迷宮都市オラリオ。
夕日が沈み始めようとする時間帯、リヴェリアは街中を歩いていた。
本来ならこの時間帯は自身の
商品としてリクから勧められたお香の試作を頼まれたのがきっかけでリヴェリアはそのお香を買おうと足を向けている。
日頃から
その疲れを取り払ったのがリクが作ったお香だ。
効果もよく、次の日の朝には疲れが取れる。全身に纏わりついた何かから解放された気持ちで目覚めることが多くなった。
そのお香が商品として販売されているのを同じ【ファミリア】のエルフであるアリシアから聞いた。当の本人もナルヴィから勧められて買ったそうだが、使用後はそのお香の素晴らしさを話していた。
エルフは他種族との接触を拒む。肌の露出も嫌うエルフはみだりに肌を晒さない。
エルフ族の潔癖性。それはリヴェリアも似たようなものだ。
拒むまでではないが、肌をみだりに晒したり、積極的に触れ合うことはない。
マッサージなども同様で誰かに身体を触れられるには多少なりの抵抗はある。
それもあるせいか、エルフにとってリクが作ったあのお香はありがたいものだ。
そのお香を買おうとリクが開いているマッサージ店『ドルミーネ』の傍まで行くと、その店からエルフの女性が出ていくのを目撃した。
自分と同じ物でも買いにきているのだろう、と思ったリヴェリアは店の中に入る。
「いらっしゃいませ!」
店に入ると明るい声で挨拶してくる
「ここで売られているお香をいくつか頂きたい」
目的の品物を欲するリヴェリアはその少女にそう言うも、少女は不意に申し訳なさそうに謝る。
「申し訳ございません。先程のお客様で商品が売り切らしてしまいまして………………………」
「そうか…………」
予想以上の売れ行きに少し残念な気持ちになるも、ないものを強請っても仕方がないリヴェリアは改めて出直そうと踵を返そうとする。
「あ、いらっしゃいませ。リヴェリアさん」
「ああ、君か……………」
店の奥からリクが姿を現して返そうとしていた足を止める。
「売り上げが順調の様でなりよりだ」
「いえいえ、リヴェリアさんがご協力してくださったおかげですよ。本日はどのようなご用件で?」
「なに、私もあのお香を買おうと足を運んだのだが、少し出遅れたようだ」
「ああ………………………」
その言葉に納得するように頷くリクは微笑しながらリヴェリアに言う。
「せっかくですしお茶でもいかがですか? ちょうど店も終わる時間ですし、お時間があるのでしたら商品についても色々とお聞きしたいことがありますから」
「ふむ、しかし………………………」
「リヴェリアさんにはご協力して頂いておりますし、何よりお得意様ですからね。次のお買い上げの際は【ロキ・ファミリア】限定で割引させて貰います」
「君はマッサージ店より商人に向いているな」
微笑しながら冗談半分でそう言うリヴェリアはそのお言葉に甘えて客室に向かう。
「………………………………」
その後姿を
ああ、今夜も悪魔が生贄を食べてしまう。
リヴェリアを客室に案内したリクは紅茶を淹れて対面するように腰を落ち着かせる。
商品であるお香に関する意見と改善案について話しをする二人。すると、一通りの話を終えるとリヴェリアは疲れを取るかのように息を漏らす。
「随分とお疲れのようですね」
「ああ、すまない」
「いえいえ、二大派閥の一角である【ロキ・ファミリア】の副団長を務めているリヴェリアさんも多忙なのは想像できます」
そんなリヴェリアを気遣う様に話すリクの心遣いに感謝するリヴェリア。
そんなリヴェリアにリクはある提案を促す。
「よろしければマッサージをいたしましょうか?」
「いや、その気持ちだけで十分だ」
その提案をやんわりと断るリヴェリアだが、リクは続けて。
「マッサージと言いましても手や足でもそれなりの効果が出るのはご存じでしょうか?」
「いや、初耳だ」
「実は手のひらには多くのツボがありまして、そこをマッサージするだけで身体の不調を改善したりすることができるのです。内臓器官、骨格や筋肉対応するツボがありましてそこに適度に刺激を与えると気持ちよく、リラックス効果が出ることが判明されました」
「ほう、それは知らなかったな」
リクの説明に感心するように驚く。
