※この作品はR-18です。

藤原隆美の正体は・・・   作:あゆ20011969

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001〜004

物語り、1

 

藤原隆美の正体は

 

女性の肉体と男性の精神を持って生まれた人間を、女性として性的に嬲る。FtM、GID、Hefemale

 

藤原隆美(21)164、87-63-89

景山 律(48)

田中 楓(36)167、93-61-95

 

「しかし・・・律さんも、そろそろ五十路でしょ?・・・もう、結婚は諦めたんですか?」

 

「あら?・・・今日は随分とヒドいことをおっしゃいますこと!・・・言っときますけど、これでも私五十路まで、まだ一年半もあるんですのよ!・・・まだまだ再来年の話だわ!・・・それより私は、隆美くん・・・君にとっても興味があるんだけど・・・」

 

「そうよ!・・・職場の女の子たちも、みんな君のこと、不思議がってたぞ!」

 

仮に○○食品株式会社の他の従業員・・・いや、忙しい時など、白い長靴を履いて従業員と一緒になって現場作業に勤しむ社長でさえ、藤原隆美(タカヨシ)のその言葉を耳にすれば、思わず全身を凍り付かせてしまうだろう。

 

それほど隆美の言葉は、強力な破壊力を持っていたのだ。

 

隆美とは二周り以上離れた四十八歳という年齢は、仮に結婚をし、子供でも授かっていたなら、その子供もすでに成人していてもおかしくない年回りだ。

 

しかし高校を卒業した十八歳で入社して以来、ひたすら一生懸命に仕事に励んできた結果、つい婚期を逃し、この年まで独身で過ごすこととなったのだった。

 

律自身、これまでに何度も男性にまつわる浮かれた話はあったものの、しかしいつもそのすべてが最後まで昇華させることなく散り去ってしまい、そんな状況であるにも関わらず律自身も、生涯の伴侶となるパートナーを本気で捜しているようには思えず、それどころか時折見せるその態度は、男嫌いなのでは?・・・と思わせるのに十分なものであり、さらに拍車をかけるように一回り歳下の田中楓との、女性同士とは思えぬ異常な親密さから、いつしか、律はレズビアンなのでは?・・・と、まことしやかに囁かれるようになったのだ。

 

実際・・・些細な雑談に限らず、例えそれがどれだけ仕事に関わる重要な案件であろうとも、男性・・・それがたとえ相手が社長であろうと・・・近付こうものなら、あからさまに嫌悪感を剥き出しにした態度で対応していたのだ。

 

一方で女性に対してはと言えば、ごく普通・・・穏やかに何事もなく接することができるのだが、しかし、大まかに言えば竹を割ったような、スパッとした性格ながらも、激しい気性の持ち主であるため、律のそばに寄る者は、いつしか限られた顔ぶれとなっていたのだ。

 

その中の一人に、田中楓がいる。

 

今年三十六歳になる楓は、律とは丁度一回り年齢が離れているのだが、気難しく人付き合いがお世辞にもいいとは言えない律からは特に目をかけられ可愛がられていた。

 

四十八歳・・・五十路手前の年齢で独身、さらに性格も気性が激しいと聞けば、誰もがその容姿を厳しいもの・・・言葉は悪いが、小太りで、女性的な魅力に乏しい容姿を想像してしまいそうだが、しかし実際には社内でも随一のもので、取引先からも評判の美貌の持ち主であった。

 

そんな律に、他の誰よりも特に可愛がられている楓のその美貌は、律とはまた違った魅力に溢れていた。

 

およそ身長は、二人とも百七十センチに満たないところで背比べをしているのだが、女子更衣室で作業着に着替えるときに見せる二人の下着姿は、グラビアアイドルも顔負けのプロポーションを誇るド迫力ボディを競い合っていた。

 

いつも高級感溢れる黒いスリップに覆われた律の肉体は、一見スラリとしているものの、しかし黒いスリップの下に着けたブラジャーは、質素な装いで布地の面積も大きく地味な佇まいを見せているのだが、これまで出産はおろか結婚さえしたこともない、ツンと綺麗に上向きこぼれ落ちんばかりに実った左右の乳房をきつく締め付け、そうすることでまさかDでは収まりきらずE-CUPはあろうなどとは、誰も想像することができないでいたのだ。

 

スッキリとバランスよく整った顔立ちをしたそんな律を和風美人と称えるなら、唇もポッテリと厚く目鼻立ちもくっきりとした容貌を誇る楓は洋風美人といえるだろう。

 

その肉体付きは律と比べると、ほんの少しだけボリュームが不足しているような気がするものの、それでも男性向け週刊誌の巻頭グラビアを飾るアイドルたちも顔負けのプロポーションを誇っている。

 

そんなダイナマイトボディを飾る下着の好みは、律とはまた大きく異なっていた。

 

律の好む下着は、無地で柄もなく、肌を覆う面積も大きく、極めて露出の少ない・・・四十八歳の年齢に見合った、シックで落ち着いたデザインのものが多い。

 

一方で楓の好む下着は、それを本当に下着に分類しても良いものか疑わしいものばかりであった。

 

楓が好んで着用するそれは、下着というより水着・・・それも、マイクロビキニと呼ばれる類いのものが多い。

 

極端に布地の面積が小さく、一辺がわずか三センチの小さな三角布を、胸元の乳首の辺り、あるいは下腹恥丘のデルタ地帯に貼り付かせているのだが、所詮小さな布切れでしかないそれは、下着としての本来の機能を果たすこともできず、それどころかダイナマイトボディを強調するばかりであった。

 

今年で三十六歳になるその肉体は律と同じく出産経験がないため、ボディラインに崩れもなく、それどころか年齢を重ねたことにより、若い頃に比べてムッチリと脂肪を蓄えていた。

 

そんな成熟しきった肉体に楓は、布地の小さなマイクロビキニを下着として着用するのだが、当然それは下着としての機能を果たしてくれるはずがない。

 

ただでさえ熟したその肉体・・・豊満な乳房は、わずかな動作にも揺れ動き暴れるのに、下着としての用をなさないそのビキニでは何の効果もない。

 

プライベート・・・独り暮らしのアパートで誰にも気遣うことなくくつろぐにはそれでもいいのだろうが、そもそも楓は一般的なごく普通の下着を持っておらず、常に小さな布地に細い紐の伸びたマイクロビキニを着用していたのだ。

 

そのため仕事へ出掛けるときには必ず毎日、少しサイズの小さなハーフトップブラで乳房の周りを締め付け、下半身も太股半分の辺りまで丈のあるやや小さめなスパッツを着用しているのだ。

 

十八で高校を卒業した楓は、○○食品株式会社に就職し、すでに十八年の永きに渡って勤め続けている。

 

良き縁に恵まれればそのまま結婚し寿退社を!・・・などと目論見を立てていたもののなかなか良き出会いに恵まれず、いつのまにか三十代も半分が過ぎてしまったのだ。

 

律はそんな楓を、彼女が入社して以来これまでずっと面倒を見てきており、気性の激しい律から公私に渡って可愛がられ、それが他の者から、二人は人に言われぬ仲なのでは?・・・などと、囁かれているのだ。

 

*****

 

「もう!・・・ボクのことはいいですから!・・・今は律さんの話でしょ!」

 

それまで律と楓を中心に流れていた会話が落ち着いたところで、横から割って入るように隆美は口を挟むのだが、しかし逆に恐ろしいほど妖艶な色を含んだ瞳で切り返されると、慌てて隆美は反論しようとする。

 

その日は、◯◯市郊外で中古の一軒家を律が購入したことを聞きつけた楓と隆美は、ささやかながらも祝いを兼ねてパーティをしようと!・・・と持ちかけ、週末土日休みを利用して、朝まで飲み明かすぞ!・・・との律の掛け声の元に集まったのだ。

