BBQも終わり、ウィズとウィラは遊び疲れてスヤスヤと寝てしまい、焚き火の音と寄せては返す波のざわめきが支配する閑寂な海辺。
シャルロットは二人の子守りをして、リリスは少し沖の方へ出て釣りをしている。
ジブルは小さな光球を作り出して読書をしている。
イー達は波に揺られるのが気に入ったのか、三人でプカプカと浮いている。
ウルと同じくこうやって遊ぶことに慣れないリーネは木に寄りかかって星を眺めていた。
「リーネよ、まだ気持ちの整理はつかぬか?」
声をかけられて振り返ると、半分に割った木の実を両手に抱えているリューがいた。
「ほれ」
リューは片方の木の実を差し出してくる。中には甘い香りがする液体が入っていた。
飲んでみると少し酸味があるが、そこまでキツくない。優しい味わいだった。
「我が王にも言ったのじゃがな、なにも考えずにオヌシがしたいと思うあことをすればよいのじゃ」
リューはリーネの隣に座り、同じ様に木の実のジュースを飲みながらそんなことを言う。
「怖いのならば逃げてもよい。儂が代わりにオヌシを闇森族にした者を探し出してもよい。オヌシは何がしたいんじゃ?」
「リーネは……」
何がしたいか?そんなことは考えるまでもなく決まっている。
「なら心配することはない。オヌシには仲間がついておるのじゃからな」
リューはそう言いながら思う。
リーネは直ぐに答えを出せた。それはリーネがウルより幼く、大人になっていないからこそ出た答えだ。
ウルは子供にも大人にもなりきれていない。
(それだけではないじゃろうがな)
ウルはラグナルの一族だからこそ答えを出しきれていない部分もある。
いつかウルの先祖がなぜ魔王になったのか、それも話す必要があるかと思いつつも今はウルの判断を待つことにする。
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「はぅ……」
場所はアルリアが造った湯煙の立ち込める浴場。リーネは初めて入る温泉に弛緩した吐息を漏らす。
森族には湯浴みの習慣はなく、基本は水浴みで体を清める。
リーネは人族領に出てきていたので湯で濡らしたタオルなどで体を拭く事もあったが、入浴は初めての経験だ。
もっとも、人族でも湯を張って入浴できるのは貴族などの裕福な者に限るのだが。
「お風呂って気持ちいいんだね」
リーネはえへへ、と笑いながら後ろで抱き締めてくれているウルの胸に寄りかかる。
リーネはリーネなりの答えを出したが、リューの言った"自分のやりたい事をすればいい"という言葉に従い、遠慮することなくウルに甘えることにしたのだ。
勿論、リーネがウルにとって特別だとはいえ、リーネだけに構い続ける事はない。
ウルは仲間には等しく平等なのだ。
それでも一時的にリーネを優先してくれたし、他の仲間達もそれを黙認してくれた。
その事にリーネは舞い上がりながらも、ウルに精一杯甘える。
「お兄ちゃんはリーネの裸を見て興奮してくれる?」
「どうしてそんなこと聞くんだ?」
「だって……男の人ってもっとおっぱいとか大きい方が嬉しいんでしょ」
リーネは裸で抱き合っているのに大きくなっていないウルの分身を気にして訊いてみる。
「そんなことはないよ、リーネはリーネのままで十分魅力的だよ」
ウルは普段は言わない誉め言葉を気恥ずかしげに言う。
リーネもその事は知っているので一層の笑みを浮かべてウルの胸に頭をグリグリと擦り付ける。
ウルはそれに優しく頭を撫でることで応える。
二人で過ごす甘い時間。今のリーネには至高の時間だ。
「お兄ちゃん、リーネの体洗って」
「いいぞ」
二人は湯から出て、壁際に備え付けられている洗い場に移動する。
ウルはシャンプーを手に取り、リーネの髪に指を通す。
リーネの髪は初めての洗髪のはずなのに、清流のような滑らかな触り心地だった。
ウルはリーネの髪の感触を楽しみ、リーネはウルの手の感触を楽しむ。
「お兄ちゃんは……もしこの世界を見捨てたとしたら、その後はどうするの?」
リーネの不安そうな声にウルの手が止まる。
「お兄ちゃんはこの世界がなくなったらどうしたいの?」
もしこの世界がなくなったらウルは異世界に転生するか、あるいは自分の好みの世界を創るかするのだろう。
しかし、ウルが気に入る異世界など在るのだろうか?
もしくは、ウルが創りたいと思う世界など在るのだろうか?
