※この作品はR-18です。

P3Pin女番長 ~if~   作:甲斐太郎

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P3Pin女番長 時間軸 8月―⑧ 

【本編との違い】

思い人と文字通り結ばれハッピーな湊の気持ちが反映されたのか、出てきたシャドウは強敵ではなくレアシャドウの団体御一行でした。




優「兄さんは考え過ぎ」

0時30分を過ぎる頃、階下よりにぎやかな声が聞こえてきた。どうやら湊先輩たちが帰ってきたらしい。聞こえてくる会話を聞く限り、今日も特に変わりなく探索を進めることが出来たようだ。

 

階段を上がる音とドアを閉める音が幾度か鳴り、30分もしないうちに寮内は静まり返る。さすがに連日はないかと、溜息を吐いて僕は湊先輩が来るのを期待していたことを思い知った。これでは人のことは言えないなと、僕は首を横に振った。

 

するとハンガーにかけられたままの湊先輩の浴衣が目に入った。

 

そういえば、部屋の掃除をする前に邪魔にならないように干しておいたっけと思う。その浴衣を見ていると昨夜のことがありありと思い出され、息子がズボンを押し上げてテントを張る。僕は無言でティッシュ箱を自分の近くに引き寄せ、ズボンを下ろそうとした。その瞬間、ドアがノックされる。

 

奇声を上げて、ベッドから転げ落ちる僕。昨日もこんなんじゃなかったっけと悪態を吐きながら、息子の位置を修正しつつ、ドアの鍵を外し開ける。するとそこにはオレンジ色のブラウスに白色のスカートを身につけた湊先輩がほんのり頬を桃色にして立っていた。首に下げられたヘッドホンの鮮やかな紅色が際立っている。

 

「……来ちゃった。今日もいいかな」

 

「……どうぞ」

 

『辛くなったらいつでも来ても良い』とは言ったけれども、内心『当日かよっ!』ってツッコミを入れていた僕の横を通って部屋に入った湊先輩は、綺麗に片付けられた部屋を見て、モジモジし始める。僕は一応、廊下の様子を確認した後でドアを閉め、鍵をかけて振り向く。

 

すでに湊先輩はベッドに腰掛けており、左手でポンポンと自分の左隣に座るように促してくる。午前中の痴態を見せていた人とは同一人物とは思えない振る舞いを見せる湊先輩の横に腰掛ける僕。ちょんちょんと肩を突かれたので、湊先輩の方へ顔を向けるとすぐ首に腕が回され、彼女がねっとりと唇を押し付けてくる。唇を唇でこじ開けて、探し出した僕の舌に湊先輩は自分の舌を絡める。

 

方法は違えど、昨晩僕が湊先輩にしたことの焼き増しであった。僕の胸板に湊先輩の軟らかい双丘が押し付けられその感触と心臓の高鳴りがダイレクトに伝わってくる。このままやられっぱなしは嫌だなと、僕が反撃に出ようと手を彷徨わせていると湊先輩は自分の左手で僕の右手を掴むと、自身のスカートの中に招き入れた。感触はぬるま湯に手を入れた感じに似ていた。指や掌で十分触った後、右手を引き抜くとトロトロとした愛液に塗れ、指と指をくっつけて離すと粘着性のある糸が形成される。

 

それを湊先輩に見せ付けるように視界に入るところですると彼女は自分でするように促したくせに顔を真っ赤にして背けた。僕は目の前に来ることになった右耳にふっと息を吹きかけた後、囀る様につぶやく。

 

「……湊が寝る時にノーブラなのは知っていたけど、下もつけてないんだ?」

 

僕の質問でリンゴのように真っ赤になった湊先輩の耳たぶを甘噛みすると彼女は空いていた左手で声を我慢するように口にあてる。直後、軽く痙攣するように震える。

 

僕はそんな彼女の身体を引き寄せて横抱きに抱える。左腕で彼女の背中を支え、右手で足を開くようにちょんちょんと両膝を突く。すると体中の血が集まったのではないかと疑うほど、顔を真っ赤に染めた湊先輩は大きく股を広げる。それに伴いスカートから白い太ももがむき出しになる。さすがに秘所が丸見えになるようなことはなかったが、『むあっ』とした熱気は漂ってくる。僕は股を広げさせた右手でスカートの端を摘まむと徐々に上へあげていく。愛液を垂れ流してドロドロになった秘部が僕の前に晒されると湊先輩は両手で顔を隠してしまった。僕は中指で割れ目を擦りつつ、親指で赤茶色の叢を触った後、人差し指と一緒に陰核を摘まんでグリグリと強めに擦った。

 

「ひぅっ!ああっ!」

 

期待による感度の上昇に加えて、急所への思いもよらない一撃によって歓声を上げつつ腰砕けになる湊先輩。横抱きにした状態で絶頂に達した為、僕のズボンは湊先輩の愛液でビショビショになってしまった。トロンとした表情でぐったりしている湊先輩の手を押しのけて、優しくキスをする。すると焦点の合わない蕩けた表情でありながら、湊先輩はすがりつくように執拗なキスをせがんでくる。僕は左手で彼女の後頭部を支え、ぺちゃぺちゃと音を立てながらキスする。その間、フリーになった右手はすでに湊先輩の上着の中に入り込んで御碗型のハリの良い胸を堪能していたりする。

