マッサージ店『ドルミーネ』の客室にしてリクは客人を迎え入れている。
「いかがでしたでしょうか? 何か違和感や不快感などはございましたでしょうか?」
「いや、むしろ心地よさを感じた。私の宣伝がなくても十二分に売れるだろう」
客人はオラリオ最強魔導士【
以前に商品であるお香。その感想を告げるリヴェリアにリクは安堵と同時にその感想に素直に頷いた。
「名高きリヴェリアさんにそう言ってくださると心強いものです。それなら量産も視野に入れるべきですかね?」
「そうだな。それなら私だけではなく他の者達も買うだろう」
「もし、リヴェリアさんが買われるとするならお値段はどれぐらいが妥当だと思いますか? お客様のご要望にできるだけ合わせたお値段で提供したいので」
「ふむ…………………使われている材料がどれほどかは知らないが、君の技量も含めて1200ヴァリスが手頃だろう」
その意見にリクは顎に手を当てる。
普通のお香の値段は大体300~500ヴァリス。その約3~4倍の値段を提示してきた。
正直そこまでの値を付けるとは思わなかった。
「なるほど。ではそのお値段を基準に…………色も揃えた方がいいでしょうか?」
「その方が喜ぶ者も多いだろう。その辺りは君の判断に任せる」
「わかりました。ご協力ありがとうございます」
「いや、私の方こそいい物を使わせて貰った」
礼を告げるリクにそんなことはないと首を横に振るリヴェリアは椅子から立ち上がって店を後にしようとする。
「あ、お待ちください」
そんなリヴェリアに制止の声を投げてリクの奥にある棚からお香が詰まった箱を手渡す。
「これはご協力してくださったお礼です。是非ともお受け取り下さい」
「いや、そういうわけには」
「そうしていただけないとこちらの気が収まりません。それにリヴェリアさんの宣伝でこれから儲けさせてもらうのですからこれぐらい安いものです」
「………………………わかった。そういうことであればありがたく受け取ろう」
「はい。それではまたのご来店をお待ちしております」
感謝の証として受け取らないわけにはいかなかったリヴェリアはそれを受け取って自派閥の
それが
「まったく、アイズのやつは。最近は無茶はしないと思った矢先に………………………」
溜息を吐きながら自室に戻るリヴェリアは悩みの種であるアイズに頭を抱えていた。
最近は無茶にダンジョンに潜ることなく適度に休みは取っていたのだが、また遅くまでダンジョンに潜ってモンスターを倒していた。
もう少し自分を労わって欲しいものだと心配するその姿はまさに
リヴェリアは一度心を落ち着かせて深く息を吐くとふと視線に昼間にリクから貰ったお香が目に入った。
折角頂いた物だ。こういう時にでも使って活用しようとリヴェリアはお香を使用する。
以前と変わらず、気持ちが和らいでいく。
本当にあの者はいい腕をしていると称賛するリヴェリアの意識は深い眠りについた。
その時、その様子を窺っていたリクは『透明化』を解除して姿を現す。
「ふふ、そうアイズを怒らないであげてください。リヴェリアさん」
笑みを溢しながら催眠状態のリヴェリアに近づくリクは早速といわんばかりにリヴェリアの服を脱がして上半身を外気に触れさせる。
「いつ見ても
これまでそれこそアイズも含めて多くの女性に愛と快楽を与えてきたリクではあったが、リヴェリアの裸体はいつ見ても美しいの一言に限る。
正直、芸術家にリヴェリアをモデルに書いた絵なら数千、いや、億の値段で売れるのではないかと思えるほど。
女神を超える美貌というのも素直に頷ける。
「まぁ、鑑賞はこの辺にしておきますか」
取りあえず一礼だけしてリクはリヴェリアを
そしてまだ誰の手にも汚されていないリヴェリアの胸を優しく揉み解す。
柔らかく弾力性もあるリヴェリアの胸を丁重に揉む。乱暴に扱うなんて真似は絶対にせず、少しずつその身体に女の悦びを味わせていく。
少し揉むだけでリヴェリアの身体が小刻みに震えているのがわかる。異性に触れれば触れるほどに敏感になるように以前にそう暗示をかけておいたおかげだ。
暗示とは本人の意識がなくとも脳に直接作用する。それ故に脳がその暗示通りに身体にそう命令している。
リクがこう触れる度にリヴェリアは敏感体質になっていく。
相手は最強魔導士であるリヴェリア。焦らずじっくりねっとりとその身体から快楽という甘い毒で犯していく。
電気でも流れているように身体を震わせているリヴェリアの白い肌がうっすら熱を帯びて赤くなって、呼吸も僅かに荒い。
「ふふ、身体は正直ですね」
そんなリヴェリアに速く犯したい。
その美しく可憐な口に自分の肉棒を加えこませたい。
誰も許したことがない
その身体を、心を存分にしゃぶりつくしたい。
「おっと、涎が………………」
妄想するリクは一度ここで息を整える。
それはまだ早い。ここで手を出すのは簡単だがそれは自分の矜持に反する。
美味しい食べ物は最後の最後まで取っておくからこそ美味なのだ。
リヴェリアの白い肌を指で撫でながら綺麗なヘソをいじる。
誇り高きエルフが祟拝する
やはり、殺そうとするのだろうか。
それとも同じ屈辱を与えようとするのだろうか。
そして、そんな瀬戸際を今、心から興奮している自分は本当にどうしようもない変態だとリクは改めて自分の変態性に嗤う。
リヴェリアの頬に手を当てるリクは指でリヴェリアの口に指を当てる。
「今はまだ奪いません。ですが、いずれはその唇も貴女の貞操も私がいただきます」
意識のないリヴェリアにそう宣言してリクはリヴェリアの下腹部に手を伸ばす。
そこには一切の穢れが存在しない
身体が正直に女の悦びを感じて求めている。
だが、ここには手は出さない。
そこはメインデッシュとして頂くまで。
こんな無粋なところで奪うなんて野暮な真似はしない。
既に臨戦態勢の自分の息子はここでは解放しない。いや、できない。
リヴェリアは鋭いだけではなく洞察力も高い。ここでそれらしいことがあれば見抜いてしまう恐れがある。
今はまだ下手に警戒を抱かせるわけにはいかないために帰ってリリの寝込みを襲って発散させようと一考する。
今はその身に快楽を与え続けるそれだけだ。
少なくとも今日渡したお香が全てなくなるまでは。
「ああでも、もう少し冒険しますか」
だが、必要以上に警戒して冒険をしないにも面白くない。
危険と安全。そのギリギリの瀬戸際が一番面白いのだから。
リクは舌を出してリヴェリアの胸を舐める。
犬のように舐めるリクはリヴェリアの胸や乳首をただ存分に舐め回す。
起きた時、もしかしたらバレるかもしれない。しかし、そうじゃないかもしれない。
そう考えるだけで身体が震える。
片方だけでは反対側が寂しいだろう。そんな寂しい想いはさせないリクは反対側の胸も舐めると乳首が立ってきたのがわかる。
身体はやはり正直なものだ。だが、今日はこの辺でやめよう。
これ以上はこちらが我慢できなくなる。
焦る必要はないのだから今はこれぐらいで終わらせて舐めた跡を綺麗にふき取って服を整える。
「また、来ますね」
そっとそう呟いてリクは再び『透明化』でその場から姿を消す。
そして溜まりに溜まった性欲はリリで発散させた。