「リーネはリーネをこんな目に遭わせたやつらに思い付く限りの復讐をすることに決めたんだけど……」
リーネは復讐が済めばこの世に関心などもう無い。
後はウルやウルの仲間たちと共に居るだけだ。
でも、とリーネは続ける。
「もしお兄ちゃんがリーネみたいに復讐を選んだら、リーネ達は何処へ行くんだろうなって」
リーネが心配しているのはそこだ。
リーネが復讐をしてもこの世界は存在している。
しかし、ウルが復讐を選べばこの世界は消える。
ウルがどんな選択をしても自分達はウルと共にあるのは間違いない。けれども、何処へ行くのかが分からない。
「だがら……わふ!?」
リーネがまだ続けようとするとウルはリーネの頭の泡を洗い流すことで遮る。
「お兄ちゃん?」
「リーネはそこまで心配しなくていい。そこから先は俺が悩んで答えを出すことだから」
それ以上は言わなくていい。
そう言ってウルはリーネのトリートメントに入る。
リーネもそれ以上は言わず、鼻歌を歌いながらウルに身を委ねる。
リーネは動きやすくするためにショートカットにまとめているため、思ったよりも直ぐにその時間は終わってしまう。
「次はリーネがお兄ちゃんの体を洗ってあげる♪」
子犬のようにプルプルと頭を振って水滴を払いながらリーネは元気よく言う。
ウルはリーネの言葉の中にある官能的な響きを感じ取って苦笑する。
ここから先はそういうことなのだろう。
「リーネはおっぱおが小さいからお口だけだけど良い?」
腰かけたウルの前方に回り込み、上目遣いで少し不安そうに訊いてくるリーネを撫でて安心させてやる。
「じゃあ、始めるね」
リーネは小さな舌先を覗かせると、目の前にあるウルの亀頭にピトッと押しつける。
「ちゅっ……」
「んくっ……」
ウルはリーネの柔らかく温かい舌の感触に、軽く身悶えする。
「すごい……お兄ちゃんのおちんちん、ビクッてなった」
「リーネのが気持ちよかったからな」
「えへへ、嬉しい。ん……ちゅっ……ちゅ……ちゅる」
最初はぎこちなかったリーネだが、ウルの反応が嬉しかったのか、大胆に舌や唇を押しつけてくる。
「んっ……れろっ……ちゅう……ん、こんなに……熱くなってる……ちゅ」
段々と硬さと熱を帯びてきたウルの肉棒を愛おしそうに見つめながら、一心不乱に舌を這わす。
「んちゅ……ちゅ……あ、お兄ちゃんの、えっちなおつゆ……れろ……ん……れる」
リーネは少しも嫌そうにせずカウパーを舐めとる。
それでも後から後から溢れてきて、次第にリーネの口周りがべとべとに濡れていく。
「はぁ……ごめんね……リーネのお口、小さいから……れろ…お兄ちゃんのおちんちん……ちゅぱ……全部、咥えられなくて……」
それでもリーネなりに一生懸命にウルの肉棒を含んでいる。
「はぁはぁ……お兄ちゃんの……熱くて……硬くて……んっ……おまた……むずむずするよ……」
愛する人に奉仕しているこの状況にリーネは堪らなく感じていた。
愛する人を気持ち良くできる。ウルを気持ち良くできる。
そう思うと、自然と秘部が濡れそぼってくる。
しかし、リーネが秘部を弄ることない。
今は自分よりもウルを気持ちよくすることを優先したいからだ。
「はぁ……はぁ……んっ……あっ……んん……」
それでも感じているので、リーネは艶かしい声を出し、軽く眉を寄せて身悶えする。
「んくっ」
ウルも段々と射精感が込み上げてきて、思わず背中を反らしてしまう。
「んっ……ちゅ、れろっ、んん、ちゅる、れろれろ、んちゅぱっ……」
リーネは口の奥に肉棒を押し込まれて一瞬苦しそうにするが、舌による愛撫は止めない。
「お兄ちゃんの気持ち良さそうな顔……んちゅ……見てると……ちゅぽ、ちゅっ……リーネも嬉しい……ちゅぷ……」
「くっ、はっ……」
リーネのセリフが止めとなり、ウルの肉棒は射精に向けて更に膨張させる。
「り、リーネっ!」
「ふぅんっ……良いよ……リーネのお口に……ん……らひて……」
リーネは嬉しそうにラストスパートに向けて動きを激しくする。
「ちゅぷ、はぁ、んっ、はぁはぁ、ちゅっ、ちゅる、るるっ、んふっ、はぁはぁ、きて、ちゆる、んん、れろ、れろろっ!!」
「
ウルは無意識にリーネの頭を掴み、固定する。
「んんんん──っ!!!…………はぁっ、んぷ、んん……ん……」
大暴れする肉棒をリーネは必死に押さえ込み、すべて口の中で受け止めようとするが、あまりの量の精液に堪らず顔を反らしてしまう。
結果、リーネの褐色色の肌を白く染める事となった。
「んぷっ……はぁっ……あっ……ごめんなさい……」
リーネはすべて受けきれなかった事を負い目に感じて、怯える小動物のような態度になる。
別にリーネの体型でウルの精を受けきれるはずがないのだから、気にすることはないのだが……
「リーネ、綺麗にしてくれるかな?」
ウルは特にコメントすることなくまだ勃起している肉棒を突き出す。
「……うん!」
