「さてさて。こうして見事に形勢逆転した訳だが……人が動けないのをいいことに随分と好き勝手してくれたじゃないか、オルタさんや」
ベッドの上で胡坐をかく真。組まれた両脚の間に臀部を収めるように全裸にひん剥いたジャンヌ・オルタを座らせ、耳元で囁きながら彼女を後ろから抱き締めるようにして豊かなバストをたぷたぷと揉みしだいていた。それに加えてさっきの騎乗位での交わりによって体液でべとべとになった勃起を彼女のぷるんとした臀部に押し当て、沁み一つない柔肌を汚していく。
「当然、やり返される覚悟はあるよな?」
伸ばした舌で耳の裏や窪みをねちっこく舐め上げ、乳房を掌で捏ね上げて硬く尖った乳首を指先で弾く。ヒップに逸物を何度も擦り付けて腺液を塗りたくっていく。真の手によって開発されて性感帯となった箇所に走る刺激にジャンヌ・オルタは意図せずに体を震わせ、彼女の反応に真は笑みを深めた。
「な、何よ、その気持ち悪い顔。これはただくすぐったいだけで、別に感じてなんかいなひぃん」
薬で体の自由を奪われた上に手錠を後ろ手に嵌められて身動きの取れないジャンヌ・オルタ。頬を赤くしながら強がっていたが、スイッチのオンオフを切り替えるように乳首を摘ままれてあっさりと嬌声を上げてしまう。更に追撃とばかりに真の舌が耳穴へと侵入してきた。
「ひゃあ!」
ぬるりと蛇のように入り込んでくる舌にジャンヌ・オルタは小さく悲鳴を上げる。口を半開きにしながら快楽に震えるジャンヌ・オルタの耳穴をのたくる舌が粘着質な音を立てて奥に進んでいった。徐々に大きくなっていく水音と刺激にジャンヌ・オルタは身悶えする。
卑猥な水音を鼓膜に浴びせて耳の中を這い回る舌、右に左に乳首を捻る指先。与えられる電撃的な快感にジャンヌ・オルタはただただ翻弄され、強気だった態度も確実に崩されていった。
「だ、だめぇ、ぐちゅぐちゅ音立てないでぇ……乳首もクリクリしちゃいやぁ」
弱々しい声を甘く上擦らせながらジャンヌ・オルタは体の震えを大きくさせる。ぴちゃぴちゃと至近距離から鼓膜に届く水音に背筋がぞくぞくとわななき、乳首を弄られる度に生まれる快電流が脳髄を焼いていった。
「……くすぐったかったか?」
一度、手と舌を止めて白く濁った涎に濡れた耳穴に向かって囁く。全然、と虚勢を張ろうとするジャンヌ・オルタだったが、舌で耳穴をねぶられる頭を犯されているかのような感覚がまだ抜け切らず息を整えるので精一杯だった。ただ、彼女持ち前の反骨精神がされるがままであることを許さず、肩越しに顔を覗こうとしてくる真を鋭い目で睨みつけた。
しかし快楽に蕩けた瞳に力は無く、ともすれば更なる快感を真に求めている風に見えなくも無い。にやっ、と口元に人の悪い笑みを浮かべて真は再びジャンヌ・オルタの体を弄び始める。張り艶、弾力に富んだ乳肉に指を沈ませて女性の象徴の柔らかさを楽しみ、同時に今度は反対側の耳へと口を移動させた。耳たぶ、外耳を軽く甘噛みして軟骨の独特の感触を歯で味わい、気の済むまでジャンヌ・オルタをイジメてから耳の穴に舌を突っ込んだ。
「あ、あぁ、またはいってくりゅう……やめ、へぇ、それ、やめへぇ……あたま、おかしくなりゅぅ、きもちよく、なっちゃうぅ」
大音響の生々しい水音で鼓膜を犯しながら耳穴をほじくる舌にジャンヌ・オルタはビクンビクンと何度も体を跳ねさせる。生温かく湿った舌が耳の内側に唾液を擦り込んでいく感覚と形を変えるほどに乳房を強く揉み捏ねられる甘美感が合わさり、彼女は声を我慢できずに感じてしまっていた。
嬌声を抑えられずにいるジャンヌ・オルタを真は手加減せずに責め立てていく。断続的に体を痙攣させるジャンヌ・オルタの耳穴に舌を何度も出し入れさせて彼女の自制心をどろどろに溶かしていった。バスト全体を弄っていた手の動きも変わり、特に敏感な乳首へと刺激が集中していく。綺麗なピンク色の乳輪を人差し指で円を描くようになぞり、より硬くしこりだしてきた乳首を乳房の中に押し込んでいった。
「らめぇ、それらめぇ。おっぱいで、おっぱいでいっちゃうぅ♡」
いやいやと子供のように首を振るジャンヌ・オルタだが、言動と裏腹に表情は目も当てられないほどに蕩けていた。瞳に淫欲の光を湛え、口角から涎を垂らして悦楽によがる姿は完全に『雌』のそれ。精液が貼り付いた女陰から溢れて真の脚やベッドを濡らしていくトロトロの愛液も彼女の感度がどれだけ高まっているかを表していた。
容赦なく続く真の責めにジャンヌ・オルタは否応なく絶頂へと追いやられていく。真の手付きと舌使いに彼女の腰はせり上がり、忙しなく上下に揺れてやがて来る時に備えていた。そして、
「いく、いきゅ♡ みみぐちゅぐちゅおかされていきゅ、ちくびこりこりされていきゅぅぅぅ♡」
訪れた絶頂にジャンヌ・オルタは背筋を反らしながら腰を前に突きだし、薄く精液の混ざった逝き汁をベッドに撒き散らした。濁った潮がシーツへと降り注ぎ、白い布地に大小様々な染みを作っていく。
(オルタさん、あんなに声出して逝って……私も早く真君に、ご主人様に可愛がって欲しいです)
ジャンヌ・オルタがベッドの上で真に逝かされている一方、ボンテージを脱いだジャンヌはというとクローゼットの中に入っているある物を探していた。彼女の目的の物は自分が真に可愛がられる時に使っている色々な玩具だ。それをジャンヌ・オルタへのお仕置きに使おうという話である。
既に目的の玩具を全て取り出して足元の箱に入れ終えたジャンヌだが、何故かクローゼットに上半身を突っ込んだ体勢のまま動こうとしなかった。もじもじと内腿を擦り合せ、愛液を湧き出させる秘所を慰めている。背後から聞こえてくるジャンヌ・オルタの嬌声にあてられたのか、女の花園が堪え切れないほどに疼いてしまっていた。
「駄目、駄目なのに……」
己を戒める言葉を無視し、右手が股間へと伸びていく。蜜液に濡れたクレバスに指先が触れ、鋭い快電流が発生してジャンヌに声を上げさせた。咄嗟に左手で口元を覆って声を抑えるジャンヌだったが、自分の意思とは関係なしにびしょびしょになった割れ目を撫でていく指先の動きに少しずつ声が漏れていく。駄目、と内心で繰り返すも彼女の手が止まることは無く寧ろどんどん激しくなり、ジャンヌは真と睦み合う時を待ちきれずにオナニーに耽った。
「……で、聖女様は一体何をしてるのかしら? 何か一人で盛り上がっちゃってるけど」
くちゅくちゅと激しく音を鳴らしながら秘所を弄るジャンヌを絶頂の余韻から抜け出したジャンヌ・オルタは何とも言えない目で見ていた。
「いや、道具取りに行ってもらってたんだけど……」
困り気味の真の言葉にジャンヌ・オルタはハッとする。真の言う道具がどのようなものなのか心当たりがあった。そう、ブーディカの話に出てきたローターやバイブ等の玩具のことなのだろう。これから自分もブーディカと同じように玩具で体を弄ばれるのかと思うと、今までされたことのない行為を真にされるのかと考えると胸が高鳴った。
「へ、へぇ、そう。この御立派様で私を犯すだけじゃ飽き足らず、道具まで使って私を辱めようとするつもりなのね……すればいいじゃない」
胸中に湧いた期待と高揚を押し隠し、ジャンヌ・オルタは努めて毅然とした態度を取り繕う。さっきの乱れた逝きっぷりを無かったことにし、ジャンヌ・オルタは肩越しに真を睨み付けた。
「思う存分、私を汚せばいいわ。好きなだけ貶めなさいよ。でも、これだけは覚えておきなさい。私の体を好きなように弄べても、心までは奪えないってことをね!」
敢然とした表情で言い切った十数秒後。
「ちゅ、ちゅぱ、んちゅ、んむぅ……しん、ちゅき、だいちゅきぃ♡」
そこには夢中で真と濃厚なベーゼを交わすジャンヌ・オルタの姿があった。首を限界まで後ろに曲げるという無理な姿勢をしているのも構わず、蕩け切った表情で背中越しに真と口付けし合っている。興奮と喜びに鼻息を荒くしながらより強く唇を真に押し付けて舌と舌を絡み合わせる快感に酔い痴れていた。
一旦、キスを止めてジャンヌ・オルタから顔を離す真。唇に触れていた幸福な感触が遠ざかり、ジャンヌ・オルタは巨大な喪失感に襲われて表情を悲しげに歪ませる。二人の唇を繋いでいた銀色の唾液の糸がぷつりと切れると、彼女の顔に浮かんだ悲しみの色はより深いものになった。
「何で、何で止めちゃうのよぉ」
首に走る痛みを無視してジャンヌ・オルタは真に向かって唇を突き出す。唇が触れるか触れないかギリギリのところにいる真と再びキスしようと必死に首を伸ばすジャンヌ・オルタの姿は溺死寸前の人間が空気を求めているようにも見えた。
「もっと、もっとキスしたいの、貴方とチューしたいのぉ」
取り繕っていた強気な態度もプライドも全てかなぐり捨て、ジャンヌ・オルタは瞳に薄らと涙を浮かべて愛しい男に懇願する。そんな懸命な彼女の姿に真はサディスティックな笑みを浮かべていた。
「おいおい、さっき心までは奪えないって言ってたのはどこの誰だよ? たった一回のキスでこんなになるなんて即堕ち二コマってレベルじゃないぞ。幾ら何でもちょろすぎないか?」
「そ、それは……そうよ、ちょろいわよ。どうせ私はたった一回キスされただけでコロッと堕ちちゃう安い女よ。悪い!?」
真の指摘に顔を薄紅に染めるも、ジャンヌ・オルタは眦を吊り上げて開き直って見せた。目の当たりにした真を思わずおぉ、と唸らせるほどの見事な開き直りっぷりだ。
「何、ちょろくていけない!? 好きで好きで堪らない人とキスしてるのよ、心も体もトロトロになっちゃうに決まってるでしょ! それと、さっきの言葉も真に受けてんじゃないっての! 私の心も体もとっくの昔にあんたのものなんだからむぅ!?」
真はジャンヌ・オルタの両肩を掴んで彼女を振り返らせ、強引に口付けをして彼女を黙らせる。顔を真っ赤にしながら好意を言い募る彼女が余りに愛おしくなり、キスをせずにはいられなかった。
