幼い頃を夢に見ていた。
目の前にいるのはまだあどけなさがある、我が家に出入りしていた頃のルート。
しかし私自身は今現在の姿とちぐはぐになっていた。
「あ!」
食卓でルートが可愛い声を出す。
何かと思えばスープをこぼしたようで、胸元に染みが出来ていた。
私は彼に歩み寄ると、ハンカチを取り出してそれを拭った。
「ありがとう、ねえさん」
「気を付けるんだぞ」
ここには私とルート以外は誰もいない。
胸元を拭った私は何を想ったのかルートの服を脱がしていた。
最初からこれは夢だとわかっている。それでも、いや、だからこそ私自身もこの行動を理解できない。
「ねえさん?」
「染みになったら大変だからな、お着換えしないと」
私の脈絡のない説明でもルートは素直に従う。まだ幼い彼だからだろう。
だが裸になった彼の一部は幼い少年のモノではない。皮かむりで大きさは確かに少年らしいが、ピンと張り詰めて先端から匂いと汁が溢れていたのだ。
私が知らないだけでこのくらいの少年というのはこのように勃起するものなのかもしれない。だが私には初めてのそれに、私は目を奪われた。
「ジロジロみて……恥ずかしいよ」
「すまないルート。ところで、ここも濡れているぞ?」
「ひゃん!」
私は思わず先端をハンカチで拭った。
拭きとったスープなど気にならない程に少年の棒からはお汁が溢れて染み渡る。
ふきふきと拭っているとすぐにハンカチは濡れてきて、瞬く間に掌にまでその汁が付着した。
皮こそかぶっているがルートの先端はカリ首の形に膨らんで、今にも爆発しそうになっていた。
「ねえさん、そんなに弄らないで」
「そんなことを言っても、拭いても拭いても拭えないぞ?」
「らからひょれは」
「だから?」
ルートは自分のおちんちんからあふれてくるそれに心当たりがあるようだった。
私が「だから」と聞き返すと、ルートはどきんとした表情で顔を赤らめる。
どうやら指摘されて恥ずかしいようだ。
「それは……」
「恥ずかしくてお姉ちゃんには言えないのか?」
「うん」
顔を赤くしてしゅんとなるルートが可愛くて、私はついつい苛めてしまう。
その間もハンカチでルートの先っぽを執拗に拭う。
もはや我慢汁で充分に濡れて潤うハンカチは文献に聞くオナホールという自慰用の道具に近い状態であろう。
熱くて湿っていて適度な締め付けのあるそれに、少年のおちんちんはついぞ耐えきれない。
「あ♡ ねえさん!」
甘い声を上げたのち、ルートは腰砕けになった。
掌の中でおちんちんが爆ぜて、ハンカチには真っ白ないのちの精がべっとりと付着していた。
ホカホカのハンカチを鼻に近づけると生臭いが、胸がときめくルートの男の匂いがしてくる。
本物など当然知らないが、夢の中でいつも嗅いでいるその匂いは相手が少年であっても同じようだ。
今度はこれを私の膣内に注いでほしい。
そのいやらしい気持ちを私は抑えきれない。
「こんなに射精すなんてすけべだな。そんなにお姉ちゃんのハンカチは気持ちよかったか?」
「うん……でもそれ以上にねえさんがしてくれたから気持ちよかった。いつも自分でするときの何倍も」
「いつもしているのか。ちなみにその時は何を想像してしているのかなあ?」
私はわかっているだろうと言わんばかりに見つめながらルートに問う。
当然ながらこのルートは私が聞きたい答えを返す。
「えっと……ねえさんのことを考えながら……」
「本当か?」
「本当だよ」
「だったらまだまだイケるよな?」
私はルートを押し倒すとそのままキスで口をふさいだ。
鼻で息をしながら悶えるルートのおちんちんを再びハンカチで撫でると、ルートの少年はすぐに回復する。
適度に大きくなったところで私は体を翻し、ルートが私の上になる様に体位を取る。
向かい合う正常位。
あとはルートが腰を深く落とし、真っ直ぐ突くだけである。
「ねえさん……」
「私もいつもルートの事を考えながらしていた。知ってるか? お姉ちゃんだってそういうことをするんだぞ」
「知らなかったそんなの」
「だからルートが私でするのは恥ずかしいことじゃない。それは確かに他人に言いふらすのは恥ずかしいことだが、私との間ではそうじゃないんだ。なんていってもそれ以上に恥ずかしいことをするんだから」
「それって……」
「ここまですれば当然なにをするかも知っているだろう? さあ、お姉ちゃんと子作りしよっか」
「いいの?」
「いいに決まっているさ」
私がいいと言ったからか、ルートは腰を深く落として私を突いた。
だが勝手がわからないのだろう。見当違いの場所に切っ先を押し当てて、一向に私の膣内には届かない。
執拗に陰核を撫でられて気持ちが良いとはいえ、焦らされるともどかしい。
「あれ? あれ?」
「どうしたルート。そこじゃないぞ、こっちだ」
私は焦らしに堪えかねて、股を開いて指で陰唇を広げた。
膣穴がぱっくりと口を開けるとヒクヒクと彼の到来を待ちわびる。
「ん♡ そう、そこそこ」
「ねえさん。先っちょだけなのに気持ちいい。あったかくてぬるぬるして」
「私も気持ちいいぞ。さあ、もっと思う存分に腰を動かして♡」
「いくよ」
やっと挿入されたルートのおちんちんは小児サイズでありながら自慰の何倍も快感が強い。
一突きするごとに射精しているのかルートの気が子宮に届いて熱い。
その熱さが気持ちよく、なんども膣壁を擦られて私も果てる。
ぶぴゅっという下品な効果音と共に注がれた最後の一滴の熱さは一押しで、射精しきって硬さを失ったおちんちんが私の膣内から外に出てもなお熱を残した。
しこたま射精されて私のおなかもいっぱいになり、膣穴から白濁した精液が溢れてくる。
その姿を私は自分で自分をいやらしいと感じていた。
ルートの頭を撫でて余韻に浸っていると、次第に私はその姿を俯瞰する第三の存在になる。
そろそろこの夢も終わるのだろう。
「………」
翌朝、私は目を覚ますと夢と現実を区別する。
今の私は王都で一人暮らしをしている軍人で、ルートは地方でパン屋をやっている。
元軍人として鍛え抜いた彼の体は夢で見たあの頃とは比較にならない。
「現実が振り向かないからと、過去に夢を求めすぎか」
いくら淫夢と言っても強引な展開に毎度のことながら自己嫌悪してしまう。
早くシーツを洗わなければなと私は飛び起きると、淫水で濡れたそれを洗剤で軽く洗おうとした。
その前にかいだ染みの匂いにいのちの精の青臭さは混じっていないが、夢の中の匂いを思い出してつい体が火照る。
「今夜は寝られそうにないな」
少しは淫夢を控えたいが、そうなると自慰で発散するよりほかはないだろう。
今夜は寝る暇がないかもなと思いながら、今朝の夢を深く記憶に刻んで今晩のオカズを整えた。