ラブなホテルの一室、お紺さんは先にお風呂を済ませて、今は隊長さんが上がるのを待っているところです。
もう何度もしてはいますが、やはりこのひと時は緊張するのか、お紺さんの心臓は高鳴って、そわそわ落ち着きません。
街中とは違い、ぴょっこり出した狐耳が、ドキンドキンと脈打つ心臓に合わせて、ぴこぴこと動いています。
霊的には重要な器官ですので、妖狐としては耳を出している方が楽なのです。
尻尾もそうなのですが、こちらはする時に、ちょっと邪魔になったりするので引っ込めたままです。
ほら、正常位とかだと尻尾が押し潰されますし。
「よ、よし、やるぞぉ」
気合を入れるお紺さん。
その間に、臨戦態勢を整えようという腹です。
お紺さんは未だに、年上のお姉さんぶるのを諦めていません。
シャワーの水音の音階の違いで、最近はどこを洗っているのか分かるようになってきたお紺さん。
まだ隊長さんが上がるまでには、いくらか余裕がありそうです。
その間に、いくつか持ってきた勝負下着も、どれを使うのか決めました。
お紺さんのきつね色の髪や、白い肌が映えそうな、黒くて際どくてガーターベルトな大人っぽいやつです。
「こ、これは・・・・・・いつも生だし、あんまり使わないけど、ね、念のために」
お紺さんは部屋に備え付けのコンドーさんを、ベッドの下に放り込んで隠してました。
既成事実を狙っていますね。
「こ、今夜は寝かせないわ」
いつもは受けだけど今日は攻め!
おしゃぶりにも初挑戦しちゃう!
大丈夫、雑誌とか読んで勉強したもの!
乾く暇なんて与えないわよ!
それに今日は秘密兵器があるもの!!
上のお口でも下のお口でもたっぷり搾り取っちゃうんだから!!!
妙な意気込みと、変なテンションで、小瓶を取り出すお紺さん。
「通販で買った、最近話題の魔法薬女性用!!」
夜のお供にこれ一本。性力ギンギン大満足。
販売サイトのキャッチコピーを口にしながら、瓶の蓋を開けて、中身を煽るお紺さん。
この駄狐、曲がりなりにも公務員なのに、キメセクしようとしてやがります。
「ん、んん・・・・・・熱」
どうやら薬が効いてきたようです。
下腹部の、特に女特有の器官から、じわじわと熱が広がっていきます。
「う、く!?」
一瞬、膨れ上がった、痛みとも思える熱の衝撃に、身体がビクンっと跳ねて、思わず自らの身体を掻き抱き、熱い息を吐き出します。
じんじんと痛いくらいに腫れ上がった、いやらしい女の突起が、包皮から飛び出して顔を出して痙攣。
「はあ、はぁ、あ、ぁぁ」
陰核から、熱ぼったい、痺れにも似た陶酔感が広がって行く感覚。
膣襞に感じる、何かが蠢くように、もどかしい疼痛感。
無意識に内股を擦り合わせると感じる、ぬるぬるとした湿り気。
まるで膣を肉の中から揉まれているような、陰核から伸びた無数の手が、神経組織をくすぐっているような、妙な性感への刺激。
「く、くふぅううう♥」
軽く達してしまった後も、下腹部の熱は収まる気配がありません。
ドクンドクンと血管の収縮と共に、じんじんとした熱い疼きが陰核に走り続けています。
「ん、んぁ?」
思わず下腹部に伸ばされた手に、ぐにっとした感触があり、それと共に電流のような刺激が、脳へと駆け抜けました。
「――~~~~~~~ッッッッッッッ!?!??!?!?!?!??!!」
それが何なのか、脳が認識して、思考が認識を拒み、理性がショートして・・・・・・お紺さんはパニックに至ります。
「ぴぃゃぁぁあああああああ!!」
「何事だ!?」
いきなり上がったお紺さんの悲鳴に、隊長さんが浴室から飛び出してきました。
文字通りの押っ取り刀で、どこに持っていたのか、身の丈に近い大太刀を引っさげています。
侵入者がいようものなら、問答無用で即座に真っ二つにしてやるとでも言いたげな勢いです。
「あぅあわぁわわあわ――~~~~~ッツ!! みないでくださいぃぃーー!!」
「お、お紺・・・・・・」
隊長さんが絶句します。
手ではとても隠しきれないほど大きな一物が、お紺さんの股間にそそり立っているのを見たら、それは無理もないというものです。
◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇
「それで、薬を飲んだらこうなったと?」
ぴいぴいと泣きじゃくるお紺さん。
それを宥めて、何とか事情を聞き出した隊長さんは、とってもげんなりとしています。
(もうお終いよぉ。ぜったい引かれたぁ! お、おちんちん生えた女なんてぇ)
悲壮感を漂わせるお紺さんですが、シーツ越しでも主張が激しい股間の物が、台無しにしています。