突然の口付けにジャンヌ・オルタは一瞬だけ驚いた表情を浮かべるも、すぐに顔をだらしなく緩ませて真とのキスに溺れる。ポタポタと雨垂れのように胸元へ唾液を落としながら腰から上を捻った体勢で互いの口内を舌で舐め回す感触、ぐちょぐちょと唾液が攪拌される音に体を昂ぶらせていった。
「むぅ……」
ベッドの上で二人の男女が濃厚なディープキスをしている様子をジャンヌは唇を尖らせて見ていた。自慰を終えてみれば、自分を蚊帳の外に置いて想い人が自分じゃない女と二人だけの世界に浸かっているのだ。面白い訳がない。玩具の入った箱を両手で抱えて二人を、正確には真にキスされているジャンヌ・オルタを見詰めて嫉妬心をメラメラと燃え上がらせていた。
さて、どうしてくれようかと考えるジャンヌの目がある一点に留まる。M字に小さく開かられたすらりとしたジャンヌ・オルタの美脚の中央、しとどに濡れた女の花園。さっきの潮噴きで膣内から逆流してきたのか、雌穴からとろりと精液が愛液と一緒に溢れ出てきている。にたぁ、とジャンヌの唇が淫蕩な弧を描いた。
箱を床に置き、ジャンヌは猫のような仕草で静かにベッドに上がった。四つん這いの姿勢で音を立てないよう、二人に気付かれないように注意して慎重に近づいていく。少し手を伸ばせば触れるほどの距離まで接近したが、二人がジャンヌに気付く様子は無い。夢中でキスに没頭し、激しい吸引音を立てて互いの唾液を啜り合っていた。
ちらっと嫉妬に染まった一瞥をジャンヌ・オルタに送り、ジャンヌは両手を彼女の膝へと伸ばしていく。ゆっくりと、獲物へと忍び寄っていく肉食獣みたいに息を潜め、そして喰らい付いた。両手でジャンヌ・オルタの膝を掴んで脚を押し広げ、蜜液の流れ出る女陰へとしゃぶり付いて思い切り膣内に舌を挿し込んだ。
「んぅぅぅぅぅっっっっっ!!!!!!?????」
何の前置きも無く女体を貫いた快感にジャンヌ・オルタはくぐもった悲鳴を上げ、腰を激しく何度も跳ねさせた。女の花園から生まれた性感は瞬く間に拡がり、ジャンヌ・オルタの全身がガクガクと痙攣していく。頭の中を無遠慮に掻き混ぜる快楽の発生源、自分の股間へと視線を下ろして彼女は初めてジャンヌの存在に気付いた。
「あ、あんた何やってちゅむぅ」
怒声を浴びせようとするも、声を出す前に真に口を口で塞がれてしまう。互いの舌がドロドロに溶けて一つになったのかと錯覚しそうになる真との濃密な口吻と膣内を舐め解しながら侵していくジャンヌの舌技にジャンヌ・オルタの理性は瞬く間に蒸発していった。二つの快感に女体が素直に反応し、ビクビクと短い間隔で痙攣し続ける。
蜜壺の中でジャンヌの舌が強く締め付けられた。主の性感に呼応して頻りに収縮する襞を押しのけるように舌を進ませ、ジャンヌは膣内に残った真の精液を掬い取っては口内へと運んでいく。更に潤いだしたジャンヌ・オルタの肉孔に満ちた愛液を飲み干さんばかりの勢いで吸いだし、精液諸共に啜り上げていった。
「ずぢゅる、ずぢゅぅ、ずぢゅぢゅぢゅぅぅぅ♡」
浅ましく音を鳴らし、味と粘りを濃くする体液を飲み下すジャンヌ。追撃にジャンヌ・オルタの膝に置いていた両手を彼女の太腿、鼠蹊部へと滑らせ、撫で回して官能を煽っていく。ジャンヌのフェザータッチに竜の魔女は体を震わせ、膣壁から愛液を滲み出させていった。新たな愛液と共に流れ出てくる男の精をジャンヌは目元を緩ませ、天上の美酒を味わう気持ちで何度も嚥下する。
(やだ、やだぁ。取らないでぇ、真が私のために出してくれたザーメン飲まないでぇ)
秘所内に残った精液を奪われるのを阻止しようとジャンヌ・オルタは体を捩じるが、薬で自由の利かない体では無理だった。オマケに上の口からも下の口からも与えられる快感に思考がぐずぐずに崩れ落ち、意識が朦朧としていく。頭の中が湯気で何も見えなくなった浴室のように真っ白になっていく中、ジャンヌ・オルタは主にご褒美を与えられる飼い犬の気持ちと姉に大切な玩具を奪われる妹の気持ちを同時に味わった。
二つの想いに板挟みになるジャンヌ・オルタを他所に快楽の発生源である二人は舌の動きを過激なものにさせる。口内で絡み合う舌はより淫らな音を奏で、肉壺をのたくる舌は雄と雌両方の味を堪能していた。
休む間もなく責め立てられ、ジャンヌ・オルタは見る見るうちに絶頂へと追い詰められていく。体が弓形になり、前に突き出された白桃のようなバストの頂点で充血した乳首がぷっくりと膨らんでいた。ほとんど間隔のなくなったジャンヌ・オルタの痙攣に合わせ、物欲しげにひくひくと蠢いている。
不意に手持ち無沙汰になっていた真の両手が伸び、ジャンヌ・オルタの乳房をがっちりと掴んだ。五指を柔和な乳肉へと沈みこませ、人差し指と中指でツンと勃起したコリコリの乳首を挟む。胸に走った鮮烈な快電流にジャンヌ・オルタは声にならない悲鳴を上げ、一際強く体を跳ねさせた。
真の乳首責めにジャンヌ・オルタの体は過敏に反応し、それはジャンヌに侵されている膣内にも表れる。蜜肉が小刻みに伸縮し、愛液が多量に溢れて悦楽の爆発が間近に迫っていることを告げていた。ジャンヌは忙しなく蠕動する肉襞に舌をざらざらと擦り付け、ジャンヌ・オルタを逝かせるために内腿を這い回らせていた右手をとある部分へと移動させる。
(そこは、そこはだめぇ。いっちゃう、ぜったいいっちゃう)
ジャンヌが何をしようとしているか察してジャンヌ・オルタは腰を右に左にくねらせて逃げようとするが、左腕で太腿を抱え込まれて逃れられなくなってしまった。
滑ってきたジャンヌの手がそこに、大分前から自己主張を始めていたクリトリスへと辿り着く。ジャンヌは親指で勃起した肉豆を包皮の中から解放させた。小さく、可愛らしくもしっかりと膨らんだ突起を指先で軽く触れると、ジャンヌ・オルタの肉壺が切なげに震えあがる。
ジャンヌが小さくクスリと笑う。何度か、焦らすようにクリトリスに触れてジャンヌ・オルタの反応を愉しみ、そして思い切り親指の腹で肉の芽を押し潰した。
ジャンヌ・オルタの金色の双眸が大きく見開かれる。真とジャンヌに前後から挟まれている体が限界まで反り上がり、ぶしゃあと音が聞こえそうな勢いで彼女の秘所から熱い潮が噴き出した。頭の中を真っ白に染め上げ、全身の感覚を奪い去っていく快感に体を反らした体勢のまま硬直させてジャンヌ・オルタは逝き汁を噴水のように漏らしていく。
ジャンヌの口に多量の潮が流れ込み、収まり切らなかったものは彼女の顎と豊乳を濡らしていった。口内に溜まった大量の潮を飲み込み、ジャンヌはゆっくりと舌をジャンヌ・オルタの蜜壺から引き抜く。上半身を起こし、女の子座りの姿勢で顎や胸にかかった生温かい雌汁を指で掬い取って口元へと運んだ。
ちゅっ、ちゅっ、と小さく音を鳴らして指をしゃぶっているとジャンヌ・オルタと視線が合う。逝った直後で力が入らないのか、真の胸板にぐったりと体を預けて涙ぐませた瞳をジャンヌに向けていた。
「何で、何で取るのよぉ。私のだったのに、真が私のために出してくれたのに……」
呼吸を整えながらジャンヌ・オルタは非難の視線をジャンヌにぶつける。彼女の視線に込められている怒りや悲しみは相当大きなものだが、ジャンヌはそれをどこ吹く風と受け流して妖艶に微笑んでいた。
「そんな怖い顔しちゃ駄目ですよ、オルタさん。折角の綺麗で可愛い顔が台無しです。それに、心配しなくても大丈夫ですよ。これからご主人様が私達のオマンコや子宮が壊れちゃうくらいたっくさんザーメン注いでくれますから」
ね、ご主人様、と真を見詰めるジャンヌに倣い、ジャンヌ・オルタも後ろを振り返る。
「まぁ、その前にオルタにお仕置きだけどな」
そういって真が浮かべた薄氷のような笑みにジャンヌ・オルタの背筋がぞくりとした。
「お、お仕置きって、何する気なのよ?」
「ジャンヌ、あれ」
ジャンヌ・オルタの疑問に答えず、真はジャンヌを見る。具体的な名前を出していないにも関わらず、ジャンヌは真が求めているものをベッドの傍に置いた箱の中から取り出した。以心伝心とはよくいったものだ。
「はい、ご主人様」
ジャンヌは笑顔で手に取ったものを真に差し出す。両端に革紐がついた、幾つかの穴が開いた黒いゴム製のボール。咥えるのに丁度いい大きさだ。
「(これって前にブーディカが言ってた)……ち、ちょっと、何するのよ。止めなさんうぅ」
背後からネックレスでもつけるような感覚で真はボールギャグをジャンヌ・オルタの口に嵌め込む。顔を左右にそらしてジャンヌ・オルタも抵抗していたが、妙に手慣れた手付きの真から逃れるのは無理だった。
外しなさいよ、と声を出そうとするも、出てくるのは言葉にならない無様な呼吸音と涎だけ。その間にも真とジャンヌはお仕置きとやらの準備を着々と進めていく。
真はジャンヌ・オルタの体を持ち上げ、ベッドのヘッドボードへと凭れさせた。背中が痛くならないように間にクッション替わりの枕を置くのも忘れない。一方、ジャンヌは箱から取り出した玩具をベッド脇のサイドテーブルに置いていく。ピンクローター、バイブ、アイマスクといった見慣れぬものにジャンヌ・オルタは恐怖心と期待感を同時に味わった。
「まずは、こ~れ」
バイブを手に取り、ジャンヌは淫猥な笑みを作ってジャンヌ・オルタの前で膝立ちになる。ジャンヌ・オルタに見せつけるように真の男根を模して作られた性玩具に舌を往復させていった。先端から持ち手まで舌を這わせて唾液を塗り込み、そして持ち手から先端まで舐め戻ると亀頭部分をぱくりと咥えこんだ。
「んっ、んっ、んぶぅ、ぢゅるぅ、れろぉ、ちゅぶぶぶぅ……ちゅぽ」
