「いかがでしょう?フレイヤ様」
「ええ、貴方のマッサージは最高よ」
リクは今日も元気に営んでいた。
既に常連客となっているフレイヤの足先から肩まで入念かつ念入りにマッサージを行う。
その近くには当然のようにオッタルが待機している。
変態であるリクが粗相をしでかしたら即殺害を視野に入れているかのような鋭い視線を向けてくるがリクは気にも止めない。
「【剣姫】と随分楽しんでいるようね」
「おや、お気づきでしたか」
フレイヤは知っている。
アイズがリクに抱かれて自分から求めるようになっていることを。
それに関してリクは特に気にせず平然と話す。
フレイヤは愛と情欲を司る女神。
その行為に愛があればフレイヤはその光景を愛でるように見守る。
リクはちゃんと愛して行為を行うし、フレイヤもそれを知ってリクに興味を湧いた。
自分と似ている、そう思ったフレイヤはリクを勧誘している。
「少し妬けちゃうわ。貴方、私には手を出さないじゃない」
「私から手を出したら首が飛んでしまいますから」
自分の首をトントンと叩くリクにフレイヤは微笑を浮かべる。
リクがフレイヤを襲えば間違いなくオッタルは隠し持っている武器でリクの首を跳ね飛ばそうと動き出す。
「ふふ、そうね」
自分に忠実の子であるオッタルならそうするだろうと納得してフレイヤは上半身を起こして座ると足をプラプラ揺らす。
「足もお願いできるかしら?」
「もちろんです」
膝間着くリクはフレイヤの足を持とうとした時、制止の言葉が投げられた。
「手じゃなく舌でしてちょうだい」
見下されながらそう命令してくるフレイヤにリクは身を震わせる。
「かしこまりました」
足を掴んで舌で足のツボを刺激させるリク。
指ではなく舌を使わなければならない為にしっかりと舌に力を入れなければツボを押すことさえ出来ない。
「もっと強くしなさい」
「……はい」
美の女神様からの命令にリクはただ従う。
もう足に接吻しているかのように口を近づけているリクはフレイヤの綺麗な足を十二分に堪能していた。
フレイヤはリクが自分の足に興奮して舐め回している姿を見て微笑む。
舌でマッサージなんかできる訳がないことはフレイヤは理解している。
ただ、リクを苛めてたかった。
自分ではなくアイズと楽しんでいたことに嫉妬していることは自分が一番よくわかっている。
だけど、今は、今だけはリクは私のものと言わんばかりにそれを誇張してフレイヤはリクを苛める。
「下手ね、それが常連に対する対応なのかしら?」
「も、申し訳ございません……」
理不尽を押し付けて文句までも言うフレイヤにリクは逆に興奮を覚える。
「もうマッサージはいいわ。私の足を綺麗にしなさい」
「はい………」
フレイヤの足指の先から指の間までも舐めるリクにフレイヤは恍惚の表情を浮かべる。
自分の命令に忠実に従い興奮しているリクに優越感を覚えるフレイヤはその感覚を堪能する。
「い、いかがでしょうか?」
舐め終えたリクは見上げてフレイヤに確認を取るとフレイヤは微笑を浮かべて。
「やり直しね、手を後ろに組みなさい。オッタル、彼に目隠しを」
「ハッ」
罰を加えてやり直させた。
両手を後ろに回すとオッタルがリクに目隠しをしてロープで両腕を拘束する。
フレイヤは見えないリクの顎に足を当てて自分の足はどこにあるのか教える。
「さぁ、私をもっと楽しませて……」
蠱惑な笑みを見せるフレイヤだが目隠しされているリクにはわからない。
リクが出来るのはただ一つ。
フレイヤが満足するまで足を舐め続ける事。
「……はぁ……はぁ……」
しかし、リクにはご褒美だ。
忠犬のようにペロペロとフレイヤの美脚を舌で追い求めて見つけたら何度も舌で舐める。
「はぁ……いいわ…………」
そんなリクを見下してフレイヤは楽し気だった。
フレイヤは愛と情欲を司る女神である。
リクは攻めも受けも両方ともいける変態である。
第三者から見ればフレイヤがリクを虐げられている光景だが、二人の間にはその行為に確かな愛がある。
互いに悦び合う二人にフレイヤは時間を見て少し落胆する。
時間が来てしまったからだ。
リクは店自体は真面目に経営している。
その邪魔をしてまで続けるのはフレイヤ自身も喜ばしくない。
「リク。立ちなさい」
「……はい」
迫りくる時間の中でフレイヤは最後にリクを満足させてあげようと命令する。
