本選前の宴会の後、俺はこの島における住まいである旧校舎へと戻った。いろいろあって俺はこの旧校舎に住んでいる。「旧」校舎とはいっても、無限に金が出てくる「終わらない財布」による財力や海馬とのコネクションを活かして、外見とは程遠く中身をリフォームしているが。(具体的には設備面では島のあちこちにつけた監視カメラの映像や盗聴器の音声を確認できるモニタールーム、各部屋にエアコンを完備、風呂はホテルのスイートルーム並み、トイレは最新鋭の設備、ワインセラー、そしてなにより核シェルター完備。内部の装いは海馬コーポレーションの全面協力により世界各国の有名デザイナーや画家を駆使して作り上げた。その出来は建築の権威をして「これ以上、素晴らしい建築は過去、現在にはこれ以外に存在しなかっただろうし、今後も存在しえないだろう。」と言わせたほど。)要するにこの旧校舎のリフォーム(より正確に言えば改造、もしくは改築)に使った金は国の国家予算に匹敵し、これに関わった人の数もこれまた国の人口に匹敵するほどである。そんな「王宮」、「宮殿」と称するのがふさわしい場所で俺は何をしているのかというと。
「ああ♡そう♡遊くん♡も、っとシ、て♡」
いつものように女性を抱いていた。
俺はベットに座っている女性であり、この世界の俺より少しだけ大人な女性であるセイコの体を堪能していた。彼女の背後に回り、彼女の股間に手を差し入れ、彼女の女性器に刺激を与えて愉しみを与えていた。
セイコはこのデュエルアカデミア本校の購買部の店員だ。働いているときは誰に対しても丁寧で明るく、誠実。どこからどう見ても「模範的」かつ「理想的」な店員だった。容姿も素晴らしく整っていて彼女の顔をみたさに買い物をする生徒も、彼女の笑顔みたさに学生にとっては大金といえる額を買い物に使う生徒もいるほどだ。その女性と今、交わっている。そのことに俺は優越感と満足感を抱いていた。そして、その思いは口について出た。
「ふふ。相変わらず、セイコさんは貪欲だなあ。そんなに欲しかったの?僕のこれ?」
そう言って俺はより激しく、指を出し入れした。セイコは声を喘がせて弁明を始めた。
「だって・・・最近、シてくれなかったから・・・」
「それは何度も説明したように理由があるからだって説明したじゃないか。」
「・・・遊君は、その・・・・・・学生さんの方が好きなのかなって・・・」
そう彼女は辛そうに言ったのだった。それに対して俺は笑ってこういった。
「馬鹿だな。そんなことを気にしてたのか?」
「だ、って、ひゃあ♡」
「確かに僕はは女子生徒が好きです。それは否定しません。だが、それと同じくらいセイコさんのことが好きです。」
セイコが一番感じるところを丁寧に繊細にさわって俺は宣言した。股間だけでなく、胸をはだけさせ、胸を責め始めた。セイコの胸は標準的だが、それゆえに何とも言えない魅力があった。これは人が「平均」というものにあこがれるからかもしれないと思った。そうして俺は彼女の乳首をいじり始めた。セイコの喘ぎの質が変わっていった。俺はその反応に笑みを浮かべた。こうして、胸と女性器という2つの性感帯を攻めて続けた。そして。
「ああああああ~~~~♡♡」
セイコを絶頂へと導いた。彼女の絶頂を見届けると、俺は手を彼女から離した。息を整える息遣いの中、彼女の体は下の口は愛液をたっぷりと垂れ流し、胸は触らなかった方の乳首も勃っている状態だった。それを見ると俺も服を脱いで裸になった。俺の体は中肉中背の平均的な体つきだが、平均とは違うところが一か所あった。それは男性器である。男性器は平均よりもはるかに大きく、そして欲望を吐き出したそうにしていた。その男性器に対する熱っぽい視線を感じた。その視線の主は唾を呑み込んでいた。しばらくの間はただ熱を帯びた視線を俺の股間に浴びせて、ただ沈黙していた。そしてしばらくたつと沈黙を破り、蕩けた顔で、なにかを求めている愛情をこめた表情で、言葉を紡いだ。
「・・・こみ、なみくん、シて♡」
「・・・わかりました。いいですよ。」
俺はそういうと彼女の思いを、誤解したふりをして唇を奪った。
「!ん~~~~んん~~~~~~~~!!」
これには予想外だったようでいつものお姉さんぶりはどこへやら、最初は驚きの表情と態度をとっていた。しかし、唇の感触をしばらく味わった後におこなう唾液の交換や舌の絡ませる段階に入ると初めの困惑はどこへやら積極的に官能を貪るようになっていた。
「ん♡ちゅばちゅ♡んっぱ♡は、はーはー。気持ちよかったです。」
「それはよかったですね。」
「・・・でも、その・・・わかってるでしょう・・・」
「なにがですか?」
「!!相変わらず、ベットの上では容赦しませんね!!」
「ええ、その通りですよ。」
「全く、そんなんだか・・・ら・・・」
セイコが最後まで何を言いだしたいのかわからなかった。なぜなら、最後まで言葉を紡ぐ前に俺が押し倒していたからだ。そしてその勢いのまま、俺は宣言した。
「挿れるよ?」
返事を待たずに俺は腰を動かした。膣内は予想通りに濡れていた。だが、予想外なこともあった。ただ、挿入しただけでセイコは絶頂したのだ。
「セイコさん。こんなにためこんでたの?」
「だって・・・だって・・・」
「ごめんね、僕のせいだ。だから今日はたっぷりとシてあげるよ。」
そして、いつもよりも激しく愛情をこめて腰を動かした。
「ああ~ああ♡」
「どう?セイコさん?」
「♡♡♡♡」
「うわぁ、完全に自分の世界に入っていらっしゃるよ。まあ、別にいいか。もっと、感じさせてあげるから。」
そして、これまでセイコと交わった経験から知った彼女が最も感じるポイントに、このゲームを始める際の設定と数多くの女性を抱いた結果として手にしたテクニックで渾身の一撃を喰らわせたのだった。
「%$#&#$%%$#&#$%」
「うわぁ・・・」
その反応として彼女は体を大きくそらせ、目を遠くにし、奇声をあげたのだった。その状態にしてしまったことに反省を覚え、普段通りのペースで腰を振ることにした。そのためかしばらくすると彼女は正気に戻り、俺の行為を大人びたやさしさでたしなめたのだった。
こうしたことがあった後、しばらくいや相当というべきかもしれない時間が流れた。
「はぁ♡ぁあ♡遊くん♡」
「セイコさん・・・」
あれから何度も彼女を抱き続け、何度射精したかわからない頃になっていた。しかし、俺の証はいまだになえていなかった。
「そろそろイきますよ。セイコさん!!」
「また♡きて♡来てぇ~~♡♡」
ピストンをしながら、俺は欲望を吐き出した。
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こうして、今夜のセックスは終わった。
眠っているセイコに笑みを浮かべて、俺は部屋を後にした。
次の攻略キャラの情報を得るためにモニタールームへと向かうためだ。
その途中で夜が白み始めているのを知った。
「『今夜』のセックス」が終わったんじゃなくて「『今日』のセックス」が終わったんだな。
俺はそんなどうでもいいことを思いながら、おそらく笑みを浮かべていた。
『今日』の情事の余韻に浸り、『今日』の攻略への期待に胸を膨らませながら。