久々に書いたら結構長くなってしまった
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです
『貴様は我らの尊き血が流れぬよう
創られて初めて聞いた声。声の主は私を創った創造主様。
そのお顔は逆光によって落とされた影に隠れてよく分からない。
たが、私は気にしなかった。私はただ戦うための道具。
そう思ったとき、創造主様の姿にノイズが走る。
『あなたは何も持っていない。感情も使命も。だからあなたは何にでも変化できる。あなたはあなたの思うままに生きなさい』
優しい声。この声を創造主様の声を聞くより更に前に聞いた気がする。
この声は誰が発しているのか。
段々とその輪郭がハッキリと現れてくる。そして、私が目にしたのは私が全てを捧げ、お仕えすると決めた少年の笑顔だった。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
まだ日も昇っていない薄暗い明け方、湿気を含んだ清涼な空気が充満しており、気温はかなり低く感じる。
目の前にはこの寒さに耐えられないウィズとウィラのために焚いている焚き火がパチパチと音を立てながらはぜている。
辺りには思い思いの体勢で睡眠を取っている皆がいた。
そこまで確認して漸くイーは自分が寝ていたのだと理解する。
睡眠とは体の休息と記憶の整理が目的で行われる生理現象だ。
しかし、イー達は時間を潰すために眠ることはあっても、休息の為に寝る事はない。
だが、少なくともイーは睡眠を取ることで安らぎを得ていた。
それは半神化による影響なのか、はたまたこのメンバーの中だからなのか。
個人的には後者であって欲しいと思う。
(皆さんのために見回りでもしましょうか)
そう思い立ち上がろうとするが途中でその必用がないことを思い出す。
魔獣を支配できるリューがいる以上見回りなどする必要がないのだ。
ならば朝食の用意でもと思うが、それには未だ早すぎる。
武器の手入れはアルリア様がしてくださっているし、鍛練をするには時間が短すぎる。
仕方なしにもう一度寝ようと瞼を閉じる。
機械としてではなく、マスターが認めてくださった魂を持った生物として眠りたかったからだ
やがて、意識も薄れ、眠りに入ろうとしたところで、肩に何かが乗っかる感触がした。
何だろうと目を開けて見てみれば、マスターが肩に持たれかかっている。
「············ッッ!!?」
状況が呑み込めず固まること数秒、私は危うく奇声を上げそうになる。
私はスーやシーと違って感情を感じにくいし、それを外に出すのはもっと苦手だ。そもそも、私は感情をデータとして見ている。
感情を自分のものとしてではなく、フィルターを挟んで間接的に見ているようなものなのだ。
だが、マスターに関わることは例外だ。
感情が自分のものになり、慣れていない私は直ぐに感情を表に出してしまう。
(いけない、早く気持ちを落ち着かさなければ!)
胸が張り裂けそうなほど大きくなった鼓動を私は必死で抑えようとする。
普段感情を表に出さない私が、子供のように感情を露にしているところを見られるのが恥ずかしくて堪らない。
そんな感情から私は感情を手に入れたときに感情を殺すという本末転倒な行動をし続けていた。
(こ、このままでは。しかし、マスターの眠りを妨害するなど……)
私は極度の緊張で指先1つ動かせないほど固まってしまう。
マスターの寝顔は子供のように穏やかで、肩から伝わってくる感触はとても柔らかかった。
こんな様子を見ていると、マスターが世界を滅ぼしたいと願っていることや、それを実現可能な力を既に持っていることなどウソのようだ。
そのギャップが私の鼓動を更に加速させていく。
もはや感情を抑えられなくなった私は、マスターともっと触れ合いたいと思い、マスターを抱き寄せるように手を伸ばす。
(………………?)
後少しでマスターに触れるというところで、私は違和感を感じ手を止める。
今までは昂っていたため、気付かなかったが、いくつもの視線を感じたのだ。
サーと血の気が引いていき、代わりに変な汗が吹き出した。
私の勘違いであって欲しいと儚い望みを抱きながら、ゆっくりと視線の方を見る。
そこには、微笑ましそうだったり、嬉しそうだったり、からかうつもりだったり、興味津々だったりとそれぞれ反応は違うが、いつの間にか目を覚ましていた皆が私の事を見ていた。
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッ!!!!??」
私は生まれて初めて声にならない悲鳴を上げた。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
「消え入りたい……」
「ほらほら、そんなに落ち込まない。素直になれることは良い事なんだよ」
「そうですよ。私たちだって皆同じ気持ちなんですから!」
「ぅぅぅぅ………」
シャル様とリリ様が羞恥に身悶える私に慰めてくださめの言葉をかけてくださる。
私もこれが恥ずかしと思うべきものではないと理解はしている。
理解しているが、どうしても恥ずかしいと思ってしまうのだ。
(…………どうして私だけなのでしょうか?)
