。

  

 

 俺は一度そこから遠ざかりビル内の様子を見てみる。

 

 

 俺がいなくなったと思った麗日さんは口から手を離し一呼吸していた。

 

 

(これからどうしよう。逃げようにも今の体やとそんな走られんし、もしそれであいつに捕まったら……。でも皆のことも心配やし)

 

  

 麗日さんは色々と考えすぎてなかなか動き出しそうになかった。

 遠くから爆発音や叫び声が聞こえてるし、こちらから動きだそうとした時、

 

 

(ひとまずこの体を落ち着かせよう。一回イッたら落ち着くはず!)

 

 

 俺は今いる場所では麗日さんの背中しか見えないので千里眼に変えて中の様子を覗く。すると麗日さんは自分から胸を触り始めているじゃないか。

  

 

「うっ、くぅ……。はぅ! はぁ……はぁ……」

(声……我慢しやんと……!)

 

 

 声を抑えようとしているが敏感すぎる体では耐えきることができず、小声で切なそうに喘ぎ声を漏らしている。

 

 

 汗も相まって艶やかさを増した肌、顔にへばりつく髪など、非常にそそられるんだけど何か違う。

 こんな時に気持ちよくなるなんて、でも気持ちいい! 止められない! みたいなのを俺は期待していた。なのにまさか、さっさと処理してここから逃げようだなんて。

 恥じらいよりも現状を変えたい意志が上だったか。

 

 

 麗日さんは右手を胸から秘処に変え、スーツの上からなぞりだす。スーツを着ているので見えないが下着は愛液で濡れ始めているだろう。

  

 

(うっ、いつもより気持ちいい。じゃなくて、もうすぐで……。早く、早く……)

 

 

 感度を上げすぎているせいで今にもイキそうになっている麗日さん。俺は千里眼を止め、再び彼女の近くに歩いていった。

 

 

 

(もうちょっとやのに、タイミング最悪やぁ!)

 

 

 

 俺は窓枠まで近付き中を覗いてみる。そこから部屋の中は見えるが、麗日さんは部屋の隅にいるのでお互いここからでは視認できない。まぁ俺は透視しているのでわかるけど。

 

 

(もしかして気付かれた?)

 

 

 麗日さんは再び右手で口を閉じる。物音を立てすぎないために左手は胸に置いたまま。俺は麗日さんの左手の指を動かすよう操った。

 

 

(手が……! あかん、静かにしやんとあかんのに動いちゃう)

 

 

「この近くにいると思うんだけどなぁ」

 

 

 俺は路地裏をガラス片を踏みながら歩きわざと独り言を声に出す。

 

 

(まだばれてない? やったら大丈夫かな……んっ)

 

 

 俺にまだばれてないと思った麗日さんは行為を続けようと胸を弄る。俺は指の操作をやめたが、麗日さんは自分の意志で胸をもみ続ける。

 

 

(今の状況……ヤバいはずなのに、すっごくドキドキしてる……)

 

 

 ヴィランが近くにいるという緊張から早くなった心臓の鼓動と、そんな中で自慰行為に及んでしまっている状況が合わさり少し興奮してきているようだ。

 ばれるかばれないかのスリルを味わってくれているようで安心した。俺はこのあたりで麗日さんの胸の感度を下げて透明化しておく。

 

 

(ん……なんか急に物足りなくなってきた)

 

 

 麗日さんは刺激が弱くなったことで胸を触っても物足りなさを感じ始めた。

 

 

(なんで、下の方は、あうっ。こっちはまだ気持ちいい。ていうか今やったら逃げられそう、でももう少しで……)

 

 

 そして麗日さんは秘処を左手でなぞり始めた。理性が弱くなってきている麗日さんはしだいに抑えた口から声が漏れだす。

 

 

「ふっ、んん! ふぅ……ふぅ……!」

 

 

 声が抑えられてないので窓際から聞こえてしまっているぞ麗日さん。俺は路地裏のガラス片を念力で静かにどかし、足音を立てないよう静かに窓枠を飛び越える。部屋内のガラス片はまばらに散っているので麗日さんに近づくのは簡単だった。