ジャンヌ・オルタの眼前でジャンヌは性玩具を相手に口淫を施す。口端から涎が溢れるのも気にせずバイブの握りまでしゃぶり回し、頬を窄めて顔をひょっとこのようにしながらバイブを口から抜き出す。唾液でテラテラと光るバイブを下ろし、ジャンヌは色欲に染まったいやらしい声でジャンヌ・オルタに語りかけた。
「これからこれを使って、ご主人様と私がオルタさんのこと一杯気持ち良くさせてあげますからね」
二人でどうやって、と視線で問うジャンヌ・オルタに小さく笑って見せるだけで、ジャンヌは何も言わずに四つん這いになった。上半身をベッドにべたりと寝かせ、程よく脂の乗った若々しさと瑞々しさを兼ね備えた臀部を捧げるように突き上げて左右に振っている。するといつの間にかジャンヌの後ろに回っていた真が撒き餌にひかれる魚みたいに近づいてきた。真が両手で桃尻を撫でるとそれだけで快感が生まれたらしく、ジャンヌはあん、と嬉しそうに小さく喘いだ。
「ご主人様ぁ、はやく、はやく下さいよぉ。ご主人様の勃起ちんぽ、ガチガチちんぽ、盛りの付いた小娘マンコにぶっ挿してぇ♡」
臆面も恥じらいもなく卑猥な欲望を言葉にするジャンヌに笑いかけ、真は臀部の滑らかさと柔らかさを楽しんでいた両手を彼女の括れたウエストにすべらせていく。女性らしさを感じさせる肉付きを堪能しながら硬く屹立した肉棒の先端をジャンヌの雌穴に宛がった。とろっと愛液を滴らせる蜜壺に狙いを定め、ゆっくりと腰を前進させて逸物を快楽の坩堝へと侵入させる。
「き、たぁ、ご主人様ちんぽ、オマンコに入ってきたぁ♡ 大きくて、ぶっとくて、硬いの……これぇ、これが欲しかったんです♡」
待ちに待った交わりにジャンヌは全身を震わせて悦びを露わにする。充血して硬く膨らんだ亀頭が狭い膣内を男根の形に変えながら進んでいく度、エラを張ったカリ首が肉襞の一枚一枚を引っ掻いていく度にジャンヌの脳内で法悦の泡が生じ、破裂して彼女の意識を白く染めていった。連鎖していく小さな快楽の爆発にジャンヌは臀部を高々と持ち上げた体勢のままシーツに涎が垂れるのも構わず舌を突き出し、何度も何度も軽い絶頂を味わい続ける。
一方の真も男性器に走る快感に呼吸を上ずらせていた。まだ怒張を半分ほどしか入れていないにも関わらず、真に微弱ではあるものの射精感を覚えさせるほどにジャンヌのそこは具合を良くしていた。複雑に蠢く肉襞が意思を持った触手のように逸物へと絡みつき、腰が抜けそうな悦楽を与えてくる。熱く蕩けた甘美な膣粘膜が亀頭を包み、カリを擦り上げながら勃起を奥へと引き込もうと収縮するのも堪らない。オマケに、
「奥ぅ、奥まで突いて下さい、ご主人様ぁ♡ ご主人様ちんぽ、もっと激しくハメハメしてぇ♡ ジャンヌのぬれぬれマンコ、めちゃめちゃのぐちゃぐちゃに犯してぇ♡」
極上の美少女が恥じらう様子もなく頬を興奮で桃色に染め、媚びた声で淫らに懇願してくるのだ。彼女のエロティックなな姿と全身からむんむんと立ち上る芳醇な女の色香が雄の生殖欲求をこれでもかと刺激してくる。
「濃厚ザーメン、ビュ~って出して下さい♡ 私の子宮、ご主人様専用ザーメン袋、一杯にしてくだしゃい♡」
腰を妖しくくねらせながらジャンヌは卑猥なおねだりを続けた。艶やかな唇から火傷しそうなほどに熱い官能的な吐息を漏らし、薄らと濡れた蒼色の双眸を背後に向けて真を見上げる。普段の凛然と振る舞う彼女からはかけ離れた、雌の欲望を剥き出しにした痴態に真の剛直は痛みすら覚えるほどに疼いた。男の象徴を呑み込もうとする肉襞の蠢きも相まり、真は目の前にいる自ら臀部を突き出した雌の心も体もドロドロになるまで犯したい衝動に駆られる。
「まぁ、焦るなよ。偶にはこうしてゆっくりやるのも悪くないだろ」
胸を突き破ろうとする獣欲を無理矢理抑えつけ、真はゆったりとした挿入を続けた。一瞬、ジャンヌは残念そうに顔を歪めるが、それも遅々とした動きで膣内を進む肉棒がもたらす甘い刺激で緩んだ表情に変わる。じわじわと膣内を拡げていく逸物の存在がより明瞭に感じられ、ジャンヌの官能は油を注がれた火のように昂ぶっていった。
「ご主人様ちんぽ、素敵ぃ♡ カリがオマンコ肉、抉ってぇ、奥に入ってきますぅ……あっ、あぁん♡」
カリ首が肉襞をめくっていくたび、ジャンヌは蕩けた嬌声を漏らす。すると、彼女の声に合わせて膣内がきゅっ、きゅっと引き締まって真に得も言えぬ法悦を与えてきた。徐々に募っていく射精感を堪え、真はジャンヌの最も深い場所まで男根を侵入させた。子宮口は待ちかねた亀頭にちゅうちゅうと吸い付き、膣壁はざわめくように蠢動して秘所に入ってきた来訪者を歓迎する。
「ひゃああん♡」
一際甲高い声でジャンヌが啼く。亀頭が子宮口にキスした快感にぶるりと身震いし、背筋が美しい曲線を描いて反り上がった。口を半開きにしながらジャンヌは涎を垂れ流して待ち望んだ快楽を享受する。
「オル、タさん、ご主人様のおちんぽ、私の中に全部入っちゃいました♡ 亀ちゃんが子宮の入り口にチュ~ってしてぇ、とっても気持ち良いですぅ♡」
目を見開き、二人の交わりを見せつけられていたジャンヌ・オルタの耳に快楽に染まった甘ったるいジャンヌの声が届く。目の前で行われる淫らな男女の交合に秘所が疼き、内腿を擦り合せて己を慰めていたが、いつの間にか膝に顎を乗せて見詰めてくるジャンヌの存在に気付いた。蒼い双眸がジャンヌ・オルタの顔を覗き込んでいる。
一瞬、ギョッとするもジャンヌ・オルタは視線をきつくさせてジャンヌを睨んだ。それを涼風のように受け流し、ジャンヌはジャンヌ・オルタの膝から顎をどけて代わりに手を置いて脚を開こうとする。当然、ジャンヌ・オルタは抵抗するが、数秒ほどの時間稼ぎにしかならなかった。大きくM字に開脚させられ、無防備になった股間部分が曝け出される。秘所から蜜のような愛液がトロトロと溢れ、アナルまで濡れている有り様だった。
「こんな風に……」
脚を閉じられないよう、両手を内腿まで滑らせる。くすぐったさに顔を歪めるジャンヌ・オルタの反応に小さく笑みを浮かべ、ジャンヌは持っていたバイブをゆっくりと濡れそぼった女の花園に挿入した。
「んぅぅ……」
くぐもった声がボールギャグの穴から漏れる。じりじりと、快感と共に大事な箇所に入り込んできた異物を追い出そうとジャンヌ・オルタは膣内を締めるが、多量に湧き出る蜜液とまぶされていた唾液が潤滑液となって奥への侵入を許してしまう。こつん、と無機質な玩具がジャンヌ・オルタの最奥を叩いた。
(こ、こんな格好で、玩具で……よりにもよってこいつに弄ばれるなんて……悔しい、でも感じちゃう)
屈辱感に顔が歪むも、性感が表情をとろけたものへと変えてしまう。悔しげに掠れた呻き声を漏らすジャンヌ・オルタをジャンヌは頬を紅潮させ、目を爛々と輝かせながら見据える。その様は獲物を仕留めんとする捕食者のよう。更にジャンヌはバイブの持ち手にあるスイッチをオンにする。起動したバイブの振動に媚肉を揺さぶられ、ジャンヌ・オルタは小さな悲鳴を上げて体を反らした。たぷんと弾むバストの頂点にある乳首が痛いほどに勃起している。
「ご主人様と私の実況セックスで一杯気持ち良くなって下さいね……んひゃあ♡ ご主人様ちんぽ、動きましたぁ♡ おちんぽが外に出ようとしてぇ……吸い付いたオマンコ肉が引っ張られるぅ♡」
肉壺から出ようと男根が後進を始める。絶対に逃がさないとばかりに膣内は締め付けを強くして肉襞を絡ませるが、釣り針の返しのようなカリ首に容赦なく抉られていく。それによって生じた快電流にジャンヌの脳内はスパークして何も考えられなくなるが、彼女の手は真の腰の動きに連動してバイブをジャンヌ・オルタの秘所から抜き出そうとしていた。
ジャンヌの口から零れる嬌声、ジャンヌ・オルタの口から溢れる呻き声を聞きながら真は逸物の大部分を秘所の外へと出す。外気に触れた男根はジャンヌの愛液でしとどに濡れ、ビクビクと脈打って先走りを吐き出していた。亀頭が肉壺から抜けきる寸前まで腰を引き、再び肉槍が溶けてしまいそうな魅惑の粘膜壁の中を犯していく。肉傘で襞を巻き込みながら先端を子宮口へとくっつけ、ぐりぐりと押し潰してからまた抜く作業を繰り返した。
「あぁぁ、ちんぽぉ、しきゅうえぐってりゅうぅ♡ もっろ、もっろしへぇ♡」
真が腰を前後させる度、ジャンヌの口からあられもないよがり声が飛び出る。ゆっくりとした抽挿はジャンヌの好む獣のような激しさこそないが、その分逸物の大きさや硬さ、真の愛情をより強く感じ取ることが出来た。想い人に愛されているのだという実感が彼女の快楽を絶大なものにし、ジャンヌを幸福と悦びで逝き狂わせる。
一方で真は歯を食い縛って全身に行き渡る性感に耐えていた。主の幸せな気持ちを反映させた膣内は至高の名器となって男根を包み込んでくる。カリ首や竿部分をしゃぶるように擦り立ててくる肉襞の動きもさることながら、特に最奥が堪らない。子宮口が亀頭へと吸い付き、先走りを飲み干さんばかりに吸引してくるのだ。それだけじゃなく腰を引く時、ちゅぽんと亀頭を子宮口から引き剥がす時の快感で腰が砕けそうになる。崩れ落ちそうになる体を叱咤し、真は頭の中で射精へのカウントダウンが始まったのを感じながら腰のピストン運動を続けた。
二人が愛し愛される肉悦を分かち合う中、ジャンヌ・オルタは虚しい快楽を味わっていた。真の男根を模した玩具がもたらす快感は確かに彼女を絶頂へと引き上げている。しかし体が昂ぶっていく反面、心は全くと言っていいほど満たされていなかった。それもそのはず。今、ジャンヌ・オルタの膣内を出入りする玩具には何も無いからだ。愛する人と繋がっているのだと感じられる熱も、心を幸せにしてくれる愛情も。その熱と愛情をくれる人は目の前で自分ではない女と愛し合っている。そしてその女は自分の
「ごしゅじんしゃまぁ。わらひ、わらひ……」