 

今年で入社三年目になる藤原隆美は、今年で二十一歳になる仕事熱心で真面目な若者で、最近人気のダンスグループに真似た髪型と笑顔が爽やかな印象を与える青年だ。

 

今風の言葉で言えば"イケメン"と呼ばれる部類に入る隆美の容貌だが、しかしその顔付きには男の子でありながら時折女性っぽさが見え隠れし、すでに変声期はとっくに終えているはずなのに甲高い声を発し、加えて日本人男性の平均的な身長を下回る小柄な身体付きは、ナヨナヨとどこか頼りなげで、タカミと読めるその名前のせいとで中性的な印象を漂わせていた。

 

しかしそんなタカヨシだが、曲がったことは大嫌いという真っ直ぐな性格の持ち主で、その行動原理も自分が正しいと信じたことを突き進むため、時にそれが手痛い失敗につながったこともこれまで何度か経験してきたのだった。

 

そんな隆美も、高校卒業と同時にこの会社に入社して以来ずっと勤めているのだが、楓だけならまだしも、思いの外律にさえも可愛がられていたのだ。

 

それと言うのも、ただでさえ律は人付き合いが難しく気性も激しい性格なため、公私に渡って親密に付き合いをしている者といえば楓だけであり、さらに色恋にまつわる浮いた話さえさっぱり聞こえない二人ともいい年齢・・・楓もすでに三十代半ば、律に至っては五十路手前という年齢と言うこともあって、男嫌いなのでは?・・・という噂を立てており、律自身もそれについて満更でもない素振りを見せていたのだ。

 

そしてそんな律は、隆美に何か得体の知れないモノを感じていたのだ。

 

彼が入社した時、隆美のただならぬ気配を敏感に嗅ぎ取った律は、遠目に様子を伺いつつも楓をまず近付けさせ、楓からもたらされる情報により律自身も隆美に近付きだしたのだ。

 

周囲の者たちが首を傾けるほどに、律は隆美のそばに近付き、時には一緒に仕事で汗を流し、時には食事をしながら会話を楽しんでみたり、またある時は楓も連れ立った三人でショッピングに出かけたりとしていたのだが、そんな付き合いの中から、不思議と隆美からはこれまで感じたことのない・・・いつも男性たちから感じていた不快感や嫌悪感と言ったものが全く感じられず、初めて隆美と出逢った時から感じていたある種異様とも思える感覚から芽生えていた疑惑が・・・やがてはっきりと確信に変わったのだった。

 

そんな時、隆美と楓からパーティを持ちかけられ、律はこの機に便乗しようと自宅に招待したのだった。

 

「そう言うけど、君のこと不思議がってんのは、私達だけじゃないのよ!」

 

「そうそう!・・・社長に聞いても、意味ありそなこと言う割には、結局いつもはぐらかされちゃうし・・・」

 

酔いも手伝ってか、その瞳に熟女特有の妖艶さを色濃く滲ませた律と楓は、男性でありながらもどこか女性のような・・・中性的な魅力を溢れさせる隆美に執拗に絡んでくるが、しかし隆美も二人の熟女に気圧されながらも反論する。

 

「・・・またその話を蒸し返す・・・んですかぁ?・・・そんなこと・・・どうでも・・・いいじゃ・・・ないですかぁ!・・・人間なんだから・・・誰だって、秘密に・・・しておきたい・・・隠し事は・・・誰・・・にでも・・・ある・・・もんで・・・す・・・よ・・・」

 

ードサッー

 

途切れ途切れになりながら、それでも最後まで言葉をつないだ隆美だったが・・・しかし、そこでついに限界を迎え後方へとひっくり返り・・・酔い潰れてしまったのだ。

 

「・・・さぁ、楓ちゃん・・・手筈通り、お願いね!」

 

「はい、わかりました。お姉さま・・・」

 

「フフフ・・・そうよね・・・人は誰もが秘密や隠し事を持ってるモノなのよね・・・私達はキミの抱えてる秘密が・・・もう、どんなのかは予想はついてるんだけど・・・が、とても楽しみなのよね・・・」

 

隆美が倒れ込んだのを見計らって律と楓は立ち上がると、二人がかりで隆美を抱え上げ部屋を移ろうとする。

 

隆美が抱える秘密に興味を持ち・・・これまでの様々な付き合いから感じていた、疑惑から確信に変わった隆美の秘密を、これから楓と二人で暴こうと、律は秘密の地下室に向かった。

 

楓と二人で抱え上げた隆美を連れて・・・律の自宅に隠された秘密の地下室へと・・・。

 

*****

 

藤原隆美の正体は?・・・002

 

*****

 

「うぅぅぅ・・・」

 

「あら、気が付いた?・・・もう、お酒は抜けたかしら?」

 

「隆美くん、完全に酔い潰れちゃったんだもんね!」

 

そこはお寺の本堂ほどはあろうかという広さで、畳敷きで四十畳ほどはあろうかというほどの広さだ。

 

四方を剥き出しのコンクリートに囲まれた殺風景なその部屋は寒々とした印象を与え、一面には壁一杯に棚が仕付けられ、何やらそこに整然と仕舞われている。

 

反対側の壁には上方へと向かう階段が見え、そこが地下室であることを伺わせる。

 

そう・・・そこは先ほどまで隆美が、律や楓との三人で楽しげに酒宴を行っていた、影山律の自宅地下室であった。

 

六畳一間に四畳半が二間・・・それに、台所にお風呂とトイレを備えた、女性の一人暮らしには充分な大きさの純日本家屋・・・それが、中古ながら律の購入した住宅だった。

 

群集する家屋たちから少し離れた、雑草の生えた空き地に建てられた寂しげな一軒家だが、誰もそこに巨大な地下室を備えているなど夢にも思わないだろう。

 

その地下室の中央辺りには、左右の手首を一まとめに縛られ頭上に高々と持ち上げたまま、藤原隆美が吊り下げられていた。

 

泥酔し・・・酔い潰れ眠りこけていた隆美だが、両肩にかかる自分の体重からくる痛みに目を覚ます。

 

「あぁぁぁ・・・こ、ここは・・・一体?・・・うぅぅぅ・・・」

 

すでに酔いも覚め、素面に戻っていた隆美は、目の前の・・・そして自分の置かれている状況が理解できず、何度も瞬きしながら強く頭を振り払う。

 

「これから、キミに色々聞いてみたいことがあるんだよ!」

 

「誰もが触れて欲しくないことがある・・・でも、私たちはキミの秘密にとても興味があるのよ!」

 

二人は隆美にそう話しながら寄り添うように並び立ち左右の頬を・・・一人は手の平で撫でつけ、一人はピタピタとはたいている。

 

頭上高く両手を縛り上げられた隆美は、そんな二人との普段での付き合いで・・・仕事の時はもちろん、プライベートにでさえ見せたことのない二人の妖艶な姿に、ただならぬ気配を感じ狼狽える。

 

二人のただならぬ気配・・・確かに、隆美が目を逸らしたのはそのためだが、しかしそれだけが理由でないことは、この状況から容易に推測できよう。

 

隆美は二人のその姿・・・これまで見たことのない、妖しいまでの艶やかな下着姿を目にしたからだ。

 

普段・・・律、あるいは楓の自宅に招かれた折、”新しい服を買ったのよ!”・・・などと、まるで恋人同士のように何の恥じらいもなく隆美の目の前で着替え、当然二人とも隆美の目の前で下着姿を晒すことになるのだが、隆美が赤面するのも御構い無しに惜しげも無く剥き出されるその下着姿には、何のお色気も素っ気もなく、女の柔肌を守るべき布地もたくさん使用され露出を抑えた地味なものであり、楓などは少し小さめのハーフ丈のタンクトップ・・・スポーツブラに、お臍の辺りから太股膝上辺りまでを覆い隠すスパッツを着用しているのだ。