ここに来てそんな疑問が頭を過る。
さっきから、いつも厳しくしているお返しだとばかりに裏でからかって来ているスーとシーにはこんな感情はない。
二人には羞恥心など存在していない。唯一マスターの前だと恥ずかしいと感じるが、そう感じさせられている事に喜んでいる。
二人がマスターと交わるところは何度も見ているが、彼女等は快楽に喘ぎ、淫らな表情を浮かべていた。
私はそれを見て、いつも羨ましいと思っていた。
私もマスターに全てをさらけ出したい。マスターの前で本性を現したい。
そう思っているのだが、どうしても羞恥を覚えてしまう。
(考えてみれば、私と二人では違う点は他にもある……)
まず、二人は私より感情が豊かだ。それは裏で共有していた感情というシステムを再起動の際に組み込んでしまったためだろう。
しかし、それではなぜ私が感情を持ったのかという話になる。
マスターに作り替えられたため。
本当にそうだろうか?
私はマスターが私の元に来たときにはマスターの事を主だと感じていた。
天族でもなく、魔族の血を引くマスターを主として認識し、その事を知っても私の認識は変わらなかった。
マスターなら天族だろうが、魔族だろうが、人族だろうが構わないと思った。
今思えば、このとき既に私は感情を手に入れてたのではないだろうか?
本来、天族しか主と認識できないプログラムを私の感情が書き替えたのではないだろうか。
それを証明するかのように、スーとシーがマスターの事を主だと認識したのは、二人がマスターに従うことを決めた後だった。
もしそうなら、感情などない人造天族の私がなぜ感情を持っていたのか、それは先ほど見た夢と関係があるのか、それは分からないが、これだけは言える。
その答えが何であれ、私はマスターを主として仕え続けると。
「お前様よ、少しの間イーを借りてよいか?」
世界竜がまるで私の思考が纏まるのを見計らっていたかのようなタイミングで肩に手を回してくる。
「何をするつもりだ」
「なに、コヤツと少し話をしたくてな。雌同士にしか分からん事もあるもんじゃし」
「…………好きにしろ」
マスターは訝しんだが、最終的には許可をお出しになる。
「さぁイーよ」
「分かりました」
私はまだこの世界竜を信用していないが、マスターが許可するのならば拒否するつもりはない。
「イーよ、なぜオヌシだけウルに対して羞恥を抱くか分かるか?」
世界竜は私を連れて離れた場所に来ると、単刀直入に聞いてきた。
「その言い方ですと、あなたは答えを知っているようですが」
「知っとるよ。儂はこう見えてオヌシの数倍は生きておるからな」
世界竜は屈託のない笑みを浮かべながら説明を始める。
「まず、なぜオヌシだけがウルに羞恥を抱く理由じゃが、他の二人と違ってオヌシはウルに恋慕しておる」
「恋慕?」
世界竜の口から出た予想外の言葉に私は混乱する。
「そうじゃ。他の二人はウルに仕える事だけを喜びとしているが、オヌシはそれだけではなく、一人の女としてウルに見て欲しいと思っておる」
「なぜ、そうだと思うのですか」
「儂も同じだからじゃよ。儂も背の君は恋慕しておる。ただ、儂とオヌシとの違いはそれを認識しているかしていないかじゃ」
私がマスターに恋慕してる、そんなはずはない。私はマスターの下僕。そんな感情を抱くなんて畏れ多い。
「心の底では分かっとるはずじゃ。ウルはオヌシ等の事を仲間だと、家族だと思うておる。つまりオヌシはウルに恋い焦がれることを許されておるのじゃよ」
「………………」
世界竜の説明に私は言葉を返せない。心のどこかで世界竜の言うことを認めている自分が確かに存在している。
「…………例えそうだとしても、私がマスターに対して羞恥を抱く事は解消できないでしょう」
自分がマスターに恋慕している。もしそうなら、マスターに羞恥を抱くのは変えれない。
「それも簡単じゃよ。オヌシが羞恥を抱く姿も含めてウルに愛してもらえばよい」
世界竜はそう言ってニヤリと悪戯心満載の笑みを浮かべて耳打ちしてくる。
「~~~~~~~~~!?」
その内容に私は顔を真っ赤にして、頭からどころか、全身から煙を出す。
「これが一番手っ取り早いぞ」
「そそそそんな事できるはずが!!」
「これができねばオヌシは一生そのままじゃよ。それに、自分に嘘をついたままで良いのか?」
