リクは今日も自店を営んでいる。
早く従業員の一人ぐらいは確保しなければ過労で倒れるかもしれないと思いつつお客様のマッサージを続けていく。
順調に黒字が続くのは嬉しいが、流石に一人で全てを行うのは限度があった。
「ありがとうございました!」
お客様に挨拶して他に客がいないことを確認したリクは休憩を取ろうと思った瞬間、店の扉が開いた。
「いらっしゃいませ、ティオネさん」
「ええ、お願いするわ」
ティオナ同様に顔馴染みなっているティオネが来店してリクはすぐに仕事場に案内する。
「では、こちらでうつ伏せになってください」
リクの指示通りにうつ伏せに寝転がるティオネ。
「では始めますね」
まずは足先からマッサージを開始するリクにティオネの表情が気持ちよさそうに表情が緩くなっていく。
「ん……やっぱリクのマッサージは気持ちいいわね………」
「ありがとうございます」
「あのバカもあんたのマッサージの腕をまた褒めていたわ。忙しくなるんじゃない?」
「……やはり、速めに従業員は確保した方が良いですね」
クスリと微笑むティオネの言葉にリクは真剣に考える。
以前もティオナがリクのマッサージの腕を褒め回して多くの客が店にやってきた日は本当に大変だった。
マッサージを続けていくうちにティオネの瞼が重くなっていく。
「………ごめん、少し寝るわ」
「ええ、時間が着たら起こしますよ」
リクに一言告げて眠りにつくティオネにリクは微笑みながらティオネの頬を軽く叩く。
完全に眠りについたのを確認してリクは詠唱を唱える。
「【現と夢はどちらも等しい】」
催眠魔法を唱えるリクの手元に一本の紫色の針が出現する。
「【ナイトチェエル】」
紫色の針をティオネの頭に刺す。
当然外傷はない。リクの催眠魔法は対象が寝ている状態でなければかけることができないが、効果は十分にあるがリクは催眠魔法の効果を最低限に抑えている。
例えばリクが最大限の催眠魔法をティオネにかけてティオネはリクの性奴隷と認識させればティオネはその認識通りにリクの性奴隷になる。
しかしそれでは意味がない。
これほどの美少女を簡単に操れたとしても所詮魔法は魔法。
効果がなくなれば何の意味もない、その上、面白くもなければ詰まらないものになる。
だからリクはきっかけを与える程度に威力を押さえている。
きっかけだけを与えて殆どが本人の意思で決められるように。
後はそのきっかけを掴んで誘導させれるかはリク次第。
「ティオネさん、ティオネさん」
肩を揺すって声をかける。
「ん、もう時間………?」
「あと少しありますがそろそろですね」
起き上がるティオネはまだ寝ぼけているのか意識が完全に覚醒していない。
「随分とお疲れのようですね。【ファミリア】の訓練はやはりきついのですか?」
「そうでもないわよ。それに団長に振り向いて貰う為なら私はどこまでも頑張れるわ」
恋する乙女の顔をするティオネ。
「団長……【
「あら、口が上手いわね。でも褒めても何も出ないわよ?」
さらりと褒めるリクの言葉を平然と聞き入れるティオネ。
「それは残念です。ティオネさんの抱擁を期待していましたのに」
「さらりとロキみたいなこと言うわね、あんた………」
呆れるように半眼になる。
軽口だということはわかっていてもそういうことを言う人物とは思ってなかった。
どちらかで言うと冗談が苦手で真面目な奴がティオネが抱えているリクのイメージだった。
「ティオネさんのような美しい方なら男は皆そう思いますよ?そのまま一夜を共に、という淡い妄想を抱く人もいるでしょう」
「私の操は団長のものだから」
きっぱりと言うティオネにリクは本当にフィンのことを愛しているのだろうと思う。
だからこそ手に入れたくもなる。
「ついでに言えば男は初めての女性の相手はリードできる方がいいと仰る方が多いですね。初めてだから下手な方としてせっかくの思い出を汚したくないみたいな理想があるそうですよ」
「そこをもう少し詳しく教えて」
顔を近づけて喰いついてきたティオネにリクは続ける。
「女性も好きな方と初めてを過ごしたいという風に男性もそういう考えがあるんですよ。【
「……………」
顎に手を置いて深く考え始めるティオネを見てリクは尋ねる。
「【
「……ないわね、団長のそういう話聞いたことないし」
