とある街。
活気に溢れた商店街の中でも一際目立つ建物。
中に入ると屈強そうな男たちが中央の食事スペースで飲んで歌って大騒ぎしている。
一見するとただの飲み屋にしか見えないが、建物の奥には掲示板があり、「退治」「採取」などの欄に分かれていろいろな張り紙がしてある。
その横にカウンタースペースがあり、受付嬢が男たちに愛想を振り撒いている。
騒ぎはカウンターの一番左端、ひげ面のマスター風の男と少女との間に起こっていた。
「なんで仕事をくれないのさ!ここは[組合]でしょ!?」
「組合から仕事をもらうにはまずその組合に登録しなきゃならんのだ!」
「だから早く登録して仕事ちょうだい!」
「いいか!?組合と登録するってことは、組合がそいつの身元を保証するってことだ!そのためにはどんな奴で、どんな特技があるのか調べなきゃならん!依頼主が求める人材を紹介するから信頼関係が生まれるんだ。この業界は噂がすぐ広まるからな。下手なやつを紹介すればすぐに依頼人がいなくなる。お前みたいな乞食を紹介したらこれまでの信頼がすべてパーだ!そんなことできるか!!」
男の言う通り、少女の格好は誉められたものではなかった。
服はワンピース状のボロ切れで、丈はお尻をギリギリ隠す程度の長さしかない。
白髪混じりの短髪はボサボサで、身体も汚れているため何日も洗っていないことがうかがえる。
浮浪者にしか見えないが、その腰には湾曲した片刃の剣が2本ぶら下がっていた。
「好きでこんな格好なわけないじゃん!お金がないからこんなのになっちゃったんだよ!お金が手にはいれば変わるよ!」
「当たり前だ!皆そうだ!だいたい、どこの馬の骨ともわからんやつが討伐依頼志願だと?難易度わかってるのか?普通初心者は探し物依頼や採取依頼をするもんだ。お前に討伐依頼は10年早い!」
「人を見かけで判断しないで!私はそこらの奴より剣が使えるんだぞ!!」
これを聞いた周りの男たちは大笑いし始めた。
涙を流す者もいる。
確かにこの少女が言うと強がりにしか聞こえなかった。
「とにかく、うちはお前みたいな乞食と契約する気はない!金が欲しかったらそこらの男に尻でも降ってろ!」
これ以上は話しても無駄だと少女は諦めて店を後にしようとしたとき、ある一団が声をかけてきた。
「ねえ、君?よかったらうちらの団に入らない?」
声をかけられた方をみると、男4人組が酒を片手にこっちを見ている。
「いいの?」
「うちらは明日この近くの山に巣くっている山賊を退治しに行くんだけど、サポート役がいなくてね。まあ荷物持ちとかになるけど報酬はちゃんと払うよ。」
確かに男たちは戦い慣れた雰囲気を出していた。
装備もちゃんとしていて、この手の仕事を何度もこなしてきたという自信がうかがえる。
話しかけてきたリーダー格の男は壮麗な顔立ちで見るからに頼もしい。
他に助けてくれる人もおらず、金が必要ということもあり、少女はこの男たちの団に参加することにした。
好きなものを食べていいと言われ、少女はまず皿に乗った骨付き肉にかぶりついた。
それを合図にするように手あたり次第に食べ物をつかみ、口に放り込んでいった。
遠慮など微塵も感じさせない食べっぷりに男たちは黙って皿に乗った食べ物が少女の腹に詰め込まれるのを見ているしかなかった。
「…ところで君の名前は?」
少女の食事が一区切りついたところでリーダー格の男が若干引き気味に話しかけてきた。
「私の名前はリュウです。あの…本当にいいんですか?私を仲間に入れてもらって…」
「もちろん。困った女の子をほっとけないよ。こっちもこんな可愛らしいサポート役が見つかって万々歳さ。」
リーダー格の男の名前はラウル。
他のメンバーもそれぞれ名乗ったがリュウは聞き流した。
まだそれほど興味はない。
リーダーの名前くらいは覚えておこうと思ったが、いつまでもつだろうか。
とりあえず明日の山賊退治について話すことになった。
山賊はこのあたりの山を根城にしていて、近隣の小さな村々で暴れているらしい。
今回の依頼はその一部の村からの救援要請だそうだ。
山賊の数はおよそ7~8人。数は少なく統率もとれていないらしいが、村の自警団では太刀打ちできないらしい。
満腹になり、話し合いも大方済んだところでラウルから「風呂に入ってきな」と優しい申し出を受けた。
さすがに自分でも気になり始めていたので、お言葉に甘えて部屋の風呂を頂戴することにした。
――――――――――
生き返る…今のリュウの気持ちを表すとその言葉がしっくりくるだろう。
もう何か月も風呂になど入っていない。
その日の食事をするだけで精一杯だった。
組合に入ればそれなりに生活ができる、そのための腕ももっていると考えていたがあまりに浅はかだった。
腕を披露する機会もないまま門前払いをくった。
あそこで助け船を出してもらえなかったらと思うと身震いする。
お湯で身体を流すと汚れがどんどん落ちていく。
リュウの足元は汚れのせいで真っ黒だった。
頭からお湯をかぶると今まで見えなかったものが見えてくる。
これまで満足に食べてこなかったせいもあるだろうが全体的にリュウは細身で小柄だ。
しかし女性らしい曲線美はもっていた。
細い足首、しなやかな腿、ぷりっとふくらんだ臀部、くびれた腰、形の整った乳房………は無かった。