 

それが現在、隆美の目の前に曝け出された二人の姿は、これまで隆美が目にしたことのない、極めて露出度の高い衣装であった。

 

これまで度々隆美のことなど御構い無しに彼の目の前で恥ずかしげもなく晒してきた二人の下着姿は、色気もなく野暮ったいものであったが、しかしそのスタイルの良さは隠しようのないものだ。

 

五十路手前、あるいは三十代半ばという、二人とも熟女と呼ばれる年頃なのだが、しかしその美貌はトップクラスの女優にも引け劣らぬ容貌であり、そのプロポーションも下手なセクシーアイドルも舌を巻くほどのものであった。

 

五十路手前という年齢ながらも、多くの同年代の女性たちが経験しているであろう妊娠やそれに伴う出産を経験したことのない律は、その分ボディラインにも崩れがなく、若い頃と比べてもそのプロポーションはさほど変わってなさそうだ。

 

年齢を重ねた分いくらか余分な脂肪を載せてはいるのだが、しかしそれでラインが崩れるようなこともなく、逆に肉体中に脂が載り、若い頃とは一味違った熟女特有の魅力的な色気とプロポーションを誇っていた。

 

お椀のように形よく盛り上がった乳房は、少しも垂れることなくEカップの大きさに膨らみ、しっとり柔らかで、それでいてほどよく張り詰め、乳首もピンと上を向いている。

 

垂れることなく丸味を帯びた肉体は胸元だけでなく、真ん丸としたお尻、そしてそこから伸びる太股もムッチリと脂を蓄えている。

 

お腹周りにも薄っすらと腹筋を浮かべているものの、加齢からくる余分な贅肉が目に付いてしまうのだが、だからと言ってそれでスタイルを損なうこともない。

 

柔らかでムッチリとした肢体に、一方で適度に引き締まった肉体は、まるでセックスの野獣を想わせるものだった。

 

そんな律の身に着けた下着は、上下紫色したお揃いでバラをあしらった刺繍を施されたものだがそれはこれまで律が隆美に見せつけていた下着とは大きく異なるものだった。

 

今まで隆美に恥ずかしげもなく見せつけていた下着は、下着の持つ役割を充分果たす機能を備えているものだったが、しかし、現在隆美の目の前で身に着けている上下お揃いのそれはお世辞にも下着としての役割を果たしているとは到底思えない代物だ。

 

サイドのベルトやカップを支えるボーンは普通のそれと比べて何も代わり映えはなく、他のそれと同じように左右から持ち上げ寄せ上げているのだがしかし肝心のカップ部分には布地がなく、乳首を丸出しにしてしまう構造からトップレスブラと呼ばれるブラジャーで胸元を飾っている。

 

そして下半身も同様にデリケートなデルタ部分を辛うじて隠す面積しかない薄い布地は、形よく整えられた濃い目の恥毛をはみ出させ、さらにサイドやバックの部分はブラジャーの肩紐のような細いストラップのような紐状の・・・いわゆるGストリングショーツと呼ばれるものを着用しており、もはやそれは上下共々魅せるためにしか用をなさない下着であった。

 

そして楓は、そんな律をさらに上回る過激な衣装だった。

 

律と比べた楓の肉体は背が低い分やや見劣りしてしまいそうだが、しかしそれによって、楓の女性としての魅力が損なわれるのかと言えば、決してそうではなかった。

 

肉付きもよく、マシュマロのように柔らかで丸っこい肉体は女性らしい起伏に富んでおり、もっと大きそうなのにDカップの乳房はタプンタプン揺れ弾み、大きく張り出したお尻にも充分以上にお肉が載っており、しかしそれでいてウェストはと言えば乳房や腰回りを強調するようにキュッと細く括れている。

 

例えるなら・・・しなやかな女豹のように暗闇から襲いかかろうとするのが律ならば嫋やかな花の如くそっと抱き締め守りたくなるのが楓・・・それが彼女たち二人の、性格も含めた印象なのだが・・・しかしタイプは違えど二人ともその本性はセックスの野獣そのものだった。

 

三十代半ば・・・すっかり熟しきったそんな楓のムッチリと肉付き、脂の回った肉体は、それに相応しい装飾が施されている。

 

左右の胸元には乳首を隠すようにそれぞれ、ピンク色した二枚の絆創膏のようなものがペケの字を描くように貼られており、下半身・・・女性にとって羞恥の源泉とも言える秘密の花園にも、乳首を隠すそれと同じように、クリトリスの上の辺りから女陰全体にかけ、羞恥の割れ目の花弁の幅に貼り付け隠されていた。

 

それは丸裸も同然であり、しかも乳首や女性器全体をわずかな絆創膏に隠すことにより、かえって猥褻さを煽った卑猥な姿であった。

 

「・・・り、律さん!・・・楓さん!・・・ふ、二人共、なんて格好をしているんだよ!・・・そ、それに・・・これは一体、どういう事なんだ?・・・さ、さァ、二人共・・・悪ふざけは今すぐやめて、早くこれを解いてくれよ!」

 

頭上でひとまとめに縛り上げられた手首を揺さぶり、鎖の音をガチャガチャと響かせながら、甲高い・・・しかしどこか上ずった声で隆美は叫び声を上げるが、しかし正面を向いて彼女たちを直視する事ができないでいる。

 

それほどまでに二人の姿は、隆美にとって卑猥かつ扇情的な姿であったのだ。

 

これまで公私の別なく、何かと隆美の事を、目をかけ、可愛がってきた律と楓である。

 

皆それぞれが一回り以上・・・律と隆美に至っては親子ほどもの年齢差があるというのに、三人揃ってまるで十代の子供達のように破目を外してやんちゃを行ってきた。

 

しかし現在、隆美の身に降りかかっているこの状況は、これまで行ってきたやんちゃとは明らかに次元が違う。

 

タダでさえ猥褻極まりない二人衣装で隆美の前に並び立つ二人の、かつて感じた事のないただならぬ気配と状況に、隆美は初めてふたりにたいして、何か底知れぬ・・・恐怖以上のものを感じ、ジタバタと暴れていたのだ。

 

「ウフフフ・・・ソッポ向いて、真っ赤な顔してうろたえちゃって!・・・さァ、こっちを向きなさい!・・・キミの置かれている状況を教えてあげるんだから!・・・でも、キミの頬は柔らかいし、唇も随分とプックラしてるわネェ?・・・普段、隠してるから気が付かなかったわァ!」

 

そう言って律は、普段使い捨てのマスクで隠されているふっくらと柔らかな頬から線の細い顎にかけて、しなやかな細い指先で掴んでクイッと正面を向かせる。

 

まるで仔猫か仔鹿のように、怯え、震えて・・・そして何より動揺している隆美の姿に、真っ赤なルージュをひいた唇から舌を出して舐めずさり、薄ら笑いを浮かべる律は、もうすでに確信を得ている隆美の疑惑・・・男性だと言い張るにはあまりにも頼りなさすぎる肉体付きに、わざと作ったような低い声で話す甲高い声・・・そして、今日初めて息がかかるほどの間近で見て、そして手で触れた肌の質感からくる違和感を口にした。

 

「悪い冗談はやめてくれよ!・・・さァ、この手の縄を解いてくれッ!」

 

ヒステリックな声で叫び、身を捻って揺すってみても、天井から垂れる鎖がガチャガチャと虚しく金属音を響かせるだけだ。

 