 

 

 麗日さんの自慰は結構独特なやり方だ。指先の肉球に触れると個性が発動してしまうのでそれに気を遣った触り方になる。

 胸は掌だけで揉んでおり、さする方が気持ちがいいと言っていたのは揉み方がぎこちなくなっているからだろう。秘処も指先ではなく第二関節あたりでさすっていてどこか違和感を感じる。

 膣に指を入れる時とか手コキをする時は薄いビニール手袋が必要になりそうだな。

 

 

 麗日さんは目を細めて秘処をさすっている指の動きを早めていく。外にヴィランがいるのを忘れてそうなぐらいの集中力だ。

 

 

「んんっ、んんん~~~! んぁっ、はぁ……はぁ……」

 

 

 そしてついに、麗日さんはイクことができたようだ。麗日さんは必死に声を我慢するため目をきつく閉じながら顔を俯かせる。

 目を閉じている間に透明化を解き、ウエストポーチのチャックを開けながら声をかけてあげる。

 

 

「やっぱり変態じゃないか麗日さん」

 

 

 若干放心状態で足が開いていた麗日さんは勢いよく顔を上げた。その顔は興奮で真っ赤になりながらも俺に見つかって事によって青くなる。まさに漫画の世界ならではの表情だった。

 

 

「い、いつの間に!?」

 

 

 声を詰まらせながらもそう訊ねてくる麗日さん。

 

 

「声を抑えながらあそこを必死にこすり始めてたところからだよ。俺に見つからないようにオナニーしてるって、こんな大変な時なのにすごいよね。俺には真似できないプレイだ」

 

 

「こ、これはっ! そうじゃなくて! あのっ」

 

 

 麗日さんは今日一番の赤面になり、必死に否定し始める。手や腕を振っている姿が可愛らしい。もっといじめたくなるんだけど時間が押してる。

 

 

 麗日さんがイクまでの間、千里眼で死柄木君たちを見ていたのだがどうやら飯田君が外に出られたようだ。これでオールマイトが来るのは時間の問題。さらにもう少しすれば教師陣もやってくるはず。

 

 

「いや、来ないで!」

 

 

 俺がにじりよると麗日さんは後ずさろうとする。しかし彼女の背後は壁、どこにも逃げ場はない。

 

 

(もうここしかチャンスはない。あいつの体に触れれば!)

 

 

 麗日さんとの距離は彼女の足から拳一つ分。俺は膝を地面につけ正座しているような姿勢になり、そこから麗日さんの顔に手を伸ばす。

 

 

(もっと近く……。ここ!)

 

 

 麗日さんの最後のあがきである個性『無重力』。

 それを発動させるために、麗日さんは俺の腕を素早く掴もうとしてきた。これに掴まると体が宙に浮いてしまい自由に移動ができなくなる。 

  

 

 けど心が読める俺はいつ来るかわかってしまうので、それをかわして逆に麗日さんの腕をつかむ。

 驚いた表情をしている麗日さんは絶望した表情に変わっていく。

 俺はそんな彼女の細い両腕を左手でまとめてつかみ、右手をウエストポーチに突っ込む。そしてそこから指サックを取り出して麗日さんの指に一つずつ取り付け、浮かんでいかないよう念力で固定していく。

 彼女はなんとか逃れようとするが、男の力には敵わない。

 

 

(なんでこの人私の個性知ってるん!? もしかしてこの人がここにきた目的って……)

 

 

 それについては秘密だ。まぁ隠しても意味ないと思うけど。

 

 

「大丈夫だよ麗日さん。別に殺そうとかそういうのじゃないからさ」

 

 

「……あの、どこかで会ったことありますか?」

 

 

 麗日さんは恐る恐るといった感じで質問してきた。なぜ急にそんなことを?

