猟兵機の試運転をすることになった私は三日三晩それに乗り続けた。
戦闘能力よりも民間への普及を目的にした人型作業機械としての性能を追求したというだけあり確かに己が手足のようにそれは動く。だが一つ文句をつけるならばシートの乗りご事が悪すぎである。
作業機械として考えたら半日乗るだけでお尻が凝るようでは使い勝手が悪い。まして私は三日間も乗り続けていただけあって下半身の疲労はピークに達していた。
「そんなソフィアさんのために極上のマッサージ師を用意しましたよ」
件の機械の製作者はそういって私の家にマッサージ師を寄越した。あの試作機の本来の製作目的はまたろくでもないことを隠しているのだろうが、彼のこういう好意には嘘がないだろうと私も安心してマッサージ師を受け入れる。
聞くところによるとアンマというヤマトのマッサージ技術を身に着けているらしい。私もブジツを齧っているがその流れをくむ技術なのはすぐに察した。
「それでは、いきますえ」
マッサージ師は下半身を露出してベッドにうつ伏せで寝る私のお尻を揉み始めた。
深く食い込む指は一瞬だけ痛いがその後はじんわりと気持ちよくなる。凝りがほぐれてお尻が血の巡りで熱くなるのを私は感じていた。
揉まれて疲れが表に出たのだろう、私はついうとうとしてしまう。マッサージ師は小一時間私を揉むと「ごゆっくり、お眠りなさいませ」と言い残して立ち去る。
一人残された私はそのまま夢の中に引き込まれてしまう。
「どうだねえさん」
「上手じゃないか。まさかお前にこんな才能があるなんて」
「毎日パン生地をこねているんだ。これくらいお手のものさ」
気が付くと私はルートにお尻を揉まれていた。毎日パンをこねているというだけあり私のお尻も揉みこまれて凝りもすぐになくなる。むしろ熱い掌で揉まれてお尻が熱くなり、それが私の下半身をムラムラさせてしまう。
こうなるとお尻ではなくて違うところをマッサージしてほしいのだが、そんなことを言いだせるほど私もサッパリしていない。なので揉まれながら私はもんもんとして、ついお尻をもぞもぞと小刻みに動かしてしまう。
「ねえさん、ごめん! そんな風にされたら我慢できない!」
どうやらムラムラしていたのは私だけではなかったようだ。悶えている私のお尻に魅了されたルートは私のおしりに顔を埋める。彼の吐息が割れ目にかかって擽ったい。そして彼の舌が私のお尻をなぞるので、つい私も「あん!」と声を上げてしまう。
大事なところも既に濡れて彼が求めてきても問題ない。そして彼もまた私を求める。
「ねえさん……このまま後ろから行くよ」
私はルートにのしかかられて体の向きが変えられない。それでも行くと言い放つルートは反り返った肉棒の先を私の股に押し当てると、そのまま太ももをかき分けて本丸に亀頭を潜らせてきた。
「こらぁ!」
てっきり正常位に移行すると思っていた私はついルートを叱る。だが彼はそんなことなど興奮して聞いていない。太ももの肉をかき分けて彼のおちんちんは私のおまんこの中に来る。
後ろから貫く肉棒は私の膣壁と太股を掻き分けていく。熱いモノが私を掻き分ける感触は気持ち良くて胸がキュンとときめいてしまう。
「ルートォ……」
「ねえさん……声まで誘ってきてズルい」
ルートはそういって私の首筋にキスをする。それによってか、私の中にいるルートは更に太くなる。
「ねえさんの中、凄く熱い」
「私もルートが熱くて……ん!」
ルートは一心不乱に腰を振りながら私に囁いた。おまんこの中をかき回されてぬちゅぬちゅといやらしい音が部屋の中に響く。吐息と喘ぎ声と水音の音響に私は酔う。
私に乗った彼の下半身は一突きするごとに熱を帯びてきて気が付くころには焼けるように熱くなっていた。密着する肌の熱と大事なところを穿る肉棒の熱に私は抗えない。
「あっ!」
私もつい甘い声を上げてしまう。首筋にルートの口が当たって吐息が荒い。吐息の波長と彼が腰を前後させるリズムは同じであり粗々しいが規則的で気持ちよさそうである。
寄りかかる背中も熱くなってきて私は体中が熱い。背中も汗をかいてそれが衣服に吸われている。
ルートはその匂いをくんかくんかと嗅いでいるようだ。
「こら、まるで犬みたいだな」
「ねえさんの匂いがなんだかいやらしくて」
「そうか。ならもっと嗅いでもいいぞ」
「!!!」
ルートはそのまま匂いを嗅ぎながら私の首筋を舐める。
ゾクゾクと背筋に快感が走っておまんこまで電流でそれが繋がる。
快感の相乗効果、ただでさえイキそうになっていた私はそれには耐えられない。
「んんう!」
私は変な声を上げて果ててしまった。
「ねえ……」
ルートも気持ちが良いのだろう。私に続いて私の事を呼びつつ果てる。私と繋がる肉棒がドクンと蠢くとドクドクと叩きつけるような勢いでいのちの精を放つ。私の中は彼の白濁液で満たされて私も幸福感に包まれた。
「……さん」
力尽きたルートはそのまま私の上で気を失った。私はのしかかる彼の背中の重みを感じながら、胸の動悸に体を任せてそのまま気を失う。
「ん……」
翌朝、気が付くと私はうつ伏せになってベッドで寝ていた。昨晩の記憶が混濁してよく思い出せない。確か今日は連日夜通しで行った性能試験の振り替えで休暇だったはずだ。
躰の疲れはすっかりなくなっていたが下半身は何も穿かずに裸である。困惑せずにはいられない。
「たしか……昨日はマッサージ屋が来て、丁寧に揉んでもらったところまでは覚えているのだが……」
記憶を掘り返していくうちに昨夜の夢がフラッシュバックする。
慣れた手つきでお尻を揉むルート、熱い吐息で囁くルート、そして寝ている私を後ろから激しく犯すルート。
普段の彼からは考えられない姿に私は赤面してしまう。
「また……私は何を考えてしまったんだ」
確かに普段の彼からはそんな姿は想像できない。だがそれは私が彼に求める願望、こうあってほしい一面の投影、なので彼が実際にこういう行動をしても私は拒絶しないだろう。
「まったく、いつまで待たせるんだアイツは」
つい彼が私を求めてこないことを愚痴りながら、夢を思い出しつつ休日朝の自慰に私は耽る。
あの夢で見た気持ちが良い体位は後日調べたところによると寝バックと言うらしい。
こんなふうに彼に求められて体を重ねたい。そう思うと秘部が潤い自慰が捗るのは言うまでもなかった。
私の指は愛液に濡れて朝日に輝く。