陵辱&暴力的な表現がありますのでご注意下さい。
目が、覚める。
あれから、どれほどの時が経っただろうか。
鎮守府から一歩も外に出ることがなく、艦娘以外と会う機会もない私は時間感覚が曖昧になっていた。
カレンダーを見るのも億劫だった。何時だって予定はたった一つ、彼女達への奉仕だけ。
「てぇーとくぅ……Burnig Love……」
寝言で、決まり文句の私への愛を囁く金剛。
今朝だって、金剛のベッドで目覚めた。昨夜も遅くまで『愛され』ほとんど眠っていないが、まだ陽が昇り切っていない時間。大抵彼女等と朝を迎えた場合、朝の昂ぶりを鎮めるよう命じられるからこの時間に起きるようになったのだ。腰に両腕を回す金剛の腕を、起こさないようゆっくりと解く。
衣服は昨夜金剛が指定した、紐なんだか下着なのだか分からないいやらしいネグリジェしかない。それでもないよりは、と胸に掻き抱いて自室へこっそりと逃げ込む。
眠る金剛を、振り返ることはなかった。
◇
熱いシャワーを浴び、昨夜の汚れを落とす。
念入りに、念入りに。
彼女達から与えられた汚れを落とす為に、洗っているのか。
彼女達にこれから与えられる汚れを受け入れる為に、洗っているのか。
もう、分からなかった。
それでも丁寧に身体と髪を洗い、浴室を出てバスタオルで拭っていく。
……ベッドサイド、伏せたままの写真立て。本当は目に入らないよう仕舞って置きたい。けれど、何時までも未練がましく置いたまま。けれど写真立ての中の彼を見る勇気はなく、中途半端なまま。
私はまだ、この状況が変わることを期待しているのだろうか。
いつか彼が助け出してくれると。この、汚れた私を――。
「おはようございます、提督!」
ノックもなく自室の扉が開かれる。
訪れたのは五月雨。その後ろには陽炎と不知火もいる。
「あ、司令、朝早くにすいません……」
「……だから、早すぎると言ったのです」
少し気まずそうな陽炎と、それを咎めるように不知火。
「……ああ、今日は、あなた達、でしたか……」
今日の、奉仕対象。
どういう比率や順番となっているのかは知らないが、艦娘達の間で決められているらしい。
金剛達がもっとも多いのだが、稀に駆逐艦達の番がある。
それらを無視して偶々出遭った時に犯されることもあるが、ある程度は決められているようだ。
対して気にも留めていない。することは、一緒だから。
「でも、丁度シャワーの後でよかったです。ふふ、私もう今日が楽しみで楽しみでっ」
遠慮なく私を正面から抱き締める五月雨。
バスタオルは剥ぎ取られ、磨き立ての肌、胸の谷間に顔が埋められる。内腿、五月雨のスカート越しに固い感触。素直で、愛らしくて。でもちょっぴりドジな五月雨。
彼女は私が本当に提督だった頃からほとんど変わっていない。他の艦娘達もそうだ。
なのにどうして、こうなってしまったのだろうか。
「司令、その、私達も……」
「お願いします」
五月雨の左右から、陽炎と不知火も私の傍に迫る。
二人のスカートも女性にあるはずのないモノが既に押し上げている。諦めて腰を下ろし、膝を突いた。
「おくち、おくちでお願いしますっ」
情欲に濁った瞳の五月雨が、スカートの前を両手で持ち上げて要求する。
白にリボンのワンポイントという子供らしいショーツ、その上から僅かに陰茎が頭を覗かせている。
手でショーツを下ろそうとすると。
「五月雨ばかりじゃズルいですよ、司令」
「手は、こちらを」
それぞれスパッツごと下着を下ろした陽炎と不知火が、私の左右の手を取る。
私の両手に納まる熱いカタマリ。びくびくと脈打つ感触が触れる。
「……はい」
従って、そのまま手での奉仕を始める。
