いつもは忙しいマッサージ屋『ドルミーネ』も今日は休日。
今日一日はリリと共に親睦を深めようと思っていたが、来客が訪れた。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
リクは訪れた来客であるリューに紅茶を差し出した。
「美味しい……」
「お口にあって何よりです」
紳士としてこれぐらいの嗜みを持ち合わせているとはいえ、実際に褒められるとやはり嬉しく思う。
「本日はどのようなご用件で?」
「……はい、貴方にお礼を申し上げたい。あの時は私を助けていただき、本当にありがとうございます」
小さく頭を下げて礼の言葉を述べるリューにリクは思い出した。
以前にリューを攫おうとした冒険者からリューを助け、その際に気絶したリューにちょっぴりイタズラをしたことに。
「いえいえ、お気遣いなく。私も困っている女性は放っておけない性分なので」
「それでは私の気がすみません。何かお礼をしたい。貴方は私の命の恩人なのですから」
エルフは真面目で融通が利かず、頭が固い。
そうではないエルフもいるが、少なくともリューは救ってもらった恩をそのまま放置できる性格ではない。
何らかの形で恩を返さなければ気が済まない。
真面目に、そして純粋に恩を返したいという気迫にリクは困ったように頬を掻く。
リクは当然、リューともアイズ達同様にいずれは手を出すつもりでいた。
だが、エルフであるリューを口説くにはまずは順序というものが必要になる。
ただ単に犯すだけなら簡単だ。
しかし、それでは面白くもないし、リクの主義に反する。
リクの考えではまずは友人から初めてそこから徐々に自分の色に染めていくつもりでいた。
ある意味きっかけは手に入れられたが、ここは慎重に選ばなければいけない。
ここで友人になってください。というのは簡単だ。
きっとリューもそれを承認してくれる。
そこから徐々にというにも一つの考えだろうが、それでは勿体ない。
仮にもリューにとってリクは命の恩人。
これを如何に有効活用できるのかで今後のリューとの性活が決定される。
これまでリクは言葉巧みにエルフを口説いたことはある。
何人も堕として愛と快楽の虜にしてきた。
だが、その全ては時間を浪費してやっとの思いでできたこと。
この場で、即、リューとエロいことができる名案は思いつ――――いた。
我ながらエロに関わると頭の回転が早い。
「では一つ、欲しいものがあるのですが」
「なんでしょうか?」
「貴女が欲しい。私の女になってはいただけませんか?」
リクは大胆不敵にも
「か、からかわないでください! 私と貴方は出会ったばかりだ!?」
突然の告白に耳まで真っ赤になったリューにリクは言う。
「いいえ、私は本気ですよ。それに出会ったばかりなど関係ありません。私は純粋にリュー・リオン。貴女が欲しいのです。その気高き精神、仲間を想う純粋な心、断言しましょう。貴女は美しい。そんな貴女に私は惹かれた」
詩人のように語りながらリューの傍まで歩むと、そこに片膝をついてリューの手を取る。
「――――――ッ!?」
「貴女を私のものにしたい。私の気持ちに応えてはくれませんか?」
顔を赤くして瞳は泳いでいるリューは動揺しているのが明白。
それでもリューは口を開いた。
「わ、私はギルドの
「構いません。そのようなこと些細なことです。それにそうなったのもそれは仲間を想う当然の行動です」
「………わ、私は料理が下手だ」
「貴女の手料理なら私は喜んでいただきます」
「融通も利かず、愛想もよくない………」
「それは貴女が真面目でだからです。愛想がよくない? それは嘘です。仲間達の前で見せる貴女の微笑みはとても美しかった」
「そ、それに………」
「それ以上、自分を貶す発言は止めてください。もし、それ以上ご自身を貶すというのであれば私はその三倍で貴女を称えましょう」
戸惑うリューにリクはリューの隣までやってきてその肩を掴み、そっと自身の胸元に寄せる。
「私は貴女を愛しましょう。この愛に偽りを抱くその日が来ればその時は私を好きなようにして構いません」
「貴方はどうしてそこまで…………」
こんな私を愛してくれるのか?
