保存日時:2016年11月10日(木) 20:19
-新宿 ハチ公広場前
ワイワイガヤガヤ
「うむ…」
「どう?見つかった?」
「確かに銅像前にそれっぽい奴いますけど」
「そんじゃ…芳則」
「」ゴクッ
「頼んだぞ」つグロック26(改)
「はい!」
レイン「ヤバくなったら逃げなよ、すぐに」
「ありがとうございます‼︎」ガチャッ
元さきざきローンの社員で
スパイとしてカウカウファイナンスに
潜り込んでいた芳則が
レインに助けられそのまま正式に
カウカウファイナンスの社員になった彼は
今、レインやウシジマ達に見送られて人生初の
『大仕事』に赴く。
-ハチ公 銅像前
「〜♪」
「よォお嬢さんー」
「?」
「キミィ可愛いねェー!!!今から
お茶しなーい?」
「あれは…」
「まさに”チャラ男”でしょ?」
「確かに…だが」
「ありゃ、どう考えても駄目だろ」
「俺も同感ッス」
「まぁ〜上手くいかなくても
問題ないんだけどね別に」ニヤリ
「なんでだ?」
「”デカイ魚”が引っかかったからです」
芳則が口説こうとしている水色の
ウルフカットした茶瞳の若い女に
レインとエレンは見憶えがあった。
「誰なんだ?」
「お父さんの元”同僚”が創った敵対組織ー」
「ヴァルキュリア・カルテルのボスである
夜神月の愛人なんです。名前は滝崎リナ」
「愛人というか…実際は」
「ただの肉便器に過ぎないって言ってたよ
教授が」
「教授?」
「天野太一とかいうニューハーフの奴だ。
コイツのハーバード大学時代の恩師兼師匠
だとよ」
「今は常守レイだけどねぇ」ジャカッ
レインはそう言いながら
H&K USP コンパクト(改)のスライドを
後ろに引いた。
「ちょっくら拉致ってきま〜す」ガチャ
「おい!」
「止めてもムダだぜ」
タッタッタッタッタッタッ
引き止めようとするエレンを
スルーしてレインは芳則とリナの
元へ向かった。
心配そうに見つめるエレンを後目に
ウシジマはこう言った。
「フッ…心配すんじゃねーよ。アイツは
俺らの中じゃ一番、強ぇヤツだろーが」
「ですが…それでも心配です」
「社長はレインさんの事…ホントに
信用してるんっすね柄崎さん」
「当たりめェだろーが」
「付き合いのながさ的に言えばなァ
エレンよりなげェーだよ社長は」
(この2人…)
「俺はお前よりもレインのこと
知ってる…だから」
「信じろ」
エレンは複雑そうな表情で
外を見たが、逆にウシジマは
腕を組みながら微笑を浮かべた。
-ハチ公 銅像前
「ゴメンね〜」
「待ち合わせしてるから
お茶できないの」
「そっ…クッー⁉︎残念無念また来週〜‼︎」
「どこかで会ったら…」
「それはムリじゃない?」
「あら、意外と早く来たじゃん」
ウシジマ達の元へ走る芳則の背後で
2人のサイコパスが初対面を果たした。
「私のこと…待ってたの?」
「違う。待っていたのはー」
「彼よ」
「リぃナァ〜待ったかァ?」
「ほう」ニヤッ
リナが待っていた相手は
あのウシジマを追い詰めたこともある男ー
肉腹だった。
レイン予想だにしない人物の登場に
不気味な笑みを浮かべた。
タッタッタッタッタッタ
「ヤバイヤバイヤバイヤバイ⁉︎」ガチャッ
「どうした?」
「にっ…レインさんが肉腹に‼︎」
「やべェーぞ…」
「高田さん!」
「お、おう」
「ハチ公の銅像前までバンを
走らせて下さい‼︎」ガシャンッ!
「車の修理代はLSDに
請求してやっからな」ウィー
「お好きにどうぞ‼︎」ジャカッ
「高田ァ‼︎車を飛ばせェ‼︎」
「はい!」ジャカッ
ギュルルルルッ
ヴォオオオンン!!!
装甲仕様のハマーH2に戻ったのに
存在をスルーされる芳則を除いて
グロック17L(改)を持つウシジマと
SIG P226(改)を右手で握る柄崎は
上半身を乗り出し
エレンはH2のバックドア・ガラスを
肘でぶち破り、箱乗りの状態で
SIG 1911をアソセレス・スタンスで
肉腹に照準を向ける。
高田はアクセル全開でハチ公の銅像前まで
H2を走らせた。
-ハチ公 銅像前
「ガキィ〜丑嶋ァはどこだ‼︎」
「もう…うるさいなぁ」
「黙ってられないの…?」
「おらぁぁあああっ!!!」ガシャッ
肉腹が雄叫びをあげながら
取り出した中国製SKS(改)と
レインも背中に隠していたUSPCが
同時に火を吹いた。
ゴディバミサイル?