 

 

「ん? いや、初めてだけど」

 

 

 男の体で君に会うのは初めてだよ。

 

 

「じゃあ、なんでさっきから私のこと名前で呼んでるんですか?」

 

 

「……あ」

 

 

(やっぱり! 私の事知ってて襲ってきてたこの人。もしかて他の子のことも……)

 

 

 やってしまった。今の気分は探偵にうっかりミスを指摘されてしまった気分だ。どうやら俺は余程浮かれていたらしい。

 

 

「まぁまぁそれは置いといて。今はそんなこと気にしてる余裕ある?」

 

 

 俺は話を逸らすためにも、麗日さんの服を脱がしにかかる。麗日さんは抵抗しようともがくが俺を近付かせすぎた。彼女の開いていた足の間に、俺の脚を入れて閉じさせないようにする。

 着替えを見ていたので脱がせ方はわかる。まず首に付けているナットみたいなものを取り外す。そして両手首にある球体も手から抜き出す。脚部は抜かないでいいだろう。

 

 

「やめて! やめてぇっ!」

(なんで!? 指から抜けない……これやと個性使えん!)

 

 

 念力で固定された指サックを外そうとしているようだが無駄だよ麗日さん。

 諦めた彼女はそれから必死に腕を振るってくるが体勢が悪いので痛くない。と思ったが顔に一発入ってしまった。

 うぐぅ、一旦おとなしくさせよう。

  

  

 俺は未だ感度が上がったままの麗日さんの秘処に指をそえる。つるつるした触感のスーツから、じんわりと麗日さんの体温が伝わってくる。秘処を円の動きでなぞっていくと、スーツだけでなく下着も一緒に衣擦れしているのかすべりがいい。よほど中はびしょびしょなんだろう。外見からはわからないが、麗日さんのあそこはとても濡れている。

 はやくそんな中を見てみたいが今は麗日さんをイカせることに集中しよう。

 

 

「はうっ! まって、触らないで! そこ……あぁん! いやっ、なんで」

 

(なんで収まってないの? いつもなら……!)

 

 

 俺はちょくちょく麗日さんの感度を上げてはオナニーさせていた。彼女が一度イケば俺も射精し、そこで感度を下げるの繰り返し。そのせいで麗日さんはイケば感度がもとに戻ると勘違いしている。

 残念だがイッても感度を維持し続けて何度もイカせることができるんだよ麗日さん。

 

 

 麗日さんは両手で俺の手を抑え付けてくるがそんな力では俺を止められない。

 秘処の感度をさらに上げ、円を描くような動きから上下にこする動きに変え、スピードを上げていく。

 

 

「だめっ、あぅ……。それ……以上はぁ……やぁっ! あっ……あぁぁあぁっっ!!」

 

 

 麗日さんは急速にイカされてしまったせいか、身体を小刻みに痙攣させていた。だが俺はそんな彼女の余韻を楽しんでいる暇はない。力の抜けた腕を手に取ると袖から脱がしにかかる。

 

 

「まってぇ……まってぇぇ……!」

 

 

 刺激が強すぎたのか呂律が回っていない麗日さん。肩で息をして半目になり、完全に脱力してしまっている。

 そんな状態なので、ほとんど抵抗されずに片腕を伸縮性のある襟口から抜き出せた。もう片方の腕も難なく抜くことができ、麗日さんは胸までスーツが脱げている状態でいる。

 

 

 スーツを脱がせたとき、女の子特有の良い匂いと汗の匂いが一気に俺の鼻を刺激し、俺はさらに興奮を促された。

 外気にさらされた麗日さんの肌は汗でびしょびしょ、黒いキャミソールは汗を吸いすぎてより深みのある色に変わっている。

 

 

 俺はそのままスーツを膝までずり下ろしていく。すると、汗と愛液でぐちょ濡れのパンツが現れる。パンツに指を引っかけて中を覗くと、秘処からパンツに愛液の糸がひかれていた。

 うっすら生えた毛も愛液でテカテカで、指で秘処を広げると中から液体がとろとろと流れ出てくる。

 

 

 ここにきてようやく力が入るようになった麗日さんは事態の悪化に焦りを強める。だが、個性を封じられ力も強くない彼女に、もはや抗う術はない。ここにヒーローや主人公が来ることはないし絶体絶命のピンチだ。

 

 

「今俺に触られてて気持ちよくなったでしょ? やっぱし麗日さんはやらしいんだって」

 

 

(もう何も言い返したらあかん。それよりなんとか、なんとかしやんと)