「リヴェリアさんがお嫌でなければお香の代わりに手をマッサージさせて頂きますがどうでしょう?」
「………………………………では、少しだけ頼む」
普段なら断ったかもしれないが、リクには団員の事も含めて世話になっているし、せっかくの厚意を無下には出来ない。
リヴェリアは右手を指し伸ばしてリクはその手を持つ。
「では失礼しますね」
「んっ」
手のひらを親指で押されてリヴェリアは全身に電気が通ったかのように甘い声と同時に身体を震わせた。
「あ、申し訳ございません。痛かったですか?」
「い、いや、そうではない………………………」
「そうですか? 痛かったら言ってくださいね」
手のマッサージを再開するリクは手のひらや指を押したり揉んだりしてマッサージを続ける度にリヴェリアの身体は何とも言えない感覚に襲われる。
唇を噛み締めて声を抑えようと耐えるリヴェリア。しかし、リクに手を刺激される度に身体が反応してしまう。
初めての感覚。これがマッサージの気持ちよさなのか? とリヴェリアはそんなことを思いながらもむずがゆい気持ちを抑える。
「如何ですか? 痛くないですか? エルフの方をするのは初めてですから何かあれば教えてくださいね」
「あ、ああ………………」
なんとか返答する。だが、マッサージが続く度にリヴェリアはおかしな気持ちになっていく。痙攣する身体。股の間が妙にむずむずして落ち着かない。
ただ手を触れられているだけなのに、とリヴェリアの思考が少しずつ白く染まり始める。
身体が反応しているリヴェリアを見てリクは内心で笑みを浮かべていた。
仕込んでいた甲斐があった、と。
リヴェリアにかけた強力な暗示とお香を使う度にその美しい身体に快楽を与え続けてきた。
今のリヴェリアは異性に対いて超がつくほどの敏感体質になっている。
手に触れられるだけでも感じてしまう今のリヴェリアに根気強く仕込ませたかいがあったと力強く頷く。
因みにお香が売り切れだというのも嘘。リクが予めにリヴェリアが店に来た時はそう言うようにとリリに伝えていた。
リヴェリアが必死に込み上げてくる快楽に耐えている隙を狙ってリクは指を鳴らした。
「~~~~~~~~~~~ッッ」
その合図をきっかけにリヴェリアは強くなった快楽に目を固く閉じる。
暗示を仕込んだ日にリクの合図をきっかけにリヴェリアは発情期の動物のように異性を本能のまま求めてしまう。
それでもリヴェリアは耐え凌ぐ。
それは
リクはその必死に耐えているリヴェリアの顔を見て嗜虐心がふつふつと出てくる。
耳を真っ赤にして目を固く閉じ、空いている手を強く握りしめて耐えるその姿に興奮を覚えないわけがない。
このままどこまで耐えられるか、そう考えてしまうもリクは首を横に振った。
一人の紳士としてこれ以上女性を耐えさせる真似はよくないと、リクは一思いにリヴェリアを楽にさせてあげようと『感覚変化』を使ってリヴェリアの感度を上げた。
「―――――――――――――――――――っ」
言葉にできない声を上げるリヴェリアは一際大きく身体を震わせて倒れそうになるもそれをリクが受け止めた。
「大丈夫ですか?」
「んんっ……………な、なに………が………………………」
抱き止められても敏感になっている身体は嫌でも反応してしまうリヴェリアは初めての絶頂に力が入らず、呂律が回らない。
「…………………いくら何でもマッサージでここまではなりません。もしかしてリヴェリアさん、誘っているのですか?」
「ち、ちが………………………」
「そんなことにも気づかずにいらぬ恥をかかせてしまって申し訳ありません。
リクの勝手な言い分を否定しようにも上手く言葉にできず、
「ちゃんと責任は取りますから」
そう言ってリクはリヴェリアが着ている白を基調とした魔術装束を丁寧に脱がしていく。
「や、やめ、ろ………………………」
それを必死に抵抗しようとするも力が入らず、服を脱がされて上半身が外気に触れる。
「綺麗ですよ」
そう告げてエルフ特有の長い耳を甘噛みする。
耳から感じる異性の吐息と生暖かい感触が耳を通してゾクゾクとリヴェリアの身体を震わせるだけでなく、リクは空いた手でリヴェリアの胸に触れる。
優しく時に激しく乳房を揉まれるリヴェリアは痙攣が収まらない。頭が真っ白になっていくことを自覚しながらも抵抗が弱まっていくことに気付かない。
