腕の中のみぎりと唇を重ね会うキス。
瞳を閉じて僕を求めるみぎりの顔は緩んでおり、普段見たことがないそれがとても可愛い。
きっと僕自身もそうなのだろうが、瞳を閉じているため見られていないのは幸運かもしれない。
「ひゃう」
「ん……」
しばらく重ねている間に口のなかには唾液が溜まっていき、自然と求め会う僕たちは舌を伸ばしてお互いのそれを混ぜ始めた。
初めてのハズなのにまるで数百年ぶりに味わったかのような懐かしくも甘美なそれを僕は動物的な本能かと押し流して更に求めていく。
まさか前世からずっと「みぎり」が好きだっただなんて知るよしもない。
それでも例え知ったとしてもこの僕の気持ちは前世に縛られた訳ではなく、僕自身の気持ちなのは胸を張って言えることだった。
みぎりも僕と同じ気持ちだろう。僕らにとって前世でのことなど告白を後押ししてくれただけに過ぎない。
「くちゅ」
「んぱ」
深いキスをしているうちに甘い感情に支配された僕らはひとまず唇をほどく。名残惜しそうに離れた舌先は唾液で繋がっていたが、それはすぐに途切れて僕のパジャマに垂れた。
「……」
無言でまじまじと見つめるみぎりの体はとてもいとおしいと共にとてもイヤらしい。
ぷにぷにとした頬にパジャマ越しでも形がわかる豊満なおっぱい。お風呂上がりのソープが混じった甘い匂いに僕は鼻からもみぎりの魅了を受けてしまう。
温かくて柔らかいみぎりの手は握るだけでドキドキが止まらなくて、みぎりにもそれが伝わっているのかもしれない。
もし目の前のみぎりが妄想ならば、僕はたまらず自慰に耽るくらいにムラムラが始まってしまった。
みぎりを性の捌け口だと考えているわけではないが、好きだからこそ性を重ねて子供が欲しい。
「狗朗……苦しそうだな。でもそれはわたしもだ」
同じように僕を見ていたみぎりが言いたいことも同じようだ。
僕の股間は自然と大きくなって張っており、テントのように膨らんでいた。
「みぎり?」
「抱いてくれないか」
みぎりの求める「抱く」がハグの意味ではないことなどハグからのキスの直後なのだから僕にもわかる。
願ったりかなったりなみぎりのおねだりに僕は頷くと、みぎりを僕の布団に優しく押し倒した。
寝かせたあと膝のあたりまでパジャマを下ろすとみぎりのぱんつはすっかり濡れていて、知識でしか知らないが愛液が滴って興奮している状態になっている。
生唾を飲みながらまじまじとぱんつの染みを見てしまうが、そんな風にまごついてもいつものようにみぎりは僕を口撃しない。赤らめた頬と潤んだ瞳で僕を見つめ返した。
「初めてだから……間違っていたらゴメン」
「ひゅ……ひゃん!」
僕は心が赴くままにみぎりを抱くこととした。
まずは充分に濡れているとはいえ勝手がわからないので、ぱんつ越しにみぎりの濡れている部分を舌で舐めてみる。
みぎりのぱんつは上質なシルクのようで舌触りも滑らかで、唾液と愛液が混じったぬるぬるで僕の口すぐべとつきはじめた。
舌でまさぐると小さなコブのように隆起した部分や筋のように隆起した部分、そして舌先を押し込める穴の部分があるようだ。
それぞれ「淫核」「淫唇」「膣穴」だと童貞の身ではわからないが、それらを引っくるめたみぎりの女性器を舐めることに僕は興奮を覚えていた。
「ん……くちゅ……んちゅ……」
「あ……ひゃん!」
初めてで拙いであろう僕の口擊だがみぎりには刺激が強いようだ。
先程から甘い声で喘いでいて、その声が僕を更に調子づかせていく。
気持ちよさそうにするみぎりの反応は嬉しいし、そして何より僕自身はおちんちんに触れてもいないのに射精しそうなくらい勃起していた。
まだ前戯の段階なのにどちらが先に絶頂くかの勝負みたいだ。
「くろ……」
だが流石に直接攻撃と間接攻撃では僕に分がったようだ。
みぎりはビクビクと体を小刻みに震わせたのち、我慢の限界とも言えるお漏らしと共に果てた。
少量ながら勢いの良いおしっこがぱんつ越しに溢れだして僕の顔を濡らしてしまった。
ひとまず冷静に僕はティッシュでそれを拭き取るが、ただの尿ではなく潮だからか臭くなくむしろ甘美なそれそ一滴口に含む。