 

 

 俺の言葉に対し麗日さんは無言の抵抗。顔を背けながらまだ逃げようと考えている。それでこそヒーロー。

 そんなとき、金属がひしゃげる音と何かが吹っ飛んだ豪快な音が聞こえてきた。

 

 

 

 多分オールマイトが来たんだろう。いよいよUSJ編も終わりに近づいている。

 俺はチャックを降ろしてズボンを脱ぐ。そこにはガマン汁で濡れそぼり、最大まで怒張したペニスが脈打っていた。汁で光沢をもった俺の一物は、早く麗日さんに触れたがるように一定のリズムで上下に脈打っている。

 俺の突然の下半身露出に、麗日さんはしばらく言葉を失い、俺のペニスを凝視した。

 

 

「あ、う……。それ……って」

 

 

「麗日さんのオナニーとか今の姿を見てたら興奮してさ。こんなに大きくなったのは初めてかも」

 

 

 麗日さんは俺のペニスから視線を外しこっちを見てくる。その目は怯えているように見える。というか歯をがちがちと鳴らしているので間違いなく怯えている。金の卵といえどさすがに耐えられんか。

 

 

「中学で保健やったよね? だったらこれをどうするとかわかるよね」

 

 

「いや、それは……だめ。やめて……」

 

 

 俺はペニスを麗日さんの秘処にパンツの上からこすり付ける。麗日さんは自分が今から何をされるか想像してしまい、恐怖で体を硬直させてしまう。

 

 

「中に入れたらさっきよりずっと気持ちいいよ」

 

 

「……いや」

(中に入れるってそういうことやんな。そんなん絶対いやや!)

 

 

「本当にいや?」

 

 

 俺は麗日さんのパンツを横にずらしながら質問する。麗日さんは顔を縦に何度も大きく振る。

 俺は涙目の彼女を見てやっぱり今日は入れる日じゃないと確信する。心が折れて退学されてもつまらない。

 

 

「じゃあさ、代わりに手でやってくれない?」

 

 

 俺の言っていることがわからないのか眉をしかめる麗日さん。あぁ、挿入とかは知ってるけど射精のことはよくわかっていないのかな?

 俺は震える彼女の手を取り、俺のペニスを握らせる。そして麗日さんの顔に近づければ、彼女は小さく悲鳴を漏らした。

 

 

「これをこうやってしごいて欲しいんだ。これで俺が気持ちよくなったら君の中には入れない」

 

 

「本当……ですか?」

 

 

 すごく怯えちゃってるよ……。まぁ俺も男にいきなりペニスなんか出されたりしたら恐怖するしかないし仕方ないか。

 

 

「本当本当! 勃起しちゃってる今のうちに早く。見るのが嫌なら目をつぶっててもいからさ」

 

 

 俺は麗日さんの手から俺の手をどかせて彼女を急かす。麗日さんは俺からペニスに視線を移し、恐る恐る手を動かし始める。彼女のいつもの癖からか指サックをつけていても指先を離して扱いている。非常にたどたどしい手淫ではあるが、手から伝わる体温、すべすべの肌の感触、そして何より麗日さんにこんなことをさせている背徳感で充分射精に至ることができる。

 

 

 とめどなく出てくるガマン汁が潤滑油となりいやらしい水音を鳴らし始める。

 麗日さんは慣れてきたからか、それとも早く終わらせたいからか扱くペースが上がっていく。それに伴って射精感がだんだん込みあがってくる。

 

 

(これが男の人のアレ。グロテスクすぎる……)

 

 

 というか麗日さん、目をつぶっててもいいって言ったのにガン見してるじゃないか。初めて見る性器なのに恥ずかしがらないのか。さっきまで怖がってたのに肝がすわってる!

