すみません。仕事を増やして多忙になり、なかなか更新出来ませんでした。
そこに居たのは雪ノ下だった。
その扉の間から見える艶やかな黒髪に少し切れ目大きな瞳は驚き見開かれおり、その下にある頬は赤く染まっている。
いつから見ていたのかは分からないが自慰行為の一部を見られたのは確実だ。もしかしたら全て見られていたのかも知れない。
「あ、あの、これは、だな。」
「ご、ごめんなさい!」
何とか言い訳をしようと立ち上がろうとするとビクッとしてから雪ノ下が謝り、立ち去ろうとする。ヤバイヤバイ。
「ちょっ!?待って…。」
ズルッ。ゴンッ!!
立ち去ろうとする雪ノ下に焦ったのが運のつきだった。
自分の愛液で足を滑らし思いっきり頭を床にぶつけてしまい目の前が暗転する。
…だせぇな、俺。
「…へ?」
意識を失う中見たのはいきなり盛大に転けてしまった俺にびっくりする雪ノ下の顔だった。
――――――――――
「……ん………っう!」
ゆっくり意識が覚醒していき体を起こすが頭の痛みが走る。
「ここは…俺の部屋か。」
痛む頭に手を当てながら体を起こして見ると自室のベッドで寝ていた。
ガチャ。
「あら、目が覚めましたか。」
「ゆ、雪ノ下。」
「どこかでお会いしましたか?いえ、それより打った頭は大丈夫ですか?」
雪ノ下はベッドのすぐ横に近付いてくると俺の前髪を手でかき分けて打った部分を診てくれている。
「い、いや、大丈夫だから。」
「そうみたいですね。音の割には小さなたんこぶだけみたいですし。」
優しく患部を撫でて手を離して安堵したように微笑む。
つか、なんかおかしくね?主になんかよそよそしいつーか…あ、そうか、俺が女になったからわかんねぇのか。
「あー雪ノ下?」
「どうかしましたか?」
「とりあえず敬語やめろ。俺だから。比企谷八幡だから。」
「…?」
あら。キョトンとしたまま首を傾げるゆきのんテラかわゆす。ってそうじゃなくて。つか、キモいし。あとキモい。
俺の言った言葉が理解不能だったのか反対側にも首を傾げて頭の上にクエスチョンマークが見えるな。←幻覚
「信じられんかもしれんが俺は比企谷八幡なんだよ。」
「……あの、大丈夫ですか?」
「頭は正常だよ。」
雪ノ下が俺の頭を撫でながら心配されたのでその手を掴んでやめさせる。
「…確かに目は比企谷君なのだけれど、信じがたいわ。」
「なんで目なの?性転換しても目は治らないのはガチで落ち込むからやめろ。いや、だから本当なんだよ。」
マジで落ち込む。目から汗が止まらないぜ。
「……ごめんなさい…。やっぱり半信半疑ね。なにか証拠とかはないのかしら?」
「証拠…。」
「ないのかしら?」
いや、あるにはあるが…正直言いたくないんだが仕方ない。
「……本物…俺は、本物が…ほしい。」
「……信じるわ。」
「そうか…///」
くそ。恥ずかしい。
だが、これで疑いは晴れたわけだがどうしたもんかな。
「…女の身体になってあんなことしてたなんて変態ね。」
「……え?」
雪ノ下の言葉にそっちに顔を向けると軽蔑するように…しかしどこか妖艶な笑みを浮かべた雪ノ下が俺を見つめていた。
―続く。
読んで頂きありがとうございました。
まだまだ多忙な為、少し短めにして更新を早く出来るように頑張ります。
よろしくお願いします。