きっかけは一枚の写真だった
軍内部で行われたスポーツ交流会の際に撮影されたソフィアの写真を求める男性は一人や二人ではない。
そこに写っているのは球技で流した汗を拭うなんの変哲もない姿なのだが、彼女を密かに慕う彼らの妄想の種にはこれで充分だった。
「おっと、すまない」
汗をかき、水も滴る良い女となっていたソフィアはよろけてしまう。
不意に抱きついたのは若い男性兵士で、彼も同様に半袖半ズボンの運動着である。
「大丈夫ですか?」
「問題ない」
ソフィアは問題ないとは言っているが、顔は赤くてどこかで様子がおかしい。
もじもじとしていて自分から離れないのだが、それが妙に可愛らしいと青年は思う。
実は彼はソフィアを好いているのだが、彼には彼女が眩しすぎた。告白する勇気もない彼にとって、今の状況は願ってもかなわない行幸である。
彼女がこのまま抱きついてくれるのならば、自分もいくらでもこうしていたい。故に彼はソフィアの背を優しく支え続けた。
「ですが……」
一応口では否定的な発言をして離れることを促してしまうが、もはや離れたくないのが彼の本心である。
寄りかかったソフィアの肩は想像よりも柔らかく、そして押し当たった胸はそれ以上に柔らかい豊満だからだ。こんな軽いハグだけでも彼には刺激的である。むくむくと彼の雄が反応するのはさもありなん。
大きくなった青年がソフィアに触れると、その肌の感触だけで彼の劣情は止めどないものとなる。このまま擦ってもっと快楽を得たいと小刻みに動く彼の腰は、濡れるズボン越しにソフィアへ先走りを塗りつけた。
こんなことをされて怒らないソフィアではない。
こんなことをされれば拒絶するのがソフィアである。
だがこの場の彼女は彼の夢。故に彼女が思い人を相手に耽るときのように、彼女は彼に身を預けた。
「そういうキサマこそ、さっきから様子がおかしいぞ」
「それは……」
「向こうに行こう……な」
ソフィアは青年にそう言うと、彼を人気のない用具置き場まで手を引いた。
ここなら誰も来ない上に、マットがあるのでその上で楽な姿勢になれる。
用具置き場の戸を閉めて鍵をかけたソフィアは青年をマットに組倒すと、自分が上になって彼に抱きついた。
お預けを食らっていた我慢を解放するように情熱的なソフィアはそのままおっぱいを彼の胸に押し当てつつ、彼の唇を犯す。
青年の心臓はソフィアの行動にドキドキと高鳴って理性など吹き飛んでしまう。このまま彼女にされるがまま、彼女と一つになりたいと受け身となる。
「まったくイヤらしい男だな。触ってみろ。キサマのせいでこんなになってしまったぞ」
唇をほどいたソフィアはズボンを脱ぐと、露になった股間に彼の手を運んだ。
ソフィアの言うように彼女の膣は準備は万端だと言わんばかりに濡れていて、軽く触れた指一本を楽々と飲み込む程である。
「言った側から指を入れるな、馬鹿」
そう言われても入れたのは自分だろうと反論しようにも、快楽に負けた青年は言い返せない。
ただただ目の前にいる思い人は自分に欲情し、そして自分も彼女に欲情している。ならばすることは一つしかないという結論だけで彼は動く。
「ソフィアさん、好きです!」
「お、おい!」
ここで一歩踏み出した青年の行動にソフィアは赤面した。
まるで彼女は思い人から告白されて同じ事をされたときのように顔を赤らめて青年を受け入れる。
青年も先程からカウパー駄々漏れのおちんちんをズボンから解放すると、ソフィアの濡れたおまんこの入り口にあてがった。
そのまま腰を少し落とすだけで二人は一つである。
「いいぞ。わたしもキサマのことが大好きだ」
「!!!」
ソフィアからも好きだと言われて青年はもう止まらない。
そのまま腰を落とすと、ねちっこく味わうように体をくねらせた。
ソフィアの膣内はいわゆる名器なのだろうと青年も感じとる。腰を落とす角度で絡み付くひだが切り替わり、その度に七色の快楽が青年を襲ったからだ。
つき出せば亀頭に絡み付くひだが膣を掻き分ける感覚が心地良く、引けば搾り取られるような締め付けが心地良い。
あまりの快感を前に、青年の一回目はソフィアが果てるよりもずっと早い。
「もう射精たか」
「すみません」
「まあ良い。まだまだキサマも元気なのだからな。当然、続けるだろう?」
「もちろん」
青年はソフィアの膣内に愛の種を撒き散らしたが、依然としておちんちんは元気のまま。そのまま抜かず当たり前の連続交合でソフィアと交わる。
愛液にザーメンが混じったせいか、彼女の絡み付きが変化して彼を飽きさせない。いや、飽きるというよりは果てるまでの早さを加速させていると言うべきだろう。
最初は十擦り強だった射精までのインターバルは射精の度に短くなっていったのだ。
ハイペースなぬか八を相手にしてソフィアは気持ちいいが早すぎてイケないと疼いており、その疼きが余計彼を早く果てさせてしま。
ついぞ彼の射精はインターバルのない連発となり、その量はガロンに至る程となる。流石にソフィアもこれにはもうイクしかない。
「ん!」
青年はそろそろ射精の限界だと悟り、ソフィアの唇を奪いながら残った精液をすべて注ぎ尽くす。
そのキスはソフィアのイキかけていた薄皮を破って彼女を絶頂させて、二人は同時に果てて気絶した。
用具置き場には二人のイヤらしい汗の匂いが充満し、それは嗅ぐだけで男も女も劣情させる麻薬となる。
そんな麻薬に包まれながら、精液まみれのふたりは精液まみれのマットの上で幸せな笑みで並んで眠っていた。
「ふう」
所かわってここは件の青年の家。
先程までのソフィアと青年の逢瀬は当然ながら彼の妄想である。
ソフィアの例の写真を見ながらのオナニーでしこたま気持ちよく射精した彼の表情はどこか爽やかである。
ソフィアは自分では意識していないが、彼のように密かに慕って彼女をオカズにオナニー耽る青年は多い。
それはソフィアがルートを相手に秘めた思いを妄想の中でぶつけるのと同じものなのだが、性的な目で見られていることをソフィアが知らないのはお互いに幸せな事なのかもしれない。