※この作品はR-18です。

フルフルに転生したので女の子にエロい事する   作: katate

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15:古龍降臨

 

 

伝説の龍。“黒龍ミラボレアス”の出現はすぐに大陸中に知れ渡った。

暗雲の中で目撃された巨大な龍の影。墜落した気球船の惨状。襲撃に遭った幾つもの村。それらの情報を照らし合わせた結果、ギルドはミラボレアスが出現した事を認めざるをえない事態となっていた。

 

つい先日ラオシャンロンの襲撃があったというのにそれに呼応するかのようなこの惨劇。否、もしかしたらラオシャンロン自体がただの序章だったのかも知れない。人々はただただ不安に襲われ、ギルドに救済を仰いだ。黒龍の出現はまさに世界を滅ぼすかも知れない危険性があるのだ。混乱が起こっても不思議では無い。

 

「有り得ない……伝説の黒龍だぞ?おとぎ話のモンスターだったはずだ! ……現実にだなんて」

「だが奴は実在した……我々は決断しなくてはならない」

 

案の定ギルド内は混乱に包まれていた。議員達はそれぞれの意見を言い合い、ある者は黒龍が出現した事を信じられず、それは迷言だと言った。だが既に幾つもの村が消え去っている。森も破壊され、何頭ものモンスターも犠牲となった。この事実が議員達に現実を突き付けた。

 

「奴に敵うハンターなど居ない……騎士達でもだ」

 

一人の議員が頭を抱えながらそう言葉を零した。普段なら最初から諦めている発言は否定的に扱われるが、今回ばかりはその議員の発言に皆が同意した。

普通のモンスターならまだしも、相手は伝説の古龍。ハンターでも、騎士でも、どれだけの軍隊を集めたとしても、勝てる訳が無い。

 

「とにかく民衆を避難させなければならん……黒龍はこちらに向かっている。時間稼ぎが必要だ」

「だがどうやって?依頼書を出すか?受注するハンターなんて誰も居ないぞ」

 

ミラボレアスがこちらに向かっているという報告があった為、一人の議員は手を上げてそう意見をした。

不思議な事にミラボレアスは生物が生息している場所に舞い降り、そこで破壊活動を行っていた。その姿はまさに邪悪龍そのもの。そして次はとうとうこの街が標的となったのだ。

避難するのは当然。だが民衆の全員を避難させる時間は無い。その為議員達は何とかして時間を稼がなくてはならないと判断した。

 

「あいつを使おう……“最狂のハンター”を」

 

例え相手が伝説の古龍であろうと、例え相手がどれだけの数を誇ろうと、例え相手がどれだけ強大であろうと、恐れず立ち向かって行く存在が一人だけ存在した。ただしそれは決して正義などという生易しいものでは無い。狂気に駆られたただの化け物である。

議員達はその漆黒の女の子に助けを求める事にした。かつてたった一人で古龍を倒した実績がある彼女ならば、もしかしたらこの窮地を救ってくれるかも知れない。議員達はもう悪魔に頼るしか無かった。

 

 

 

 

とある森の中でフルフル少年はのそのそと歩いていた。最近ようやく傷が完治した為、ようやく問題無く散歩が出来るようになったのだ。だからと言って病み上がりの為、そこまで過激な運動はしない。彼は散歩がてら人里の様子でも見ようと丘の上を登っていた。すると彼はある少女と出会った。その少女は見た所ハンターではないようなので、早速景気付けに遊んでやろうと思った近づいた時、彼はこの少女がとんでもなく厄介である事を痛感する事となった。

 

「あ、あ、あ、貴方が噂の色欲のフルフルですね!? ……し、質問させて頂きます!!!」

 

ギルド職員が着用する制服に赤い帽子を被った少女。肩ぐらいまで伸びた黒髪に、ぱっちりとした瞳をしている。手にはメモ帳を持ち、もう片方の手にペンを持っている。武器らしき物は見当たらない為、本当にただの一般人のようであった。

 

(なんだコイツ……?)

