※この作品はR-18です。

フルフルに転生したので女の子にエロい事する   作: katate

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7:漆黒の女の子

 

 

ギルド本部の会議室では慌ただしい空気が流れていた。それは今話し合っている議題に問題があった。“色欲のフルフル”の処置である。

現在色欲の被害に遭った女性ハンターは二桁を超す勢い。当初は特殊な習性を持つ個体として研究者達は捕獲の依頼をしていたが、あまりにも女性ハンター達の訴えが多い為、野放しには出来ない状態になってしまったのだ。ギルド職員達はやむを得ずフルフルの討伐を命ずる事とした。

 

「……と言う訳だ。了承してくれるかね?」

 

長い机を境にしながらギルド職員の老人は目の前に立っているハンターにそう呼びかけた。

これは通常の依頼とは違い、人の手では追えなくなったあまりにも凶暴過ぎるモンスターを討伐する為の依頼。通常の依頼と違って制限時間などは無く、そのモンスターを狩猟するかハンターの方がやられるかまで続く。

 

机に立っている女性ハンターは静かに頷いた。

漆黒の鎧を身に纏い、頭には黒いアーチが乗っているというおしゃれな装備。長い黒みが掛かった赤髪を靡かせ、その女性は自身が持っている剣を握りしめてその場を後にした。

依頼を伝えきった後、老人は疲れきったようにため息を吐いた。するとずっと横で控えていた男性の職員が彼に声を掛けた。

 

「良かったのですか?彼女のようなハンターに依頼して……」

「仕方なかろう。確かに多少問題はあるが実力は折り紙付きだ。背に腹は変えられぬ」

 

老人は自身のメガネをハンカチで拭きながら自分に言い聞かせるようにそう言った。

ハンター達の間にも変わったハンターが存在する。やたら尻尾をコレクションしたがるハンターや、装備を着ない事に快楽を見出すハンター、中にはタル爆弾を駆使して極限まで自分の体力を減らして狩猟するという頭のおかしいハンターも存在する。彼女も同様、通常とは異なる性質を持ったハンターであった。

 

そう言ったハンターは大抵ソロでクエストに挑んだりするものだが、時にはこうしてギルドが抱える問題を解決するための代行人となる事もある。

果たしてこの賭けはどうなるか……と老人は頭を悩ませながら成功を祈った。

 

そして依頼を言い渡された例の漆黒の女の子は、高揚しながら廊下を歩いていた。周りからはただ無表情で歩いているように見えるが、実際は浮き足が立ち、若干スキップ気味になっていた。本人以外その変化には気づかない。

 

「……色欲……フフッ」

 

そっと彼女は濃い赤髪を指で弄りながら言葉を零す。誰にも聞こえないくらい小さな声で。

彼女はずっとこの時を待っていた。色欲のフルフルという通常とは違うモンスターと対峙出来る日を。自身が他者から異常と称されるように、奴も異常と呼ばれる。ならばきっと自身が求めている答えを彼は持っているはずだ。知りたい、奴がどのような存在なのかを。漆黒の女の子は瞳を輝かせながら狩りへと向かった。

 

 

 

 

「ひゃぁん……あん」

「んぁ……あぁ……」

 

深い森の中で二人の美少女が絡み合っていた。一人はランポス装備を身に纏い、もう片方はゲネポス装備を身に纏っている。だがどちらも鎧部分が外され、胸が見えるようにはだけていた。スカート部分も開かれ、二人の秘部からは大量の愛液が漏れてパンツを汚していた。

 

「んちゅ、ちゅぷ……」

「ん、んぅ……ちゅ」

 

唇同士を押し付け合って二人は濃厚なキスをする。舌を絡み合わせ、お互いの唾液を混ぜ合わせながらくっ付け合った。そんな百合な空間を作り出している後ろで怪物が蠢いていた。例のごとく色欲のフルフル、少年である。