 

 

 う……いよいよ限界が来そうだ。

 

 

「麗日さん、ちょっと口開けててね」

 

 

「え? 口って」

 

 

「早くしないと中に入れちゃうよ」

 

 

 俺の脅しに麗日さんは嫌々ながらも従ってくれて口を開ける。プルプルとした唇に白くてきれいな歯を見て、今からこれを汚すことになると思うと俺の興奮度は最高潮に達する。

 本当は挿入もしたかったんだけどこんな急いでる時、しかも超拒絶してる麗日さんから初めてを奪うなんてもったいない。今日ここに来た最大の目的はこれ。

 

 

「出すよ麗日さん!」

 

 

(出すってもしかしてこっから!?  私の口に!?)

 

 

 麗日さんは反射的に口を閉じようとしたので俺はあわてて口を開けさせる。

 それと同時に俺は精液を麗日さんに飛ばす。何度もペニスは震え、そのたびに精液が飛び出てくる。その白い汚物は麗日さんの口だけでなく顔にもかかり、赤い頬を白く染め上げるほど大量に出た。

 

 

「あぁ、だめだめ。ちゃんと飲んで。すっごく苦いけど頑張って飲んで」

 

 

(ぐっ……うぇぇ! 苦い……は、吐きそう)

 

 

 ここで吐かれたりしたらもう一度やり直さなければならない。俺は何とか麗日さんに精液を飲んでもらい、目的を達成する。精液を出し終わり、一息つきながら持ってきたポケットティッシュで麗日さんの顔についてしまった精液を拭いてあげる。

 

 

「そ、それ……まだ」

 

 

 麗日さんは俺のペニスを指さしながら戦慄していた。そう、俺のペニスは未だ元気一杯なことをアピールするように勃起したまま脈打っていた。

 

 

「口を閉じないでくれてよかった。じゃないと罰として君の中に入れてるとこだった」

 

 

 俺はそんなペニスをティッシュでふきながら麗日さんに語りかける。これももらった能力、エロには欠かせない絶倫状態にもなれる精力増加だ。

 ズボンを履いてから麗日さんをみると、彼女は両足を閉じて胸元を隠すように腕を組んでいた。スーツを着なおしていないのは、勝手に着たら俺に何かされるんじゃないかと心配しているからだろうか。

 

 

「大丈夫、ほんとにもういれるなんてことはしないよ」

 

 

 ただ、別の事を確認させてもらうけど。

 俺は能力を発動する。

 

 

(……? なんか、体が熱くなってきた)

 

 

 麗日さんは自身の体の変化に気づいたようだ。

 これは俺の精液を飲んだ結果で、これによって以後、麗日さんを媚薬を使ったみたいに発情させることができる。性欲の調節も行えるようになったのだ。

 

 

「怖がらせちゃったお詫びに、今度は俺が麗日さんを気持ちよくさせてあげるよ」

 

 

 俺は麗日さんの左隣に座り右手で肩を抱く。そして汗が乾いてなめらかさをとりもどした肌をさする。

 

 

「いや、もう触らないでいいですから」

(なにこの感じ? 今までのぴりぴりした感じじゃなくて、触られてるとこが温かい……)

 

 

「のわりには抵抗しないんだね。さっきの見て興奮してきたんじゃない?」

 

 

「うぅ、そんなんじゃ、はぁ……はぁ……」

(なんかすっごいドキドキしてきた。うぅ、触らんといてぇ……)

 

 

 精液を飲んだことで発情するようになったと気づかれないよう言葉を選ぶ。

 発情するのは感度を上げるのと違って、体が刺激を受け入れるようになる。刺激が強くなる感度調整と違ってぬるま湯につかっているようなまどろんだ快感を得られるのが発情効果だ。

 

 

 俺は左手で麗日さんの首筋をなでる。

 

 

「あっ……」

 

 

 今までと違うゆったりとした刺激に、麗日さんは気の抜けた声を出してしまう。

 

 

(今までのより気持ち良さが違う。これじゃあ私、本当に興奮してるみたいやん……!)