 

最初はこっそり近づいて襲おうと思ったのだが、相手は自分の存在に気付くなりメモ帳を開いて質問をさせてくださいなどと意味不明な事を言い出して来た。恐らく言葉通り意味なのだろうが、だとすればますます意味が分からない。少年は首を捻り、伸ばしかけていた尻尾を戻らせた。

 

「報告では貴方は人間と意思疎通出来ると言われています! 現に今貴方は私の言葉を聞いて動きを止めた……貴方は私達人間の言葉を理解しているのですね!?」

 

少年の動きが止まったのを見て僅かに笑みを浮かべてから少女はそんな事を言って来た。肩を震わせながら、震える手で必死にペンを走らせている。随分と研究熱心のようである。

もしも少年が人間の心を持っていなければ、この少女はすぐに襲われてしまうのだ。もちろん少年は襲うつもりではあるが、それでも僅かに猶予が出来た。ここまでの危険を冒せる少女に少年は感心した。そして呆れもした。

 

(めんどくせぇ……)

「ひ、ひぃッ!?」

 

意思疎通は出来るがだからと言って会話をするつもりは無い。そもそも言葉を交わす手段も持ち合わせていない。その為面倒臭く思った少年はさっさとやる事をやってしまおうと動き出した。

棒立ち状態だった少女を押し倒し、制服をビリビリと口で破き始める。少女は悲鳴の声を上げたが、逃げられない事は分かっているのか、ハンター達のように大暴れはしなかった。

 

服が破れて少女の素肌が晒される。服越しでは分からなかったが中々綺麗な肌をしていた。胸は少々小さく、細身な体つきで清楚そうな見た目をしている。だというのにこんな危険を冒せるから人間とは見た目で判断出来ない。

少年は少女の真っ白な肌を舐めるように口で触れた。すると肩を震わせて少女は驚く様に反応を見せた。

 

「う、うぅ……こ、このままでも質問させてもらいますからね! 貴方は女の子を襲うという通常では見られない習性がありますが、これにはどのような意図があるのですか!? ……あっ、ちょっと!」

 

制服を破られても少女は質問をやめない。ペンとメモ帳は持ったまま、必死に色欲の事を知ろうと腕を動かしていた。だが少年もまたそれに応じるつもりは無かった。自分が何故このような事をするなど自分がしたいからとしか答えられない。何か最もらしい答え方があれば違うのだろうが、自分の勝手を押し通したい彼にとっては少女の質問はただ邪魔なだけだった。

 

「はぅぅ……うぁ……あ、貴方はハンターを殺さないどころか……モンスターすら殺さない……食事も死肉を漁るだけ、と報告があります……何故こんな……んッ……事を?」

 

小さな胸を翼で揉むと感度が高い為か少女は顔を赤くして苦しそうに身体をよじらせた。今回は痺れも使っていない為に少々動いてやりづらい。そこでふと少年は気がつく。少し強めの痺れを使えば少女の口も回らなくなるのでは無いか?と。そうすればもうこのくだらない質問を聞かなくて済む。そんな事を思ったが、少年は何故か電撃を飛ばす事が出来なかった。面倒臭いし、言われてみれば何故自分はそんな事をしているのだろう、と思った所があったからだ。

 

「ひぅ、んッ! ラオシャンロン撃退の際は……本当の功労者は色欲のフルフルだと主張しているハンターが居ます……あッ! じ、実際、フルフルを見たと何人かの目撃者が居ます……真意はどうなのでしょうか!?」

 

乱暴に胸を揉まれ、時には体中を舐め回す様な事をしても少女は構わず質問を続けた。答えてもいないはずなのに何故かペンを走らせ、コクコクと頷いている。彼女からすれば何かしらの結果は手に入っているらしい。

増々面倒くさく思った少年はこのまま快楽で少女を黙らせてしまおうと考え、彼女のズボンも下着も剥ぎ取った。少女は顔を赤くしながらも視線だけはしっかりと少年に向け、質問を続ける。

 

少年は構わず尻尾で少女の秘部を弄った。流石にここまで弄られると少女の口も回らなくなり始め、呂律が回っていない言葉使いになってきた。こうなれば少しは可愛げがある。少年は尻尾を少女の口に押しつけ、無理矢理咥えさせた。これでもう喋る事は出来ない。

 

「むぅ! んむ……ん、ひゅ……んんんッ!!」

 

