ワイルティア軍の主力とも言える猟兵機。
鋼鉄の体を持つ二足の巨人は強力な機動兵器である反面で乗り手にその力を左右される。
それを補う目的でいつものアイツが開発した服は、私にとって異様だった。我が国が誇る天才科学者ダイアンはこれを変に思う常識がないのだろうか。
「どうですか、動きやすいでしょう?」
「確かに機能性は良さそうだが……」
体に密着する白いスーツ。
肌に張り付いて体の凹凸が強調される服である。俗に言う乳袋に包まれた乳房が少し動くだけで淫らに揺れる。
プラグスーツという名前らしいが、どこがプラグなのかは私にはわからない。だが、さすがに破廉恥すぎやしないかと私は彼に忠告した。
「機能性が良いと言われても、さすがに破廉恥過ぎるぞ。裸同然じゃないか」
「一応これはインナーですから、その上に軍服を着てくれて構わないですよ。あれ、言ってませんでしたか?」
「お前なあ!」
私はそのような話を断じて聞いていない。
私のスーツ姿を見るダイアンの頬はうっすら赤く、まさか彼は私の裸が見たくて黙っていたのだろうか。
「あっちを向いていろ!」
私は後ろを振り向くように指示を出して、その隙に軍服を羽織った。
その後のテストでこの服は身体能力一割増し、猟兵機の操縦では更に一割と充分な成果を残したのだが、素材の精製に難があるそうで実戦投入はかなり先になるだろう。
服を着ている間、服によって力を増幅されたせいか体が火照っていた。
そんな火照りを残していたからか、私は久々に変な夢をみてしまった。
「どうだルート、格好いいだろう」
「格好いいと言うよりなんていうか……」
夢の中の私はあのスーツをルートに見せびらかしていた。格好いいだろうとは言っているが、実際にアピールしているのはぴっちりと張り付いたスーツが浮き彫りにしている私の肢体である。
これだけ熟れた体を見せつけているのだからあとはお前もわかるよな。これはそういう意味である。
ルートもお揃いのスーツを着ていて股間の張りはバッチリと確認できる。
互いに興奮してそろそろかというところで、ルートは手首にあるスイッチを押した。
「ゴメン、ねえさん。今日は俺の好きにさせてもらう」
ルートがスイッチを押すと、私のスーツに異変が起きた。
ヴヴヴという音を立ててスーツの内側が隆起して、触手のようなものが私の中に入ってきたのだ。
膣穴と尻穴を同時に穿つ謎の物体。コレはいったい何なのか。
「ねえさんのスーツには仕掛けがしてあって、このスイッチを入れると張り型が動き出すんだ」
「あひっ! なんらと!」
私はついルートを睨む。
「たまにはねえさんのそういう顔が見たくて、ダイアンさんに頼んだんだよ」
「おまえら……」
このような仕掛けをしたダイアンは許せないが、それ以上に自分の逸物ではなくおもちゃを使うルートに私は腹を立てる。
こんなことをするのなら大きくなったそれで思いっきりしてほしいのにと。
「ひゃ!」
張り型の動きはどんどん激しくなり、ついに私は立っていられなくなった。
スーツの股間は愛液で潤ってお漏らしのようにマットを濡らす。
いつの間にか地面が適度な柔らかさを持つマットになっているが、ツッコむのも野暮だ。そんな暇があるなら私はルートに突っ込んでもらいたい。
「それにしてもねえさん……こんな破廉恥な服を見せびらかすなんてどう言うつもりだよ。二人っきりじゃなかったら恥ずかしいぞ」
「らってぇ」
そんなことを言われても私は困る。
だってルートに見てもらいたかっただけなのだから。
他の男には見せる気はない。
興奮したルートは私を押し倒すと鼻息を荒げながら私の乳房を揉みしだいた。
スーツ越しに乳首をしゃぶる彼の口淫に矢で穿たれたような快感が背中を突き抜けていく。
何度も何度も、私はあひあひと喘いでしまう。
それでも私はイキきれない。だってまだルートと繋がっていないのだから。
「エロいことをしたいときの目も良いけれど、やっぱりねえさんはこれくらい気丈な方がねえさんらしい。ほら、俺もそう言っているだろう?」
イキながら気丈にルートを睨んでいた私の目に彼は興奮したらしい。
おちんちんがスーツを突き破って黒光りし、先走りの汁がツンと鼻につく匂いを放つ。
ああ、そろそろだ。
私は気が緩んでにやけた。
「でもねえさんがデレた顔も俺は好きだよ」
ルートは私のお株を奪う黒き魔槍で私を穿った。
いつにまにかあの張り型は消えていて、股間に開いた穴からルートは私の膣内にやってくる。
張り型とはその感覚はまるで違う。
大きくて熱くてゴツゴツしていて、そして彼そのものを感じられる。
「はぁ……ねえさん……」
ルートも夢中になって腰を振っていて、私の膣内をおちんちんが行ったり来たりしている。
彼が腰を打ち付けるたびにその刺激がキュンと全身に広がって乳首が張り裂けそうに勃起する。そんな勃起乳首をルートはこねくりながら私に黒き魔槍を放つ。
「黒き魔槍だなんて言われているねえさんも格好いいけれど、俺にとってはねえさんはねえさんだ」
「私もお前が好きだぞ。今日から私の魔槍は猟兵機なんかじゃなくて、お前だルート」
「ねえさん! そろそろ射精る!」
「きて!」
興奮したルートの両手乳首こねくりで絶頂しながら私はルートを受け止めた。
黒き魔槍から放たれる白き濁流は私を飲み込んで意識を飛ばす。
激しい絶頂ににやけながら、事後のキスをして抱き合う私たちは気を失った。
「またか」
そう「また」だった。
ルートと性行為をする夢を見るようになって私もだいぶ馴れてきた。
最初は処女のようだった私も夢の中では処女では無く何度も性行為をしたことがある恋人設定になっていることも増えてきていた。
今日の夢のルートはさすがに現実の彼と離れすぎていたが、これくらいの方が夢と現実を寝ぼけ眼で混同しなくて都合が良い。
「ま、たまにはいいか」
今回の夢のルートは偽物っぽくて現実なら恋も冷めそうではあったが、私は淫夢に過ぎないと割り切って今朝のオカズに再利用した。
無骨で人相が悪く朴念仁だが、私にとっては大事な弟分。そんなルートに私は恋をしている。