 

 

 二度イカされ、処女喪失の危機など、体力を消耗している麗日さんは今冷静に考えられる余裕はない。

 

 

 今なら入れられそうか、いや時間的に本当にだめになってきた。千里眼で確認するとオールマイトが死柄木君と対峙していた。オールマイトの周りには蒸気が立ち込め、脳無がいないことから奴と戦い終わったところだろう。

 

 

 

 もうそろそろ帰るか。

 

 

 その前に俺は一度麗日さんのキャミソールとブラをずり上げる。今日はあまり胸を責められなかったからな。

 乳輪の周りを人差し指で撫でると麗日さんは少し喘ぎながら俺の手を掴んでくる。しかしその力は弱弱しく止める気がないようにさえ感じてしまう。まぁ疲れてるだけだろうけど。

 

 

 おれは胸を出しっぱなしで下着姿の麗日さんをスマホで写真に収める。麗日さんはなにか言いたげだったが疲れからか口が動かせていない。

 

 

 俺はその後下着を着なおさせてスーツも着させてあげる。そして最後に別れの挨拶を。

 

 

「怖がらせちゃってごめんね麗日さん。あと今日会ったことはみんなには秘密にしよう。先生に話しちゃったりしたらこの写真、クラスの子に見せちゃうから。こんなの見られたくないでしょ? 特に緑谷君とかにはさ」

 

 

 麗日さんは体力がないながらも立ち上がろうとしていたが、俺の話を聞いて目を見開きこっちを見る。

 

 

(あ……写真、撮られ)

 

 

「よし、指サックはちゃんとはずれてるな。それじゃあ麗日さん。またそのうち」

 

 

「待って!」

 

 

 これ以上ここにいられないんだ麗日さん。俺は窓から外に出て、彼女に見られていないのを確認して瞬間移動でUSJから逃げる。そして雄英に初めて潜入した日に使った廃ビルに移動し、俺は千里眼を発動する。

 

 

 麗日さんがいる場所を覗いてみると、麗日さんは膝をついて呆然としていた。まぁ初めて対峙したヴィランに体をまさぐられた上に写真なんて撮られたら精神的ダメージがやばいよなぁ。しばらく彼女の前に姿を現すのは控えた方がいいかも。

 

 

 それからしばらくしてプレゼントマイクの甲高い声が聞こえると、麗日さんは立ち上がりビルを出て行った。

 中央広場を覗くと死柄木君はもういなくて、チンピラたちが次々と捕えられていた。

 

 

 うん、なんかイレイザーヘッドが漫画の時よりボコボコにされてるように見えたけど生徒はみんな無事だし原作通りにいけたとみていいだろう。

 

 

 だんだん生徒が集まっていく中で、麗日さんも彼らに合流することができた。

 

 

「大丈夫だったか麗日くん! すまない、近くにいながらみすみすワープさせてしまうなんて!」

 

 

「気にしないで飯田君! 私は大丈夫だったから」

 

 

 そういえば近くに飯田君がいたな。危うく彼も一緒に連れてくるところだったのか。

 

 

「麗日はどこにいたんだ?」

 

 

「なんかボロボロのビルとか瓦礫が一杯あったところだよ」

 

 

「俺と爆豪がいたところかよ! すまねぇ、気が付かなくて。一人で大丈夫だったか?」

 

 

 倒壊エリアにいた切島君が会話に入ってくる。

 

 

「うん、なんとかね。ひたすら逃げ回ってたよ!」

 

 

 

「それでそんなに顔が赤いのねお茶子ちゃん」

 

 

「えぇっ!? そうそう、そうなんだよ! 走ったり個性使ってたから疲れたよー」

 

  

 蛙吹さんの指摘にあたふたと誤魔化す麗日さん。クラスのみんなには話しそうになくて安心した。

 麗日さんは皆が無事だったので安心した顔をしているが、一通り話し終わると真顔でどこか表情が暗くなる。

 

 

 それから警察の聴取が問題なく終わり、麗日さんが帰宅したのは日が落ちてからだった。

 彼女はさっと着替えるとそのままベッドに倒れ込み、すぐに寝息をたてはじめる。

 

 

 

 今日はもう大丈夫だろう。

 USJに行けたし、これからは受ける仕事を減らしていってもいいかなぁ。合宿は千里眼で後を追いかけたらいけそうだし。てか、今日もわざわざあんな手間かけなくても普通にUSJに潜入できたか。

 まぁ、ヴィラン連合と関わっておけば後々なにかできるかもしれないって感じで前向きに考えよう。

 

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