法悦で舌が縺れ、呂律の回らない状態でジャンヌは哀願する。体も言うことを聞かないのか、バイブを動かす手も覚束ない。具体的に何をして欲しいかは言っていないが、きゅんきゅんと締まって逸物に快美な刺激をもたらす肉壺のざわめきが雄弁に答えていた。一旦、腰を止めて真は切なそうに見つめてくる蒼い双眸を見返す。
「そんなに中に出して欲しいのか。この、淫乱女!」
腰を掴んでいた両手を滑らせ、ジャンヌの豊乳を掌に収める。そして力任せに引き寄せると猛然と腰を振り始めた。その際、ジャンヌ・オルタの膣内に収まっていたバイブも勢いで引き抜かれる。
「くうぅぅぅぅん。しゅきぃ、これしゅきぃ♡ だいしゅきだいしゅきぃ♡」
背後から抱き締められるような格好で激しく犯され、ジャンヌは歓喜の絶叫を上げる。
「ごひゅ、ひんひゃまぁ」
両腕を後ろに回し、首筋に舌を這わせてくる真の頭を引き寄せる。ジャンヌのしたいことを察し、真は身を乗り出して振り返った彼女の唇に吸い付いた。唇に触れる甘い感触にジャンヌの目尻は垂れ下がり、続いて口内に入り込んできた舌の柔らかさと温かさに身震いする。滴り落ちる涎が己の体を汚すのも意に介さずにジャンヌは夢中で想い人の唇にしゃぶり付き、口腔を舐め回す真の舌に自分のものを絡めていった。
口内、乳房、そして膣内。三か所から発生する快感でジャンヌの脳内が真っ白に染まっていく。主への信仰、人理救済の使命すらも白く塗りつぶされていく中、ジャンヌの中に残ったのは真に対する燃えるような肉欲と愛欲だけだった。
ジャンヌが真のことだけしか考えられなくなっていくのと同じように真も意識の全てをジャンヌの存在に占領されていった。思考が蕩けて溶け落ちそうな甘い味と匂い、自分の物だと主張せずにはいられないなめらかな肌触り。肉と肉がぶつかる音と口から漏れ出る抑えられない嬌声、そして快楽で淫蕩に歪む美貌。五感が認知する全てが真の生殖欲求を強くし、腰の動きをより激しいものにさせる。一回り膨らんだ男根に走る快電流で射精感を強めながら真はジャンヌの肉筒を抉っていった。
(止めて、止めて。こんなの見せないで、聞かせないでぇ……)
ギュっっと目を瞑り、顔を逸らしてジャンヌ・オルタは眼前に広がる肉欲のままに互いを貪り合う真とジャンヌの交尾を必死で見ないようにしていた。しかし、幾ら強く視覚情報を遮断しても他の感覚が容赦なく二人の営みの激しさを伝えてくる。ペニスで女性器内を抉るいやらしい擦過音に淫らに巻き付き合う舌が奏でる水音。ギシギシとスプリングを軋ませるベッドの揺れ、漂ってくる男女の体液の匂いが嫌でもジャンヌ・オルタの脳裏に愛し合う真とジャンヌの姿を描かせ、彼女の胸中を掻き乱した。
ジャンヌ・オルタが目の前の現実から目を逸らしている間にも真とジャンヌの交わりはより過激になり、それに伴い耳や鼻に伝わる情報も濃密なものになっていく。脳内に映し出された空想の二人の愛し合う姿が生々しさを増し、ジャンヌ・オルタの胸中に産まれた寂寥感と孤独感を大きくさせた。
寂しさを感じる一方でジャンヌ・オルタは女の性も燻らせていた。耳や鼻を犯す二人の交わりの音と匂いが女体を耐え難いほどに疼かせる。その証拠に彼女の秘所からはとろみのある体液が流れ出ていた。
胎内に募る切なさに我慢出来なくなったジャンヌ・オルタは目を薄らと開き、眼前の光景を視界に収めてしまう。そこにはジャンヌ・オルタの存在など忘れ、快楽に溺れて愛し合う真とジャンヌの姿があった。獣の交わりと表現しても遜色ない、只管に快感を求める肉の狂宴をジャンヌ・オルタは目の当たりにしてしまう。
一番最初に目にしたのは結合部。激しい腰使いで抽挿を叩き込まれる度に体液の飛沫がとび散っていた。ぐぽぐぽと淫らな音を立てて出し入れされるペニスが膣内で暴れ回り、暴力的な快感をジャンヌに与えながら大量の体液を掻き出してベッドに落としていく。
視線が持ち上がり、胸部へと移動する。豊潤なバストへと伸びた両手が肌に薄らと跡が残るほどの力で女性の柔らかさを堪能していた。指先を押し返す乳房の弾力を愉しみながら真は豊乳をぐにゅぐにゅと揉み潰し、乳首を転がしてジャンヌを責め立てる。揉み込まれ、目まぐるしく形を変えるジャンヌのバストにジャンヌ・オルタは乳首を硬くしこらせた。
目線は更に上へと移り、深い口付けを交わす唇を見た。間から覗いた舌が淫靡に絡み合い、零れ落ちるのも構わず互いの唾液を交換していく。二人が唾液を飲み下すのに合わせて喉仏が忙しなく何度も動いていた。それを見た途端、ジャンヌ・オルタは灼熱の日差しを放つ太陽に照らされた砂漠に放り出されたような渇きを覚えた。
無意識の内にジャンヌ・オルタは真に犯されるジャンヌに自分を重ねる。彼女は知っていた。嚥下し、臓腑へと染み渡っていく真の唾液がどれだけ甘美か。俺の物だと言わんばかりに乳房を揉みしだかれるのがどれだけ心地よいか。硬く巨大な男根で膣内を貫かれるのがどれだけ気持ち良いか。そして情熱的に求められ、愛されることがどれだけ幸せなのかを。
真と愛し合う己を夢想し、ジャンヌ・オルタはセックスの快楽を思い出して束の間の充足感を得る。しかし、所詮はただの想像。記憶の中から取り出した快感は泡のように消え去り、放置されているという残酷な現実だけが残った。自分を愛していくれているはずの想い人は自分じゃない女とまぐわっている。鏡に映したかのように瓜二つの、自分の真作である聖処女。心臓を氷の手で握り締められたような絶望がジャンヌ・オルタの心に広がっていった。
(何で、何で私じゃなくて聖女様なのよ)
何時だったか抱いた疑問が悲しみと共に再燃する。じわじわと心身を蝕んでいく不安を振り払おうとジャンヌ・オルタは必死に念話で真に呼びかけた。私を見てと、私の名を呼んでと。だが、ジャンヌとの獣じみた交わりに溺れた真に彼女の声は届かない。まるで、見えない壁に遮られているようだ。声も出せず、身動きすら出来ない状況で二人の愛し合う姿を見せつけられ、ジャンヌ・オルタの心が恐怖で塗り潰されていく。
(やだ、やだ。すてないで、わたしをすてないで)
かつてジャンヌに対して抱いていた劣等感が甦った。聖処女の贋作でしかない自分は必要とされなくなるのではないか、見捨てられるのではないかという絶対に有り得ない未来をジャンヌ・オルタに想起させる。そんなはずはない、そんなこと起こるはずがないとジャンヌ・オルタは自分に言い聞かせるが、一度生まれた怖れは見る見る内に肥大化して彼女を絶望へと駆り立てる。マスターに、自分を愛し、認め共に戦おうと言ってくれた人に切り捨てられるのではという恐怖はただの妄想であるにも関わらず、ジャンヌ・オルタの心の鎧をいとも容易く粉々にした。
魔女の目尻に大粒の涙が浮かび、玩具に塞がれた口から籠った啜り泣きが漏れる。存在しない不安に囚われ、ジャンヌ・オルタは親とはぐれた幼子のように泣きじゃくった。見捨てられる恐怖に怯え、涙を流して孤独に震えるジャンヌ・オルタの声は無情にも、激しさを増す二人の営みの音に掻き消された。
肌が肌を打つ小気味よい音が部屋に響く間隔が短くなっていく。一際早く、強く腰を前後させて真は下腹部をぶつけるようにジャンヌを犯していた。拡がったカリ首が膣内を押し広げ、抉る度に骨の髄までぞくぞくするような快美感が下腹部に溜まっていく。うねうねと蠢く蕩けた肉襞に亀頭や肉竿を甘く責め立てられ、頭の天辺まで痺れてしまいそうだ。急速に高まっていく射精感を押し殺して真は無心にジャンヌの唇を奪い、乳房に指を食い込ませながら腰をピストンさせた。
ジャンヌも夢中になって真の口にしゃぶり付き、与えられる唾液を飲み続けていた。ただの体液でしかないはずの真の涎は媚薬のような効果をジャンヌにもたらし、性感をこれでもかと増大させる。真の長大な逸物が胎内に出入りするのに合わせて全身に走る快感にジャンヌの思考は混濁していった。女体を貫く快楽に聖女は清廉な美貌を淫らに歪ませ、豊満な体をぶるぶると震わせる。
(くちびるぅ、おっぱい、おまんこぉ♡ あいされてる、ごしゅじんさまにあいされてる♡ しあわせ、しあわせぇ♡)
浅ましい音を立てて舌を吸われ、微かな痛みが走るほどにバストを揉み潰され、肉壺を滅茶苦茶に蹂躙される。激しさを増す一途の性交にジャンヌはただただ幸福感だけを味わっていた。長時間の口付けで酸欠になりかけるも、その息苦しさすら彼女の法悦を大きくするスパイスにしかならなかった。
(いっしょぉ♡ ごしゅじんさま、いっしょにぃ♡)
愛する人と絶頂を共にしようとジャンヌは膣内をきゅうっと引き締める。これまでになく強くなった粘膜同士の摩擦が二人に絶大な快感を味わわせ、そして終わりへと誘った。薄らと赤くなったジャンヌの美尻に腰を押し付け、亀頭を子宮口にめり込ませて真は彼女の胎内に欲望の限りを吐き出した。
(きたぁ♡ ごしゅじんさまざーめん、びゅーって、しきゅうにぃ、いっぱい♡)
鈴口から噴き上がる白濁液がジャンヌの子宮内と思考を白く汚していく。子宮に広がっていく熱い粘液にジャンヌは体をビクビク痙攣させ、種付けされた喜びを露わにした。同時にいやらしく蠕動する肉襞で脈動する男根を根元から先端までしごき、貪欲に精液をおねだりする。彼女の求めに応じ、逸物は硬度を保ちながら白い粘液をジャンヌの中に次々と撃ち出していった。
腰が砕けそうな快感に耐え、真は精を出し切る。唇を離し、ジャンヌを見詰めると濡れた蒼い瞳が真を見返した。
「とっても気持ち良かったです、ご主人様♡」
「俺もだ。凄く良かったよ、ジャンヌ」
嬉しそうに、照れたように小さく笑うジャンヌともう一度キスしようとする真だったが、聞こえてきた啜り泣きに動きを止める。ジャンヌも同じものを感じたようで、真と一緒に声の発生源へと目を向けた。大粒の涙をぼろぼろと零しながら泣きじゃくるジャンヌ・オルタがそこにいた。
