ジェコブ少年はませていた。
大人びていると言えば聞こえはいいが、大人びているからこそ性の目覚めも早い。
そんな半端に進んだ性は彼の夢枕に天使を運ぶことになる。
「少し抱き着かせてください」
ジェコブは小柄な女性に抱き着かれていた。
友人ではあるが、この赤髪の少女レベッカがどんな人物か彼は明るくない。
ただ赤面する自分のことなどお構いなしに抱き着く彼女に少年は心臓が張り裂けそうになっていた。
「わわわ」
町に住む他の少女たちならもっと上品にふるまうのだがジェコブは赤面して言葉が出ない。
これが夢だというのもあるが、深層心理でレベッカに見惚れていたのもあろう。見惚れていなければ、夢で彼女を想うこともないのだから。
「少し汗ばんでいますね。熱いですか?」
「いや、そんなことは」
抱き着かれているのだから汗ばむのも仕方がない。
ドキドキしていれば汗くらいはかいてしまうだろうとジェコブは自分に言い聞かせる。
大人の男女ならキスの一つでもしてベッドに押し倒すのだろうと思いつつも、当然彼にはそんな経験はない。だが可愛らしい彼女にそんなことをしたいなと、ドキドキしながら自分の手を彼女の背に乗せた。
顔と胸が密着し、その感触にドキリと胸が高鳴る。先ほどから心臓が痛いほどに鼓動が激しい。
「おや、これは───」
そんな状態だからかジェコブは自分の体の状態に気づかない。覚えたての勃起が中腰で抱き着くレベッカのおなかに当たっていたことに。
「男性器、いわゆるおちんちんが張り裂けそうになっていますね」
「かああああ」
ジェコブは勃起していると指摘されて赤面し、声が出ない。
指摘され、意識してしまうと余計にそれは膨張して心臓よりも痛いくらいである。
皮かむりのそれは、服の上からでもジェコブ自身初めて見るほどに膨張し破裂しそうである。
「ごめんなさい。抱き着かせてもらうだけのつもりでしたが、余計な劣情を招いてしまったようで」
「い、いや、いいよ」
勃起してしまった自分が謝りたいくらいなのに「勃起させてしまった」と暗に謝るレベッカにジェコブは余計に興奮してしまう。申し訳ないという気持ちが裏返っていたからだ。
このまま彼女に押し倒されたいと腰が砕けるジェコブの意図を読み取ったレベッカは痛くないように丁寧にジェコブをベッドに押し倒す。いつの間にか背後にベッドがあるがジェコブは夢の中のため気に留めない。
そしてしゅるしゅるとベルトをほどいて服を脱がされたジェコブは、皮のついた童貞ちんちんを目いっぱいに伸ばす。
「勝手に脱がしたことを謝らせてもらいますが……ジェコブ様もお望みのようですね」
「なんでわかったの?」
「知識と洞察力から来るカンです」
「カンって……」
実際にはいろいろと人間離れしているからこその芸当ではあるが、夢の主も知らないことを夢の中の少女は答えられない。ただ実際に同じ状況になっても彼女は似たような回答をしていたのは間違いない。
続いて胸元をはだけさせたレベッカは勃起するおちんちんに小ぶりなおっぱいを押し当てて、上目でジェコブの顔を見る。
「これがジェコブ様のおちんちん……すごく熱くて大きいですね」
大きいというのは年齢の割にという意図である。
ただ大きいと言われて自信がつくのは男の性だろう。トロトロと先端から粘液をあふれさせながら、ジェコブのおちんちんは揺れる。
「それにピクピクと動いて……お汁があふれてとてもいやらしい」
レベッカが亀頭に軽くキスをすると、付着した我慢汁がねとりと糸を引いて唇に残る。そのまま体を上に持ってきたレベッカは、顔をジェコブの正面に移動させた。
姿勢を変えたことでおちんちんはレベッカの穿くスカートの裾にこすれて刺激が強い。このままでは射精してしまいそうなところで、レベッカはジェコブの顔を見つめる。まるで「キスしてもいいですよ」と言わんばかりの表情、実際には言わないがきっと彼女もしてほしいのだろうという態度。誘われるがままジェコブは顔を起こして唇を重ねると、その勢いはおちんちんを噴火させた。
「わ、ごめん」
興奮のピークに達したジェコブは果ててしまったのだ。
スカートにべっとりと白い精液を付着させてしまう。
射精の影響でジェコブは脱力するがおちんちんはまだまだ固い。
このままでは半端だが、刺激を受ければすぐに回復するだろう。
「申し訳ありません、ジェコブ様。粗相をして」
「それは僕が……」
「いいえ、私が至らないからこそこんな場所に大事な子種を。ですから次はこちらに」
レベッカは精液が付いたスカートとその下のぱんつを脱いだ。
そしてベッドに横たわり、大股を開いて無防備に体を開く。
いつもどこか隙がない彼女のそんな姿に「いまなら押し倒せる」とジェコブの本能が答える。
おちんちんを回復させたジェコブは誘われるがままにその先端を彼女にねじ込む。初めてでも指でナビゲートされたので、ジェコブは迷わず腰を落とす。
「んん」
挿入の瞬間に、普段聞いたことのないレベッカの微かな喘ぎにジェコブの理性は奪われる。
冷静を装い少年を導こうとするレベッカが腰を前に出すたびに微かに喘いでいるのだ。
彼女の膣内は自分の手ではなし得ないほどに刺激が強い。包み込む肉の蠢きと潤いと熱さは手では太刀打ちできない。
ただでさえ気持ちがいいのにその態度は征服欲を満たしていく。
ジェコブはレベッカと一つになることで自分が彼女の主になったように錯覚していた。
「レベッカ!」
快楽に身を任せて腰を動かすジェコブは彼女の名を何度も叫ぶ。
その度に快楽に耐え切れないこどもちんちんは白いいのちの精を注ぐ。
少年に抱かれながら快感と歓喜の中にいるレベッカは随喜の涙を流す。そして背中に手をやって彼を離さない。
「ジェコブくん……」
何度も膣内に射精されたレベッカもついに満足し果てる。
つい口調を崩してジェコブをくん付けで呼び、満々の笑みで脱力していた。
そんな彼女の頬にジェコブはキスをして、そのまま抱き合ううちに次第に意識は遠のいていった。
正確にはこれは夢、夢から覚めると言うべきではあるが。
「ハッ!」
ジェコブが淫らな夢を見ているころ、王都で休息中のレベッカも似たような夢を見ていた。ジェコブのことを思い浮かべながら記憶の整理をしていた結果、はしたない失礼な妄想をしていたようだとレベッカは気持ちを切り替える。
確かに彼は第二の主と言っていいほどの人物ではあるが、あくまでも自分の主は彼の父であるのだからと自重する。下僕として彼ら親子に忠誠を誓う彼女が、彼ら親子を異性としてどの程度意識しているのかはレベッカのみぞ知ることではあるが、生半可な気持ちではないことは間違いない。