俺は万条目とのデュエルを終えた後、考え事をしながら廊下を歩いていたが、ふとのどの渇きを覚えた。そのため、喫茶店によることにした。その途中で、良く知った顔に出会った。彼女はトレードマークともいうべきウェーブのかかったショートのピンク髪いつものように不機嫌そうな顔を浮かべていた。いや、より正確には俺に対して久しぶりに不機嫌な顔を浮かべていた。
「ツァン?どうしたの?」
「・・・別に・・・」
そう言ってツァンはそっぽを向いた。その様子をみて、俺はあることに確信を持った。しかし、ただそのことを指摘するだけでは逆に反発を招くだけ。そのため、俺はまず周りを確認した。周りには誰もいない。だから俺はツァンに気づかれないようゆっくりと近づいた。そして、背後からツァンを抱きしめた。
「きゃ!!」
ツァンが驚きの声をあげたが、俺は気にしなかった。そして、胸を服越しに触り始めた。ツァンの胸は服越しでもそれとわかるほど豊かだった。いや、たとえ揉まずとも豊かであることはわかっていた。なぜなら、何回ももみほぐしたのだから。
「・・・ごめんな。ツァン。」
「え、な、なによ、いきなり♡」
「最近、デュエルで人が倒れたりしているだろ。それであまりかまってやれなくって。」
「そ、そうよ!もう、少し、接しなさいよ!ただでさえ、ハーレムを、増やそうとしているのに!!」
「・・・そこまで知っていたのか?」
「あれだけ、アプローチかけていたら誰だってわかるわよ!」
「・・・そうか。」
その言葉を聞くと俺はツァンの唇を奪った。情熱的なキスだった。ツァンは驚きの表情を浮かべ、最初は受動的だった。だが開き直ったのか、それともため込んでいた欲望を吐き出そうとしたのか、次第に主体的に行い始めた。口内を味わい、口を離して、唾液の糸をつくった。俺はそして、笑みを浮かべた。ツァンの毒気が抜かれて、蕩けた表情になっていたからだ。
「ツァン。今晩は君と一緒になりたい。だから、今晩連絡する。そうしたら、来てくれ。」
「う・・・うん・・・」
「それじゃあ、今はこの辺で。」
「あ・・・う、うん・・・」
どこか名残惜しそうな表情を浮かべて、ツァンは同意した。その手が今まで触れられていた箇所を惜しむかのようにさすったのを見過ごしはしなかった。今晩は楽しくなりそうだ。そう思いながら、俺は喫茶店へと向かった。
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喫茶店は購買のすぐそばにある。そのため、普段ならこの時間帯は食事をする生徒、勉強をする生徒、友達と楽しく会話をする生徒などで席が埋まっている。しかし、現在はデュエル大会が開かれているためか、席が空いていた。俺は椅子に座ってコーラフロートを飲んでいた。飲み終わったのと同時に、響先生がやってきた。俺は自分の存在を知ってもらうために手をあげた。先生はそれに気づかなかった。よく見ると、先生は思いつめたような表情を浮かべていた。それは悲劇に出てくる登場人物のようだった。なにをすべきかがわかっているが、決意がまだできていない。あるいは、すべきことをしようと思いつめるあまりに自分を追い込んでいる。そう感じた。俺はツァンにしたように気づかれぬよう歩いて行った。そして、声をかけた。
「先生?」
「え・・・ああ、小南君。どうしたの?」
「先生、せっかくだし一緒にお茶しませんか?」
「え、ええ・・・」
そして、先生を強引に引っ張って一緒にお茶にすることにした。先生とは何度かお話をした関係もあり、好みは知っていた。俺の分の飲み物も新しく頼んだ。そうして、お茶会がはじまったわけだが、ただ沈黙が続き、お茶が冷めていく一方だった。
「・・・・・・」
「あの・・・」
「?・・・なにかしら?」
「よかったらでいいので、俺の身の上話を聞いてくれませんか?」
そうして、現実の「俺」についての話をした。「負け組」としか評せない歩みをしていた俺と「勝ち組」としか言えない「妹」の話をできる限り、今の自分の立場に矛盾しないように。
