※この作品はR-18です。

TS化した俺は…。   作:0ひじり0

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どうもひじりです。
遅くなりましたが、今回は特別編のバレンタインデーです。
エロなしでごめんなさい。

そして今回の主人公はあなたです!!
主人公をゆきのんやガハマさんにするのも良し!
あなた自身が思う風に喋るのも良し!
可能な限り縛らずに書いてみました。
因みに縛りは
・総武高生であること。
・平塚先生は登場人物にいるので不可能。
・一部の感情の縛りあり。
ぐらいだと思います。

今回で八恵香を好きになっていただける人が一人でも多くいると嬉しいです。


特別編 お前とのバレンタイン

ガラガラ

学校特有の騒がしい引き戸が横にスライドして教室に入る。

彼女は……いた。

 

「―――。」

 

「……おはよう。」

 

「――――。」

 

「あん?なんだよ。」

 

彼女こと比企谷 八恵香は眉を潜めて怪訝な表情で此方を見てくる。

 

「―――――。」

 

「バレンタインデー?ああ、あのお菓子会社の陰謀が渦巻く日か。」

 

「――――――。」

 

「本当のことだからな。俺は間違っていない。」

 

ドヤ顔で腕を組んで答える八恵香。

腕を組んだ際にその体に似合わず大きめの胸が強調される。

女体化した彼女はまだ女としての自覚が足りないのか無防備で心配になるばかりだ。

 

「―――――。」

 

「はぁ!?何で俺がお前なんぞにチョコをやらねぇといけないんだよ。」

 

「――。」

 

「はっ、寧ろ俺が欲しいまである。」

 

「―――――。」

 

「いや、ないからな?そんな社会の陰謀なんぞに帆のかされてチョコを買う俺ではないからな。」

 

彼女はやれやれと肩を竦めて小馬鹿にしたように言う。

仕方なく諦めるしかないのでとりあえず朝のHRはそのまま彼女と雑談をして過ごす事にする。

 

「いや、帰りなさいよ。」

 

「―――。」

 

ガラガラ

「ホームルーム始めるぞー。」

 

しばらくするとこのクラスの担任である平塚先生が入ってきてお開きになる。

 

「ちっ…貴重な睡眠時間を削りやがって…。」

 

「―――。」

 

彼女は恨めしそうに此方を睨むが仕方ないと右手で頭をかく。

それは彼女が照れ隠しの時によくする行動だ。

いつも一人だった彼女が少しは楽しくなれば嬉しいな…何て思うのはありがた迷惑なのだろうか…。

 

ブブブ

自分の席に戻るとポケットに入っているスマホが震える画面を見るとトークアプリのメッセージが来たみたいで開くと彼女からだった。

 

『まあ…お前と話すのは嫌いじゃないがな。』

 

絵文字も顔文字もなくて凄くぶっきらぼうな言葉だがそれには彼女の優しさが満ち溢れている。

彼女のこんなところは凄くあざといかもっと心の中で思い苦笑してしまう。

 

そんなことを思いながら一日は過ぎる。

 

――――――――――

 

放課後に平塚先生に捕まってしまい遅くなってもう辺りは暗い。

放課後に彼女に会いに行く予定が潰れてしまいため息を吐きながら下駄箱の靴を取り出して履く。

歩き出すと玄関には彼女が壁にもたれ掛かり待っていた。

 

「…よぉ。遅かったな。」

 

「――――――。」

 

「…別にお前の為に待ってた訳じゃねぇよ。」

 

彼女は頭をかく。

 

「あれだ。小町がお前にもチョコ渡すって言うから持って来たんだよ。」

 

「―――。」

 

「後で小町に言っといてやってくれ。喜ぶから。」

 

「――――。」

 

彼女の自転車だ。

しかし、自転車には乗らずに駅まで一緒に歩く。

 

 

「――――。」

 

「…なぁ。」

 

「―――。」

 

駅が見えてくると不意に彼女は立ち止まり、振り返ると目が合う。

彼女が自分から目を合わせる何て珍しい。

 

「そんなに俺からチョコ欲しいのか?」

 

「――!」

 

「っ!?」

 

「……ほら…。」

 

彼女はケーキ屋でよく見る箱を少し小さくした物を突きだす。

 

「――――――。」

 

「勝手にしろよ。言っとくが小町が作ったやつの余りで作ったやつだからな?勘違いすんなよ?」

 

顔を真っ赤にしてそう言う彼女を横目に箱を開けるそこにはマカロンが沢山入っている。

マカロンは見た目に反して作るのには少し手間がかかり、余った材料で簡単に作ると言うには程遠い料理だ。

 

「――――――――。」

 

「…うっせ。」

 

彼女は真っ赤な顔のまま自転車に跨がり走り出す。

その背中を見えなくなるまで見つめてから駅に入り家に帰る。

 

――――――――――

家に帰ってお風呂に入ってベッドに座ってさっそく彼女からのマカロンを食べる。

 

ふわふわで甘くて凄く美味しいマカロンを味わうがあるものがあるのに気付く。

周りのマカロンで隠されていたように底からラッピングされた薄いピンクのマカロンはよく見るとハート型で中には小さな手紙が入っている。

袋を開けて小さな手紙を開くとそこには若干震えた字並んでいる。

 

『好きです。』

 

たった四文字の言葉だがその言葉は胸一杯に幸せが満る。

 

今日は寝よう。

明日また彼女に合うために。

 

横になるとスマホが震える。

 

『おやすみ。

感想、聞かせてくれよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、やっぱいい。』

 

捻くれた彼女らしいメッセージに顔がにやける。

返事を送る。

 

『―――――。

―――――――――。』

 

さあ、寝よう。

ベッドに横になり瞼を閉じて明日彼女が感想を聞いて真っ赤になりながらも嬉しそうに微笑む顔を浮かべながら意識を手放した。

 

おやすみなさい。

また、明日。




読んでいただきありがとうございました。
今回のお話は合計して一時間ほどで書いたので内容は強引だったりするかも知れないですが楽しんでいただけたなら嬉しく思いますね。

ありがとうございました♪
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