「まずは、ここがどこだか教えてあげるわ・・・ここは、私の家の地下室なの・・・元々あった十畳ほどのオーディオルームを改造して作ったのよ!・・・ただこの地下室があったから、この家を買ったのよ!」

 

それが律の自宅・・・ゆうべ律と楓と隆美の三人で酒盛りを開いた律の自宅・・・それも夢にも思わなかった地下室だったのだ。

 

「大体・・・こんなお寺の本堂みたいな大きな地下室のある家だなんてないわよ!・・・私にとってはこの地下室が重要で、居住スペースにはさほどこだわりがなかったもの・・・いくら五十路手前とは言え、所詮独り暮らしの独身女よ?たまにお泊まりにくる楓ちゃんと一緒に遊んで眠るだけのスペースがあればそれでいいもの・・・それより、この地下室!・・・私の趣味のため・・・楓ちゃんと楽しんだり、今日からは隆美くんも混ぜてあげるんだけど・・・そっちには随分お金を使ったけど・・・お陰で・私のとってとても最高の地下室になったわ!」

 

律はそこにたくさんのお金を注ぎ込み、結果その仕上がりにはとても満足しているようだ。

 

一旦話を区切った律は、隆美の背後に回り言葉をつなごうとするが、しかし隆美も拒絶の言葉を叫びあげる。

 

「そ、そんなぁ・・・ボクも二人がただならぬ関係だって噂は聞いたことあるけど・・・でも、それで二人がどうこう責めるつもりはないし・・・ましてやボクのことをとても可愛がってくれる二人のことはとても大好きだけど・・・でも、それとこれとは話が違うよ!・・・こんなことをするんだったら、もう帰らせてくれよ!」

 

律と楓の出で立ちからただならぬ気配を感じていた隆美だったが、言葉の端々でこれまで耳にしたことのある二人の関係・・・律と楓は女同士で愛し合うレズビアンだ!・・・という噂を律はあっさりと肯定し、さらに自分の置かれている常軌を逸した状況に、男性とは思えぬ甲高い声で隆美は開放を叫んだ。

 

「二人の美女に迫られて逃げ出すなんて、オ・ト・コ!・・・じゃないぞっ!タカヨシ!・・・キミだって、”据え膳喰わぬは何とやら!”・・・って、知っているでしょ?・・・これからは、今までと違ったやり方で可愛がってあげるわ!」

 

「ヤダァッ!・・・もう帰らしてぇ!」

 

パシッ!

 

「聞き分けのない子ねッ!」

 

しかしそんな隆美に対して律は、”男’であることを前提に、”男”であることを強調し、また運命を受け入れるよう促すのだが、それでも往生際悪くジタバタと抵抗するので、さすがに律も声を荒げて、隆美の頬にビンタを張り一喝する。

 

「フーッ・・・今さらキミがどうのこうの言ったってもう遅いのよ!・・・私たちは決めたんだから!・・・黙って自分の運命を受け入れることね!・・・それより、前からキミに一つ聞いておきたかったことがあるのよ!」

 

気を鎮めるように深いため息を一つ吐くと、強烈な張り手を頬にもらい涙で頬を濡らしながら、しかしすっかり怯えきって身を硬くしながら嗚咽を漏らす隆美に念を押しながら、律は話題を変えようとする。

 

「キミの言ってた、”隠し事は誰にだってある!”・・・って、昨夜の言葉だけど・・・私たちはキミの持ってる隠し事にすごく興味があるのよ!・・・もう、すでに見当はついてるんだけど、今日はそのことを、キミの口から教えてもらおうと思うのよ・・・もちろん、まずは私たちから秘密を教えてあげるわ!・・・どうせ、これから仲間になって一緒に楽しむんだからね・・・さぁ、おいで、楓ちゃん!」

 

隆美の昨夜口にした"他人に秘密にしておきたい隠し事"・・・その言葉を引き合いに、すでに確証を得ている隆美の秘密を、律は本人の口から喋らせようとしている。

 

頬へのたった一発の張り手で、すでに抵抗を見せなくなった・・・と言っても、身動きのできない自分の目の前に普段見せたことのない猥褻な衣装で立ちはだかり、恐ろしげな言葉を並べる律に、隆美はすっかり気圧され抵抗する気力も削がれすっかりうなだれてしまっている。

 

すっかり怯えきった姿を見せる隆美の姿に気を良くした律は、淫虐の地獄の住人となるのだからと、ほぼ誰もが知っているであろう秘密を打ち明けるのだ!・・・と、それまで卑猥な下着姿の律に、全裸よりも艶めかしい肉体を擦り付けていた楓の名を呼び、ネットリと舌先を絡めるディープキスから始まる濃厚なレズプレイを演じ始めるのだった。

 

*****

 

藤原隆美の正体は・・・003

 

*****

 

「さぁ、私たちの秘密を、これからタップリと見せてあげるわよ!」

 

「あぁん・・・お姉さまぁ・・・ちょっと待ってぇ!・・・その前にぃ・・・隆美(タカヨシ)くぅん・・・これぇ、飲んでくれるぅ!」

 

そう隆美に宣告した律は、それぞれ熟しきった五十路手前、あるいは三十路の、片や下着とは名ばかりの、どう見てもその用などおよそなさそうにない魅せるための下着に、片やそれの一体どこが下着なのか、ただ敏感な部分に絆創膏を貼り付けただけの、全裸と呼んでも差し支えのない、それぞれに熟しきった肉体を濃厚に絡ませ合うレズビアンショーの幕開けを告げる。

 

一方で楓は、律がそう言い終えるのと入れ替わりに隆美の側に近付くと、左手を延ばして柔らかそうな頬から顎にかけてグイと掴んで口をこじ開けると、小さなショットグラスに入った得体の知れない赤い液体を無理やり口に流し込む。

 

左右の手首をひとまとめに縛り上げられた藤原隆美は、抗う術もなく流し込まれるままに得体の知れない液体を嚥下する。

 

そして隆美が飲み干したのを見届けると、影山律と田中楓は、五十路手前と三十路の熟れた肉体を絡ませながら、ワインレッドとパールピンクのルージュを走らせる唇を互いに重ね合わせる。

 

どちらからともなく互いに舌を出し、ルージュの走る唇を舐めあうと、やがてネットリと舌を絡めあい、それぞれの口中に舌を挿し入れる。

 

ソッと延ばした律の両手は、包み込むように優しく楓の頬に添えられ、楓の両手は律の鎖骨から胸元にあてがわれている。

 

楓の頬に添えられていた両手は、やがて首元を通って背中へと滑るように流れ、尻肉へとたどり着く。

 

「あぁん・・・」

 

楓の口から甘い声が漏れたのは、柔らかなお尻に廻した律の両手が強く鷲づかんだからだ。

 

そして律の両手は、タップリと脂肪を載せたお尻のお肉の量感を確かめながらウェスト背中へと這い上がり、擽るように腋の下でクルクルと踊りながら、正面のお腹の辺りに指先を這わす。

 

そんな律の指先に翻弄されながら必死に何かをこらえるように、大きく首を仰け反らせ、天井を仰ぎ見ながら唇を噛み締めている。

 

しかし律の手が重たげな乳房を揉みしだく頃には、ついに楓も堪えきれず、部屋中に響き渡りそうな大きな声で喘ぎ声をあげていた。

 

さらに手指だけでなく、それまで絡めあっていた唇は離れ、その舌先は首の辺りから喉元を舐め尽くし、やがて胸元の隙間を通ってお臍の辺りへと進んでいく。

 

そして存分に律が、手指で舌で唇で上半身を愛撫すると、今度は攻守逆転し、すっかり熟しきった律の肉体を楓も負けじと手指と舌と唇でタップリ愛撫する。

 