これからが本番だというのにまた同じようにみぎりが絶頂ったらパジャマがベトベトになりそうか。
僕は半下ろしだったみぎりのパジャマのズボンを脱がせて、僕自身のそれもその脇に脱ぎ捨てた。
「大きいな。わたしの膣内に入りきるか?」
ようやく姿を表した僕のおちんちんは大きくなっていて、みぎりが心配するのもわかるビッグサイズである。
「赤ちゃんよりは小さいから大丈夫さ」
「なんだそれは……バカ」
同じバカでもいつもと違って裏の意味がわかるそれに一段と僕は大きくなっていた。
「バカなのは承知だよ。僕はみぎりはいないとどうしようもないバカなんだから」
「恥ずかしいじゃないか」
「恥ずかしいのは僕も同じだ。みぎりと恥ずかしいことをしているんだから」
「ひゃん」
バカだの恥ずかしいだの言っても今は平時ではなくえっちの最中。だから恥ずかしくて当然なので、指摘されたみぎりは顔を赤らめて黙ってしまった。
僕はそのおしとやかな態度に辛抱たまらなくなり、最後の牙城なベトベトぱんつをみぎりから剥ぎ取った。
ようやくご開帳されたみぎりのおまんこは先程の愛撫で充分に濡れていて、膣の入り口は物欲しそうによだれを垂らしていた。
初めてだけどこれは前世のお陰なのだろうか。
僕は迷うことなくおちんちんをみぎりに挿入した。
「ぬちゅ……ぶち、ぶちち!」
「ひゃん……いつぁ!」
「だ、大丈夫?!」
だが体は流石に初めて同士なので仕方がなかったのだろう。
僕は本能のまま挿入してすぐに感じた異物感も構わずに腰をおとしたのだが、どうやらそれは処女膜だったようだ。
ぶちぶちと僕を受け入れるために裂けたそこから血が出たようでみぎりは痛みで涙を流す。
こんな状態にしたのは僕なのに、彼女の涙を前に自分勝手ながら「みぎりを守護りたい」と思ってしまう。
涙をキスでぬぐった僕は痛みを和らげるべく手を裾の下から差し込んだ。
「少し痛かったけれど平気だ。でもこれでわたしも処女喪失ってヤツだな」
「だったら僕もこれで童貞卒業だ。痛いのなら少し休もうか?」
「気にするな。じきに慣れる」
「なら慣れるまではこっちにするよ」
「ん、ん~!」
腰を止めた僕が胸をまさぐっていたのは当然みぎりもわかっていたことだが、ブラをずらして乳房を揉むだけに飽きたらず乳首をつままれたことで、みぎりはまた悶絶した。
こっちは破瓜の痛みと違って快感によるもの。
どうやら痛みを忘れるくらいみぎりは乳首が弱いらしい。
「声まで出ちゃうくらいなら、こうしながらなら大丈夫かな?」
「うむ」
試しに乳首を摘まみながら腰を動かしてみたが、痛みは無いようでみぎりも頷いた。
僕はもっと胸を弄りやすいようにとパジャマの裾をめくりあげて、下から覗くおっぱいの盛り上がりをまじまじと見つめた。
みぎりには恥ずかしくて言えないが、これまで何度も夜の夢に見た彼女のそれは生で見ると感動すら覚えてしまう。普段こんなことをしようものなら烈火のごとく怒るであろう彼女が僕の手を気持ち良さそうに堪能しているという事実は、なまじ超常現象の専門家の目で見ても常軌を逸脱した大事件の後なので、むしろこの状況を含めて全て夢かと思うほど。
だが例え夢でも僕は構わない。
今この瞬間、互いの気持ちを告白しあった僕たちが重なりあっているのは真なのだから。
左右それぞれが掌からこぼれ落ちるほどの大きな胸を優しく揉みながら、適度な弾力のある乳首を指先でコリコリと弄る。それだけでも指先から射精しそうなくらいに気持ちが良いのに、おちんちんはみぎり繋がっているのだから射精を我慢できていることに自分でも驚いてしまう。
指を動かす度にみぎりは喘ぎ膣が僕を締め付ける。
先程からみぎりの反応だけで気持ちが良いからと僕はあまり腰を動かせずにいた。
「く、狗朗……」
「なに?」
「もっと動いても大丈夫だから。むしろもっと動いて♥️」
「でも……これ以上激しくしたら我慢できないよ」
「構わないじゃないか。あの女じゃないが、わたしだって一晩で千回でも二千回でもお前に抱いて貰いたいから」
あの女とはあの尸解仙の事だろうか?