隊長さんはどうしたものかと、お紺さんの飲んだ薬の空き瓶を、手持ち無沙汰に揺らして、瓶に僅かに付着した薬の成分を分析しています。
(これは真珠、か? しかし、随分と安物のようだが)
本来、肉体を変化させるような魔法薬は、ベラドンナだのトリカブト、マンドラゴラといった毒草などを材料に使ったりしていますが、この薬は真珠以外は、取り立てて変わった材料を使っていないようです。
その辺で取れる、普通の野草・薬草を組み合わせただけの魔法薬。
(宝石の類は魔法と相性がいいが、在り来りな野草と安物の真珠で、か)
肉体を変化させるというのは、結構大変なのです。
だというのに、これだけの材料で効果を出しているというのは、取りも直さずこの薬を作った者は、相当な技量を持っているということを示しています。
(となると、そこまでの心配はいらんか。いや、しかし・・・・・・万が一という事も)
魔法薬に関する法規制は、実はガバッガバの状態で、整備が進んでいないところがあります。
例えば過剰に肉体を変化させるものは、禁止となっています。
ですが、この過剰というのがはっきりと定義されていません。
お紺さんがいつも使ってる除毛薬はまだしも、入道系の妖怪が使っている、毛羽毛現謹製の育毛剤など肉体変化といえますが、普通に妖怪向けのルートで販売されています。
他にも変化の苦手な妖怪向けに、尻尾や角や耳を引っ込めておくための魔法薬などもあります。
とはいえ隠すならまだしも、モノを生やすとなると、流石に引っかかるでしょう。
罪に問えるかは微妙ですが、販売規制と製作者に厳重注意くらいはしておかないといけません。
それと・・・・・・
(後でどこで買ったか調べるか。まあ今はだ)
「お紺、ちょっと見せてくれ」
「・・・・・・ふぇ!?」
薬の悪影響が出ないか、しっかり確かめておかねばなりません。
ずいっと詰め寄る隊長さんに、ずりずりと後退るお紺さん。
「見せてくれ」
「ゃ、ゃぁ」
泣きじゃくって神経が昂ぶっているため、呂律が上手く回らないながらも、体に巻き付けたシーツを掻き抱き、ふるふると首を振って拒絶の意志を示しています。
しかし、拒絶感を抱きながらも、下腹部が、そのそそり勃つ一物だけでなく、お腹のその奥にある女の器官が、期待に熱を孕ませているのも感じてしまっています。
今セックスしたら、とっても気持ち良いよと、本能が囁いているのを自覚せざるを得ませんでした。
「見せてくれ」
隊長さんが三度、呼びかけます。
それでも、やはり踏ん切りが付かないお紺さん。
隊長さんはそっと頬に手を当てて、優しく撫でます。
じんわりと伝わってくるお互いの体温。
「お紺」
名を呼ぶ隊長さんに応えるように、ゆっくりと、握りしめていた手を開いていきます。
目を瞑って、ふるふると震えながら、シーツから手を放しました。
隊長さんがお紺さんの細い肩を、そっと抱きしめながら、空いた手で涙を優しく丁寧に拭っていきます。
頬から、ゆっくりと額に、さわさわとその狐色の髪へと。
撫でられていくだけで、薬で敏感になっているお紺さんは、どんどん昂ぶっていきます。
「ひぅ」
ぴこぴこと動く狐耳の縁に指を滑らすと、お紺さんの身体がびくんと震えます。
耳介を形成する皮膚が描く、複雑な隆線の大地と、そこに実る稲穂のようなふさふさとした毛。
探るように指が這う度に、こしゅこしゅと肌を撫でる音が、わさわさと毛が揺れる音が、脳に直接響き、指が奥へ奥へ、外耳道へと達し、優しく抽挿を繰り返されると、お紺さんの息は艶をおびて、はぁはぁと悶えながら、隊長さんへと体重を預けていきます。
そっと隊長さんの手がシーツを剥がしていきます。
反射的にお紺さんがシーツを掴もうとしますが、片手でその腕を抑えながら、もう片方の手で器用にシーツを剥ぎ取っていきます。
その裸身を晒されて、否応なしに目に付くのは、股間からそそり勃つ物。
大きさも太さも、二の腕よりも大きい、それはもう立派なものです。
女の子なのにこんなの付いてると、またお紺さんが泣きそうになっていますが、それを後目に隊長さんは分析を始めています。
(形は陽根というよりも、陰核を巨大にしたような感じだな)
先端部がエラばってもおらず、僅かに先細っています。
男性器というよりも、クリトリスを大きくしたような見た目。
表面はゆで卵のようにツルンとして、照明の光でいやらしく照りかえって、時折ヒクヒクと脈打つように震えています。
(その割に、血管は見当たらないな)
根元の部分は、快感を貪るためだけの女特有の器官は元より、周囲の恥丘や小陰唇の一部にまで及んでいます。
(尿道口も、塞がっているが、大丈夫なのかこれは?)