最初は柔らかく包んで、揉み解すように。
「はやく、はやくっ」
正面の五月雨が、せかすように腰を私の顔に押し付ける。
両手が塞がっている為仕方なく、口でショーツの上部分を咥えて下ろす。手馴れていた。
そのまま、天井を向いた五月雨の先端へ口付け。
先端から中ほど、下の方へと、幾度も。下まで到達すると、今度は舌を押し付けて舐め上げる。
「ひぅ……っ」
五月雨が快楽に腰を震わせた。暴れる陰茎を、押さえるように口に含む。びくん、びくん、と口内でなお暴れるのを舌で捏ねていく。先走りと私の唾液がミックスされて、すぐに口内から溢れていく。唇と、顎を汚して胸元へと落ちていくそれを拭うことはできない。
「司令、もっと……っ」
「握って下さい……そうです」
要求する二人にも応え、手淫も激しくしていく。
掌全体で包むように陰茎を握って、上下に。下から上へ、搾り出すように力を加える。掌の方も二人のカウパーで塗れている、それを潤滑油にしてスピードを加速させていく。
前を五月雨、左右を陽炎と不知火に囲まれながらの奉仕。
彼女達の限界は、すぐ、そして同時だった。
「いく、いっ……のんで、のんでッ」
私の頭を抱えるように押さえつけて、五月雨が口内に吐き出す。
一際熱い熱が、口の中に広がる。量はさほど多くはない。だが、とにかく濃い。固形染みた固さの液体。
こんなものを胎の中にぶちまけられたら、と幾度も迎え入れているはずなのに牝の本能が恐怖を覚える。
飲み下す間もなく、陽炎と不知火も限界のようだった。
「こっちも、あっあっ、ぁ……」
「こちら、こちらに顔を……!」
漏らすように私の掌の中に射精する陽炎。
五月雨から奪うようにして私に顔を向けさせ、精を浴びせさせる不知火。
掌と、顔面にも精液が塗りたくられる。青い精の、濃厚な匂いがへばりつく。
これで、一回目。
まだ、一回目。
駆逐艦の艦娘は、とにかく回数が多い。覚えたての猿のように。
辟易しながら、未だ息を切らしながら手を引く彼女達にベッドへ誘われる。
投げ出すようにベッドへ私を押し倒すと、陽炎が組み敷くように正面へ。
私の脚を開かせる陽炎に構わず、不知火もベッドの上、私の頭側に回る。
五月雨は疲れたのか、床に腰を下ろしてその様子を見ているようだ。
「司令……ッ」
許可を得るまでもなく、膣へと陽炎の陰茎が押し込まれる。精液でどろどろになったモノは、簡単に根元まで捻じ込まれた。そのまま、腰が叩きつけられる。
駆逐艦の艦娘とはいえ、人間の力とは比べ物にならない。最初からトップスピードで、お尻が痛くなるくらいに腰が何度も振るわれる。
膣への挿入に慣れきった私の身体は、そんな乱暴にもすぐ応えてしまう。それに金剛達と比べ、その、あまり大きくないから。
しかし、その大きさ故に入り口辺りの天井、弱い所を直撃する。
鉄のように硬い先端が削るような勢いでそこを刺激するのだ。歯を食いしばり、腰から込み上げるモノを耐える。
「……」
そんな様子を、じ、と見つめていた不知火がいきなり私の頭を跨ぐ。彼女の正面は陽炎側を向く形。
唐突な行動に驚く間もなく頭を掴まれ、顎を上げさせられると――そのまま、口の中に不知火の陰茎が突き込まれた。
「ッ、~~~~っ!!?」
抗議の声を上げることもできず、不知火の陰茎をしゃぶらされる。
流石に陽炎のように腰を叩きつけこそしないが、小刻みに動かされる陰茎に口内を蹂躙される。
その間も陽炎によるピストンは止まらない。上下を犯され続ける。
「ぁっ、あッ……!」
「必死に腰を振る陽炎、可愛いですよ」
自身も私で快楽を貪りながら、不知火は姉妹艦しか見ていない。
こんな。