「・・・へえ、それは大変ね。」
「ですよね、まあこういうわけで妹を持つっていうのは大変なんですよ。」
「私も弟を持っているからその気持ちがよくわかるわ。」
この話は功を奏して会話をすることに成功した。先生の表情がほぐれはじめ、互いにコップを傾け始めた。そうしてから俺は質問をすることにした。
「ところで、先生。明日はいよいよ、先生のデュエルですね。」
「っええ!そうね!」
「・・・うわぁ。」
これまでの会話の和やかさはどこへやら、急に厳めしい表情になった。そのギャップの大きさに俺は驚いた。
「先生。気持ちはわかるけれども、もう少しリラックスした方がいいんじゃないでしょうか?」
「小南君、ありがとう。だけど無理よ。ようやく紅葉を目覚めさせるきっかけができるかもしれないのに・・・。」
「だけど、それじゃあ。デュエルは楽しくないですよ。」
「楽しい?」
「ええ。」
俺の言葉に虚を突かれたような表情を先生は浮かべた。俺はそうしてから、言葉を続けた。
「俺と妹の遊びの話しましたよね。」
「え、ええ。」
「俺はいつも負けてました。それはもう、情けないぐらいに。だけど。」
昔のことを思い出しながら、俺は言う。
「それでも、遊ぶのを止めなかったのは、負けることが嫌だった以上に遊びが楽しかったからだと思うんです。」
「・・・・・・」
「だから、デュエルもそうであってほしい。俺はそう思います。」
そして、笑顔を俺は見せた。
先生は俺の表情をまじまじと見つめた。そうしてから、ため息をついた。
「・・・そうね。デュエルは楽しいもの。そのとおりだわ。」
「はい。」
「ありがとう。明日のデュエルやれるかどうかわからないけれども楽しんでくるわ。」
「ええ、頑張ってください。」
それからは和気あいあいとまたお話をした。そして小一時間ほどたってから俺たちは解散することにした。先生が伝票をとろうとしたのをみて俺が止め、伝票を手に取った。
「ああ、俺が払いますよ。」
「そんな、生徒に払わせるわけにはいかないわよ。」
そう、まじめそうに先生は告げた。だから、俺はこう返した。
「それじゃあ、デュエルが終わった後、俺とまたお茶をして、その時の代金を払ってください」と。先生は目をぱちくりさせたが、微笑して「わかったわ」といった。そして、続けて「ありがとう」といった。
「小南君、あなた天涯孤独でしょ。私を慰めるためにそんな話をしてくれて。」
「・・・っ!はは、いいですよ。」
俺は笑ってごまかした。そういえばそんな「設定」にしていたな。そう思いながら財布から1万円を出して代金を支払った。
こうしてお茶会が終わった。
先生と別れてから、俺は購買の手伝いをしたりして時間を過ごした。そして、部屋に戻りツァンに連絡を取った。簡単な「お願い」も添付して。ツァンは最初、しぶっていたが最終的に俺の「お願い」を受け入れてくれることになった。連絡をしてからツァンの到着心待ちにした。
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モニタールームで休みながら、玄関の映像をみているとツァンがやってきたことがわかった。玄関に向かうまでに「コンコンッ」というノックの音が響いた。俺は返事とともにドアを開けた。ツァンは一見不機嫌そうに見えるが、彼女のことを知っているものが見ると上機嫌であると分かる表情だった。顔は興奮のためか、赤く染まっていた。
「早かったね。」
「だ、だって、遊が早く来いって、そのいうから・・・」
「そうだったね。じゃあ、約束を守っているか確認させて。」
「・・・え・・・こ、ここで・・・?」
「うん。」
「で、でも、誰かにみられるかも・・・」
「平気だよ。だから、やってごらん。」
「う、うう・・・」
俺は嗜虐的な笑みを浮かべそう言った。ツァンはまんざらでもなさそうな顔をしていたが、まだためらいがあるようだった。ツァンはしばらく逡巡していた。しかし、ようやく決心したようだった。ツァンは屋外であるにもかかわらず、服を脱ぎ始めた。すると、ツァンは約束通りに下着をつけてきていないことがわかった。胸は先端を尖らせて、舌の唇はほんのりと湿っているようだった。