早急に調べて対処しなければと判断した隊長さんは、行動に移します。
「触るぞ」
それは確認というよりも宣言。
返事をする間も与えず、隊長さんの五本の指先が、ソレをさわりと撫でます。
「んぴぃぃぃぃ!?」
「痛かったか?」
「い、いえ・・・・・・その、し、刺激が」
「そうか」
ここは恋人同士のあれな行為をするところですから、まあそれ用の潤滑剤なんかも置いてあったりします。
いわゆるローションというやつですね。
ひょいとそれを取ると、蓋を開けて中身を掌に垂らし、握って開いては伸ばしていきます。
抵抗するお紺さんを押さえ込みながら、さっきから実に器用に動きますねこの男。
「え、ちょ、そういう問題じゃ、ま、待っ隊ちょ、ぴぃいいいいいいいいい~ッ!!」
ぬるりとぬめった手が、淫角を掴み扱きながら、潤滑剤を塗りたくっていきます。
グニリ、グニリと隊長さんの指が、ソレの中程の辺りを揉み込むと、その度にぴいぴいと悲鳴を上げて、お紺さんの体が跳ね上がります。
やがて指で揉むだけではなく、掌を使って先端から、根本まで。
グニリグニリ、グニリグニリ、その肉棒の感触を確認していきます。
(触った感じでは、陰核と同じ様だな)
「どんな感触だ?」
いくら抵抗しても、簡単に抑え込まれてしまい、されるがままにされるお紺さんは、もう息も絶え絶えです。
「おぉ、お豆さん、ぐ・・・・・・ぐりぐりされてる、みたいでえ」
(ふむ、陰核の神経と同期している感じか)
「――――ぁぉ゛んッ!! やめ、もうや、やめ、ください・・・・・・ゆるひて、い、いじりゃな、ぴぃ゜んッ♥ おね、が、い、おねがいぃいしますぅ!! ゆ、ゆるしていじらないで、んぐうッ、いやあ・・・・・・も、もう、ほんとに、これいひょ、さ、れたら、わたし、お、女の子じゃな、なくなっちゃう・・・・・・んああああ゛ッ♥」
にゅるりと、粘液で塗れた手が、根本の部分を滑り・・・・・・それが限界点、決壊。
お紺さんの体が、ビクンと跳ねます。
腰がガクガクと痙攣し、肉棒の先から、びゅくびゅくと臭気を放つ、白濁した粘液が迸りました。
痺れるくらいの、快感。
ですが、それ以上に、心への大きな衝撃。
お紺さんは、これでもかなり乙女な趣味です。
それがほとんど男性器のようにクリトリスが肥大し、あまつさえ恋人にそれをいじられた挙句に、射精です。
女としてもう終わったと、嗚咽するお紺さん。
そして隊長さんといえば、お紺さんが放ったそれを、眺め臭いを確かめています。
自分の出した物の臭いを嗅がれるというのは、女として凄く恥ずかしいもの。
それもまたお紺さんの心を打ちのめしています。
(半物質の類だな)
平然と分析してます、この朴念仁。
半物質とは、その性質などによって、アストラル体、エクトプラズム、エーテル等と様々な名で呼ばれる霊的物質の事です。
(まさか人間用かこの魔法薬? これは、マズイかもしれんな)
人間ならまだしも、妖怪が霊的物質を過度に放出するのは、実はかなり危険です。
人間的には排泄物を出すのに近いようなものですが、妖怪だと瀉血のようなものと言えます。
つまりお紺さんの状況は・・・・・・大事なことなので繰り返しますが、かなり危険な可能性があります。
「お紺、ちょっとビリっといくぞ」
「えぅうううぅ?」
泣きじゃくって、まともに返事ができないお紺さんですが、隊長さんも緊急事態だと、構っていられません。
人差し指と親指を、肥大化したクリトリスの先端に添えます。
隊長さんは陰陽師ですが、この陰陽術というものには、陰陽五行論という思想があります。
五行とは木火土金水の五つの気で、万物が成り立っているという考えです。
そして隊長さんは、木気に属する術を得意としています。
この木気というのは、樹木を操るとかそういう意味ではなく、概念的なものです。
つまり意外な物がこの木気に属していまして、例えば風は木気ですし・・・・・・
「ぴっぎぃ!?」
パチっという音と共に、お紺さんが痙攣します。