立ち上がるリクのベルトとズボンを脱がすとそこには既に勃起している陰茎が姿を現す。
「ふふ、私の足はそんなに気持ちよかったのかしら?」
「最高の……ご馳走です」
正直に答えるリクにフレイヤは満足気味に頷くと両足でリクの陰茎を挟む。
「なら、貴方の大好きな足で気持ちよくしてあげるわ」
「ありがとうございます………」
両足を動かして陰茎に刺激を与えるフレイヤは足からリクの陰茎がビクビクと反応しているのがわかる。
「フレイヤ様……お慈悲を………」
辛そうに声を上げるリクにフレイヤはそれに応えた。
「ええ、イカせてあげるわね」
より一層に両足を動かすフレイヤにリクはフレイヤの攻めに抑えに抑えていた我慢に限界を迎えてすぐに絶頂を迎えて射精した。
飛び散る精子はフレイヤの足だけには収まらずに腹部までも飛び散った。
大量の精子が飛び散った中でフレイヤは立ち上がってリクの拘束と目隠しを取る。
明るくなった視界に映るのは蠱惑的な表情をするフレイヤの笑顔。
「またお願いね、リク」
オッタルからタオルを受け取って精子を拭い取ってから出て行くとリクは一息入れて。
「仕事を再開しますか」
まずは片付けから、と仕事に勤しむ。
今日も無事に仕事を終わらせることが出来たリクは一息入れる為にコーヒーを飲む。
いつも通りならもう少ししたらダンジョン帰りのアイズがやってくる。
今日はフレイヤが自分にされたように目隠しで拘束もいいかもしれないと妄想を膨らませていると店の入り口で気配を感じ取ったリクは訝しむ。
いつもなら一つだけの気配が二つある。
「今日は珍しく誰かお誘いしたのでしょうね」
珍しい話ではない。
【ロキ・ファミリア】は既にお得意様になっている。
アイズの他に誰か来てもおかしい話ではないが、今日はエロいことは無理かとはんば諦めで入り口に足を運ぶ。
「こんばんは……」
「こ、こんばんは」
いつも通りのアイズとその隣には次に狙いを定めていたレフィーヤ・ウィリディス。
「こんばんは、アイズにそちらの方は……」
「レ、レフィーヤ・ウィリディスです。アイズさんの紹介で来ました」
「そうですか、初めまして。ウィリディスさん」
「あ、レフィーヤで構いません」
「わかりました、レフィーヤさん。中へどうぞ」
店の中へ誘導するリクはアイズとアイコンタクトするとアイズもそれに頷いて応じる。
いつかはレフィーヤを誘って店に来て欲しいと頼んでおいたがまさか数日も経たずにつれて来てくれるアイズにリクは感謝しつつ二人を客室に案内した。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
「ありがとう……」
紅茶を淹れて二人に渡すとリクは対面するようにソファに腰を下ろす。
「さて、今日はどうなさいました?」
「……レフィーヤのことでお願いがある」
「あ、あの、アイズさん。本当によろしいのでしょうか?」
「うん、リクは信用できる」
戸惑うレフィーヤにアイズは断言するように言い切るとレフィーヤは自分の口から今日訪れた理由を話した。
肩こりが酷いとレフィーヤは告げる。
以前から肩の調子は悪いと思っていたが最近は特に酷く少し動かしただけで骨がバキバキとなるらしい。
それを聞いたリクはふむ、と顎に手を当てて考える。
「レフィーヤさんは緊張しやすい方ですか?」
「は、はい、いざとう時は特に……」
その答えになるほど、と納得してリクはその原因について教える。
「レフィーヤさんの肩こりの原因は精神的ストレスでしょう。冒険者は常に死と隣り合わせという状況化の中に身を置いています。ストレスは恐怖、不安、焦りからも体にとってはストレスと判断されます」
「そ、そうなんですか?」
「ええ、レフィーヤさんの場合はそれが肩に集中しているようですから、ああ、そうだ。少しお待ちください」
話の途中で何かを思い出したかのように立ち上がるリクはあるものを二人の前に持ってきた。
「香ですか?」
「ええ、リラックス効果がある香と聞いて以前購入していたのを忘れていました」
香の匂いを嗅いで表情が和む二人。
二人の表情を見てその効果を確認したリクはアイズに視線を向ける。
「アイズ。レフィーヤさんの肩を揉んであげてはどうでしょう?見知ったばかりそれも異性である私よりも馴染み深く同性である貴女の方がレフィーヤさんの気も楽でしょう」