その言葉にリクは微笑みを浮かばせながら告げる。
「貴女に惹かれた。そう言いましたよ?」
そう言ってリクは何の迷いもなくにリューの唇を奪った。
「――――――――――――――――――――――ッッ!!?」
目を見開くリューは抵抗して、離れようとするが身体に力が入らず、それどころか受け入れている自分がいる。
恩人とはいえ、出会ったばかりの異性に唇を奪われた。
だが、そこに拒絶も嫌悪もない。
それどころか心地よささえ感じる。
少なくともこの男の言葉に、気持ちに嘘偽りはない。
それだけは理解出来た。
「ん………はぁ……」
重なる口から甘い声が漏れる。
されるがままに、唇を何度も重ねられる。
リクの手がリューの服に手をかけようとすると、リューがその手を掴む。
「あの、これ以上は……その、まだ……」
リクがリューを愛する気持ちは伝わった。
リクがこれから行おうとしたことも受け入れようとは思ってはいるが、まだ心の準備ができていないリューには早かった。
だが、ここで終わるリクではない。
「すみません。我慢ができませんので襲いますね」
そう言ってそのままソファの上で押し倒す。
「もし、本当に嫌なら本気で抵抗してください。私はもう貴女に魅了されておりますので」
服に手をかけてリューの鎖骨が外気に触れる。
そして、リクはリューの首筋に優しくキスをして舐める。
「あっ……い、いけません…………ん、な、なめないで…………」
弱弱しくも抵抗の意思を見せるリューにお構いなしに攻め続ける。
ここまで来てリクは確信した。
リューは押しに弱い。
なら、このまま押し通すのみ。
首筋から鎖骨まで丁寧に舐め続けるリクの攻めにリューは感じたことのない刺激に身体を震わせる。
「せ、せめて………んっ、身を、清めさせて……ほしい」
「貴女はもう十分に綺麗だ」
そう言ってリクはついにリューの上半身を露にさせると、リューは異性に裸を見られたことに羞恥で目を固くつむる。
「美しい」
「ふ、んん………んっ…………ふっ………」
乳房を揉まれるが、そこに痛みはなくむしろ心地よい刺激に襲われる。
恥ずかしいのか、声を出さない様に必死に堪えているリューのその姿は男心を擽らせる。
「怖がる必要はありません。安心して私に身を委ねてください」
優しい声音で語りかけるリクは片手でリューの乳房を揉み、もう片方の乳房を舐める。
「あン……ふ、ンン………ふン! くぅぅ~………」
甘い声を上げ、込み上げてくる快感に身体が火照ってじっとりと汗ばんでくるのがわかる。
自分がこんなにも破廉恥な声を出している声を聞いて、激しい羞恥に苛まれる。
「我慢しなくてもいいんですよ? 私の前では全てをさらけ出してください」
我慢しなくてもいいと告げるリクはリューの下腹部に手を伸ばす。
「そ、そこは………ああっ!」
そこだけはと止めようとする前にリクの指がリューの秘部に接触した。
今、一番敏感になっているところに触れられて声を出してしまったリューにリクは微笑む。
そして、そのままリクは指でリューの秘部を刺激する。
「ああ、ンぅッ……くぅ、だ、らめ………あぅっ! はっ、ンああ………!」
一番敏感になっているリューの秘部をリクは巧みな指遣いで絶頂へ導いていく。
「ふふ、下着の上からでもわかるぐらいに濡れていますね。こんなにも濡らして………そんなに気持ちいいのですか?」
「い、いわしゃいで………あン! はぅ、はぁ、はぁ………ンくッ! ああ、あン……」
「いいですよ、もっともっと己の快楽に身を委ねて楽になっても。さぁ、さぁ」
「ンあ、ああ、ま、まって………はぅ、ンン! ンンン、ンは! だ、だめ………!」
一層に激しくなる指遣いにリューは下腹部から感じる込み上げてくる快感に耐え切れず。
「~~~~~~~~~~~~~~~~っっ」
絶頂を迎えてしまった。
初めての絶頂に背筋を反してビクビクと全身を痙攣させるリューにリクは濡れたリューの下着を脱がしてリューの秘部を開放する。
「これなら問題なさそうですね」
しっかりと濡れているリューの秘部を見て、リクはついに自分の陰茎を取り出す。
「あ……」
絶頂の余韻に浸かるリューは呆けながらも理解した。
「リューさんの純潔を頂きますね」
亀頭の先端をリューの秘部にあてがうと、そのまま一気に奥まで突き入れた。
「くぁ……!? あッ、んんあッ!」
リューの純潔はリクに奪われる。
突き破られた処女膜。結合部から漏れるぬめりには見紛うことなく真紅の液体が混じっていた。
「リューさんの中はとても気持ちいい。締め付けがまた心地よいですよ」
「ンッ! くぅ、い、いわあン! ないで………! ああっ、あっ! はン!」
リューの様子に合わせて膣内を突くポイントを変えてリューの快感を与えていく。
甘く、疼くような感覚に襲われるリューは快感に喘いでしまう。
「はン、や……んッ、ンン、あぐ………あッ、あッ、も、もう………!」
二度目の絶頂を迎えようとしているリューにリクは微笑みを浮かべたまま。
「ええ、私もそろそろ………一緒に気持ちよくなりましょう」
互いに絶頂を迎えようとリクは激しく腰を振ってより快感を高めていくと。
「あああああああああああああああああああああっっ!!」
「くぅ……」
絶頂を迎えた二人。
リューは二度目の絶頂に腰を浮かせて下腹部に力を込めたこともあって膣内の締め付けが一層に増したリクは思わずリューの
ドクドクと溢れ出てくる精子はリューの膣内を満たしていく。
「ふぅ」
達成感と快楽に満たされたリクは蕩けた表情で体を震わせているリューと唇を重ねる。
「ん、レロ……クチャ………チュ………」
リューの口の中に舌を入れて絡ませ合うリクにリューは抵抗の意思がないように求めるがままにそれを受け入れた。
「最高でしたよ、リューさん」
これからも一緒に気持ちよくなりましょう。
その言葉を最後にリューは眠る様に意識を失った。
「ふふ、可愛いですね、リューさん。この程度で気を失ってはこれからが耐えられませんよ? まぁ、少しずつ慣らしていかせるのも楽しみですね」
次はどういう風にしようかと、楽しそうに笑うリクだった。