「お、オルタ?」
「お、オルタさん?」
下半身の結合を解き、二人はジャンヌ・オルタの傍に寄る。真が口のボールギャグを外すと、ジャンヌ・オルタは頬を涙で濡らしながら真に縋り付くように寄りかかった。
「ごめんな、さい、ごめ、んなさい。もう二度と、薬なんて使ったりしないから、もう、絶対に騙したりなんて、しないから。だから、お願い。捨てないで、置いてかないでぇ」
「いや、何言ってるんだよ、オルタ。そんなことする訳ないだろ」
泣き止ませようと真はジャンヌ・オルタを抱き締めるが、彼女はだって、と子供のように鼻を鳴らすばかり。
「返事、してくれなかったもん。私のこと、見てくれなかったもん……!」
一層強く泣きじゃくるジャンヌ・オルタに真は困り果てた。まさか『お仕置き』がここまで効果を発揮するとは思っておらず、ただジャンヌ・オルタを撫でて慰めることしか出来なかった。正に泣く子と地頭には勝てぬといった様子だ。
「真君」
と、ここでジャンヌが助け舟を出した。困り顔の真に任せて下さいとばかりに小さくウィンクし、ジャンヌ・オルタに呼びかける。
「オルタさん」
「ひっ……やだ、やらぁ。取らないで、取らないでよぉ。真を、取らないでぇ……」
体を竦ませ、弱々しく首を振るジャンヌ・オルタの頬に手を伸ばす。優しく撫でたかと思うと、いきなりジャンヌ・オルタの唇を奪った。
「何ですと!?」
これにはいきなりキスされたジャンヌ・オルタは勿論、女の子同士のキスを目の当たりにした真も目を見開いた。そんなことはお構いなしにジャンヌは巧みな舌技でジャンヌ・オルタの快感を引き出していく。暫くすると驚きに固まっていたジャンヌ・オルタの体が弛緩し、涙の膜が張った瞳もとろんとしだした。
「ん、ちゅぅ……ぷは。これでよし」
ショック療法とでもいえばいいのか、ジャンヌはジャンヌ・オルタを泣き止ませることに成功した。唖然とする真にジャンヌは笑顔を見せる。
「泣く子と地頭には勝てない? 逆に考えましょう、真君。泣いてる子がいるなら、もうこれ以上啼けないくらいに啼き疲れさせちゃえばいいんですよ」
「泣くの字、途中で変わってないですか?」
変わってませんよ、とクスクス笑うジャンヌに真はそれ以上何も言えなかった。
「やることはいたってシンプルです。オルタさんが真君に捨てられるとか置いていかれるなんて馬鹿なこと、二度と考えられなくなるくらい愛してあげればいいんです」
にたぁ、とジャンヌは見る者の背筋におぞ気が走るほど淫蕩な笑みを浮かべる。
「どろどろのぐちゃぐちゃになるまで、ね」
「んんんんんぅぅぅぅぅ!!!!!」
何度目になるか分からないオルガズムにジャンヌ・オルタは天井を仰ぎながら悲鳴を上げる。アクメを味わい、病的に白い肌を紅潮させながら身悶えするジャンヌ・オルタを真は騎乗位の体勢で犯し、ジャンヌは彼女の背後から両手を回して乳房や腹部を弄んでいた。相変わらずの後ろ手に両手を拘束する手錠、再び咥えさせられたボールギャグ。そして新たに付けられたアイマスクも相まり、ジャンヌ・オルタの姿は無様の一言に尽きた。ボールギャグを嵌められた口から零れる唾液が顎や喉を汚しており、アイマスクに覆われた双眸からはさっきの悲しみとは別種の涙が溢れていた。
「凄いな、オルタの中……ぐねぐね動きながら絡みついて……また、逝きそうだ……!」
「オルタさん、とっても気持ち良くなってるみたいですね。ご主人様、オルタさんにもっとザーメン出してあげて下さい。ご主人様の愛の証、たくさん、溢れるくらい……もう溢れちゃってますね」
二人がかりでジャンヌ・オルタを快楽漬けにする真とジャンヌ。真は自身に跨らせたジャンヌ・オルタのウエストを両手で掴み、彼女の体を持ち上げては落として下から激しく突き上げていた。ゴチュッ、と音が聞こえそうな威力で逸物に子宮口を串刺しにされ、ジャンヌ・オルタは全身を突き破らんばかりの快感を味わわされる。愛液が止めどなく溢れ出し、男根を突き込まれる度に結合部分から逝き汁が噴き出していた。体が持ち上がると膣内から逆流した精液混じりの逝き汁が何本もの粘ついた糸になって二人の股間を繋ぎ、体が落ちると肌が打ち合う音と共にべちゃりと下品な音が立つ。無意識の内にジャンヌ・オルタは腰をくねらせて陰唇を真の体に押し付け、奏でられるにぢゅにぢゅという卑猥な音とねとつく感触に酔い痴れていた。
(むりぃ、こんなのむりぃ♡ はげしすぎてこわれりゅう。きもちよすぎておまんここわれちゃうよぉ♡)
余りに大きな快感に恐怖を覚えるジャンヌ・オルタとは裏腹に彼女の腰は淫らに踊りながら肥大化して包皮から顔を覗かせた肉豆を真に擦り付けて性感を貪り、蜜壺は男の象徴から精を絞り出そうと蠢いていた。真専用の雌穴となったそこは一分の隙間もなく剛直に肉襞を吸い付かせ、雄の欲望を刺激して射精を促してくる。ジャンヌ・オルタの膣内に入れてから既に数回吐精して敏感になっている逸物に電撃のような快感が奔り、真に苦悶の表情を浮かばせた。閉めた巾着袋の口みたいに入り口は引き締まり、ぬるぬると蠢動する肉襞が男根の竿や傘、亀頭にねっとりと絡みつきながら擦り立てていく。下腹部に力を込めて射精こそしなかったが、それでも真は精液の混じった先走りを吐き出さずにはいられなかった。
互いに絶頂へと至る境界線のギリギリに立っている真とジャンヌ・オルタに追い打ちをかけるようにジャンヌは両手を動かした。さっき自分が真にされたようにジャンヌ・オルタの乳房を揉みしだき、充血してコリコリになった乳首を摘まんで引っ張る。乳首に走る痛みと痛みを凌駕する快感から逃れようとジャンヌ・オルタは体を捩るが、ジャンヌの手は彼女の乳房を離さない。ジャンヌ・オルタの意味の無い抵抗にジャンヌは妖艶に微笑むと、摘まんでいた乳頭を思い切り捻った。
「んほぉぉぉ!!!」
身も世も無い悲鳴がジャンヌ・オルタの口から飛び出る。真の腰の上で体をビクビクとひくつかせ、潮を派手に噴き散らして果てた。同時に短い間隔で何度も収縮していた膣内が逸物を痛いほどに締め付ける。ぎゅうっ、と肉襞が抱き締めるように男根を搾り、神経が焼き切れそうな甘美感に襲われる。
「ぐうぅ!」
眉を寄せながら真はジャンヌ・オルタの腰をがっちりと掴み、亀頭を子宮口にキスさせながら思い切り精を放出した。びちゃびちゃと吐き出された精を子宮内にかけられ、ジャンヌ・オルタは続けざまの絶頂を味わう。甲高いソプラノの嬌声が室内に木霊した。
「ふふ、また逝っちゃいましたね、オルタさん。それもご主人様と一緒に……何回もザーメン中出ししてもらって、子宮もタプタプです」
絶頂から抜け出し、ぐったりと脱力しているジャンヌ・オルタの耳元で囁くジャンヌ。舌先で耳穴を舐りながら片手を下げていき、皮膚の上から子宮を押し潰した。ごぼぉ、と胎内から精液が押し出され、ジャンヌ・オルタの内腿や真の腹部を濁った白で汚していく。
「こんなにたくさん……ちょっと妬けちゃいます」
だから、とジャンヌ・オルタが倒れないように自分に凭れさせながらジャンヌは傍らに置いていた物を両手に取った。ピンク色の、小さな楕円型の玩具、ローターだ。
「意地悪、しちゃいますね」
スイッチを入れ、二つのローターのパワーを最大にまで上げる。ぶ~ん、と鳴りだした微かな駆動音はジャンヌ・オルタの耳にも届いているようで、息を荒げながら不安そうにきょろきょろとしていた。クスクスと笑い、ジャンヌはジャンヌ・オルタの首筋を舐め上げる。ゆっくりと汗ばんだ皮膚の味を楽しみ、小刻みに震えるジャンヌ・オルタの耳穴に息を吹きかけ、
「えい」
ローターを勃起した二つの乳首へと押し付けた。再びジャンヌ・オルタは天井を見上げて泣き叫ぶ。全身を食い破らんばかりの暴力的な快感から逃れようと体を右に左に暴れさせるが、ジャンヌの拘束から抜け出せなかった。ジャンヌは微笑みに加虐心を浮かばせ、逃げようとするジャンヌ・オルタのバストの中に押し込むように乳首を更に強く圧迫する。より強くなった快電流がジャンヌ・オルタにアクメを強制させ、激しく体を痙攣させた。彼女の絶頂は繋がっている真にも膨大な快楽を与え、射精を強要させるが肛門を引き締めてどうにか耐える。呼気を荒げ、真は性器が溶け落ちそうな甘美感に歯を食い縛りながらサディスト然としたジャンヌに目を奪われた。
「乳首だけじゃありませんよ。さっきから物欲しそうにご主人様に擦り付けてるズル剥け勃起クリちゃんにも」
ジャンヌ・オルタを自分に寄りかからせ、体を後ろへと倒させる。結合部分が大きく曝け出される体勢をジャンヌ・オルタに取らせた。右手のローターを乳首ごと豊乳の中に沈め、左手のローターをゆっくりと下ろしていく。肌を滑っていくローターはジャンヌ・オルタの股間へと向かっていた。
「んぅぅ、んぅぅぅっ!」
ジャンヌが何をする気なのか察したジャンヌ・オルタは必死で首を振って止めてと訴えるが、彼女の涙ながらの懇願はジャンヌのサディスティックな笑みを深くさせるだけだった。
「ほら、オルタさん。もうちょっとでくっ付いちゃいますよ? こ~んなに膨らんだ敏感クリちゃんにブルブル震えてるローターがぴとって……ただでさえ逝きまくりなのにそんなことしたら、ふふ、どうなっちゃうんでしょうね?」
臍の下辺りで一度手を止め、ジャンヌ・オルタに告げる。ひゅぅっ、と息を呑む音を聞きながらジャンヌは小さく笑って桃色の舌で唇を舐め上げ、ローターでクリトリスを押し潰した。一瞬、ジャンヌ・オルタの全身が硬直する。そして、
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!」
