薄暗い部屋…
雨粒が小屋の壁を叩き、不規則な音楽を奏でている。
広間には川の字に並んだ三つの布団。
その端っこには子狼専用のクッションが置かれており、白毛のイタズラ小僧がデザート代わりの骨にかじりついたまま丸くなっている。
川の字の真ん中に寝るソエルは雨音を聞きながら天井を眺めていた。
左隣からは白髪の少女の寝息が聞こえる。
自分たちの出会い話をしたあと、酒の入ったソエルは村への恨みつらみを二人に愚痴った。
学舎でのことも強姦の話は抜きにして話した。
これまた貴族連中に対する愚痴になってしまったが、ナリルの毒舌つっこみに三人で盛り上がった。
話の途中でさりげなくリュウの過去について突いてみたが、曖昧な返答で濁された。
そんなこんなで適当に話していたら、リュウは突然力尽きたように机に突っ伏してしまった。
酒に慣れている感じではなかったのに、ずいぶんとグラスを口に運んでいたからだろうが、ソエルはリュウが自分と似たような経験をしているのではと感じていた。
呆然と天井を眺めていると、ふいに右手が温かくなる。
「どうしたの?眠れない?」
顔を向けると、同じ夢をもつ同志が微笑んで手を握ってくれている。
この笑顔に何度助けられたことか。
「少し考え事……でも大丈―わっ!」
最後まで言う前にナリルは自分の布団を抜け出し、するっとソエルの布団に潜り込んでくる。
そしてしっかりと抱きしめてくれた。
「怖かったよね。」
ナリルの言葉に自然と涙があふれる。
砦での出来事から数日経っていたが、あの男に与えられた不快感はまだ残ってる。
「怖かった…とても怖かった…叫びたくて仕方なかった…」
ナリルの胸に顔を埋め、声を押し殺す。
ナリルは泣いているソエルを左手で抱きしめながら、右手を頭にのせ優しく撫でる。
冷静沈着なソエルもこのときだけは母親に甘える子供のようになる。
ひとしきり泣いたあと、ソエルは涙をぬぐいながら顔をあげる。
「でもナリルがきてくれるって思ったから耐えられた。」
学舎で強姦されてから男が嫌いになった。
妖精のような顔立ちのソエルに言い寄ってくる男は数多くいたが、すべて適当にあしらっていた。
ソエルを犯した男たちの中に、過去に振った男も多くいた。
助けを求めたが誰も相手にしない。
皆ソエルの事を性欲処理の肉塊としか思っていなかった。
でもナリルは違う。
あの日、自分のことが嫌いだと言ったにもかかわらずずっと傍にいてくれた、ずっと助けてくれた。
ナリルのためならばなんでもできる、ナリルだけは決して裏切らない。
ナリルも同じ気持ちだ。
二人は固い絆で結ばれていた。
互いに見つめあい、どちらからともなく唇を重ねる。
「んっ…んふっ!んんっ!」
「んっ…ぷはっ!ふふっ、積極的ねソエル。」
「んっ!だって…違和感が……んっ…残って…」
「はいはい、癒してほしいのね。」
ナリルは服の上から柔らかい乳房を両手で揉みしだく。
しばらく揉むと身体をくねらせるソエルの肌をなぞり、引き締まった腹とくびれた腰をくすぐる。
「ふうんっ!」
「いい反応ね。こっちはどうかしら。」
薄着の端から右手を滑らせ、中に隠れた秘肉に触れる。
「くっ…ふうっ!」
「興奮してるの?もうぐっしょりじゃない。」
「んんっ!だってぇ…」
ソエルは抵抗するように腰をくねらせるが、ナリルは執拗に秘肉を責めたてる。
次第に淫らな液音が暗い部屋に響く。
女壺の入り口が湿ったことがわかると、ナリルは自身の細い指を淫液あふれる蜜壺へと挿入した。
「んあっ!」
細い指は膣壁をゆっくりとやさしく愛撫する。
探るようなその指の動きは敏感な膣を通じてソエルの火照った身体にもどかしさを与える。
無意識に刺激を求め、腰を動かそうとするソエルの腰をナリルはあいた手で押さえつけた。
「動いちゃダメ。」
その一言でソエルは快楽を得ようとする淫らな腰を自身の意思でなんとか押さえつけたが、ナリルの探索は止まらない。
ソエルは命令を守ろうと身体の下のシーツを握りしめ、必死に耐える。
ナリルはそんなソエルを観察しながら蜜壺を撫で続けた。
「っあ!」
「ここね。」
ある一点を撫でたとき、ソエルが小さく反応した。
ナリルは反応があったその一点を確認すると蜜壺から指を引き抜く。
薄着の中から現れた指はソエルの愛液にまみれていた。
ナリルは濡れた指を一舐めするとソエルにそっとささやいた。
「今からあそこを重点的に責めるわ。声を漏らしたら、隣で寝ているリュウさんに聞こえちゃうわよ。」
ソエルに一言伝えると、返事を聞く前に薄着の中に手を入れる。