悔しさと苦しさに、目尻に涙が溜まる。
まるで道具。姉妹愛に利用されるような使われ方。
「くぅ……ッ」
歯を立ててやりたくなったが、以前それで酷い目を見ている。だからせめて、と舌と唇を使って不知火の陰茎を強く刺激する。喉も使い、搾り取るように。快楽を、もっと不知火に快楽を。
こっちを、みなさい。
「それ、や、ひぃッ」
じゅるじゅるじゅる。
陰茎を吸い上げる。舌で根元を擦るように舐め、唇を窄め。がくがくと腰を震わせた不知火はあっけなく射精した。陽炎の方を見る余裕はないだろう。陰鬱な達成感。
「わたしも、い、くッ……」
ぎゅう、と私の脚にしがみつく様にして陽炎も精を吐き出す。当たり前のように腰と腰を密着させ、胎の中へ。
へばり付く様な熱い感触。恐らく先ほど掌にぶちまけられたモノと変わらない濃い精液。
これまで妊娠していないので、大丈夫と自身を落ち着かせる。これからも大丈夫と、何の保障もないというのに。
口内に溜まった精が口端から零れる。無理な姿勢での口淫で、体力が碌に残っていない。
上下から私を犯した二人も一旦腰を下ろして、快楽の余韻に浸っているようだ。少しでも、休まないと……。
「ていとくぅ……わたしも、おまんこしたいですぅ……」
しかしそれは許されなかった。
いつの間にかベッドの上には五月雨が迫っている。甘い、声。いつしか天使のようだと思った彼女。
今は、悪魔の声だった。
「よいしょ、とぉ……っ」
「ん、ぅ……」
五月雨が私をうつ伏せに倒す。腰を両手で引かれ、頭を枕に載せたまま膝立ちでお尻を彼女に差し出す形。
どろり、と膣から吐き出された精液が零れてベッドのシーツを汚す。
「はぁ……いただきますねぇ……」
欲情し切った五月雨が、後ろから私の膣へと陰茎を突き入れる。
再度、熱いカタマリが膣を押し広げる。五月雨はじっくりと味わうように、ゆるゆると腰を動かし始めた。
「ひさしぶりの、ていとくの……っ」
五月雨。
私がこの舞鶴で、最初に出会った艦娘。
彼女にも、幾度も犯されている。形を覚える程に。
「あっ、ふぁ……すき、すきです……」
ゆっくりとした腰の動きは、囁く声と共に加速していく。
先ほど詰め込まれた陽炎の精液を掻き出すように。膣の入り口から、泡だった白濁が溢れて零れ出す。
彼女だけは。一緒に荷解きをして、ご飯を食べて。
純粋な彼女だけは。
「すきっ、すき……あっ、ぁ……ッ」
彼女だけは、狂わないと。
後ろから叩きつけられる腰がさらに早まっていく。
私の腰にしがみ付くように両腕を回し、密着しながら腰だけを激しく揺すっている。
絶望を他所に、私の身体は勝手に昂ぶっていく。後ろから獣のように犯され、射精に向けてピストンを激しくしていく牡を受け止める感覚。
「ていとく、すき、あいして――ッ!!」
「……ひッ」
びぐん。
胎の下が痺れる。きゅう、と膣が痙攣して、ばちばちと視界が明滅する。
同時に五月雨の陰茎が根元まで押し込まれ停止、一際多く精液が流し込まれていく。
感じてしまった快楽に浸る。浸るしかない。
どくどくと何時までも続くような射精を、同じく何時までも波のように続く絶頂の中で受け止め続ける。
「ッ、ぁ……」
脱力し切った五月雨が漸く陰茎を引き抜く。
ごぽり。
膣に溜まった精液が含んだ空気と一緒に溢れる。未だ絶頂の余韻で動くことができない。
「……」
私の腰に、手が触れる。次は、不知火だった。
朝から始まった狂宴は休憩を挟みながらも陽が沈んでも続いた。
膣が擦れ切れるかと思うほどの痛みは途中で感じなくなって。快楽だけが残る。
絶望も全て塗り潰してくれる快楽。
そこに沈んでいく。どこまでも、いつまでも。