胸板といっていいほど真っ平らな胸部、板の上にちょこんと乗った小豆のような乳首、そして雪のように真っ白な白髪。
髪全体が真っ白だった。
身体を洗い終わると籠に入った服を取り出す。
これまで着ていたぼろきれは脱いだ時に破れてしまったため、部屋にあった寝間着用の着物を身に着けた。
風呂場から出ると、団員4人が机を囲んでいた。
楽しそうに酒を飲んでいたが、リュウをみて全員が固まった。
まさかあの小汚い乞食がここまで変わると思っていなかったのだろう。
明日の組合支配人(先程リュウを門前払いしたマスター風な男)の顔が楽しみだと内心ほくそ笑んだリュウは、なんとなく男たちから離れた場所に腰を下ろした。
しばらく硬直していた男たちはなにやらひそひそと話したかと思うと、リュウのほうに身体を向けた。
その顔には先程のやさしさなど微塵も感じられなかった。
「最初に話したよね?きみには俺たちのサポートをしてもらうって。荷物持ちとかそういう雑用はもちろんだけど、身体の不調も改善してもらいたいんだよ。言ってる意味はわかるよね?」
リュウはその言葉ですべてを察した。
こいつらははじめから自分を性の対象としかみていなかったのだと。よくよく考えれば当たり前である。
組合支配人と大喧嘩するほど金に困った少女。
食事をちらつかせて、少しやさしくすればほいほいついてくる少女をほっとくわけがない。
相手は屈強な男4人。
こちらの武器は相手に盗られ、身に着けているものは寝間着の着物一枚。
リュウはおとなしく男たちの言う通りにした。
「はじめに言っておくけど、私…女の穴は使えないから。」
「なんだ病気持ちかよ。俺は遠慮する。」
「俺もだ。うつされたくないからな。」
「嘘に決まってるだろ。犯されたくない奴はみんなそう言うのさ。」
「それでも俺は遠慮する。」
「ようするに、まだ処女ってことか。なら俺たちがやさしく教えてやらないとな。ゲへへ。」
名前を忘れた…団員その1が下卑な笑いを浮かべながら近づいてきた。
男に着物をはぎ取られ、全裸にされ、床に押し倒されたがリュウは抵抗しなかった。
胸部があらわになると団員その1はリュウの股間の目をやり、男じゃないことを確認してから乳房を揉み始めた。
「なんだこの胸は?男かとおもったぞ。揉む乳房がないじゃないか。」
「くぅ……そ…そんなに…いっ…いうならっ…くっ…はっ…もっ…揉まなきゃ…いい!」
「仕方がないからこの小さな乳首で遊んでやるよ」
そう言うと乳首をつぶすように強くつまんだ。
「あうっ…痛っ…痛いっ…やめてっ!」
「嫌がってるふうには見えないぞ?いやらしく腰なんか振りやがって。喜んでんじゃねえか。」
「よ…よろこぶ…かぁっ!」
「じゃあこの汚れた股ぐらはどう説明するんだ?」
男の言う通り、リュウの股間はぐしょぐしょに濡れていた。
「なら俺は股を責めるか。」
そういうとリーダー格のラウルが股間に手を伸ばした。
そして異変に気付いた。
「ん?おかしいぞ?指が入らない。」
ラウルが膣に指を入れようとしても入口は固く閉じて拒絶する。
ぬるぬるの愛液があふれているのにもかかわらずだ。
「だ…だから…いったでしょ!お…おんな…の…穴は…つっ…つかえ…ないっ…って」
その後何度も挿入を試みたが、何度やっても膣内に侵入することはできなかった。
「使えないならしょうがない。お前の望み通り、後ろの穴を使ってやるよ。」
そう言うとラウルは、リュウをうつ伏せにひっくり返し、潤滑油もなにもつけずにリュウの菊門に怒張を突き刺した。
「ひぎゃあああああああああああああああああああああっ!」
ラウルは菊門が激しく痙攣する動きを感じながら無理やり抽出を開始する。
リュウの穴は怒張を拒絶するように固まっているが、それはリュウにとって苦痛でしかなかった。
「ぎぃっ…いっ…いたっ…痛っ…い…やめっ…てっ…うぐぅっ」
「ほら、後ろの穴に入ったぞ。うれしいだろ?もっと喜べよ。お前の汚い尻穴を犯してやってるんだぞ!」
そういうとさらに激しく腰を突き出し、荒々しく犯し続けた。
「うぐぅ……おね…がい…っ……やさしく…してぇ…っ……痛いよぉ」
リュウは泣きながらラウルに懇願したが、ラウルは緩めるどころかさらに激しく打ち付けた。
「最初の澄ました顔はどうした?俺を小ばかにしてただろう?ほら、なんかいえよ!」
「あっ…がっ…ぁ…がっ……ぎぃっ……うぐっ……ごっ…ごめっ…ん…なさいっ…痛っ…ごめっ…ん…な…さいっ……ゆる…してぇ」
「やっぱりバカにしてやがったな。許さねえ。」
「ちがっ…バカにっ…してないっ……やめっ…ゆるっ…うっ…うあああああああああああああああっやめてええええええええええええええええ!」
これまでより一段と激しく荒々しい動きがリュウを襲った。
擦り切れるような痛みを菊門に感じても逃れることもできず、ただじっと痛みに耐え、泣き叫ぶしかなかった。
「もう…そろそろ…射すぞ…くぅ!!」
「ぐうぅぅぅぅぅっ………」
ラウルが腰を強く打ち付けた瞬間、熱い粘液がリュウの腸内に迸った。
腹部に熱さを感じるとともに菊門への無理な負担が激痛となってリュウに襲い掛かってきた。
部屋の床にはリュウの膣から溢れた愛液が水溜まりになり、その中に菊門から流れ出た白い粘液と血が浮かんでいた。