「ふーん、本当にやってきてくれたんだ。」
「だ、っだって遊の頼みだもん・・・」
「・・・あーごめん。少し待ってくれない。その表情と台詞を記憶しておきたいから。」
「そ、そんなことよりも早く、中に入れて!」
「えー。このまま、ツァンをいじめて愉しみたいんだけど・・・。」
「そ、そんなバカなこと言わないで!」
そうしたやり取りの後、俺はツァンを中に入れ、ベットへと向かった。向かうまでツァンの手を握った。ツァンは最初は驚いているようだったが、すぐにギュッと握り返した。すると、手のひらからツァンの期待に満ちた鼓動を感じることができるようだった。
ベットの前につくと、俺はツァンをお姫様抱っこでベットに乗せることにした。お姫様抱っこをしている間のツァンはいつものツンデレな態度を一切見せない、乙女としか評価しようがない態度だった。俺は新たな一面を見つけたことに興奮しながら、ベットに座らせた。そして俺も横に座って、陽の出ていたときと違い、直接胸を触ることにした。
「・・・んっ♡・・・はぁ♡いつもより、やさしい♡」
「嫌かい?」
「ううん・・・これも好き♡」
「そうか。」
普段よりも優しく丁寧であることを心がけて、俺は指を動かした。ツァンの胸はきれいなお椀みたいな形だった。服越しに触ったときよりも質量を感じることができた。俺はその胸を円を描くように動かしたり、乳首を触りながら持ち上げたりした。
「や、やめて♡・・・きゃ♡」
「うお・・・!!」
気が付くとツァンはイッていた。どうやら随分と溜まっていたようだった。恥ずかしそうにツァンは下を向いた。俺はツァンのあごに手を差し伸べて、顔をこちらに向けると唇にキスをした。今回は舌は入れなかった。互いを貪るのではなく、互いに与えあうキスだった。そのキスの最中、ツァンはどこか陶然としていた。そのキスを行う一方で手を下の唇へと動かした。下の唇はずいぶん濡れていた。俺はそこをなぞったり、指を入れたりした。そんなことをしていると、キスの種類が変わりそうだったのでキスを止めた。ツァンは不満そうにしていたが、「もっといいことをしてあげる」と言って黙らせた。期待のまなざしを向けと興奮した顔になったツァンを俺はベットに寝かせた。挿入がしやすいように腰とベットとの間にはクッションを置いた。
「いれるぞ。ツァン。」
「う、うん・・・きて♡」
俺はツァンを貫いた。ツァンの膣内は「名器」といってよい。しかし、今日は一段とそう呼ぶにふさわしかった。
「ツァン。随分と、たまってたんだな。」
「だ、だって♡きゃ♡」
「・・・もしかして、オ○ニーをしてないのか?」
「う、うん♡だ、って、遊に、慰めてもらいたかったから♡」
「そうか、だったら今までの分も慰めてあげるよ。」
「ああ♡うれしい・・・♡」
そうして浅く小刻みなピストンと深く大きなピストンを組み合わせ、ツァンを絶頂させた。そうしてからも行為を続けた。
「・・・う、うう・・・♡」
「かわいいよ。ツァン。」
「で、でも♡」
「表情をみる限りまんざらでもないんだろ?うさぎさん?」
「もう♡」
ツァンにバニーガールのコスプレをさせて愉しんだ。
「どう?気分は?」
「はじめて、だけど。なんだか変。縛られてるのに・・・気持ちいい・・・」
「うわぁ、ツァンはMなんだね。」
「ち、ちがう。これは遊がしてくれるから♡」
「・・・その言葉は十分Mだと思うけど・・・。」
緊縛プレイをしてみたりした。
そうして、随分と愉しんだが、愉しい時間はやがて終わりを告げる。
「うわああああ♡」
「出すぞ、ツァン!出すぞ!!」
「だしてぇ♡だしてえ♡!!・・・ああああああ♡」
「うわぁ、これまた派手にイッタな。って聞いてないか。」
後座位でのセックスでツァンは昇天した。その寝顔は可愛らしかった。俺はそのほっぺにキスをすると、名残惜しいがモニタールームへと向かい、今後の展開を考えることにした。