やがて大きく膨らんだ乳房を押し付け合い、腹を腰を密着させて脚を絡ませながら、再び互いに唇を貪り合う。

 

そして用意したローションを手に取ると、律は密着させていた胸元にタップリと垂らして、二人の肉体にしっかりと塗していく。

 

眼の前でSexの牝獣を思わせる二人の熟女が、ローションにヌメ光る半裸の艶かしい肉体を絡めあう濃厚なレズビアンショーを繰り広げられ、それを両手を頭上で一まとめに縛り上げられたまま放置されている隆美は見せ付けられ、切なそうにクネクネと内股気味になりながら太股をこすり合わせる。

 

かなりの時間・・・律と楓は女同士で激しく欲情を貪りあっていたが、しかし一方で律はじっと隆美を観察し続けていた。

 

そして律は、隆美の肉体に起きているある症状・・・それは性的欲情が昂ぶりすっかり発情していることに気がつくと、楓との女同士の熱情の交換を中断し、二人で隆美のそばに近づいていく。

 

「・・・どうしたの、タカヨシくん?・・・そんなにモゾモゾしてぇ!」

 

「まぁ、お顔が真っ赤っ赤だよぉ!・・・まるでタコみたい!」

 

「・・・うぅぅぅ・・・」

 

律と楓はそう言って詰め寄るが、しかし隆美は顔を真っ赤にしたまま言葉を返すこともできない。

 

「多分、キミも噂を聞いたことがあるだろうから、今更言うまでもないと思うけど・・・今見た通り、これが私たちの秘密よ!・・・でもオ・ト・コ・の・コのキミには、ちょっと刺激が強すぎたかしら?」

 

「そうよ!・・・お姉さまにはいつもこうやって・・・いいえ、もっともっと楽しいことして可愛がってもらってるのよ!」

 

「あぁぁぁ!・・・い、イヤだぁ!」

 

「イヤじゃないでしょ、タカヨシくん・・・キミも一緒に楽しんじゃいなさい!・・・さぁ、楓ちゃん・・・服を脱がしてあげて!」

 

「はぁい、お姉さまぁ!・・・私たちだけこんな格好じゃあ、恥ずかしいわぁ・・・さぁ、タカヨシくん!・・・オ・ト・コらしく、キミも裸になりなさい!」

 

やたら”男らしさ”を強調して、卑猥な下着姿の肉体を押し付ける二人の熟女は、もはや公然たる秘密と言える彼女たちの秘密を打ち明ける。

 

両手の自由を奪われ、二人の女性に襲われているその状況は、”男”としてのプライドが許さないものだろうが、しかし一方で女性たちに全てを委ね、男の本能の赴くままに振る舞っても、誰も彼を責め立てる者などいないだろう。

 

しかし隆美ときたら顔を真っ赤に火照らせながら、必死に熟女の誘惑を頑なに拒んでいたのだ。

 

だが、隆美がどれだけ拒否してみても逃れることはできないのか、楓はハサミを持ち出して隆美の衣服を切り刻み始めた。

 

ジョキジョキと軽快な音を立てながら、隆美の着ているトレーナーやYシャツ、有名ブランドジーンズを次々と小さな布切れに変えていく。

 

「そこまでよ、楓!」

 

その時突然律はストップをかけるのだが、タンクトップにスパッツという、肌にピッタリと張り付く下着姿の隆美のその肉体は、男性にしては妙になよなよとしていて、ひ弱そうな肉体付きだった。

 

「これからキミも裸になって、私たちと一緒になって遊ぶんだけどぉ・・・それにしても君の肉体付きは”男の子”にしてはすごく変よねぇ?」

 

すぐそばで半裸あるいはほぼ全裸とも言える姿を晒している律や楓と比べても、さほど背の高さも変わらない隆美は、女性である彼女たちの肉体とたいして代わり映えしない肉体付きだった。

 

男性にしてはやや小柄な肉体付きは、何だか丸味ばかりが目立ち、例えば大胸筋から上腕へと流れる肩の筋を覆う筋肉も柔らかげで、男性にしては心許ない筋肉のつき方は、一見して頼りなさそうだ。

 

プニプニと丸っこい肌感を見せ、”ガッチリ”と言うより”ムッチリ”と言った方がしっくりくる手足を始め、腋の下に生えるムダ毛もなんだか薄く、そんな体毛の薄さは肌理細かな肌の白さを一層際立たせている。

 

そんな頼りなさげな容貌を見せる隆美なのだが、そのくせスパッツに覆われた股間の辺りの逸物は、こんもりと・・・お椀を返したような不自然な盛り上がりを見せている。

 

「うぅぅぅ・・・い、いやだぁ・・・もう、帰らせてくれぇ!」

 

「楓は・・・この肉体、どう思う?」

 

律は楓に、下着姿の隆美について意見を求める。

 

「そぉねぇ・・・タカヨシくん・・・こう言っちゃあなんだけどぉ・・・君って全然オ・ト・コらしくないよねぇ・・・股間は変に膨らんでるんだけど、でも、そういうオ・ト・コらしくないところが、私、気に入ってるのよぉ!・・・お姉さまぁ・・・早くタカヨシくんも悦虐地獄に招待してあげましょうよぉ!」

 

「く、くふぅ!・・・や、やめてくれぇ!・・・もう、ボクを家に帰してくれぇ!」

 

両手を延ばして指先を隆美の胸板に這わせ、ちょうど左右の乳首の辺りをつついた楓はそう言って、隆美の口から甘い吐息を絞り出す。

 

「どうしたの、タカヨシくん?・・・女の子みたいに甘い、可愛い声を出してぇ?・・・いつまでも強情張ってないでぇ・・・私たちと一緒に楽しいことしましょうよぉ!」

 

そう言って律は隆美の長髪をかき上げると、普段隠されている小さな耳を小指でくすぐる。

 

”くふぅ”・・・と切なげで甘い吐息を漏らす隆美は、いつの間にか全身から汗を噴き出し、ピッタリと貼り着く下着もグッショリと濡らしている。

 

「ウフフ・・・随分と効いてきたようねぇ?・・・肉体中火照ってしょうがないでしょう?凄い汗よ!・・・ところでさっきキミに飲んでもらったのは、731αって言う、特別なお薬なのよ!」

 

さっきから隆美の肉体に起きている変調がいよいよ顕著に現れ始めたのを見た律は、その理由を口にする。

 

「お薬と言ってもただの媚薬だから心配しなくていいわ!・・・と言っても、市販されているような安っぽいチャチな代物じゃなくて闇ルートで仕入れたモノだからその効果は絶大よ!・・・男女の性差に関係なく、直接ホルモンを刺激して性的興奮状態を作り出すの・・・性感の鈍った、この道ン十年というベテランの年増娼婦でさえたちまちのうちに絶頂へ達してしまうものなのよ!」

 

先ほど楓の手によって無理やり飲まされた赤い液体の正体は、731αと呼ばれる、特殊な媚薬だったのだ。

 

その恐ろしい効果は、先ほど律の説明した強力な催淫効果だけにとどまらない。

 

常習性の高い媚薬で、一度体内に吸収すれば激しい発情状態に陥り、それは苦痛を伴う刺激でしか性的発情状態を鎮めることはできない。

 

そして一度体内に浸透するともはや分解されることなく、常時性的に発情した状態になるのだ。

 

「・・・つまり、おまんこはいつもグジョグジョに濡れちゃってるし、乳首やクリもガッチガチに勃起しっ放しで・・・おまけに子宮も降りた状態になるの・・・わかる?・・・タカヨシくん?」

 