一転、真剣な表情になった世界竜に私は口を閉ざす。
「本当はもう気付いておるじゃろ。オヌシは他の二人のようにマスターの前で醜態を晒したい、そんな自分を見て欲しい、そんな自分を受け入れて欲しい。そう思うておるんじゃろ」
「…………」
「じゃが、それをするとマスターに拒絶されるかもしれない。じゃから踏み出せん」
「………………」
「なら自分が思う最大の醜態を晒してそれを受け入れられればよいのじゃ」
「……………………」
「まぁ、どうするかはオヌシ次第じゃ。このままなにもしないのか、踏み出すのか、どちらが背の君が望んでおることじゃろうな」
そう言って世界竜はもと来た道を戻っていく。
一人残された私はしばらく考え込み、覚悟を決める。
「マスター、今夜の夜伽を私に下さいませんか」
日も暮れた頃、私は決心してマスターに頼み込む。
マスターは意外そうな顔をされたが、なにも聞かずに許可を下さる。
「皆さんにも今日は協力していただきたい」
私が世界竜から聞いた計画を話し、皆さんに協力を仰ぐと、皆さんは快く快諾してくださる。
私は早る期待と一抹の恐怖を胸に部屋に移動する。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
部屋に入った私はマスターに全てを晒け出す準備に入る。
必要な道具はアルリア様が用意してくださり、ジブル様には天族で最大の服従を示す紋様を腹部、ちょうど子宮の上に刻んでいただく。
そして、裸になった私はマスターによって目隠しをされ、首輪を付けられ、手足や翼を拘束される。
もはや自力では立ち上がることもできず、私は獣のように四つん這いになり、その姿をマスター以外にも見せる。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
まだ僅かに残っていた恐怖を打ち消すために服用したアルリア様特性の媚薬を飲んだことで私の興奮は止まることを知らなかった。
皆さんの視線が、マスターの視線が私を捉える。
浅ましい姿を晒して、それを見られて興奮している私を見ている。
だが、目隠しをされていても分かる。皆さんはこんな私の事を侮蔑していない。
むしろ快く受け入れてくださっている。
「マスター、どうかこの雌にマスターのおちんぽにご奉仕させてください」
私はあえて下卑た言葉を選び、どこまでも浅ましい自分を晒け出す。
スーやシーと同じように淫らな姿になりたい。私の全てを出したい。
その気持ちから来るものだった。
「あぁ、来い」
私はベッドに腰掛けているマスターの元へ四つん這いで歩いていき、ズボンに大きく張ったテントを探り出す。
そして口だけでズボンをずらし、マスターのおちんぽを取り出す。
「……あぁ……ん、ふぅ……マスターぁ……んっ、はぁ……ちゅぷ……んちゅ、ぷ……れろ……ちゅる、んむ、ふぅ……れろ」
ムワっとマスターの濃厚な雄の臭いが鼻孔を突き、私の頭を痺れさせる。
そして、こんな私で興奮してくださっていることに嬉しさを感じずにはいられなかった。
もちろんまだ恥ずかしさはあるが、もう抵抗感はない。
私はがめつくように、しかし、マスターが快楽を得られることを一番に奉仕を続ける。
「んっ……ちゅぷ、れろ……はむっ、んむ……んちゅっ……」
「――――――――っ」
マスターが気持ち良さそうな声を漏らす。
(私で気持ち良くなってくださっている)
その事実が私に更なる興奮をもたらした。
「んむ……ちゅる……くちゅ……んん……ちゅく……んっ、んちゅ……」
唾液を絡ませ、淫らな音を立てる。
マスターのカウパーと唾液が混ざり合い泡立ち、私の口元を濡らす。
マスターの味、マスターのお情け、それを味わうように嚥下していく。
「ちゅぱ、んく、れろ……ん……んんっ、んっ……んっ……んんぅっ~~~~~」
マスターのおちんぽが大きく膨れ上がり、私の口の中へ大量の精を放つ。
口の中が先ほどとは比べ物にならないほど濃縮されたマスターの精の味が広がり、私の脳はそれだけで許容量を越える快楽を発する。
「あ……はぁ……ぁ……あはぁ……っ」
マスターの射精はとても口だけで受け止めきれるものではなく、白濁した精液のシャワーとなって私の全身を染め上げていく。