「あっ―――――」
乳首を抓まれて声を上げるリヴェリアはまた絶頂してしまった。
迎える二度目の絶頂。快楽がリヴェリアの身体を支配しようと広がってくる。
耳を甘噛みされ、そのまま首筋を舐められ、乳房も舐められてしまう。
「ん、く………………ふぅ、んっ………………………」
最後の抵抗かのように声だけは出すまいと抗いを見せるリヴェリア。だがそれは逆にリクの嗜虐心を煽らせている事に気付かない。
口でリヴェリアの胸を堪能するリクは次にリヴェリアの秘部に手を伸ばす。それを見て止めようと声を出そうとするが遅かった。
「~~~~~~~~っっ!!」
自分以外に触れられたことのない秘部に触れられて背を仰け反って身体を痙攣させるリヴェリアの秘部から愛液が溢れ出る。
手についた愛液を舐めるリクはリヴェリアの秘部に顔を近づけて舌を出して舐める。
「ふ…………や…………………ん、あっ………………………」
次々と溢れ出てくる愛液を舐め取るリクにリヴェリアは羞恥と快楽に挟まれながら耐えようとするも身体は既に求めてしまっている。
子宮が異性のアレを求めているかのように疼く。その為の準備は終えているかのように愛液が出ている。
そんなリヴェリアにリクは舐めるのをやめてリヴェリアの耳元で囁くように告げる。
「リヴェリアさんもそろそろ子供が欲しいのではありませんか?」
「な…………な、に…………………を………………………」
「
「そ、それ………………は」
ないとは言い切れなかった。
「それに貴女は
耳元で囁くリクの言葉がリヴェリアの心をかき乱す。
「私が商品の宣伝としてリヴェリアさんにお声をかけたのもそれは貴女が、リヴェリア・リヨス・アールヴが欲しいから。一人の女としての幸福を与えたいからなのです」
甘い毒がリヴェリアを蝕む。
「いいのですよ? 自分の幸せと愛を求めても。その全てを私が与えます」
最後にリクはこう告げる。
「愛してます。リヴェリア」
その言葉にリヴェリアの頭から抵抗という文字は消えた。
「んっ、ふっ、はぁ…………んんっ」
自分からリクの唇を奪う。リヴェリアは自らの意思でリクにファーストキスを捧げた。
それに応じるようにリクも舌を出してリヴェリアの舌と絡ませながら胸を揉む。
「行きますよ?」
最後に了承するかのように声をかけるとリヴェリアは小さく首を縦に振った。
それを気にリクはリヴェリアの秘部に陰茎を入れて処女膜を破って一気に奥まで突き入れた。
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
長年守り続けてきた
その膣内は想像以上に気持ちよくてとろけるようだ。
それでも陰茎を離さないかのようにきつく締め付けてくるのは
「あ、ああっ、ンぐ、ふぅ………………はぁ…………」
リヴェリアの口から漏れる甘い声。純白の肌は熱を帯びているのか薄っすらと赤くなっていて蕩けるようなその顔と瞳はリクの気持ちを昂らせる。
「んあっ、ああ、あっ、まっ……………待っ、て……………………頭が、おかひぐ! なり…………………」
「いいですよ、そのまま身を委ねて」
再び絶頂を迎えようとするリヴェリアにリクは腰をより一層に激しく動かして射精を高める。
そして――――
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
膣内に精子を射精されたリヴェリアは同時に絶頂を迎えて自分の中でまだ出て続けている精子を感じながら力なく呼吸を整える。
「んっ」
「さぁ、続けて二回戦に行きますか」
そこで止めるリクではなかった。リヴェリアの膣内で再び勃起するリクは休憩を挟まずに続けてリヴェリアと身体を重ね合う。
そして、数時間後。
「んっ、ヂュル、チュパ…………………レロ、チュ………………………」
リヴェリアは精子と愛液だらけのリクの陰茎を舐め、口に咥えたりなどしていた。
「いいですよ、リヴェリア」
その頭を優しく撫でるリクにリヴェリアは陰茎を口にしたまま頷いた。
堕ちた
リクは今日も女性に愛と快楽を与えた。
今度、アイズと一緒にするのもいいかもと考えながら次は誰にしようかと一考する。