「うん」
「え、い、いえ!そこまでなさらくても大丈夫です!」
「駄目」
遠慮するレフィーヤを斬り捨ててアイズはレフィーヤの肩を揉み始める。
「異性である私がここにいれば気にもなるでしょう。一時間ほど席を外しておきますのでごゆるりと。何かあれば声をかけてください」
その場から離れるリクは隣の部屋に向かう。
レフィーヤはまだ知り合ったばかりなのに気を遣わせて申し訳ないと思ったがアイズの言葉通り誠実で優しい人だということはわかった。
憧憬を抱いているアイズに肩を揉んでもらうという申し訳なくも嬉しいレフィーヤ。
すると、アイズの手が肩から胸へ落ちてきた。
「ひゃっ!?」
突然胸を揉まれて変な声が出たレフィーヤだが、アイズは今も胸を揉んだまま。
「あ、あの、アイズさ―――」
どうしたのかと振り返ろうとした瞬間、レフィーヤは唇を奪われた。
他でもないアイズに。
「レフィーヤ……」
恍惚な表情を浮かべるアイズ。
隣の隠し穴からその光景を見ていたリクは思わずガッツポーズを取る。
先程の香はリクが調合した香。
リクは『調合』と『神秘』のアビリティを獲得してそれを極めて、様々な試行錯誤を繰り返して作り上げた一つが先ほど使用した香だ。
思考判断を鈍化させて性感覚を高める香は『耐異常』を持っていたとしても効果を促す。
問題はある点としては効果が高すぎるのと性欲に忠実な人ほどかかりやすいという点。
作り出した時、リクは一晩中その効果に悩まされて結局は繁華街でアイシャの一晩中相手してもらうことで事なきを得た。
「んっ……はぁ、レフィーも………口空けて………」
「んぐ、あ……アイズ…………んんっ、はぁ……」
効果が掛かる前に離れてリクはともかく香の効果が発揮している空間にいる二人は舌を絡ませ合っていた。
止めようと抵抗しようとしているレフィーヤだが、憧憬の人が人だけあって強く抵抗できずに口の中に舌を侵入させられて犯されていく。
思考判断も鈍化されて快楽に忠実になっていくレフィーヤはアイズと舌を絡ませ合いながら胸を揉まれていた。
【剣姫】と【
「ムチュ……チュパ………は、んっ、ア、アイズさん………」
服を脱がされていくレフィーヤは下着までもずらされて胸を露にされてしまう。
「大丈夫………これは、スキンシップだよ」
レフィーヤの胸を直に揉み解しながらレフィーヤの尖った耳を舐め始めるアイズにレフィーヤは顔を真っ赤にして目を強く瞑る。
「ん、そ、そこは………らめぇ…………」
「駄目じゃない、気持ちいいことはいいことだよ」
耳を舐められて呂律が回らくなったレフィーヤにお構いなく耳を舐め攻め続ける。
香の効果もあってより一層に感じてしまっている。
アイズは耳を舐めるのを止めるとレフィーヤを押し倒す態勢を取る。
互いに息を荒くするなかでアイズはレフィーヤのスカートを捲って指で下着の上からレフィーヤの秘部に刺激を与える。
「ンぁッ!?あっ、あ、そ、そこは…………!」
突然秘部を刺激されて堪らず声を上げる。
憧憬のアイズに犯されているという現実から逃れられないレフィーヤ。
そんなレフィーヤの胸をアイズは舐める。
「んふっ!………ア、アイズ…………ひゃん!む、むねは………!」
抵抗しようにも力が入らないレフィーヤはなす術なくアイズにその穢れない身を汚されていく。
胸を揉まれて乳首を舐められ、吸われるレフィーヤ。
お腹から感じるこみ上げてくる何かをアイズによって刺激される。
こみ上げてくる感覚を快感とはわからずレフィーヤ。
アイズはもう一度レフィーヤと唇を重ねる。
今度は舌も入れていない軽いキス。
「あっ………」
微笑むアイズの顔を見て一瞬だけ安堵するレフィーヤ。
アイズはその隙を狙ってかレフィーヤの下着の中に指を入れてレフィーヤの秘部に直接指をいれた。
「ひッ、あああああああああああああああああああああああああッ!!」
快感が一斉にレフィーヤの体を襲った。
生を受けて初めての絶頂にレフィーヤはビクビクと体を震わせる。
そんなレフィーヤをアイズは優しく抱きしめる。
「大丈夫だよ、一緒に気持ちよくなろう」
子供をあやす様に優しく話すアイズは隣の部屋から出てきたリクに視線を向ける。
「リク、レフィーヤも私と同じように受け入れてあげて」
「勿論ですよ」
性の悦び、快感、絶頂を知ったレフィーヤ。
これからも楽しめそうとほくそ笑む。