既にこの二人の女の子は少年が美味しく頂いた後であり、散々快楽の渦に飲み込まれた二人は中毒になったのか、少年に犯された後も二人で絡み合っているのだ。

 

(たまにはこういうのも良いな)

 

女同士のは前に一度キリン装備の子とナルガ装備の子でやらせた事があったが、こうやって自分から絡み合うのも悪く無い。そして鑑賞するだけと言うのも面白い。少年は眼福眼福と言いながらその光景を眺めていた。その直後、少年と女の子達の前に影が舞い降りた。

 

「へ〜、本当にこういう事してるんだ……よっぽど変態さんなんだね」

 

それは漆黒の鎧を身に纏った女の子であった。

黒みが掛かった赤髪を長く垂らし、金の装飾が入った漆黒の鎧、更に黒いティアラで何処かの王女様のような雰囲気を醸し出している。そんな少女の手には赤く輝く片手剣が握られていた。

 

(なっ……いつの間に!?)

「確かに普通のモンスターならこんな事はしないね。女の子同士を絡み合わせるなんて事は……ねぇ?君」

 

目の前で絡み合っている女の子達を眺めながら漆黒の女の子は興味深そうにそう言った。そして少年の方に視線を向けると、大層嬉しそうに頬を緩ませた。その容姿もまた美しく、少年は思わずドキリと心臓を鳴らす。だがどうやら目の前の女の子はかなりの厄介者であった。

 

「“色欲のフルフル”、めちゃくちゃにして上げる」

 

急に瞳の色が変わり、まるで光を失ったかのように濁った瞳になると漆黒の女の子は跳躍した。少年は何処に女の子が行ったのかと辺りを見渡すが、次の瞬間背中にポスンと何かがぶつかった。それは漆黒の女の子であった。それに気がついた瞬間、背中に鋭い瞳が走った。なんとフルフルの上に乗った女の子が持っていた片手剣で背中を突き刺したのだ。

 

「ギィァアアアアアア!!」

「あははは! 良い声で鳴くじゃん」

 

いきなりの大ダメージに少年は叫び声を上げる。女の子はそれを聞いても怯む事なく、その悲鳴に喜ぶように笑顔を見せた。すぐに少年は身体をばたつかせて女の子を振り下ろそうとする。しかし彼女は簡単には剥がれなかった。仕方なしに少年はゴロゴロと地面を転がった。そのまま地形を移動し、木々が多い密集地帯へと転がり落ちて行く。

 

「ーーっと!」

(痛ぇ! うぐぁぁ、背中刺された! 痛ぇ!)

 

木々にぶつかった事で漆黒の女の子は振り下ろされるが、難なく地面に着地する。対照的に少年は木々にぶつかった事で痛そうにうめき声を上げ、遅れながらも何とか起きあがった。

女の子と少年は改まって対峙する。こうして見れば漆黒の女の子などただの可愛い少女にしか見えないが、返り血で染まった漆黒の鎧、赤々と輝く剣を見るとそんな気も失せてしまう。少年は僅かに後ろへと下がった。

 

「逃がさないよ。ゆっくりと遊んであげる」

 

語尾にハートマークが付きそうな口調で漆黒の女の子はそう言った。禍々しい瞳をしながら浮かべる笑みはとても邪悪で、笑っているのに歪んでいた。その異質さに少年は恐怖を覚える。そして漆黒の女の子は再び姿を消した。

跳躍。先程見ていた為今度は少年は反応出来た。背中に乗ろうとして来る漆黒の女の子を放電で迎え撃つ。だがあろう事か漆黒の女の子は放電を見るなり途中の木の枝に止まり、急停止した。

 

何と言う動体視力。電気さえ浴びせれば痺れて動けなくと簡単に考えていた少年だが、この漆黒の女の子がとてつもないハンターである事を実感した。自分では勝てない。ヘタレな彼はすぐにそう判断し、今度は逃げる為の算段を立て始めた。

 

「あははは! ほらほらぁ、もっと楽しませてよぉ!」

 