指を電極として、電気を流すという、いともたやすくえげつない行為をする隊長さん。
軽い静電気レベルですが、敏感な部分にされたお紺さんは、たまったものではありません。
ええ、雷、つまり電気も木気でして、隊長さんは雷術を得意としてます。
(督脈、衝脈、任脈・・・・・・奇経八脈の流れが少しおかしくなっているな。神経はやはり陰核に作用。そこを中心に、膣の方にも若干、気脈が伸びているが・・・・・・ううむ)
電気を流して、その流れで体内の経絡を調べてみたところ、意外と安定していたようで、見事な手前だと唸る隊長さん。
安物の材料でここまで安定して、しっかりとした効果を出すとなると、生半可な手腕ではありません。
このレベルになると、上位の河童か天狗、いやさ白澤か。
いえいえ、どうも毛色が違います。
むしろ西洋系、例えば高位のウィッチクラフトの使い手か、錬金術師か、または薬学に通じた魔王、あるいは歳を経たエルフ等・・・・・・
(いたな、エルフ)
以前、自分達が婚姻届と戸籍の受理手続きをした、エルフがいた事を思い出した隊長さんは、非常に嫌な予感を覚えます。
とはいえ、今はまずこちらと、販売元を調べるのは後回し。
(丹田からの気の流れを一時的に絞って、陰核への供給を遮断。尻尾からの流れも絞るのに長强の点穴を)
止めにお紺さんの額に、ぺたりと一枚の御札が貼られます。
いつ迄も、片腕で押さえ込むのも面倒なので、動きを封じるための、金縛りの御札です。
尋問用にも使われるため、覚醒作用もあり、簡単に気絶もできませんし、呂律もはっきりしたままという、優れもの。
「た、隊長さん!? ちょ、これ、体が動かなくて、怖いんですけどぉ!!」
意識ははっきりしながら、指先さえまともに動かず。
心はさっきまでと変わらぬ、ぐちゃぐちゃのままで。
だけど口だけは、普通に動かせて、呂律も確か。
一切の抵抗もできずに、どんな事をされようと、為す術もなく受け入れるしかない、その恐怖。
全てを相手の自由にされてしまう、この状況に、ですが、胸を高鳴らせてしまっているのも、否応なしに感じてしまうお紺さん。
隊長さんが、今度は両手で、その肥大化したモノを握り、根本からゆっくりと。
「あ、あぁ♥ お、お願いです、かんにんして♥ 茄子陰、いじめないでぇ♥」
茄子陰とは、異常に長いクリトリスを意味する、古い俗語なんですが、お紺さんよく知ってますねそういう事。
「だめぇ♥ あ、あぅうぅぅうううぅぅううぅうううう~~~~~~ッ」
文字通りの三こすり半。
あっという間に、茄子陰の先端から白濁を迸らせてしまいます。
(ふむ、成る程。先端全体から吹き出すわけか)
本当にどこまでも冷静に分析してる、朴念仁がいます。
ところで先程、風や雷は木気に属すると言いましたが、もう一つとても有名なものも木気に属しています。
何かといいますと、地震です。別の言い方をすれば、振動。
隊長さんが雷と並び、得意としているのが振動波です。
「これくらいか」
隊長さんの手から、ブブブブと振動音が響いています。
本来は超振動波で相手を粉微塵にするための術が、妙な使われ方を。
「ぴっぎぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいッ!?」
振動する手で、茄子陰を掴まれた瞬間、お紺さんの絶叫と共に、ビュルビュルと放たれる精。
わずかに遅れて重力に引かれ、緩やかに放物線を描いて、お紺さんの腹や胸を、半物質が淫らな化粧を施していきます。
「ぴぃいいいいぃッ!?」
御札の覚醒作用を突き抜けて、お紺さんの意識が飛び、御札の覚醒作用ですぐに目覚め、また飛んでを繰り返し。
止め処なく精を放ち続ける如雨露のよう。
それからほんの十分。
お紺さんに取っては、何時間にも、何日にも感じたかもしれない、絶頂イキ地獄。
そんなぴぃぴぃと悲鳴を上げるお紺さんの体が、突如として跳ね上がりました。
「おっと」