そして複数本の指を濡れる蜜壺にねじ込んだ。
「んあっ!」
指をねじ込まれた瞬間、嬌声をあげたソエルだが、すぐさま両手で口をおさえる。
ナリルはそんな相棒などお構いなしに正確にソエルの感じる部位を責めたてる。
これまで溜まりに溜まっていた快楽がソエルの中で爆発するのはあっという間だった。
「んんっ!」
おさえた口から絶頂を迎えたときに発せられる淫声が漏れる。
女壺は指をこれでもかと締め付けるが、ナリルが動きを止めることはなかった。
愛液の絡まる音が響き、ソエルの嬌声と混ざり合う。
二度目の絶頂もすぐ訪れた。
「んんんっっ!」
快楽に腰が跳ね上がる。
と同時にソエルの体内から快感の潮が吹き出す。
痙攣する膣を感じつつ、それでもナリルの指は感じる一点を押し続ける。
ようやく指が動きを止めたのは、三度目の絶頂がおさまり、女壺が最後の一滴をピュッとはきだしたあとだった。
汗だくの身体を横たえ、快感に震えるソエルにナリルはニヤッと笑う。
「さあ、ソエル。メインはこれよ。」
ナリルの手には太い双頭の張型。
片方は上向きについており、膣に納まればもう片方の張型が本物の男性器のように女性の恥骨あたりから伸びるようになっている。
「どうしたの、それ?」
「頭領から借りたのよ。」
「借りた?無断でが抜けてるんじゃない?」
「細かいことは気にしないの。」
ナリルは下半身の薄着を取り去ると、自身の膣に手をそえる。
先程の行為で充分に湿っていることを確認し、張型をゆっくりと挿し込んでいく。
「んっ!」
張型はスルッとナリルの膣内に消える。
そしてナリルの股間からは隆々とした怒張が天に向かって反り立っていた。
「さあ、乱れましょう!」
ナリルは股間から生えている怒張に向かって唾を垂らす。
糸引く粘液は怒張にまっすぐ落ちていき、先端から根本に向けてゆっくりと流れ落ちる。
ナリルは根本に到達した粘液を手ですくい取ると、隆起した張型に刷り込むように馴染ませた。
潤いを与えられた怒張はテラテラと光り、興奮を表すかのようにかすかに震えている。
同じように興奮しているのか、ソエルの女壺も空腹の魚のようにヒクヒクと張型という餌を求めている。
「しっかり締めてちょうだいね。」
ナリルは震える女陰を一撫ですると、自身の分身を埋める。
太い異物はあっという間に蜜壺に納まった。
「あうっ……入ってくるぅ!」
膣内の異物感に悶えるソエル。
そんなソエルをみて初めから力強く腰を打ち付けるナリル。
これまでのやさしい愛撫とは打って変わった激しい抽出。
瞬く間に愛液がからみあう音が暗い部屋にひろがる。
「ナリっ…んんっ!激っ…しぃっ…よぉっ!」
「嫌だった?じゃあやめようか?」
ナリルが腰の動きを止めようとすると、ソエルは足をからませ自分に引き寄せる。
「やだ!やめないで!もっとしてぇ!」
ソエルの言葉にニヤッと笑うと、ナリルはこれまで以上に激しく腰を動かす。
パンッパンッと肌と肌がぶつかり合う音が響き、それに合わせてニチャッヌチャッと粘り気のある音が互いの陰部から漏れる。
「ああっ…んっ……んっ……ああんっ!」
はじめはなんとか声を抑えていたソエルだが、次第に声が漏れ始め、今では抑えきれないあえぎ声が部屋を支配する。
ナリルはそんなソエルの反応を楽しむかのように時に激しく、時に焦らしと強弱をつけて責めたてる。
「そろそろイっちゃいましょうか?」
そういうとナリルは自身の膣に入っている張型を手で調整して奥に押し込む。
そしてソエルの上に身体を倒すと、隆起する張型を相手の膣奥に押し付けた。
「んはあああっ!」
張型はソエルの感じる部位に当たったらしく、身体が大きくのけぞる。
しかし、ナリルは上半身をくっつけソエルが大きく動けないように抑え込む。
「さあ、イきましょう!」
ナリルはソエルの腰を両手で押さえると自身の腰を小刻みに動かしだした。
「はあああっ!はああああんっ!」
先程の激しい動きとは変わって、そんなに大きな腰の動きはない。
しかしソエルはこれまでで一番乱れていた。
外見からは見えないソエルの膣内は張型で激しく蹂躙され、快楽の蜜を分泌する。
さらにソエルの一番感じる膣奥の一点が猛攻に晒されていた。
「はあああんっ!」
ついに耐えきれなくなり、上からかぶさるナリルを抱きしめる。
その拍子にナリルの張型はさらに奥まで侵入し、膣奥の一点に強力な一撃を与えた。
「だめえええええ!イくうううっっっ!」
一気に快感がこみ上げてくる。
ソエルは鈍器の強打のような大きな絶頂を感じつつ、上に乗る相棒に自身の情を示すかのようにぎゅっと抱きしめ続けた。