731αのもたらす恐ろしい効果を、隆美に対し女性の肉体を例に説明する律は、楓とともに柔らかすぎる隆美の肉体を指でなぞる。

 

二人の指先は、太股に軽く爪を立てるようにスーッと滑らせ、真ん丸いお尻に指を立ててクルクルと円を描き、背骨に沿って上から下へ流した指先は両脇にそれると、そのままウェストの辺りで不規則に這い廻る。

 

上腕から腋の下を抜けると、胸板の下の肋骨辺りをくすぐるように撫でる。

 

律と楓の細い指先が肉体を踊るたびに、たったそれだけで性感を刺激されるのか、隆美は硬く目を閉じ合わせ、きつく唇を噛み締めながら口元から切なげな喘ぎ声を漏らして大きく首を仰け反らせ、発情した肉体の火照りを必死に堪えている。

 

男のモノとは思えない・・・女の子のような甘い喘ぎ声を噛み締めた唇から漏れ零す隆美の姿に、律と楓は満足げに笑みをこぼすと次なるステップに行動を移す。

 

「あぁん・・・お姉さまぁ・・・そろそろぉ・・・」

 

「そうねぇ・・・それじゃあ、楓ちゃん・・・用意して!」

 

必死に堪えようとする隆美の姿にあてられたのか、楓も再び律にまとわりついてキスを求めながらそう言うと、頃合いを見計らっていた律は律は準備を促した。

 

"はあい!"・・・と返事をした楓は、のんびりとした歩調で壁際に仕付けられた棚から毛羽立った麻縄の束を手にして戻ってくる。

 

律と楓は、頭上で一まとめに縛り上げられている隆美の手首の縄を解くのだが、しかし体内に行き渡っている731αの悪魔の効果で、反抗どころかまともに立っていることさえままならなかった。

 

「さぁ、楓ちゃん・・・あそこのベッドに寝かせてあげましょう」

 

「はぁい、お姉さまぁ」

 

律は楓にそう呼びかけ、二人掛かりで隆美を地下室の奥に仕付けられた簡易型のパイプベッドへと連れていく。

 

"ヨイショ!コラショ!"・・・と、二人掛かりで隆美をベッドの上に寝転がせた律と楓は、今度は折り曲げた左右の手足が大の字になるようベッドに縛り付ける。

 

肘膝で折り曲げた手脚には、それぞれグルグルと何重にも縄が巻かれており、折り畳まれた四肢をX字の型に拡げるように、パイプベッドの四隅の支柱から延びた縄で大きく四肢を引き延ばしてベッドに貼り付けたのだった。

 

「これで動けないとは思うけど・・・念には念を入れときましょうか・・・」

 

「そうですね、お姉さま・・・はい、これ!」

 

四肢に巻き付く、さらにはベッドの四隅から延びるそれぞれの縄に、手を延ばして縛り具合を確かめていた律がそう呟くと、阿吽の呼吸で新しい縄束を楓が手渡した。

 

"ありがとう"・・・と、そう言って縄束を受け取った律は、早速ほぐして隆美の首に、呼吸を塞がない程度に巻き付けると、余った縄尻を頭元のベッドフレームに括り付ける。

 

「・・・さてと・・・これで、できた・・・」

 

律と楓はベッドを挟むように両脇に立つと、悪魔の媚薬に翻弄され全身に汗をビッショリと噴き出している隆美にまとわりついて、男性とは思えないほど柔らかすぎるその肉体の上で、熟女の指先を這い廻す。

 

「私たちの秘密を教えてあげたんだし・・・実際に見せてあげたんだから・・・次はタカヨシくんが秘密を教えてくれる番だよ!」

 

「うっ・・・うぅぅぅ・・・な、何のことだよぉ!・・・秘密なんて何もないよぉ!」

 

731αの効果で、全身の性感がいつも以上に敏感になっている隆美に、楓は秘密の告白を迫っていた。

 

「この期に及んで、まだそんなこと言ってるの、タカヨシくん・・・いいえ、タカミちゃん!・・・読み方を細工すれば男女どちらにでも通用する名前を利用して、男の子として日常社会に溶け込んでいるんですものね!・・・でも、いい加減正直に告白して欲しいものよね!・・・”私は女の子よ!”・・・ってね!」

 

肉体中に駆け巡る媚薬に翻弄されながら、縛られた手足を必死にばたつかせているのだが、しかしその抵抗の言葉の音色は、あまりにも甲高いものだ。

 

そして律は、ついに隆美が誰にも打ち明かしたことのない秘密・・・隆美は男性ではなく女性であることを暴露したのだ。

 

*****

 

藤原隆美の正体は・・・004

 

*****

 

頭から水でも被ったかのようにビッショリとずぶ濡れた藤原隆美の肉体には、黒いタンクトップと同じくお臍から太股膝上の辺りまでを覆う黒いスパッツが、ピッタリと貼り付いている。

 

左右の手脚は肘膝で折り曲げられ、手首は上腕の、足首は太股の、それぞれ付け根の辺りに縛り付けられている。

 

折り畳んだ四肢は、横たえたパイプベッドの四隅へ大の字に引っ張り縛られ、首に巻かれた縄もベッドの頭元のパイプに縛り付けられていた。

 

身じろぎ一つできない肉体は媚薬の効果で紅潮し、目を閉じ、歯を喰い縛って何かを堪えるように頭を振り乱して

必死にもがいていた。

 

そして荒々しい呼吸のたびに上下する胸元は、男性とは思えない膨らみを見せており、確かに律の言う通り、タカヨシが女性ではないかと疑わせるのに充分なものであり、さらに男性器が存在するはずの、スパッツに包まれた股間の辺りも、半球状という奇妙な盛り上がりを見せていた。

 

そんなベッドに縛り付けられている両脇に寄り添うように挟み立つ、影山律と田中楓の出で立ちは、公私に渡って深い付き合いをしている隆美にもこれまで見せたことのない妖艶な姿を晒していた。

 

五十路手前・・・出産経験のない律の四十八歳の熟れた肉体は、同年代の女性と比べてもボディラインの崩れもなく、それどころかEcupを誇るプロポーションは、若い女性たちに比べても少しも見劣りしないものだ。

 

胸元を覆う紫色のブラジャーは、下着本来の役割など果たしておらず、乳房を覆うブラにカップなどなく、ツンと乳首が上向いたEcupの迫力あるバストが惜しげもなく曝け出されている。

 

股間を覆うショーツも、もはや下着としての用はなさず、ただデルタ部分の小さな三角布と、そこの三つの角から延びるブラのストラップのような細い紐で貼り付かせた、魅せるためだけのショーツでしかなかった。

 

そして一方、楓の衣装はといえば、もはや卑猥どころではなく、猥褻さに満ち溢れたものであった。

 

ウェストに腹筋さえ浮かべる律の引き締まった肉体に比べ、三十路を半分過ぎた楓の、三十六歳の肉体は、Dcupを誇るバストは律に比べてやや見劣りするものの、マシュマロのように柔らかげで、加齢から余分な脂肪を蓄えてはいるものの、それでもプロポーションを損なうようなこともなく、円やかなセクシーさが溢れている。

 

そんなムッチリと熟した楓の肉体を淫らに飾るのは、ピンク色した数枚の絆創膏だ。

 

律の乳房の形は、多くの女性が理想の形として憧れる釣鐘型と呼ばれる形をしており、全体的に量感に溢れ、釣り鐘のように綺麗な形でボリュームたっぷりに膨らんだ乳房だ。

 

そんな律に比べた楓の乳房の形は、日本人の巨乳の女性の多くの人々に見られるしずく型と呼ばれるものだ。

 

水滴がしたるように、胸元で八の字を描くように下に向けて流れ落ち、ボリュームに溢れマシュマロのように柔らかげだ。

 

