アレはまだ先の大戦が終わる前、アイツが私の元に来たばかりの頃の話だ。
今と比べるとまだまだ未成熟なアイツの体躯は私よりも背が低く、そんなアイツのことが好きだなんて言おうものなら児童性愛にすら思えるほど。
最初は色々あって大人しかったアイツも次第に昔のように明るくなってきたわけだが、こうなると今度は少し生意気が出始める。
これはそんなアイツを懲らしめたときの話である。
「そこに立て」
真夜中にアイツを部屋に呼び出した私は「立て」と命じると、アイツも私が義姉である前に上官だとわきまえているので、困惑した顔を一瞬浮かべたがすぐに言われた通りに直立した。
まだ寝る前でシャワーを浴びていないからか、ほんのり香る汗の匂いに私は少し目がくらむ。
本心ではかわいい義弟に貪り付きたいのを隠す毎日だった私の我慢はとうとう限界を迎えていた。
「なんだ? ちゃんとしっかり立て!」
「ヤー!」
元から背筋を伸ばして直立していた彼のこと。
しっかりと言われて更に背を伸ばし胸を張る姿は若木のようでちからがみなぎっている。
だが私が立っていないと言ったのは背筋ではない。
私と二人きりであっても膨らむそぶりのないアイツのイチモツのことだ。
じっと見つめてもピクリともしないのは意味が通じていないからか。
私はしびれを切らして上着を脱ぎ捨てて裸になると、こぼれた乳房は形もよく豊満で他所の貴族は流石は大貴族の跡取り娘だと称賛するほど。
自慢ではないがアイツを思って日夜一人で揉みしだいているので、張りも感度も良好だ。
ここまでして赤面する私と見つめあって、アイツのおちんちんはようやくピクリと動く程度。
我慢するにしても反応の薄さに私も少しキレる。
「いい加減に、しゃきっとせんか!」
私はアイツのズボンに手をかけると、ベルトを緩めて一気に脱がした。
すると上向きに収納されていたアイツのショタちんは勃起が目立たぬようにしていただけですでにだいぶ大きかったようで、枷から解き放たれてブルブルと上下に動くと完全にそそりたつ。
私がイメージしていたものよりも色黒で大きく、そして剥けた皮と厚ぼったい亀頭は完全に大人のそれで、今まで何人もの女性を泣かせてきたと言われても信じるほどだ。
私は思わずゴクリと生唾を飲む。
これからこの猛々しいアイツのおちんちんを好きにするのかと。
「な、何をするのですか」
「ほほう。スボンの下ではちゃんと立っていたのか。なじってすまないな」
「それよりもしょう……」
「待った。今夜はルンテシュタット少佐じゃなくて、幼馴染のソフィアお姉ちゃんでいさせてくれ」
「だからって……ねえさんは一体何を……」
「わからないのか。とても素晴らしいことさ」
困惑するアイツは性知識が足りていないようだ。
それでも構わずに私は膝たちになると、アイツの股間で頬をこする。
柔らかくすべすべの頬が同じく滑りの良いアイツのおちんちんと擦れると、まるで絹が擦れ合うような滑らかさだ。
それでいて知識はなくとも体が性行為に興奮しているのであろう。
どくんどくんと脈動するおちんちんは熱が高まっていく。
これを私の口でしゃぶったら、どれだけ美味しいのか。
「ねえさん……ゴメン……顔が汚れる……」
「ひゃん」
一方で頬ずりと所々で絡む髪の毛の刺激だけでアイツには強すぎたようだ。
我慢できずにぴゅっと吹き出した白濁液が私の額に飛来して、驚いた私が顔を離すと第二射が胸の谷間にまで届いた。
床には白く濁ったシミが付き、鼻の奥までアイツの青臭さがいっぱいだ。
こんなマーキングをされたら私も抑えられない。
もっと私にアイツの種を撒いてほしい。
「いっぱい射精たな」
「これが射精?」
「知らなかったのか」
「知識くらいなら。興奮すると大人の男がおしっこのようにおちんちんから発射する白濁液。赤ちゃんの元であるザーメンを発射することで、女の人は好きな相手が射精すると喜ぶっていう」
「正解だ。だから私もお前が射精してくれて嬉しいんだぞ」
「そうか。もしかして、今夜ねえさんが呼び出したワケは……」
「それ以上はザーメンを射精しきってからだ。自由時間は限られているんだからな」
一度や二度の射精では衰えないアイツのおちんちんと、その竿をどろどろに滴るザーメンの残り汁。
私は両手でアイツの尻を支えながら、貪るようにおちんちんをついばんだ。
まずは舌先で先端からあふれる白濁液を舐め取ると味見を一つ。
なんとなくバターを贅沢に使ったパンのようにこってりとしたそれは一滴だけで私をイカせるのに充分な麻薬だった。
そのまま口を広げた私は一気に喉奥まで飲み干すと、いわゆるのどちんこでアイツのおちんちんの先とキスを一つ。
その刺激に我慢できずにまた射精したアイツの「ゴメン」というか細い声がかわいくて、嘔吐しそうな刺激をも私は一気に飲み干した。
最後に口をすぼめて絞り出すように尿道からザーメンを掻き出すと、口の中それだけで白濁する。
喉の奥で直に射精されてザーメンを飲んだばかりでそのお残しにしては多すぎるくらいだが、それがまた目がニヤけるほど。
「まだおさまらない」
「え?」
私もこれには油断して、流石にここらで一息だと思いアイツに口の中を見せつけたところだった。
口を広げてたっぷりに溜まったザーメンを見せる私の顔が最後のトリガーだったのか、アイツは私の口にめがけて四度目の射精を迎えた。
精通は既にしていたのであろうが、性行為による射精は不慣れ。
なので口を狙ったであろうザーメンは口以外にも髪の毛や頬や胸など、私の全身包み込むように射精された。
全身がアイツの男汁に包まれて、アイツのものになっていくのが肌で感じ取れる。
肌から染み込むザーメンだけで妊娠しそうで、そしてその生臭さによる幸福感に私の自我はここで途絶える。
自我もなく私もアイツもお互いの肉を求めあった。
翌朝、私はいつものように目を覚まして任務に向かう。
アイツは隣で寝てなどいなかったし、ベッドや床にもアイツのザーメンなど残っていない。
あれはきっと欲求不満を拗らせた私が見た夢だ。
当時はそう信じ込んでいたし、あれが真であればその後の挿入から膣内射精で妊娠していてもおかしくないのだが、もう何年も昔のことながら私は妊娠していない。
なので何度「アレは現実だったのでは」と思うことがあっても、私は夢だと言い聞かせて首を横に振り続けた。
だが今思えばあの日が境目のように思う。
私がザーメンの味を知っているのも、オトナのおもちゃに痛みを感じなくなったのも。