抱きとめた隊長さんの目に、三本の尻尾が映ります。
意識が何度も飛んだことで、引っ込めていた尻尾が飛び出してきてしまったようです。
その反動で、宙に跳ねたわけですね。
お紺さんの目は、焦点が合っておらず、口からは泡が溢れています。
ヒューヒューと呼吸音。
垂れ流された涙と鼻水と涎が、抱きとめた隊長さんの肩を濡らしていきます。
ひくひくと震える茄子陰は、あれだけ放出した甲斐があったようで、当初の半分ほどに縮んていました。
(さすがに出してばかりでは、疲労も激しいか)
違います、お紺さんがグロッキーなのは、そういうことじゃありません。
しかし、まったく理解していない隊長さんは、お紺さんをうつ伏せにベッドに寝かせました。
腰から下はベッドの外、段差を利用した碁盤攻めの変形といったところでしょうか。
ベッドからお尻を突き出す姿勢は何というか、性行為のためだけの格好という趣がありますね。
お紺さんの可愛らしいお尻の、少し上から生えている、長い三本の尻尾を肩に担ぐと、隊長さんは自分の一物を、どろどろに茹だりきった秘裂に一気に突き入れました。
「ん゛があ゛ぁあ゛あ゛あああ゛あああ゛ああッ!?」
獣のような、実際に狐の妖怪なわけですが、絶叫が上がります。
再び、ごぷごぷっと茄子陰から、白濁した半物質が放たれます。
「―――――――ッあ゛!? や、やめて、ください!! な、なにかおかしいんです!!」
呂律だけは呪符の力で、はっきりとはしていますが、声色はもう必死な懇願の色があります。
「こ、これ、いつもとちがう!! わたしのなか、おかしくなってるんです!!」
その哀願にも、構わずに抽挿を続けています。
「だ、だめぇこれへんになるぅ!! おちんちんがずりずりってするたびに、こりこりって、なかが、こすれてぇ」
先程、隊長さんが調べた際に、陰核から膣の方に気脈が伸びていました。
それが半物質を介して、膣内にたくさんのイボを作っていたのです。
つまりどういう事かと言いますと・・・・・・膣道に無数のクリトリスが生えているというのが、今の状態です。
「イッてるのぉイッてるぅ!! もう、ずっとぉずっとイキッぱなしになってるんですぅ!! ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、もうゆるしてくださいぃ!!」
一際、大きく絶叫が上がりますが、それでも隊長さんは腰の動きを止めません。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
もう半狂乱で許しを請うお紺さんを、それでも隊長さんは責め続けています。
というか隊長さんも、聞いている余裕が無いというか。
何故かと言いますと・・・・・・
「どうしてぇ? どうしてゆるしてくれないんですかぁ? おねがいしますおねがいしますぅ!! もううごかないでぇ!!」
お紺さんが放出した分、隊長さんが精を注ぎ込んで、気脈を調節してという、かなり複雑な事をやってる最中だったりします。
「~~~~~~~~~~ッ!? あぁ、ぁ♥」
呪符の覚醒作用も、もはや意味をなさず、理性は完全に飛んで、それはもう嬌声を上げ振るえるだけのモノ。
不随意筋が痙攣し、三本の尻尾がわさわさ蠢いては、隊長さんの頬を撫でます。
膣内に生えた無数の疑似クリトリスが、愛液と絡まって吸盤の様に吸い付いて、グポグポと結合部から淫猥な音が滴り落ちます。
突きこまれる度に、押し潰されるクリトリスと共に、脳に響く快楽。
引き抜かれる度に、雁首で掻き毟られて、子宮を溶かすような悦楽。
間断無く、キュッキュッと絶頂の証である収縮を繰り返して、男を締め付ける膣肉。
ぶらぶらと揺れる茄子陰は、それに合わせて白濁を吐き出しています。
「――――――――――――――――――――――――――――――ッ♥」
隊長さんが尻尾を抱きしめると、もはや声にさえならない、嬌声が吐き出され、お紺さんが失神しました。
尻尾がふるふると震え、耳や指先がひくひくと痙攣しています。