全身を引き裂かれたような絶叫が彼女の細い喉から迸った。しなやかで女性らしい肉付きの体が陸に上がった魚のように跳ね回る。最も敏感な場所で発生した爆発的な快感は瞬く間に全身を駆け巡り、ジャンヌ・オルタの意識を忘我の彼方へと追いやった。思考回路が焼けつき、機能の大半を停止させる。脳内が混濁していく中、ジャンヌ・オルタは自分の中で何かが決壊するのを感じた。体から溢れそうになるものをジャンヌ・オルタは止められず、秘所から噴水のように潮を撒き散らしていた。
腰や腹に勢いよく生温かい体液が降りかかるのを感じながら真も溜めに溜めていた射精欲を爆発させる。吸着していた膣壁が急激に収縮し、甘美な感触に包まれていた男根が内側から破裂するように膨らんで大量の精液をジャンヌ・オルタの膣内へと噴出させた。何度放っても薄くならない濃厚な白濁液は許容限度を超えた胎内に収まり切らず、噴き出る逝き汁と一緒に体外に溢れ返って真の体を汚していく。二人の体液の放出が治まる頃、真の腰や腹部はミルク味のゼリーをぶち撒けたような有り様になっていた。
「あは。ご主人様ザーメン、こんなに一杯♡」
口角から涎を零し、ジャンヌは極上のスイーツを前にしたみたいに目を輝かせる。魂が昇天するような快感で茫然自失になっているジャンヌ・オルタの胸に右腕を襷のように通し、抱き締めながら彼女を支えて体を起こした。真の体に左手を伸ばし、腹部に広がる雄と雌の混合液を指にたっぷりと絡めて口元へと運ぶ。スンスンと鼻を鳴らして濃密な体液の匂いを楽しみ、疼く劣情に身を任せてザーメンの滴る指にしゃぶり付いた。
「んぢゅぅ、ぢゅる、ぢゅろろぉ、ぢゅぢゅうぅぅぅ……ちゅぱ♡ ご主人様のおちんぽ汁とオルタさんのオマンコ汁、濃厚でとっても美味しい……またザーメン欲しくなっちゃいます」
殊更に下品な音を立ててジャンヌはザーメンゼリーを啜る。聞こえよがしにジャンヌ・オルタの耳元で大きな吸引音を奏で、白濁液を咀嚼して舌で転がし、秘所を熱くさせる雄の味わいを堪能した。
ぐったりと脱力し、傾いていたジャンヌ・オルタの頭がゆっくりと持ち上がる。ふ~、ふ~と荒い息を漏らす姿はおやつを前にして待てを命令される犬のようだ。鼻をクンクンと動かし、ジャンヌ・オルタは首を伸ばしておやつをおねだりする。
「欲しいですか、ご主人様のどろどろ孕ませザーメン?」
娼婦のように笑いながら聖女は魔女の唇に指に残っていた白い残滓を塗り付ける。更に息を荒くしながらジャンヌ・オルタは激しく頷いた。もう、羞恥心やプライドを感じるほどの理性も残っていないようだ。
「はい、どうぞ」
左手の指に精液を塗しながら右手でジャンヌ・オルタの口からボールギャグを外す。生臭い粘液で濡れた左手を彼女の口元まで持ち上げると、ジャンヌ・オルタは無我夢中でジャンヌの指にしゃぶり付いた。ぺちゃぺちゃと音を鳴らして精液を舌で舐め取り、歯を立ててこそぎ落としていく。見る見る内にジャンヌの指から白濁液が剥ぎ取られていった。
「んちゅ、ちゅぱ、ちゅる、ちゅろぉ……んくっ。もっろ、もっろちょうらい。しんのざーめん、もっろ、もっろぉ」
伸ばした舌をレロレロとくねらせ、次の精液を欲しがるジャンヌ・オルタ。普段の捻くれた態度や
「そんなにがっつかなくても大丈夫ですよ。まだまだたっぷりありますから」
妖美な笑みを浮かべ、ジャンヌは再び精液で汚した指をジャンヌ・オルタの前に持っていく。雛にエサを与える親鳥の気分に浸りながら白い粘液を吸い取ってくるジャンヌ・オルタを見ていたが、そうしている内に自分も精液が欲しくなっていた。胸の内に芽生えた欲求に素直に従い、ジャンヌはジャンヌ・オルタと一緒に指で掬い取った雄汁をしゃぶっていく。
思わず息を呑むほどの美しい姿の少女二人がその美貌を劣情に染めて精液を口にする光景は真の欲望に新たな火をつけた。ジャンヌ・オルタと繋がり合っていたままの男根がピクピクと震えながら我慢汁を吐き出し、彼女の鋭敏になった体にビリビリと快電流が走る。
「あん。しんのおちんぽぉ♡ ぴくぴくってしてぇ、がまんじるぴゅーってでてぇ、きもちいいのぉ♡」
「こんなにたくさん出したのにまだ……ねぇ、オルタさん。何でご主人様はこんなに一杯射精出来るんだと思います?」
唐突なジャンヌの問いかけにジャンヌ・オルタはへ? と間の抜けた声を上げた。いきなりの質問に戸惑うジャンヌ・オルタをジャンヌは慈愛の籠った微笑で見守る。暫くして、ジャンヌ・オルタはポツリと答えた。
「わたしのおまんこ、きもちいいから?」
「それはちが……くはないでしょうけど、それだけじゃありません。ご主人様がオルタさんを愛してるからです」
「あい、してる」
はい、とジャンヌは優しい笑顔で頷いた。
「男の人がザーメンドピュドピュするのってとっても気持ち良いことですけど、物凄く体力を使うんです。いくらご主人様が絶倫ちんぽの持ち主だからって、こんなに体がべちゃべちゃになるくらい射精するのってとても大変なことなんですよ」
ジャンヌの言うことに間違いはない。では、何故、真はそんな大変なことが出来るのか。答えは簡単、愛があるからだ。愛に勝るものは世の中を探せばそれなりにあるだろうが、こと男女が肌を重ね合う閨において愛を上回るものは無い。偉い人も言っている。『富や名声よりも愛だぜ』、『最後に愛は勝つ』、と。
「そんな、わたしみたいな、ひねくれたこむすめ……」
「オルタさんが捻くれた小娘だったら私は魔女と謗られた田舎娘ですよ。小娘とかそんなこと関係ありません。ご主人様は、真君は私達を愛しているからこうやって傍にいてくれるんです。だから、オルタさん」
捨てられるなんて怖がる必要は無いんです、とジャンヌは不安そうにそわそわしているジャンヌ・オルタの頬を優しく撫でる。姉がすすり泣く妹をあやすようにジャンヌ・オルタを撫でながらジャンヌは手錠へと手を伸ばし、拘束を解いてジャンヌ・オルタの両手を自由にした。
おずおずと前に差し出されたジャンヌ・オルタの両手を真の両手が取る。あ、と嬉しそうに声を上げるジャンヌ・オルタのアイマスクがジャンヌの手で外された。光を取り戻した少女の視界の中に最愛の人が映る。空気を読んでベッドから下りるジャンヌに感謝しつつ、真はジャンヌ・オルタをじっと見つめながら上半身を起こして抱き締めた。びくっ、と両腕の中で震える女性らしく柔らかい、細くて華奢な体を撫でながら囁く。
「お前さえ良ければ、俺とずっと一緒にいて欲しい。お前がいてくれないと……うん、寂しいからな」
どこか照れくさそうな真の言葉にジャンヌ・オルタは総身を震わせた。一緒にいて欲しい、お前がいないと寂しい。自分を必要とし、求めてくれる言葉は体が震え上がるほどの歓喜をジャンヌ・オルタにもたらした。
「わたしも、私もぉ!」
胸の中で爆発的に膨れ上がった喜びに突き動かされ、ジャンヌ・オルタは真に体当たりするように抱き付き、両腕を彼の首に回して勢いのままベッドに押し倒した。豊満な乳房を分厚い胸板に押しつけ、心から溢れ出てくる愛欲の赴くままに腰を激しく振りたくる。
「ずっと一緒にいたいの、貴方がいてくれないと寂しくてどうにかなっちゃいそうなの、貴方無しじゃもう生きていけないの!」
生の感情を叩き付けるように言い募りながらジャンヌ・オルタは遮二無二腰をぶつける。想い人に少しでも自分の体で気持ち良くなって欲しいと少女は己を貫く男根の先端から根本までを膣内で磨いていく。肉傘に襞を絡ませ、竿を入り口で圧迫し、亀頭に子宮口を吸いつかせた。
「大好き、大好き大好き大好き大好き!!」
快感に脳内を焼かれながら何度も想いを伝える。滾々と湧き続ける泉の水を桶で汲みだすように、何回言葉にしてもジャンヌ・オルタの中で生まれる想いは枯れることは無かった。
「俺も、お前が大好きだ!」
ジャンヌ・オルタの背中に回した両手に力を込めて強く抱きすくめた。腰を強く打ち込み、豊潤な肉壺を男根で掻き分けていく。腹部に走る衝撃に嬌声を上げるジャンヌ・オルタを掻き抱き、切なそうに収縮する粘膜を亀頭で抉って絶頂に上り詰めていく女体をよがらせた。
「逝くぅ、逝くのぉ♡ 大好きな貴方に抱かれて逝っちゃうのぉ、大好きな真にザーメン中出しされて逝っちゃうのぉ♡」
麻薬じみた多幸感に思考を蕩かせながらジャンヌ・オルタは限界を告げる。真も腰の突き込みを速くしてビクビクと震える、何時射精してもおかしくない分身を彼女の胎内に何度も出し入れさせた。女性器の中で勃起を揉み抜かれる快感に背筋を粟立たせながら、最後の最後までジャンヌ・オルタと肉悦を分かち合おうとする。両腕の中で体を震わせる少女をどうしようもなく愛おしく想いながら真は己を絶頂へと押し上げた。
「逝くぅ、イくぅぅぅ♡」
真に抱かれながらジャンヌ・オルタは背筋を反り上がらせる。胎内で熱いマグマが迸り、己を満たしていくのを感じてジャンヌ・オルタは幸せに体を打ち震わせた。真も目の前が真っ白になりそうな射精感を味わう中、逆流する精液で体が汚れるのも構わず彼女の中に吐精を続けた。
精の放出が終わると、ジャンヌ・オルタは身を投げ出すように真に覆い被さった。絶大なオルガズムを味わった後に訪れる脱力感と幸福感で動くのも億劫な体に鞭打ち、ノロノロとした動きで真にキスをする。優しく頭を撫でる手の感触に陶酔しながらジャンヌ・オルタは焦点の合わない目で真を見詰め、もう一度想いを告げた。
「だぁいすきぃ♡」
幸福その物の顔でベッドに横たわるジャンヌ・オルタの額に口付けをする真。応じるだけの気力も残ってないのか、ジャンヌ・オルタは緩んだ笑みを浮かべる。精液が溢れてべちゃべちゃになったジャンヌ・オルタの下半身を拭こうとティッシュ箱に手を伸ばした真の肩にジャンヌは手を置いた。
「そっちは私がやります。ご主人様はオルタさんの顔の方をしてあげてください」