そんな重たげに実った乳房の先端でグミのように大きく膨らんだ乳首を隠すように、ピンク色した絆創膏がペケの字に貼られている。

 

さらに下半身・・・楓のムッチリ熟した三十路の股間のコンモリと盛り上がった土手に走る、まるで童女のように一本の毛叢もない秘密の花園には、胸元同様ピンク色した絆創膏が花弁一杯の幅で貼り付けられ、三十六歳熟女の肉体の猥褻さをことさら強調していた。

 

楓の艶かしい肉体に、たった数枚の絆創膏を貼り付けただけの、およそ衣装とは呼べないその出で立ちは、しかし全裸であることより妙にエロティックさを強調していた。

 

妖艶な装いに身を飾った二人の熟女は、パイプベッドの上に、折り曲げた四肢を大の字に大きく引き延ばすように縛り付けられ、全身を紅潮させ辛そうに荒々しい呼吸をするタカヨシを挟み込むように両脇に並び立つ。

 

「あぁぁぁ・・・あはぁぁぁ・・・」

 

「どう?・・・タカヨシ・・・タカミ・・・うぅん、もう、どっちでもいいわぁ・・・肉体の内側の、芯から火照って、もう、たまらないでしょ?」

 

「もう、自分の正体、コクってもいいんだよ?」

 

「あぁ・・・も、もう、イヤァッ!・・・あはぁぁぁ・・・」

 

媚薬に火照った肉体を這い回る、律と楓の繊細な指先に性感を弄られ、甘く切なげな掠れ声を漏らす隆美だが、しかし目を閉じてじっと耳を傾けてみると、もはやその声は女性の喘ぎ声にしか聞こえなかった。

 

不自由な四肢を悶えさせ、切なげに吐息を漏らしながら必死に首を振り乱す隆美を見下ろす二人の熟女は、柔らかげに波打つ隆美の肉体に執拗に指先を這わしていたが、やがて楓がハサミを手に取り、汗にぬめ光る素肌に貼り付く下着に手をかける。

 

「私がタカヨシくんの下着を切り刻むのが早いか、タカヨシくんが正直に告白するのが早いか・・・どっちなんだろうねぇ?」

 

「あぁぁぁ・・・い、いやだぁ・・・や、ヤメてくれぇ!・・・」

 

「そうそう・・・必死に抵抗してくれなきゃ、私たちもつまんないのよ!・・・だから、もっと抵抗してね!」

 

弱々しくかぶりを振りながら虚ろな眼差しを隆美は向けるが、しかし楓はハサミを振りかざしてそんなことを言い、一方律もさらなる抵抗をけしかける。

 

しかし手足を縛られ・・・何より全身に行き渡った悪魔の媚薬「731α」に翻弄されている隆美にはなす術もない。

 

そしていよいよ、それまでシャキシャキと空を切っていたハサミを楓は、手足を縛られパイプベッドに磔られた隆美の肌理細かい肌にピッタリと貼りつく黒いタンクトップの丸い襟首をつかむと、ザクザクザンバラに切り刻み始めた。

 

「や、ヤメテッ!・・・言う・・・言うよぉ!・・・ホントのことを言うから、ヤメてくれぇ!」

 

不自由な手足をばたつかせ、最後の力を振り絞って抵抗を見せる隆美だが、一方でついに屈服の言葉を口にしようとするのだが、時すでに遅く、楓の手にしたハサミは、胸元を覆っていたハーフ丈の黒いタンクトップを、すでに元が何であったのかわからぬほどズタズタの小さな布切れにしてしまっていた。

 

「どうしたの、タカヨシくん・・・言葉を詰まらせちゃって・・・」

 

「何か私たちに、大事な告白しようとしてたんじゃないの?」

 

悪魔の媚薬「731α」の恐ろしい効果によって、これまで感じたことのない性的高揚感に全身を昂らせ支配されている隆美であったが、意識を朦朧とさせながらも、これまで見せたことのない二人の執拗なまでの陵辱に、さすがに隆美も二人が自分の秘密・・・正体を知っているのではないかと感付き始めていた。

 

媚薬に翻弄され、荒々しい呼吸を繰り返す胸元の、男性にはあり得ない、サラシに巻かれた膨らみは大きく上下している。

 

そしていよいよ楓は、抗うこともできずにグッタリと横たわる隆美の下半身を包むスパッツを、ハサミでズタズタに切り裂いていく。

 

「ギャァッ!」

 

ピッチリと貼り付いていたスパッツをズタズタに引き裂かれ、股間の辺りから、半球状のカプセルが転げ落ちるのと同時に響いた隆美の悲鳴は、男性のものとは思えない、もはや女性のものとしか言いようのない甲高い悲鳴だった。

 

そして地下室中に響き渡る悲鳴だけでなく、隆美のその肉体付きも、男性と言い張るには無理のある肉体付きであった。

 

サラシ布に押し潰された胸元に奇妙な盛り上がりを見せている一方、切り裂かれたスパッツの下から現れた股間も、男性であることを主張することが到底不可能な様相を呈していた。

 

四肢を大の字に縛られ開け拡げられた、ノッペリとした股間には、ベッタリと粘つく液体でグッチョリと濡れたGストリングと呼ばれる小さな黒いショーツを貼り付かせ、小さな尖りを浮き立たせているそこには、男性器と思われる膨らみも見当たらない。

 

もはや・・・その状況では、隆美には正体を隠し通すことはできなかった。

 

「タカヨシくんのおチンチンって、ずいぶん小ちゃくて可愛らしいのね?・・・こんな小さなパンツに納まっちゃうくらいなんだからね!」

 

「ギャアァッ!・・・い、痛いぃ!・・・そ、そこは・・・ク、ク、クリトリスなんだぁ!・・・や、やめてくれぇ!」

 

そこはどう見ても男のものとは思えず・・・しかもすべてを知る上で、それでもとぼけて隆美を男扱いする律は、剥き出しとなった股間の手入れのなされていない陰毛に囲まれるように貼り付いた小さな黒いGストリングに浮き上がる小さなポッチを指先で摘み上げ思い切り捻り上げた。

 

たまらず隆美は絶叫し、捻り上げた部位の俗称を、正直に叫びあげていた。

 

「あら?・・・おかしいわね・・・タカヨシくんは男の子でしょ?」

 

「そうだよ!・・・クリトリスは女の子のものなんだよ!・・・男の子のタカヨシくんの肉体に付いてるわけがないじゃない!」

 

「そ、そんなぁ・・・くぅぅぅ・・・ふ、二人とも・・・し、知っているんでしょ?・・・ボ、ボ、ボクが・・・ホントは、女の子の肉体をしてるってことを!」

 

いよいよ隆美は・・・誰にも話ししたことのない秘密を、勤め先の先輩である二人の熟女に告白し始めた。

 

「どういうことかしら?・・・タカヨシくんは、普段男の子として振舞っているでしょう?」

 

「そうそう・・・私たちも・・・職場のみんなも、タカヨシくんのこと男の子だと思ってるのよ?・・・それを今さら・・・突然何を言い出すの?」

 

何もかも探り出し

全てを知っているはずなのに・・・さらには下着姿と言っても過言ではないあられもない格好を晒す隆美を前に、それでもまだとぼけ続ける二人に、隆美はポツリポツリと真実を喋り始める。

 

「ボ、ボクは・・・せ、性同一性障害・・・っていう、肉体は女の子なんだけど、心は・・・男の子っていう・・・ちょっと変わった・・・び、病気なんです・・・」

 

性同一性障害・・・心と肉体と、それぞれの性別の不一致からくる違和感を持つ者たちで、たまにテレビでも、勤め先での更衣室やトイレの利用に始まり、性差による労働条件の改善などを求める訴えを起こす・・・といったニュース報道が流れている。