「なら、これはチャンスではありませんか?」
僅かに出来たティオネの疑惑にリクは飛びつく。
「今からティオネさんがリードできる女性になれば【
「だから、私は団長に操を」
「私もそこまでとは言いませんよ。多少男に慣れておくという意味で私と前戯をしませんか?前戯を知る知らないで男性の反応は変わりますので」
「そんなに変わるものなの?」
「それはもちろん。男性なら特殊な性癖を持つ者以外なら全員が共通していると言っても過言ではありません」
言い切るリクにティオネは悩みに悩んで。
「………いいわ、ただし必要以上にしたら金玉引き千切るから」
リクの話に乗った。
「で、何をすればいいの?」
「まずは互いに裸になりましょう」
提案するリクにティオネは服を脱ぐ。
アマゾネスだけあって裸になることに抵抗が少ない、もしくはないこともあってティオネの豊満の胸が露になり、くびれた腰、揉み応えのある尻が丸見え。
揺れるティオネの胸を見てリクの陰茎が大きくなる。
「すご……男のコレってこんなに大きくなるのね」
「触ってもいいですよ。私もティオネさんの胸を触らせて頂きます」
「……まぁ、いいわ」
ティオネはリクの陰茎を。
リクはティオネの胸を。
互いの身体を触り合う二人。
「ん……」
始めて男に胸を触られるティオネもリクの陰茎に手を伸ばす。
リクもティオネの豊満な胸を揉みほぐす。
柔らかく弾力のあるティオネの胸は非常に揉み応えがある。
揉みまくるリクに対してティオネもリクの陰茎を握る。
「熱い……それに固いのね………これが
始めて触る陰茎に触った感触を口にするティオネは両手で触りまくる。
ぎごちない感覚がまたいいと思いながらリクは内心でほくそ笑む。
催眠魔法によりきっかけを得たリクの言葉に惑わされてティオネは自らの意思でこうしている。
自分が操られているという感覚さえもないほど微量の効果しかないがとりあえずは成功したことに笑う。
「何かビクビクしてるんだけど?」
「ティオネさんの手が気持ちいい証拠です」
「そ、そうなの?ならいいけど……」
「もう少し手を激しく動かしてはくれませんか?」
「こう、かしら?」
両手で陰茎を挟むように持って前後に激しく動かし始めるティオネにリクの陰茎はより強い刺激を感じていた。
「そう、その調子で願いします」
両手にはティオネの胸の感触を味わって目はティオネの裸体を脳膜に焼き付けるぐらい凝視して陰茎はティオネの手で刺激を与えられる。
内心でこんな美少女に手を出さないフィンはどうかしていると愚痴る。
ここまで情愛を注ぐティオネの気持ちに応えないのならいっそのこと貰おうとさえ思っている。
フィンに振り向かれることなくそのまま叶わぬ恋で終わり、一生残る傷を作ってしまうぐらいなら自分が愛して抱きしめればいい。
そうなったらフィンを一発本気でぶん殴るが、今はまだ早い。
ティオネの身体にそそられてこうしているが本気で手を出すつもりはまだない。
今はまだ前戯だけの関係でいい。
その身体を堪能させて貰うつもりで乳首を弄る。
「あんっ」
艶のある声を出すティオネの反応から性感帯は乳首と判断して執拗にティオネの乳首を弄り始める。
「ん……ん、んっ………ちょ、と、乳首………あん、触り過ぎ…はぅ…………」
「私のも好きに触っていいですよ」
触り、抓み、弾くとティオネの乳首が固くなっていくとティオネの膣から太股に愛液が流れ落ちる。
「この………ッ!」
ギュとリクの陰茎を強く握って動かすティオネに急激に強くなった快楽に耐えられずリクは思わず射精してしまう。
「うわ……ッ」
突然の射精に驚くティオネの腹部と太股にリクの精液が飛び散る。
それを手ですくってまじまじと見る。
「これって気持ちよくなって出たってことよね……?」
「ええ、気持ちよかった証拠です」
本当はもう少し堪能したかったが出たものは仕方がない。
取りあえず今日はこれぐらいで諦めて次に会う機会を楽しみにしておく。
「言っとくけどこのことを誰かに言ったらぶっ殺すからね」
「勿論誰にも言いませんよ。二人だけの秘密特訓です」
ティオネは服を着てマッサージの代金を支払って店を後にする。
その日の夜。
店の後片付けを終わらせたリクは一息ついていた。
「………従業員、速めに確保しないと」