ペロッと舌舐めずりしてジャンヌはベッドの上に乗り上がる。四つん這いでジャンヌ・オルタに近寄る姿は女豹のようだ。女性らしいという表現からは程遠い雌の欲望を露わにした笑みでジャンヌ・オルタの両脚を広げ、内腿や下腹部に張り付いた白い粘液を丁寧に舐め取っていく。ジャンヌの舌がジャンヌ・オルタの肌をなぞると魔女はくすぐったそうに体を小さく痙攣させた。
ジャンヌに倣い、真も汗や涙、涎などの体液でべとべとになったジャンヌ・オルタの顔を舌で清めていった。塩気のある体液を味わっていると、小さく突き出された唇に舌が触れる。軽く啄むようにキスをすると、ジャンヌ・オルタは心底嬉しそうに相好を崩した。
「これで、綺麗になりました」
次は、と頬を紅潮させたジャンヌの淫欲を湛えた瞳が真に向けられる。淫らに濡れ光る蒼の双眸が真の顔からゆっくり下へと移っていき、太くそそり立つ男根へと辿り着いた。男女の体液でドロドロに汚れたペニスに魅せられたようにジャンヌは恍惚の顔で息を弾ませ、口の中に湧き出る涎を飲み込む。下の口も大量の唾液を滴らせ、太腿を伝い落ちてベッドへと染み込んでいった。
「ご主人様のおちんぽ、ドロドロザーメンちんぽ……お掃除してもいいですか?」
んぁ、と開いた口の中で舌をうねらせ、汁気たっぷりの口腔を曝け出す。媚びた目で真を見詰めながらジャンヌは貴方を気持ち良く出来ますと限界まで伸ばした舌を蠢かせてアピールしていた。かつて、余人に聖女と呼ばれた少女の見せる扇情的な姿は男の欲望を掻き立て、男根に血を集めさせた。
真は無言でベッド脇に仁王立ちし、腹に付きかねないほど反り返った長大な男性器を前に突き出す。顔を輝かせてジャンヌはベッドから下り、何ら躊躇することなく真の前に跪いた。目の前にある、白濁液塗れの逸物から立ち昇る匂いに既に潤っていた秘所の水気が更に増す。うっとりと目を細め、ジャンヌは真を見上げた。
「まずは周りから綺麗にしますね……」
真の腰に両手を添え、半固形状の精液がべったりと残った下腹部に舌を伸ばす。腹筋の形を確かめるように舌腹を押し付け、舌の上に広がる雄の体液を楽しんだ。見る見る内に真の腹部から雄汁が舐め取られていく。
「今度はこっち」
口角に白い残滓を残しながらジャンヌは舐める箇所を下へと下げていく。左右の太腿を交互にねちっこく舐め上げ、こそばゆさに体を震わせる真の姿に笑みを深めていた。両脚を清めると、次に濡れ縺れている陰毛から精液を丁寧に吸い取っていく。
「玉々ちゃんも……ふふ、あんなに出したのにまだパンパンです」
大量の精液を内包して膨らんでいる睾丸に熱い吐息を吹きかける。二、三度、舌を遊ばせると、白濁液が付着した玉袋をぱくりと口の中に咥えこんだ。
「うあぁ……」
思わずといった様子で真の口から喘ぎ声が溢れた。男の急所を口内で揉み解される快感がじわじわと這い上がり、無意識に腰が震えてしまう。想い人の反応に満足げに鼻を鳴らし、ジャンヌは舌でずっしりと重い睾丸を舐め転がした。ちゅぱちゅぱと音を立てて玉袋をしゃぶり、ちゅうちゅうと吸い上げながら首をゆっくりと引いたり左右に揺らして皮を伸ばすと真の呻きが強くなる。すぅっ、と鼻先で反り上がる男根の裏筋を撫でると、ぴくんと痙攣して先端から透明な腺液が垂れてきた。
「ちゅぱ、ちゅぷ、ちゅうぅぅぅ、ちゅぽん。うふ、亀ちゃんからお汁が溢れちゃってますね。これじゃあお掃除してもすぐに汚れちゃいます。私のせい、ですよね?」
鼻先に付いた体液を掬い取った指を口に含みながら興奮に瞳を潤ませてジャンヌは真を見上げる。透き通るように白い肌を薄らと赤く染め、荒く熱い呼気を男根に吐きかける姿は言葉に出来ぬほどに色っぽい。そうだな、と答えながら真は痛いほどに肥大した肉槍をジャンヌに差し出した。
「責任、取ってもらわないとな」
「はい。任せて下さい」
双眸を淫靡に光らせながらジャンヌは男根の根本に口付けをする。慎ましやかな花弁を思わせる唇から真っ赤な舌が現れ、先端が裏筋に触れた。ピクンと痙攣する逸物を焦らすような動きで、肉竿に付いた白濁液を巻き込みながら舌を上らせていく。肉棒の根元から先端にゆっくりと向かってくる生温かくざらざらした舌の感触に真はもどかしそうに眉を寄せた。
舌先が男根の先端までたどり着く。チロチロと舌先を何度か赤黒く染まった亀頭に擦り付け、鈴口から湧き出す我慢汁の味を楽しんでからジャンヌは大口を開いてぱくりと先端を咥えた。亀頭全体が温かく潤沢な口内に包まれ、張り出たカリ首を唇で締められる。敏感な粘膜を覆う蕩けそうな快美感に真は情けない溜め息を吐いた。んふ、と嬉しそうに目を細め、ジャンヌは肉棒を喉奥へと進ませていった。
ジャンヌの口奉仕は正に呑み込むという表現がぴったりなものだった。彼女の口からじゅるじゅると淫音が発せられる度に怒張が奥へと吸い込まれ、快楽の魔窟へと誘われていく。よく動く舌が裏筋を撫でるのもなんとも心地よい。快感に先走りを垂れ流しながら真は肉棒を覆っていく肉悦に慄いた。
遂にジャンヌの唇が陰毛に触れるほどまで男根が呑み込まれる。男性器の根元に口付けをしながらジャンヌは恍惚と目尻を垂らし、快楽に体を震わせる真を上目遣いで見上げた。何十回と想い人の性器を受け入れてきたジャンヌの喉は入り込んできた異物を吐き出そうとはせず、苦しさを悦びに変えて肥大した肉塊を受け入れていた。
「はひへはふへ♡」
もごもごと口を動かすと真が背を反らした。喋る際の口腔、舌の動きが快感となって男根に襲い掛かる。口の中で男性器がピクピク震えるのを感じながらジャンヌはゆっくりと頭を引いていった。逸物にざらざらの舌が擦り付けられ、ちゅるちゅると優しく吸引されながら窄まった唇が肉竿を甘く締め上げていく。特にカリ首を強く吸われ、唇を出っ張りに引っかけるように動かれた時は雷撃のような悦楽を味わわされた。
鋭敏な部分に走る強烈な刺激に真は思わず腰を下げそうになるが、腰に回されたジャンヌの両腕が逃げるのを許さなかった。一見、優しげに巻き付く聖女の細腕は獲物を拘束する大蛇の如き力で真を拘束していた。
逃げようとしたお仕置きとばかりにジャンヌは亀頭粘膜を容赦なくバキュームしていく。両腕から伝わる真の痙攣に心を昂ぶらせ、亀頭の割れ目から噴き零れる先走りを口内に溢れ出る涎と共に嚥下していった。味わいを濃くしていく男の腺液にジャンヌの秘所も湿り気を増していく。
唇から鈴口が離れる寸前でジャンヌは頭を前進させて肉棒を咥えこんでいった。再び先端から温かく柔和な感触に分身をゆるゆると包まれていく。感極まった吐息を漏らしながら真は上げていた視線を下げ、淫らな口奉仕を続けるジャンヌを見た。劣情に染まった蒼い双眸が喜びに細められる。
蒼い双眸の持ち主はその瞳を淫らに光らせ、見せつけるように男根をしゃぶっていた。唇から漏れる吸引音を激しくさせ、頭を左右に振ったりしながら片時も想い人から目を離さずに逸物を口の中に出し入れさせている。濡れた蒼眼に魅入られた真は生唾を飲んだ。ジャンヌから視線を逸らすことが出来ない。大きな窪みを作るほど窄められた頬、ひょっとこのように伸ばされた口元。聖女が美貌を下品に歪める姿に真は狂おしくなるくらいに射精欲をくすぐられた。
ムクムクと男の象徴が一回り膨張する。うふ、と喜びの息を零しながらジャンヌはより熱の籠った奉仕を始めようとするが、頭に置かれた真の両手に動きを止められた。
「ジャンヌ、いいか?」
一瞬、ジャンヌは不満げに眉を顰めるが、自分を見つめる真が何を求めているのかを理解すると一転して顔を輝かせた。腰に回していた両腕を解き、身を任せるように脇へと下ろして真に頷いて見せる。
ジャンヌの了承を得た真は彼女の頭に添えた手に微かに力を込め、両足を軽く開いた。体を動かしやすいように体勢を調節すると、思い切り腰を突き出した。半分ほど露出していた男根を喉の奥へと捻じ込む。
「んぶぅっ♡」
苦しげにむせる声がジャンヌの口から漏れた。しかし、その声音はどうしようもないほどに蕩け、雄に奉仕する悦びの色に染まっている。彼女の声に興奮を煽られ、真は無心に腰を打ち振り始めた。腰と一緒にジャンヌの顔を前後に激しく揺らし、口内と喉奥を犯すことでジャンヌを支配するような感覚を味わう。その非人道的な思考は肉棒が感じる快楽を激増させ、真は気遣うことを忘れて一方的なオーラルセックスに耽った。
「んぅ、んんっ、ふぐっ、んぢゅぅ、んおっ、おうぅ♡」
女性にあるまじき濁った声を唇から溢れさせるが、ジャンヌは暴力じみた行為を嬉々として受け入れていた。真の手によって開発された体は口を塞がれて感じる息苦しさも、喉を突かれて味わう嘔吐感も全て快感に変換していく。性的興奮で火をつけられたように熱くなった女体が更なる悦びを求め、ジャンヌは脇に垂らしていた両手を股間へと伸ばしてオナニーを始めた。
「はぁ、はぁ、はぁ!」
獣じみた形相で真は腰を振りたくる。自分本位なイラマチオを受容するジャンヌに真は我を忘れて快感に溺れた。目尻から大粒の涙を流しながらも幸福一色に染まった表情。苦悶の声に紛れて聞こえる、くちゅくちゅと秘所を掻き混ぜる音が獣欲を肥大化させる。雄々しく巨大な逸物に攪拌され、白く濁った唾液が口内から掻き出されて顎を汚していく光景も堪らない。その唾液が粘ついた白い糸になり、自分の股間とジャンヌの唇を繋ぐ様は絶頂ものだった。
白濁した涎を口角からだらだら垂らしながらジャンヌはもっとしてと言わんばかりに真を見上げている。涙の膜が張った蒼色の瞳が雄のエキスをおねだりしていた。ぎゅうっと唇と頬を窄めて想い人を射精へと誘おうとする。急激に高まった圧力に肉棒が悲鳴を上げるようにわなないた。
「出る、出るぅ!!」