 

また、男の肉体に女性の心を持って生まれ

そこに感じる違和感から女性ホルモンを服用し始め、病院で診断を受けた後、最終的に性適合手術を受けて心身ともに合致した性別となり、その後シーメールタレントとして活躍し、数年前には国外で行われたニューハーフ世界コンテストで見事優勝を果たし、華々しくニュースにも取り上げられたその記憶もまだ薄れてはいないだろう。

 

男性から女性へと性転換した・・・日本ではニューハーフという名で一般に広まっているが、世界規模でその名称はSheーMaleと呼ばれている。

 

そして何も、男性の肉体に女性の心を持って生まれた者たちだけが性同一性障害者というわけではなく、女性の肉体に男性の心を宿した者たちも当然いるわけで、隆美もそんなトランスジェンダー・・・HeーFemaleだったのだ。

 

他の多くのトランスジェンダーたちがそうであるように、隆美も幼少時、物心ついた頃から肉体が女の子であることにいつも違和感を抱き悩んでいた。

 

忍耐強い性格も手伝って、小学生の頃からいつも好んでボーイッシュなスタイルを着用し過ごしていたが、中医学入学前後から急激に肉体が女性らしく成長していき、次第に生物学的な性別である”女性”であることを強制される苦痛に、心の性別である”男性”が耐え切れなくなっていったのだ。

 

そしてある日、意を決してスクールカウンセリングを受け病院を紹介され、そこで正式にGID・・・性同一性障害を診断されたのだった。

 

そしてカウンセリングによって精神面を中心にフォローを行い、高校三年生へと進級した頃を見計らって、少量ずつ男性ホルモンの投与を始めたのだ。

 

さらに高校を卒業と同時に本格的にホルモン治療を始め、また一方で親元を遠く離れ、女性として過ごした学生時代・・・これまでの人生を誰も知らない街で、就職先の社長に事情をよく説明して理解をもらった上で、心機一転、社会人としての生活を踏み出したのだ。

 

両親より授かった生命と同時に、「隆美」と書いて「タカミ」と、授かったその名前も、男性としても女性としても、両性の名が読めることを利用して「タカヨシ」と名乗り始めたのだ。

 

そしてそのことは、隆美の両親と、「○○食品株式会社」の社長しか知らない秘密だった。

 

「・・・ようやく、カミングアウトも終わったようね・・・」

 

「でも、タカヨシくん・・・いいえ、タカミちゃん・・・せっかくの告白なんだけど・・・もう私たち、あなたの秘密、とっくに知ってんのよ!」

 

「あぁぁぁ・・・や、やっぱりぃ!・・・」

 

もはや偽る必要もないのか・・・高い女性の声音を途中何度も詰まらせ途切れさせながら、やっとの思いでこれまで隠し通していた自分の秘密をカミングアウトする隆美だが、しかしそんな必死の思いを踏み躙るかのように律と楓は、すでに隆美の秘密を探り当てていることをあっさり告げる。

 

普段、公私の別なく親身になって面倒を見てくれた律と楓なのに、しかし今状況は一転し、コロッと手のひらを返したかのようにここまでの陵辱を施すのは、ひょっとして自分の正体を知っているのでは?・・・と、もはや隠す術もなく秘密をすっかり晒け出した姿で縛られている隆美であったが、しかしそれをにべもなくあっさりと認める二人に初めて底知れぬ恐怖を覚えていた隆美であった。

 

「それじゃあ、産まれたままの姿を見せてもらうわね!」

 

「い、いやだぁ!・・・や、やめてくれぇ!」

 

「あら、いいのよ、タカミちゃん!・・・ここにいるのは女ばかりでしょ?・・・何も恥ずかしがることはないのよ!」

 

そう言って二人は、隆美の肉体に貼り付く最後の布地・・・きつく巻かれた胸元のサラシ布に、股間に貼り付く小さな黒いGストショーツたちにハサミを走らせ容赦無くズタズタに切り刻んでいく。

 

パチンー

 

プルンー

 

「い、いやだぁ!」

 

きつく胸元を締め付けていたサラシを切り刻まれこぼれ落ちた隆美の乳房は、頂きに鮮やかな桜の色をしたピーナツほどの大きさをした乳首を載せており、その大きさは律や楓には及ばないものの、お椀を伏せたように形良く盛り上がっている。

 

そして小さな三角布を切り去られて剥き出しになった女の子の証明とも言える秘密の花園は、これまで手入れをしたことがなかったのか、ビッシリと生え揃った毛叢に覆われており、その中でも中心の辺りで、女の子にとって最も敏感な器官であるクリトリスが一際目を引いている。

 

全ての着衣を奪われ、一片の布地さえ失い曝け出されたのは、見紛うことなき女性の肉体であるのだが、パックリと開け広げられた股座の剛毛に覆われた神秘の楽園で、子供のペニスほどにもクリトリスは肥大しているのだが、それが長年の男性ホルモンの投薬の影響だった。

 

そして陰核の肥大化だけでなく、GID・・・FtMの治療として長年投与している男性ホルモンの効果は、その他の部位にも確実に現れている。

 

隆美の声は高い方の部類に属するのだが、これでも低くなった方で、男性ホルモンを注射する前はさらに高い声をしていた。

 

そして男性ホルモンを注射することにより、当然のことながら生理も止まり、体毛も濃くなり、その肉体にも男性のような脂肪が載り始め、筋肉量も徐々に増加していったのだ。

 

そして何より・・・男性ホルモンを投与する前に比べて、性欲も昂進していったのだった。

 

「女性であることを捨てて男性になろうだなんて・・・タカミちゃん!・・・あなた、絶対どうかしてるわ!」

 

「タカミちゃんも折角女のコに産まれたのに、女の肉の悦びを知らないでしょ?・・・私たちがタカミちゃんのその肉体に女の悦びをタップリと教えてあげるわ!」

 

「そ、そんなもの・・・し、知りたくないヨォ!」

 

いくら乱暴で荒々しい男言葉で抗い続けても、手足を拡げパイプベッドに縛り付けられていては何もできず、それどころか先ほど無理やり飲まされた731αによって、肉体は女としての浅ましい反応を示しており、乳首やクリトリスといった敏感な肉芽は痛々しいほど勃起し、パックリくつろげた女陰からタップリこぼれ出た淫蜜は、お漏らししたようにベッドに大きなシミを作っている。

 

そんな隆美を、もはや律と楓は本名とも言える”タカミ”と女性名で呼びながら、今度は注射器を手にして近づいてくる。

 

「あぁぁぁ・・・い、イヤダァ・・・や、やめてくれぇ!・・・な、何をするつもりなんだよぉ!・・・」

 

得体の知れない注射器を手にして近づいてくる二人に、必死に男言葉で抵抗を見せる隆美だが、すっかり怯えきったその姿は弱々しい限りだ。

 

「さぁ、タカミちゃん・・・女の子の肉体の本当の良さを、これから教えてあげるわぁ!」

 

「でも、タカミちゃんは、タカヨシくんになりたいんでしょ?・・・そんなわがままなタカミちゃんの願いを叶えてあげるわね!」

 

2人はそう言って曝け出された隆美の女性の肉体にまとわりつき、しなやかな指先を731αの恐ろしい悪魔の効果によってすっかり昂り火照った肉体を弄っている。

 

やがて・・・頃合いを見計らった律と楓は、得体の知れない液体・・・悪魔の媚薬731αに満たされた注射針を、隆美の女性の肉体の中でも最も敏感な部分で、痛々しいまでに勃起している乳首やクリトリスへ立て続けに突き刺していった。

 

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