呪符の覚醒作用でも、流石に限界というもの。
当面は目を覚まさないでしょう。
「流石にもう無理か」
ごろんと意識の無いお紺さんを、仰向けにひっくり返しました。
口からは蟹みたいに泡を吹き、足ははしたなく大きく開かれ、秘裂はぽっかりと下品に口を開け、どろっどろに空気と撹拌された性液を垂れ流しています。
茄子陰はすっかり縮んで、今は小指大ほどの大きさになっていました。
「少し荒っぽくなるが、これくらいならいけるか」
茄子陰を抓むと、最初にやったのと同じように、電気を流しました。
慎重に擬似的に作られた神経を、寸断していきます。
電気を流されてるお紺さんは、脊髄反射でびっくんびっくん痙攣してますが、意識があったら悶絶間違いなしです。
意識が無いからと、滅茶苦茶やる男ですね。
神経を切り終わると、力を込めて茄子陰を引き千切りにかかります。
ぎゅぽんっと吸盤を剥がしたような音と共に、本来の陰核が顔を覗かせました。
真っ赤に充血しきって、ひくひくと震えています。
そのままずるりと、尿道を塞いでいた部分まで、引き抜いていきますと、お紺さんがまたびくびくと震えます。
解放された尿道口は、異物で押し広げられていた事と、失神してすっかり緩みきっていたため、ちょろちょろと膀胱の内容物が垂れ流されていきます。
引き剥がされた茄子陰は、どろどろと元の半物質へと戻り、すぐに跡形もなく蒸発してしまいました。
「さて・・・・・・片付けるか」
声にはちょっとうんざりした感情が混じっています。
そりゃそうです、恋人が変なのを生やして、細心の注意で気脈をいじって、自分の精を分け与えてと、相当神経と体力を使う作業をこなしていました。
お楽しみでしたねなんて言える状況じゃありません。
止めに下の後片付けも残っていますし。
あらゆる意味で、頭が痛い隊長さんでした。
◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇
「う、うぅん?」
払暁にはまだ早い時間。
ベッドで寝ていた、お紺さんが意識を取り戻します。
数え切れぬ絶頂を味わった体は、未だに気怠く身を起こすのも億劫なのか、しばらくはそのまま微睡んでいました。
優しく髪を梳くように、撫でる手の心地良さも、それに拍車をかけています。
「起きたか、体は大丈夫か?」
「ぁ、はぃ」
夢現なままお紺さんは応えます。
まだまともに腰が立ちませんが、意識は少しずつはっきりしてきて、隊長さんの膝枕で寝ている事に気付くと、ドキドキと胸が高鳴りだします。
体はすっかり身奇麗にされ、バスローブを纏っていました。
見られていない部分など、もうどこにも無いのですが、それでも事後の処理も着替えも全部してもらった事実に、羞恥が湧き上がります。
(うう、すごかったよぉ♥ くるい死ぬかと思ったぁ♥)
なんだかんだ言って、先程の情事を思い出して、お紺さんの頬はどんどん熱くなります。
喉元過ぎればなんとやらで、満更でもないようです。
そもそも散々に精を注ぎ込んでもらったので、体調自体はすこぶる良いくらいです。
(もぉ、もぉ、あんな激しいなんて、隊長さんってそういう趣味があるのかしら?)
お姉さんぶるのは結局、最後まで失敗でしたし、用意した勝負下着も結局使えませんでしたが、何というか支配されて貪られるというのも、女として悪い気はしないなと思うお紺さんです。
強引なのが良いというタイプですね。
「それじゃお紺」
隊長さんがシーツを取りました。
(や、やだ、隊長さん、ま、またなの・・・・・・わ、私、壊れちゃうよぉ♥)
「そこに正座」
「あ、はい」
隊長さんの声色が、部下を叱る時と同じものでした。
それで全てを悟ったお紺さんは、気怠い体を起こして、言われた通りに正座します。
「得体の知れん薬に手を出すなど、一体何を考えているんだ!!」
クドクドクドクドクド・・・・・・
お説教な意味でも、たっぷり絞られたお紺さんでした。