放電を止めた少年を見るなり女の子は宙で一回転して剣を振り回しながら迫って来た。見えないスピードで身体を切り刻まれいき、少年は悲鳴を上げる。そして攻撃を喰らいながらも逃げるようにその場から駆け出した。

 

漆黒のハンターは明らかに異質であった。ハンターとしても、人間としても。

どうも彼女はこの狩猟を楽しんでいるようで、狩り自体を楽しんでいるというよりは少年との触れ合いを楽しんでいるようだった。少年が苦しみ度に快楽の表情を浮かべる。モンスターとの触れ合いが彼女を喜ばせているのだろうか?

少年は恐ろしさを感じながら木々の間をくぐり抜けて走り続ける。しかし背後からはすぐに漆黒の女の子が迫って来ていた。彼女は再び跳躍すると木を蹴飛ばしながら空中移動し、少年の足を深く切り裂いた。

 

(ぐぇぇぇええ! 今度は足かよ!? この女Sか!?)

「ふふーん。これでもう逃げられないでしょ?」

 

足から大量の血を吹き出しながら少年はその場に崩れ落ちた。漆黒の女の子は完全に足を奪った事を確認し、浴びた返り血を拭いながら少年に笑いかけた。

明らかに今までのハンターとは違う。戦い方と言い、その性格と言い、彼女はあまりにも異常過ぎた。少年は初めて圧倒的な死を感じる。今までは何とか悪知恵を働かせる事でやって来れたが、この女の子にはそれらが全て通用しなかった。

 

「うーん、これで終わりってのもつまらないなぁ……」

 

漆黒の女の子は勝利を確信したのか、少年を軽視するようにそう言い放った。テクテクと陽気な足音を立てながら少年の周りを歩く。もしもここで少年が電流ブレスを浴びせれば一発逆転が狙えるかも知れないが、女の子の握っている剣が赤く光っている為、少年は動けずにいた。

そうしてしばらくの間漆黒の女の子は悩むように首を傾げていたが、やがてポンと手を叩いて口を開いた。

 

「あ、そうだ。いつも女の子達にしてるみたいに私を気持ち良くしてよ」

(……は?)

 

あっけらかんと女の子はそんな事を言い出した。更に意味の分からない事に武器を降ろし、彼女は何の躊躇いも無く装備を脱ぎ始めた。

呆気にとられていた少年は一瞬女の子が何を言っているか理解出来ず、呆然と口を開けていた。

 

「ほら早く。気持ち良くしてくれたら見逃してあげるから。ただし殺そうとしたら承知しないからね」

(いやいやいやいや……こいつ、何言ってんだ……?)

 

鎧を脱ぎ捨て黒いインナーの姿になった女の子はそう警告して自身の腰のベルトに差してあるナイフを指差した。もしも悪さをしようとすればこのナイフで殺すという意味だ。そもそも彼女はモンスターに言葉が通じる訳も無いのに、何を根拠にこんな事を言い出すのであろうか?もしもこれが普通のモンスターとの間に起こったとすれば、とてもではないが女の子も無事では済まないはずだ。少年はますます彼女を理解出来ず、困惑する。しかし彼に拒否権は無かった。それに女の子の容姿にはそそるものがあった。

 

インナー越しでもはっきりと分かる出る所は出たいやらしい体型。胸の大きさも文句無く、くっきりと出た鎖骨や綺麗なうなじはマニアックな人を興奮させるものがあった。とても先程の悪魔のような姿をしてた女の子と同一人物だと思えず、少年は目を疑う。そして女の子は臆する事なく倒れている少年に近づいて来た。

 

「ほら、私を犯して」

 

まるで殺し文句のように間近で漆黒女の子はそう言って来る。その瞬間、少年の中で何かが切れた。我慢出来ずに足が痛い事を我慢しながら漆黒の女の子を押し倒し、彼女の白い肌に触れる。

異質な女の子とヘタレなフルフルのいけないお遊びが今始まる。

 

 

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