マスターの精に汚される悦びで私の秘裂は甘い精気を溢れさし、マスターのおちんぽを咥えさせて欲しいとねだるように痙攣している。
「マスター、どうか私を滅茶苦茶に犯してください」
私はお尻だけを高く上げ、両脚を開いて秘裂だけでなく後ろの窄まりまで晒け出す。
「お前様よ、どうせなら尻の穴を使ってやったらどうじゃ?」
「っ!?」
マスターが立ち上がり、いよいよ抱いてもらえるというところでリューが悪魔めいた提案をする。
本来、性行為をするためのものではない後ろの穴を使う。
よくよく考えてみれば、私は後ろの穴を使ってもらったことがない。
「イーはそれで良いのか?」
「……どうぞ」
私は期待の籠った声で少し腰を下げ、お尻の穴を使いやすい位置に持っていく。
腕の拘束が解かれ、私は尻たぶを掴んでゆっくりと割り開いていく。
マスターは私のくびれの下辺りを掴んでゆっくりと引いていく。
「ん、あぁ……」
マスターのおちんぽが私のアナルに押し当てられたのを感じて、ぶるりと身を震わせる。
マスターに身を委ね、マスターが与えてくださる快楽に溺れる決意をする。
「入れるぞ」
「はい、どうか私をもう一度生まれ変わらせて下さい」
マスターに初めて抱いて頂いたときに私はイーとして生まれ変わった。
そして今度は初めてアナルを使って頂いて生まれ変わる。
「や……ぁあっ、ぁああぁああぁああああああぁぁ~~~~~~~~~」
マスターのおちんぽは私の唾液のローションを纏っていた事もあり、すんなりと私のアナルに入ってくる。
媚薬で全身性感帯となって極限まで敏感になっていた私は、侵入してきたマスターのおちんぽによって生まれた官能に、歓喜に似た嬌声を上げながら、激しく快楽を極まらせた。
「んうっ、はぁぁあぁぁぁあああっ」
私の子宮からまんこにかけて淫らな反応によって溢れ出た愛液の洪水で床を濡らし、体はガクガクと力なく震える。
腰が勝手に動き、マスターの動きに会わせて腰を打ち付ける。
「やっ……ふあぁっ、あぁんっ、あぁ……マ、マスマーっ、あぁんっ、はぁ……あ、あぁああぁぁんん~~~~~~~~」
おかしくなりそうなほどの快楽とこんな姿の自分によって私はどこまでも高まっていく。
マスターのおちんぽがアナルの粘膜を擦るたびにキュウキュウとしゃぶるように締め上げ、マスターに刺激を与える。
やがて、本日2度目となる膨張の後に腸内に熱の奔流が迸る。
「あぁぁあああぁぁああああぁぁぁぁあっっっ!!!?」
腸内でドロドロになった熱の塊は微塵も硬さを衰えさせることはなく、マスターはゆっくりとアナルからおちんぽを抜く。
そして絶頂の余韻から覚めない私を押し倒し、上に覆い被さる。
そして、蕩けきったまんこに精液を纏まり付かせたおちんぽを押し当て、ゆっくりと膣内へ埋没させていく。
「んぁっ、はぁぁつ……ぁ」
敏感になったまんこは少し擦られるだけで絶頂し、マスターの形に変化していく。
トロトロになった膣肉は優しくマスターのおちんぽを包み込み、灼けるようなマスターのおちんぽが私の子宮口を捩じ開け、核に触れる。
「あ、あぁ……んぁぁぁぁああぁぁぁあ」
胸を揉まれ、首筋や二の腕、脇まで舐められ、私の体は全てマスターのモノだと教え込まれる。
マスターに支配される悦び、マスターに屈服する悦び、マスターに全てを捧げる悦び。
全てが私を満たしていく。
激しい行為で目隠しは外れ、皆さんの姿が見える。
そして、アルリア様が姿見を作り、今の私の姿を見せてくる。
そこには犬のように床に這いつくばり、舌を垂らして白目を向き、蕩けきった笑みを浮かべている雌の顔が映し出されていた。
「ゃあぁああぁ……んぁ、はあっ……ふぁん……マスター……私のご主人様ぁ……私は、はぅっ、ご主人様にお仕えできて……ご主人様に愛していただけて、幸せです……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~」
マスターはまた私の中に精を出してくださる。
量にすれば数リットルは下らないほどの精を私の子宮に満たしてくださる。
私は快楽に溺れながら、絶体の忠誠と服従を再び誓う。
そして、私が最後に見たものは、優しく微笑み頭を撫でてくださるマスターと、艶かしい笑みて浮かべて甘えた声を出す私だった。
次はできるだけ早く書くよう努力します