真の口から飛び出す情けない悲鳴にジャンヌは目を輝かせる。自慰をしていた両手をするりと真の腰に巻きつけ、逞しい肉体を抱き寄せた。同時に精液が輸精管を駆け巡り、鈴口から白い欲望が吐き出される。
「……♡」
胃に直接流し込むような射精にジャンヌはうっとりと鼻息を漏らす。腹の中に白濁液が溜まっていく感覚に陶酔し、秘所からとろみのある蜜液を垂らしていた。最後の一滴まで気持ち良く吐精できるよう、ジャンヌは顔をゆったりと振ったり脈動する逸物を舌であやす。男根を掴んで離さない快楽の渦に真は全身に鳥肌を立たせていた。
「んぢゅるるるる……ちゅぽっ♡」
精の放出を終えて鎮まった肉棒を激しく吸い上げるジャンヌ。のろのろと頭を引きながら未だに硬いままの男性器に引き締めた唇を滑らせ、尿道に残った精液の一滴までも搾り出していく。ジャンヌの清廉な容姿には不相応なバキュームに真は脚を小鹿のようにガクガクと震わせた。
「ほんはひひっはひ……はひはほうほはひはふ♡」
熱い男の精が収まった胃の腑を肌の上から撫で、ジャンヌは半固形状の白い粘液が残った口を開いた。内頬や口蓋に張り付いた精液を舌で掬い取っては口外に出し、徐々に舌の上に溜まっていく様をいちいち真に見せつけていく。口内にある白濁液を集め終えたジャンヌは舌に白いゼリーを乗せているようだ。
そのまま一息に飲んでくれるのかと真は期待に胸を高鳴らせるが、ジャンヌが取った行動は別の物だった。溜めた精液が落ちないようにへこませた舌を伸ばし、ジャンヌは唾液と新たに出てきたカウパーでテカる亀頭に白濁液を塗り付けていく。性器の先端をくすぐるもどかしい刺激に真が微かに顔を顰めている間にジャンヌは精液を塗り終えた。
「ご主人様ぁ♡ ここも、ここも愛してください♡」
立ち上がり、真に背を向けるジャンヌ。背後にあったサイドテーブルに両手を置きながら美しいヒップを突き出す。肩越しに流し目を真に送り、色っぽい息を吐きなが差し出した臀部を悩ましく揺らす。愛液と精液で汚れた陰唇の更にその上、桃色の窄まりがひくひくと動いていた。
「そんなに欲しいのか?」
真が両手でジャンヌの美尻を掴む。指の間から瑞々しい柔肌がはみ出ていた。尻肉に指先を沈め、掌で撫で回すとジャンヌは小さく嬌声を上げて悦びを露わにする。いやらしい喜色に染めた笑顔で何度も頷いていた。
尻たぶを左右に開き、恥ずかしい箇所を剥き出しにする。奥の皺まで見えそうなくらい広げられ、外気に触れた菊門が物欲しそうに蠢いた。真がそこに肉竿を添えると、ジャンヌの体がピクンと震えた。裏筋を擦るように押し付けると、痙攣が断続的なものになる。こそばゆい感触に期待感が募るが、いくら待っても男根が菊門に挿入されなかった。
「ご主人様、早く早くぅ♡」
焦らすように肉棒をスライドさせ続ける真にジャンヌは声を震わせて嘆願する。哀切な視線を背後に向けるジャンヌが見たのは意地の悪い真の笑顔だった。
「どこに欲しいんだ?」
その問いに聖女は顔を茹でられた蛸のように赤くする。教えてやっただろ? という真の言葉にジャンヌは顔に帯びた赤味を濃くさせた。肉欲と姦淫に頭までどっぷりと浸かってしまっているジャンヌだが、それでも一抹の羞恥心が胸の中に残っていた。第三者にしてみれば何を今さら言ってるんだと呆れるかもしれないが、そこは複雑な乙女心である。
「だ、だから、ここです……」
「ここじゃ分からんなぁ」
是が非でも言わせたいのか、真は底意地の悪い返答をする。
「うぅ~っ! い、いじわる、ご主人様のいじわるぅ!」
羞恥心で流れる涙を目尻に溜めてジャンヌは真を睨み付けた。ベッドの上で肌を重ねていた時に真から教えられたあの言葉。実際に口にするところを想像すると恥ずかしさの余り死んでしまいそうになる。しかし、心も体も昂ぶってしまっているジャンヌに言わないという選択肢は取れなかった。視線を落としながら消え入りそうな声で呟く。
「け、けつまんこにください……」
「ん、何か言った?」
「っっっ~~~……ケツマンコ、ケツマンコぉ。ご主人様のでっかい極太カリ高ちんぽ、淫乱肉便器女のケツマンコにぶち込んで下さい。ご主人様のおちんぽのことしか頭に無い、生ハメラブラブセックス中毒女のケツマンコにどろどろ特濃ザーメンお恵み下さい」
一瞬の逡巡、ジャンヌは顔を棗のようにしながら胸の内にあった欲求を大声で吐露した。満悦の表情を浮かべ、真は桃色の蕾に男性器の先端を当てる。亀頭を覆う精液や涎の粘つきを肛門に感じ、ジャンヌは身を強張らせた。
「よく言えまし、た」
腰を進ませ、亀頭を肛門内に差し入れていく。排泄器官をメリメリと押し広げ、侵入してくる異物にジャンヌは背筋を反らしながら目を見開いた。何度味わっても飽きることのない、後ろの穴までも征服される快感に両脚が頼りなく震え、秘所から溢れ出る蜜液が玉になって床へと落ちていく。
「ご主人様ちんぽ、来ましたぁ♡ ご主人様ちんぽ、私のケツマンコ犯してるぅ♡」
精液と涎を潤滑剤にし、小さな肉穴を拡張しながら真は男根をジャンヌの直腸内へと沈めていった。何十回、交わっても変わらない初物のような締め付けが心地よく、真の背筋にぞくぞくと官能的な悪寒を走らせる。圧迫してくる腸壁を掻き分け、腸内に肉棒を根元まで埋めた。
「あ、あぁ、はあぁぁぁ……♡」
ケツ穴を犯され、喘ぐことしか出来ないジャンヌ。汗ばんだ体が電撃を流されているかのように断続的に痙攣していた。真がゆっくりと腰を動かし始めると喘ぎ声に艶が滲み出し、全身の痙攣もより強いものになっていく。
「気持ち良い、気持ち良いよぉ♡ ケツマンコセックス気持ち良いよぉ♡」
排泄器官で交わるどこか後ろ暗いものを感じる背徳的な快楽にジャンヌは狂っていく。喜悦に涙を流しながら腰を上下にいやらしくくねらせ、少しでも得られる快感を大きくしようとしていた。
「そんなに犯されるのが好きか、淫乱女?」
声を上擦らせないように努め、真はジャンヌを詰った。言葉責めで感じているのか、アナルの具合が一段と良くなる。逸物を押し潰さんばかりの圧力に思わず腰を止めそうになるが、歯を食い縛って腰骨が浮くような肉悦に耐えた。傘を開いたカリ首で狭隘な腸内を往復し、ジャンヌをよがらせる。
「好きぃ、大好きぃ♡ オマンコセックスもケツマンコセックスも大好きぃ♡ 私はご主人様に犯されるのが大好きなオマンコ奴隷ですぅ♡ 四六時中ご主人様のことばっかり考えてる、ご主人様のことだけしか考えられないくらい頭が馬鹿になっちゃった駄目サーヴァントですぅ♡ 私、ご主人様が傍にいてくれないと、ご主人様が愛してくれないと生きていけない体になっちゃいましたぁ♡」
きつく締まりながらも柔らかく伸び広がった腸内粘膜が真の分身を刺激する。膣内とはまた違った快感をもたらす腸内の動きに真の頭が痺れた。もっと強く激しく味わいたいと真はピストン運動を加速させていく。ガン、ガンと腰を叩き付けるようなストロークにジャンヌの桃尻が肉感的に揺れ、ジャンヌは歓喜の絶叫を細い喉から迸らせた。
「そう、か。俺が傍にいないと生きていけないか。だったら、お前の体をそんな風にしちゃった責任を一生かけて取らないとな」
「ほ、ほんとれすか? うれしい、うれしいれすごしゅじんしゃま♡ わらひも、わらひもごしゅじんしゃまのそばにいましゅ♡ いっしょうそばにいて、わらひがしゃしだせるものぜんぶあげましゅ♡ こころもからだもぜんぶ、ごしゅじんしゃまにしゃしゃげましゅ♡」
力強い腰の打ち込みに女体を波打たせ、ジャンヌは己が真の所有物であると宣言する。彼女の言葉に真は自分でも恐怖を覚えるほどの凶悪は支配欲と達成感を味わった。胸の内に渦巻くどすぐろい感情に身を委ね、一匹の野獣となった真はジャンヌの美しい体を蹂躙していく。下半身をジャンヌの臀部に勢い良くぶつけ、豊潤な尻肉をたぷんたぷんと激しく弾ませた。
「あん、あぁん♡ しゅごい、ごしゅじんしゃまちんぽしゅごいのぉ♡ けつまんこごりごりえぐってるぅ♡ けつまんこ、ごしゅじんしゃまのかたちにかえられてりゅう♡」
性器と排泄器官で繋がった二人の下半身を快感の波が呑み込んでいく。寄せては返り、二人を絶頂へと押し上げていった。
「いくぅ、いくぅ! いくぅぅぅ!!!」
平手でも打つような激しい音と共にジャンヌのアクメ絶叫が室内に響き渡る。ぎゅうっ、と直腸が逸物を搾り込んだ。爆発寸前の射精感に歯を食い締め、真は男性器を根元まで聖女のアナルに突き刺す。
「出すぞぉ!」
「だして、だしてぇ!!」
疼いていた睾丸から精液が噴き上がる。脈打つ男根の中を駆け上った糊のような白濁液が鈴口から飛び出してジャンヌの腸内を汚していった。排泄器官でのオルガズムにジャンヌは声を上げることも出来ず、豊満な肢体を跳ねさせた。開きっぱなしになった口から透明な雫が垂れ落ちていた。
精をジャンヌの腸内に出し切り、真は鎮まらずに猛りっぱなしの男根をアナルから抜き出す。元の小さなサイズに戻った菊門から腸液の混じった精液が流れ出ていた。真が両手の親指で小さな穴を広げると、更に奥からどろりと白い粘液が溢れてくる。その様に真がムクムクと性欲を燃え上がらせていると、ぼうっと目を霞ませたジャンヌが締りのない笑みを浮かべながら振り返った。
「ごしゅじんしゃまぁ♡ もっろ、もっろほしいれす。おまんこもけつまんこももっろどろどろにおかしてくだしゃぁい♡」
こんどは、と目をベッドへと向ける。
「おるたしゃんもいっしょに」
ベッドの上では二人の禁断の交わりをオカズに自分を慰めていたジャンヌ・オルタが顔を真っ赤に染めながら、物欲しそうに潤んだ瞳で真を見詰めていた。
長らくお待たせして申し訳ない。え、待ってない? ですよね。
三万文字超えという長文。文字数に見合う質のものを書けたのか、それともただ冗長な駄文を書いたのか。判断は読者の皆様にお任せします。