口を塞がれ、少女は苦しそうに声を上げた。尻尾の代わりに翼で少女の秘部を弄る。すると質問が無くなって快楽が集中してしまった為か、彼女の秘部からは絶え間なく愛液が流れ始めて来た。

もう完全に出来上がっているようで、頬は真っ赤な林檎のように染まり、彼女の瞳もまどろみの中に溶けきっていた。少年はとどめを刺す為により一層翼を激しく擦り付けた。

 

「んんんんんんんんんんんんッ!!」

 

尻尾で抑えているせいで少女はろくに喘ぎ声も上げられず、苦しそうに暴れながら絶頂した。目を瞑って地面に倒れ込み、疲れた様に息を荒くしている。少年はそっと少女から離れると自分もまた疲れたように首を垂れさせた。よく喋る子だった為、色々と厄介であった。

 

ふと、少女がピクリと動いた。どうやら気絶していなかったようで、彼女は身体を震わせながらも何とか顔だけ起こし、手に握ったペンでメモ帳に何かを書きながら少年の事を見上げた。

 

「はぁ……はぁ……さ、最後の質問です。今街では“伝説の黒龍ミラボレアス”の話で持ち切りですが……これについてはどう思われますか?……うッ」

 

少女はそう言うと動かしていた手を止め、ペンを落とすと今度こそ気絶した。倒れた少女は何処か満足げな顔をしている。少年は質問に一切答えなかったというのに。

そしてとうの少年は固まっていた。今、この少女は何と言った?黒龍ミラボレアス?それが街で噂されている……つまり、存在しているという事なのか?ただでさえフルフルの青白い肌から生気が失われた。

 

(は……?ミラボレアス?……いや、え……?)

 

そういえば、と少年は思い出す。この所森が騒がしく、いつかの時のように逃げ出しているモンスターが何匹も居た。ある時は遠方の村があるはずの所から煙が立ち上っている事もあった。という事はまさか?本当に?現れたとでもいうのだろうか。伝説の黒龍が。

 

(不味い、不味いってそれは……やべ、逃げないと。うん、逃げるしか無い)

 

当然少年は逃げるしか無いと判断する。気絶している少女をモンスターに襲われなさそうな場所に移動させると、すぐに森から出る為に走り始めた。

ミラボレアスの場合、以前のように様子見で近寄る事は出来ない。ラオシャンロンの時は巨大なモンスターだった為、ある程度観戦は可能だった。だがミラボレアスは別だ。ただでさえゲームでも一撃死という恐ろしい技を使うのだから、そんなのが現実で暴れたらひとたまりも無い。故にヘタレな少年は今すぐこの大陸から逃げなければならなかった。

 

当ては無い。名残惜しい事もある。だが少年は何よりも自分の命が大切だった。それにきっと自分が気に掛けているハンターの女の子達も逃げているはずだ。ギルドだって避難勧告をしているはずである。そう無理矢理思い込む事で少年は現実逃避した。だがそんな彼の前に一人の悪魔が舞い降りる。

 

(おゔぉッ!?)

 

突如足に何かが引っ掛かり、少年は盛大に転んだ。比較的小柄なモンスターであるフルフルだがその巨体さなら十分転ぶだけで大きい音を立て、一度ひっくり返りながら少年は地面に倒れた。痛む身体に耐えながら少年は首だけ伸ばして何が起こったのか確認する。すると少年の隣に見覚えのある少女が立っていた。

 

「久しぶり、色欲」

(な、何故お前が……?)

 

それはあの漆黒の女の子であった。真っ黒な鎧に黒いティアラを付けた赤髪の少女。手には赤々と光る剣が握られている。どうやらあの剣で引っ掛けられて転ばされたようだ。

少年はまさかの漆黒の女の子の登場に驚き、頬を引き攣らせた。対して漆黒の女の子は少年に会えた事に嬉しそうに頬を緩ませる。対照的な二人の表情であった。

 

「ねぇ話があるんだ。ちょっと付き合って?」

 

漆黒の女の子は剣をしまうと親指を後ろに差してそう言った。その申し出は少年には脅しに聞こえた。きっと断る事は出来ない。自分に拒否権は無い。少年はその事を痛感しながら静かに頷くと、身体を起こして少女の後に付いて行った。

 

 




最終章、突入。
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