 

しばらくキスしたり、胸や臍といったところを触ったりしていると湊先輩から唇を離した。様子を見ていると、おずおずとしながら僕の息子を触る湊先輩。彼女の頬にキスを落とすと、僕は無言で上着を脱ぎ捨てた。そして湊先輩の衣服も脱がしていく。自分のはどうでもいいが、湊先輩の衣類は着て帰ってもらわないといけないので軽く畳んで勉強机の上に置いていく。お尻側の方が濡れてしまっているスカートが帰るときに使えるのかどうかは分からないけれど。とりあえず生まれたままの姿になった湊先輩の身体を撫でまわす。首筋から肩、鎖骨から二の腕といった感じに。

 

「ん……っ」

 

こそばゆいのか湊先輩は時折身体をピクピクさせるが、特に抵抗することは無い。しかし、彼女の視線は僕の息子に固定されている。湊先輩の秘部はこれ以上ないほど濡れそぼっているし、前戯の必要も無いかと思い。購入したばかりのコンドームの箱のフィルムを剥がし、箱の中から取り出す。そして包装を破り捨てると息子に装着した。昨晩使ったのは父親の部屋から拝借したものだったけれど、今回のものは昼間に青ひげ・ファーマシーで購入してきたもの。使用者の感想によると、つけても感触は“生”とそう変わらないらしいけれど。

 

僕がそんなことを考えているなんて微塵も思っていないのだろうなと湊先輩を見れば、ベッドの上で仰向けになり膝を抱えていた。ぷりんとした染みひとつ無いお尻が丸見えになっている。僕は彼女の近くに移動し、股を開かせる。コンドームを填めた上でそそり立つ息子を湊先輩の膣穴の入り口に宛がうと、彼女はぎゅっと目を瞑っていた。昨夜は彼女の気持ちも考えず、僕が身勝手に挿入してしまった。もしかしたら激痛だったのかもしれない。中々挿入されないのを不思議に思ったのか、湊先輩はゆっくりと瞼を開け僕に向けて言葉を紡ぐ。

 

「はやく、わたしの中に来て。総司くん」

 

「……分かった。いくよ、湊」

 

湊先輩の膣穴をゆっくり押し広げながら埋没していく息子と、彼女の表情を交互に見る。『はっはっ……』と浅い息を繰り返す湊先輩の目元には涙が溜まっている。僕はぎゅっと彼女を抱擁すると、その涙を舐め取った。そして、ポジションを確認するように腰を動かすと湊先輩にも伝わったのか、鳥が囀るような小さな声で尋ねてくる。

 

「入った……の?」

 

「うん、全部入ったよ」

 

「嬉しい……」

 

僕の背中にぎゅっと腕が回される。正面から密着する形になった僕と湊先輩は視線を交わしたあと、番の小鳥たちのような短いキスを繰り返した。

 

 

◇◇◇

 

 

朝ちゅん2日目か。

 

と思いながら目を覚ました僕。その隣には『すぅすぅ』と可愛らしい寝息を立てて眠る湊先輩の姿がある。僕は彼女の髪を軽く梳いた後、クローゼットの中から着替えを取り出すと素早く着替える。

 

そして、ゴミ袋とビニール袋を出して部屋の掃除を始める。勉強机のファイルなどを入れている引き出しを開けて、何も入っていない大きな茶封筒の口を開けさせると、そこにティッシュに包んだコンドームの山を入れて閉じる。そしてビニール袋に入れると口をしっかりと結ぶ。

 

まさか1日に1箱のペースで使用する事になろうとは思ってもいなかった。それだけ湊先輩が魅力的すぎるのだが、そこに文句を言うことは出来ない。

 

僕が掃除している音にも起きることなく眠り続ける湊先輩に近づく。すました表情で寝こけているので、まだ意識はないだろうと思い頬に軽めのキスをした後、彼女の耳元で心を篭めた言葉を呟く。すると、寝ているはずの湊先輩の表情がすごく安らかなものになった。

 

「今度は、起きているときに言おうっと」

 

そう言って僕はゴミ袋を片手に部屋を出る。時刻は5時前、タルタロス帰りなら明彦先輩も起きていないはず。そう思いながら1階に下りて裏口から出る。近くのゴミ捨て場に捨ててもばれないとは思うが、念のためにと思って駅前の商店街の集積所に持っていくことにする。

 

夏真っ盛りであるが日が昇っていない内は肌寒いことに変わりないが今の僕には丁度よかった。なにせ湊先輩の耳元で呟いた言葉の所為で火照った頬の熱が中々とれなかったから。

 

駅前の商店街のゴミ集積所にゴミ袋を置いた僕は踵を返し戻ろうとしたのだが、寮の方から走ってくる赤ベストを着た男の姿を捉え、僕はその場から逃げ出した。特に逃げ出す必要はなかったのだが、急に踵を返して逃げ出した僕を見たその男性は面白がって追跡を開始。

 

巌戸台という町を舞台にいつの間にか壮大になってしまった『鬼ごっこ』は寮の前で息絶えた僕を明彦先輩が捕まえて終了となったのだった。

 

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