-地下都市アキバNEO イメクラカフェ内
ウィーン
「いらっしゃいませー‼︎」
「おーい、こっちこっち」ズズズズッ
土方と厳選された隊士たちが風俗店に見える
カフェに入店して早早に
『ミミズラーメン』を啜るレントンに
呼ばれて大型テーブルに席に座った。
「なんか喰っとけ。今回の
仕事は後で、メシ食えなくなるぜ」
「どんな仕事なんですか?ソレ」
「とりあえず作戦内容を詳しく教えろ」
「OKOK」
山崎のツッコミをスルーしつつレントンは
土方に促されアキバNEOの全体見取り図を
テーブルに広げた。
「ふぁふぃほぉ…」ズルズル
「すみません、なに言ってるのか全然
わからないんですけど」
「俺が代わりに説明します」
「ふぁいむわ」ズルリッ
ラーメンを啜るレントンの代わりに
岸谷が作戦の全容を説明し出した。
「うちの自警団が送り込んだ
”ディープ・スロート”が伝えてきた
情報なんですが」
「ディープ・スロート?」
「ウォーターゲート事件の主犯だった
アメリカ大統領を
追い込む情報を流した奴の名称が」
「ディープ・スロートっす」
ストライク・チームのメンバーである
狭噛慎也と沢木 直保の説明で
土方たちはとりあえず、
ディープ・スロートの意味を理解した。
『それで…ディープ・スロートが
もたらした情報はどんな
モノですかZ?』
「ゲップチもゲップ変わってる奴、かな
ゲップ居るゲップけど
お前んトコもすゲプッ」
「ほぼゲップでなに言ってんのか
わかんねーよ」
「ディープ・スロートによると
江戸で大規模なバイオテロが起きるらしい」
「らしいってことはまだ、ハッキリ
したことはまだわからねェのか」
「だから…実際に確認しに行くんだよ
俺たちが」
カチカチ
フゥーン
土方はタバコに火をつけると
笑い出した。
「なに笑ってんだよコノヤロー」
「いやっ…お前らは
相変わらず平気でムチャしやがるって」
「思ってよォ」
「そりゃ、お互い様だろうが」
「「ハハハハハッ!!!」」
「土方さん、あんな人でしたっけ?」
「なんか…新八くんがツッコミを
放棄してからあんな風に変わったんだよね」
ウィーン
二つの組織の中心人物が高笑いしている
最中にレントンが呼んだ
『助っ人』が入店してきた。
「おい」
「おおっ!よく来たな〜」
「はじめて見るヤツだな」
「どうも、縄樹です」
「俺ァ真選組の土方 十四郎だ」
挨拶を交わすと縄樹は地図を眺めながら
こう呟いた。
「アキバで騒乱か…」
「しかもバイオテロだ。
先手とらねぇと何もかもオシマイさ」
「場所は?」
「ここから数キロ先の倉庫に
”ブツ”があるらしい」
「要するに…それを叩き斬れば
いいんだろ」
「違げーよ。回収してその後に
処理すんだ」
「叩き斬っていいのは
半グレどもだけだ」
「掴んだ情報によれば…ブツを
警備しているのは”レッドデビル”という
半グレ集団らしいです」
「まるで香辛料みたいな名前だ」
「香辛料よりマヨネーズかけろよ。
そっちの方がイイ」
「プリンスは黙ってろ」
「それでは準備しましょうか」
岸谷はそう言ってレントン達を
カフェの奥に案内した。
銀さんと土方さんホントに
似てるんです。