深刻な問題に頭を抱えるリクは二つの気配が店の前に足を止めている事に気付いて店前に行くといつものようにアイズとレフィーヤが来ていた。
「あ、あの、先日はお礼も言えず申し訳ありませんでした……」
「いえいえ、構いませんよ。夜風は身体に悪いですので上がってください」
先日とはレフィーヤが肩こりに悩んでリクの店に訪れた日の事。
レフィーヤは初めての絶頂で気を失ってアイズに抱えられてその日は帰って行った。
アイズとの百合プレイはリクの催眠魔法で弄ったが、身体はそうではない。
レフィーヤの身体は既に快楽を知っている。
二人に見えないように唇を舐めるリクはあくどい感情を抑える。
欲に正直になるのはまだ早い。
「どうぞ」
客室で待っている二人に紅茶を淹れるリクはソファに対面するように座る。
「それで肩の具合はどうですか?」
「あ、はい。大分楽になりました」
楽になったと告げるレフィーヤにリクは申し訳なさそうに言う。
「失礼ですが、触って確認してもよろしいでしょうか?これでもマッサージ師の端くれ。きちんとレフィーヤさんを満足させられることが出来たのか、もう大丈夫なのかを確認したいのです。レフィーヤさんは肌の接触を拒むエルフの方というのはご存じですので無理にとは言いませんが」
「だ、大丈夫です。えっと服は……」
「もちろん着たままで結構です。では失礼しますね」
立ち上がってレフィーヤの背後に回るリクはレフィーヤの肩に触れて問題がないかを確認する。
「問題は特にはなさそうですね。しかし、レフィーヤさんの場合肩こりの原因はストレス。また酷くなる可能性がありますね」
「えっと、その場合どうすればいいのですか?」
尋ねて来るレフィーヤにリクはアイズを見て答える。
「性感マッサージをしませんか?」
「普通のマッサージとは違うんですか?」
「簡単に言ってしまえば胸や臀部、普段はマッサージしないところをすることですね」
「ひ、必要なんですか!?その、お、お尻などに………ッ!」
顔を赤くして疑惑の言葉を投げるレフィーヤにリクは首を縦に振る。
「ええ、臀部は疲労が溜まりやすい箇所でもありますし、女性の胸だって血液が最も流れる心臓に一番近い場所。一度行えば確かな効果はありますし、アイズもしてますよ?」
「うん、私もして貰ったよ」
「え!?」
肯定するアイズに今日一番の驚きを見せるレフィーヤ。
「もちろん普通のマッサージを定期的に行うという考えもありますし、このマッサージには相手の許可も頂いてから行っております。しかし、レフィーヤさんの場合こちらの方が効果的だと思いますがいかがなさいますか?」
「レフィーヤ、私はして貰った方が良いと思う」
「うぅ………」
悩むレフィーヤはアイズの言葉もあってリクの言葉に同意した。
恥ずかしいがアイズに心配をかけたくないという気持の方が上回ったようだ。
「では、こちらに衣類をこちらに。身体にタオルを巻いてうつ伏せになってください」
籠とバスタオルを持って来てレフィーヤに渡すと戸惑いながらもレフィーヤは服と下着を籠に入れてタオルを体に巻き付ける。
タオルの上からでもわかるしっかりとある胸や小振りの可愛らしいお尻がタオルの上からでもわかる。
うつ伏せになるレフィーヤを見てリクはマッサージを開始する。
「では始めますね」
「んっ」
レフィーヤのお尻を鷲掴みにして揉み解すリクは『感覚変化』を使用して性感覚を高めてマッサージを行う。
「くぅ………んっ……あ、あの……こ、これは、あっ…………普通なの、ですか……?」
弾力のあるレフィーヤの尻を揉みながらレフィーヤはこれが普通なのか疑問を飛ばすがリクは平然とした態度で首を縦に振った。
「性感マッサージとはこういうものですよ?抵抗があるようでしたらすぐにでも止めますのでその時は言ってくださいね」
そう答えるリクは両手でマッサージを続けることでレフィーヤの性感覚を高めて快楽に身を委ねようとする。
「恥ずかしいのは最初だけだよ。私は初めては少し嫌だったから」
「あ、アイズさん……」
レフィーヤのすぐ近くでアイズが見守っている。
枕に顔をうずめて少しでも声を抑えようとするレフィーヤだが、その反応はリクにとっては嗜虐心が煽られる。
虐めたいと思うがここは堪える。
下手に過激になればここまで来た努力が水の泡。
「ん………んん、はぁ………はぅ、ん………」