捕らえられていた間になんてことを会話していたんだろうと思いつつも、あの人にだって僕らのように愛した相手が居たのだろうとふと思う。
それが僕の前世───開祖様だとは僕が知る由もないが、そんな感情がどこか親近感を沸き立たせた。
「流石に千回はちょっと無理だよ。どんなに頑張っても五回……いや、十回がせいぜいだって」
「泣き言を言うなバカ♥️」
「ゴメン」
「オーダー……追儺狗朗……今夜は千回かますまでいくらでもわたしで射精しろ」
「了解」
魂魄契約書を持った状態ではないので強制力などないみぎりの命令に僕は頷いた。
最愛の人が求めているのだからなにがなんでも達成しよう。
その意気込みで僕は腰を動かした。
そろそろ乳首を苛めなくても大丈夫だろうと両手を胸から離した僕は、みひりの手を握りながら顔を起こしてキスをした。
キスをしながらだとまたみぎりの反応が少し変わるようで、搾り取るようなみぎりの蠢きの中を僕のおちんちんは泳いだ。
がむしゃらでもがくようなピストンはきっと下手くそなんだろう。それでも僕にとっては精一杯のそれはみぎりの心にも通じていた。
唇を重ねているので直接伝わってくる彼女の喘ぎが僕のお腹の中にまでみぎりが果てていると教えてくれる。
気持ちよすぎて先走り汁が少し漏れるのなどそれこそ腰を落とす度。ピストンすると溢れた汁はみぎりの膣壁に舐め取られて、彼女の膣内をいっそうに潤おわせた。
先走り汁の誤射を含めればこの時点で何度目かは数えきれていないが、本気の射精はこれが今日の初めてだ。
僕は唇を離すと、両手をみぎりの腰にやって体を押し付けた。
「狗朗?」
「みぎり!」
そして急な姿勢の変化に困惑して名を呼んだみぎりの声をかきけすほどの大きな声で僕はみぎりを呼び、彼女の膣内で盛大に射精した。
びゅるびゅどころかびゅーびゅーと言えるほどの勢いで僕の気持ちがみぎりに注がれて、その熱にみぎりも絶頂したのか腰をそらしてずいきの涙をつたらせている。
僕は果ててへたりこむみぎりの事などお構いなしに彼女の腰を持ち上げると、そのままコンコンと腰を前後に動かした。
おちんちんは依然として硬く猛りが治まらないのもある。気持ちよくて腰が止まらないのは嘘ではない。
だがそれ以上に彼女が千回抱いてくれと言ったのだ。たった一度で止めるなど、むしろみぎりが許してくれない。
そこから先はハメを外しすぎたせいか僕もよく覚えていなかった。
覚えている範囲で言えば最初と同じ姿勢で二回。
体を倒してキスをしながらで三回。
横になったみぎりにパイずりフェラをしてもらった状態でも二回射精した。
それに対面座位で一回にその直後に立ち上がってもう一回。
立った後は壁に手をついて腰を押し出したみぎりの後ろから三回に、三回目の射精直後に後ろからみぎりを持ち上げた俗にいう駅弁で一回。
そのあと少し横になった僕の上にみぎりの方から股がって騎乗位でも何度かしたか。
自分でも驚くほどの回数の射精を繰り返しお互いに肉欲のまま求めあっているうちに朝日が部屋に差し込んでいた。
いつのまにか僕らはパジャマを脱ぎ捨てていて、汗と愛液と精液で布団はぐちゃぐちゃである。
そんなぐちゃぐちゃ布団の上で最後の一回を再び正常位に戻ってした後のみぎりの姿は愛らしさとイヤらしさが混じりあって、神々しいとさえ僕は思った。
「早く起きんか、このスットコドッコイが!!」
翌朝……というかいつの間にか気絶してから数時間後。
僕を起こしに来たみぎりは昨夜のことなどまるでなかったかのような済ました態度だ。
あれは夢だったのかと僕は少し思うが、冷静になって布団の惨状を見れば夢であるハズもあろうか。
少し恥じらうようなみぎりの赤い顔は部屋中にえっちな匂いが充満していて誰かが来たら大騒ぎだと言うことだろう。
布団を洗って外に干し、証拠を隠滅した僕はみぎりの尻に敷かれながら今日の仕事に向かう。
きっちりもののみぎりは僕を起こしに来た時点で綺麗に整っていたのだが、いくら済ました顔でも昨夜あれだけ布団の上で乱れたのは隠しきれていないと知るのはその日の晩。
整理用品で塞いでいたみぎりの膣から僕が注いだいのちの精が溢れだした瞬間である。
流石に初夜と同じ回数を連日は無理とはいえ、恋仲になった僕たちは周囲に隠れて毎晩体を求めあった。
昼間はそれまでと変わらないツンツンとしたみぎりの態度も、本心を知っているからこそとても甘美なモノに僕の中では昇華していた。