リーネは怒られると思っていたので、ウルの優しい声に戸惑っていたが、直ぐに元気よく返事をしてお掃除フェラを始める。
「んぷ……れろ……おちんちん……まだビクビクしてる……」
うっとりとした声と共にリーネはウルの肉棒に付いている精液を舐めとる。
まだ若干敏感な肉棒をチロチロと舐められる感触に甘美な快感を感じながら、ウルはリーネを撫でる。
「ねぇ……お兄ちゃん……」
尿道に残った精まで吸い上げたリーネは潤んだ瞳で見つめてくる。
「本当はお兄ちゃんだけを気持ちよくしてあげたかったんだけど……リーネ、もう我慢できないよ……はぅっ……」
もう床を濡らすほどに愛液を垂れ流しているリーネは最後にひとつ我儘を言うことにした。
「お兄ちゃん……リーネも気持ちよくしてほしい……です……」
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「はぁっ……あぁあっ……こんな格好……恥ずかしいです……」
リーネは顔を真っ赤にしているが、けっして体勢を変えようとはしない。
リーネは壁に手を付き、お尻を突き出すような体勢になっている。
「そんなに……見ないでください……ああぁ……」
足を大股に開いているため、お尻の穴からピンクの陰部の奥まで完全に露わになっている。
「お、お兄ちゃん……ぅんん」
リーネは口では嫌がっているような素振りを見せてはいるが、ウルに視姦されていることにしっかりと感じて愛液を更に溢れさせている。
「リーネ、入れるよ」
「う、うん」
それでもあまり焦らしては可哀想なので、ウルはリーネの腰を確りと掴んで挿入の体勢をとる。
ぴちゅっ……
ウルの肉棒とリーネの陰部が触れ合い、淫靡な水音を奏でる。
「んんっ……はぁあっ……」
リーネの吐息が期待で荒くなる。
リーネは足をピンと張り詰め、腰を差し出すように、更に突き出す。
ウルはゆっくりと腰を前に進めていく。
「はぁああっ……!は、入って……くるよ……お兄ちゃんの……うくっ……おちんちん……んん─っ……はぁっ……ぁ……」
ウルの肉棒は、盛大に射精した後とは思えないくらいに勃起していて、リーネの膣を広げながら奥へと侵入していく。
「はぁっ……あっ……リーネのおまんこ……んんっ……お兄ちゃんのおちんちんで……はぁん……広がって……ああ──っ……」
綺麗なピンクの膣に赤黒いウルの肉棒が沈んでいく。
「んんっ、はっ、あっ……これ……んん、リーネのおまんこが……もう、覚えちゃってるよ……んん、お兄ちゃんの……形……はぁっ、んんっ」
一度しか挿入していないはずなのに、リーネの膣はウルの為だけにあるように肉棒を咥え込んで離さない。
「はぁっ……ああぁっ……おちんちんで……いっぱいに……あっ……!」
膣道はもうトロトロで、きゅうきゅうと吸い付くような、複雑なうねりを見せる。
「はぁ……ああ……んんんっ……」
「リーネ、力を抜いて」
リーネの指が壁をカリカリとひっかく。力んでいる自覚がないようなので、ウルは諭すように促す。
「力……わかった……」
肩を喘がせていたリーネは少し呼吸を整えてから全身の力を抜く。
「はぁ、はぁ……うん!お兄ちゃん動いてくれて大丈夫だよ」
調子を取り戻した感じてリーネは元気よく言う。
ウルは微笑してから、ゆっくりと腰を前後させる。
「うぁ……はぁ……んっ……ふぁっ……おちんちんが……擦れて……」
ウルの肉棒に強く絡み付いていたリーネの膣がウルの動きで強引に引き剥がされる。
「んんっ……あっ、くっ……んっ……気持ち……いいよ……はぁっ!」
軽い動きだというのに、際限なく昂って、リーネはまた息を上げてしまう。
「はあ─っ、んんっ、はあぁっ、ああっ……」
何度かの抽送を続けてウルはリーネの最奥まで肉棒を押し込む。
「はあ……ひゃぁ……はっ、あっ……はああっ、ああ──っ!!」
ウルがリーネの子宮口をノックすると、リーネは嬌声を上げて仰け反る。
蜜壺の締め付けが一層強くなり、愛液で結合部分をドロドロにする。
「はあぁっ、ああっ、んん─っ、はっ、やあぁっ、ああっ、いっ、んん──!!」
ウルは激しいピストン運動ではなく、奥を圧迫するような動きでリーネの内部を擦っていく。
「あっ、あああっ、もっ、だめっ、ああっ、イッちゃうっ、リーネ、んんっ、あかはぁっ!」
リーネの限界が近いようなので、ウルはじゅぷじゅぷと音がなるくらい激しい動きに切り換える。
「リーネ、俺も……イクぞ」
最後はリーネの子宮を圧迫する形で思いっきり精を解き放つ。
「きゃふっ……んんんんっ!!ああっ、ふあぁ、ああっ!!ふあああぁぁぁ!!あぁああぁんっ!」
リーネの子宮はウルの精液を嬉しそうに飲み込み、蜜壺と絶頂に合わせてウルの精を一滴も溢すまいと収縮を繰り返す。
「はあっ……はっ……はあっ……」
やがて射精の勢いが弱まると、二人とも全身から力を抜く。
その後は1つに繋がったまま、絶頂の余韻を味わう。