レフィーヤの艶のある声が漏れる。
一通りレフィーヤの尻を堪能―――マッサージを終わらせたリクは次へ移行する。
「レフィーヤさん上向きになって頂けますか?」
「………はぇ?」
恍惚な表情を浮かべているレフィーヤにアイズが協力してレフィーヤを上向きにすると体に巻き付けていたタオルがはだけてレフィーヤの裸体が二人に晒されることになるが、レフィーヤはそれが気になる程、思考が既に働いていない。
快楽に抵抗がないレフィーヤは抗う術を知らずにただ身を委ねるのみ。
「では、胸を始めますね」
レフィーヤのほどよくある胸を触るリクにレフィーヤは雷でも打たれたかのように背筋が反る。
「あっ!んんっ、はぅ………んっ……あン…くぅ………」
触られて、揉まれて、掴まれる。
自身の胸を蹂躙されるかのように弄ばれるレフィーヤの口から甘い声が出てくる。
胸を揉むと今度は乳首を抓まむなど行うリク。
「…………」
アイズはレフィーヤの姿、声を見て聞いていると体が疼き始めていた。
「んんっ………」
レフィーヤを見ながらアイズは自身の指で秘部に手を当てて刺激を与える。
疼くこの身体を鎮めようするアイズは自慰行為を行う。
「アイズ、もう少し待っていてくださいね」
そんなアイズの相手を後でしてあげようと声をかけるリクは休むことなくレフィーヤをマッサージしていく。
「はぁ、んあ……ふぅ…………あ、ああ、あン……あふ」
触られて感じてしまうレフィーヤはもう絶頂を迎える寸前だった。
こみ上げてくる快楽が頂点に達しようとするが、リクはそれをさせない。
レフィーヤが絶頂する前に加減しているからだ。
早く楽になりたいと思ってもそれをさせてはくれない。
レフィーヤの秘部から愛液が溢れ出ているがリクはそこに触ることなく胸や腹部などを触るのみに留まる。
「……あぅ、う………」
呂律が回らない口でリクの袖を掴むレフィーヤは懇願した。
以前アイズにされたように楽にして欲しいと。
「ええ、大丈夫ですから私に任せてください」
子供を諭すように優しい声音で話すリクはレフィーヤの秘部に触れて楽にさせる。
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッ!?!?!?」
背筋が反るほど激しく痙攣して絶頂に達するレフィーヤの秘部からは愛液が噴き出た。
我慢していたものが一気に解き放たれたように噴出するとレフィーヤは苦しみから解放されたかのように荒い息を整える。
リクは微笑みを浮かべてレフィーヤの頭を撫でる。
「お疲れ様です。ゆっくり休んでいてくださいね」
「………ぃ」
辛うじて返答らしい言葉が口から洩れるとリクは自分の秘部を弄っているアイズに声をかける。
「アイズ。お待たせしました」
「……うん」
もう出来上がっているアイズのスパッツを脱がしてリクはアイズにレフィーヤを押し倒す態勢をするように言うとアイズはレフィーヤを覆い被るように四つん這いの態勢になる。
そのアイズの背後に回ってスカートを上にあげると既に秘部が濡れているのを見てリクはズボンから自身の陰茎を取り出す。
「行きますね」
一気に奥まで突き入れる。
「あぅ!……ああっ、あ、んん………ンァっ!」
後ろから何度も出し入れされる。
尻を両手で固定して腰を打ち付けるリクにアイズは蕩けた声が出る。
パンパンとぶつかり合う音が部屋に響く。
「ンン、ん、あ、リ、リク……もっと………あっ…………」
「欲しがりですね、アイズは。そこも可愛いですよ」
欲しがるアイズにリクはより激しく荒々しく動く。
アイズの両手首を掴んで後ろから何度も突き入れては出すを繰り返す。
「ンあっ、あ、あ、……あん…………んんっ、はぁ、はン………ああ」
激しくされることにより感じてしまうアイズは自身の下にいるレフィーヤが薄っすらと瞼を開けている事に気付いていない。
「アイズ、出しますよ」
「~~~~~~~~~~~~~ッッ!!」
自身の膣内に射精されたアイズはドクドクと子宮内に精液が噴き出していることに感じながらその余韻に浸かる。
「んっ…………」
自身の下にいるレフィーヤに今の安らぎを分けるようにキスをして舌を絡ませる。
なすがままにされるレフィーヤに最後に見たのは幸せそうなアイズの顔だった。
「レフィーヤさんもアイズと一緒に気持ちよくしてみせますよ」