キアラの後に部屋に呼ばれたリューは頬を赤らめながらも意外そうな顔をしていた。
「抱いて欲しいとは言ったが、本当にしてくれるのか?」
リューはウルの眷族ではない。
多少信頼されているが、その程度で、伽に呼ばれることは一度もなかった。
それなのに、ウルは自分の意思でリューを部屋に呼んだ。
未だに信用すらしてもらえていない事を自覚しているリューが意外に思うのは無理もない。
「もしかして儂を孕ませてくれる気になったのか?」
リューが冗談めかして言う。
そもそも眷族にしてもらえていないのに、子を授からしてもらえるわけがない。
「お前は何で俺にそこまで執着する」
対してウルの反応は淡々としたものだった。
「お前様が最強の雄じゃからじゃよ」
リューがウルの側にいる理由の大半はそれだろう。
しかし、それが全てでは無いことくらい簡単に分かる。
「話す気はないか」
リューが話す気にならない限り問い詰めても無駄なので、ウルは軽く流す。
「すまぬの。まだお前様に話すには早すぎるのじゃ」
ウルが食い下がる気がないと知ると、リューはすまなそうに目を伏せる。
世界樹にも秘匿させたが、この件を知るにはウルの力ではまだ危険なのだ。
勿論、リューはその危険もウルなら乗り越えられると思っている。
だが、要らぬ揉め事を引き寄せる事には変わりはない。
「お察しの通り儂はお前様の一族について全てを知っておる」
リューはウルがアルリアに呼ばれる前からウルの事を監視していた。
それはリューとラグナルの一族に多少の縁があったからだ。
その緣を話すことはできないが、ウルの祖先がなぜ魔王になったのかくらいなら話せる。
「じゃが、お前様がそれを聞いたところで対して心に響かんじゃろ」
今、ウルが一族の話を聞いても、ウルの思考に一切の影響もない。
それなら、ウルが迷っているときに話した方がいい。
そう判断してリューは口を閉ざしている。
「そんな儂は信頼出来んかの?」
リューは茶目っ気のある顔で小首を傾げる。
ウルを相手にふざけるのはリューにしかできない芸当だ。
ウルはため息をついてリューを側に引き寄せ、胸に顔を埋める。
「おお?」
てっきり前回のように滅茶苦茶に嬲られ、犯されると思っていたのに、子供のように甘えられてしまった。
ウルの予想外の行動にリューは面食らう。
「俺はお前の事を信用していない。けど、今だけはこうしたい気持ちになるんだ」
「まるで赤子じゃの」
最初は困惑していたリューも優しく苦笑しながら母親のようにウルをあやす。
「気付いておったのか?」
リューはウルをあやしながら恥ずかしそうにする
リューがウルを女として慕っているのは周知の事実だ。
だが、それ以外の感情も抱いている。
それは我が子を愛するような慈愛の心だ。
「確証を持ったのは今だ」
この部屋はお互いの感情がより鮮明に繋がる。
だからこそリューが隠していた感情に気づけた。
なぜリューがそのような感情を向けるのかは分からない。
しかし、母親から短い時間しか愛情を貰えなかったウルにとっては掛け替えのない温もりだ。
「母に近づいた事で寂しくなったのか」
「そうだ」
普段のウルなら口が裂けても言わないであろう弱い言葉を吐くほどにウルは愛情に餓えている。
「儂でよければ存分に甘えよ」
「ああ」
その言葉に誘われるようにウルはリューの乳首へむしゃぶり付いた。
「はぁあぁつ、んっ……ふぁ……はぁあぁぁっ」
ウルに吸い付かれる度にリューは軽く身悶えさせながらウルの肉棒を手で扱く。
「大きくて……立派だな……んっ」
厭らしい指使いでくちゅくちゅとウルの肉棒を扱きながら、甘い蜜を垂らしている女の割れ目をウルの太ももに擦り付ける。
「ぅ……ぁ……っ!」
ウルの口からは滅多に出さない気持ち良さそうな声が聞こえる。
それが嬉しくて、リューは手の動きを加速させる。
「我慢しなくてよい……力を抜いて、悦んでくれ」
ウルの耳元で熱い吐息と共に囁き、手の動きをより一層激しいものにしていく。
だから、ウルはそのままリューの言葉に甘える。
リューの手の中へ煮えたぎるような熱の精を吐き出す。
「あぁ……強い雄の匂い……鼻を突いて噎せそうだ」
リューは手のひらで受け止めた精を恍惚とした表情で眺め、ゆっくりと口へ運び、
「んっ♥️ん……んん♥️」
ジュルジュルと音を立てて精液を吸い上げる。
「絞りたての精液が口の中で泳ぎ回ってる」
リューはウルに見せつけるように口に含んだ精液を舌で味わい、ゴクンッと音を立てて美味しそうに飲み干す。
その姿は妖艶で男の劣情を掻き立てる。
「ふふ、まだまだ元気そうじゃな」
一度出したのに萎える様子のない肉棒を見てリューは嬉しそうに言う。
そして、それに呼応するかのように部屋が温泉と同じ景色になる。
この場所はウルが一番癒される場所だ。
「儂に癒しを求めてくれているのか?」
「ああ」
「そんな正直に言われては……儂も張り切って奉仕せねばの」
ふふっとリューは笑うと、乳房の先からトロリとした白い液体を滲ませる。
そして両胸を擦り合わせるようにして自身の乳房と手を厭らしく泡立たせる。
「んっ……あぁん……お前様の逸物がこんなに脈打って……」
リューはウルの前に跪くと、たっぷり含んだ泡立てた乳房でウルの肉棒を包み込む。
リューの母乳は石鹸のようにヌルヌルとしていて、くすぐったいような感覚が肉欲を刺激する。
「はむっ、ちゅ……ちゅるっ、はぁ……れろっ、ちゅぷ♥️」
リューはウルの肉棒に胸を押し付けて滑らせ、収まりきらなかった先端を嬉しそうにしゃぶる。
愛おしげに舌を這わせて唾液を絡ませるリューの姿は淫らでどこまでも厭らしい雌の色香を纏っていた。
「元気な良い子じゃ……もっと儂をお前様の精で汚してよいのじゃぞ」
「うくッ!」
リューが射精を促すと、ウルは素直に精を吐き出す。
ウルの射精はリューの顔にかかり、その美貌を白く染め上げていく。
跳ね返った精液はリューの髪に絡まり、顔全体を精液で汚す。
「んぁ……♥️」
リューは顔にへばり付いた精を指で掬い、美味しそうに舐める。
そして、まだまだ元気な肉棒を見て俯せになり、腰を突き出して涎を垂らしている秘裂を見せつける。
「ほれ、ここに入れれば寂しくないぞ」
くぱぁーと秘裂を指で広げてうねっている膣肉をアピールする。
ウルはリューのお尻を鷲掴みにして引き寄せ、ゆっくりとリューの割れ目に肉棒を挿入していく。
ヌププとウルの肉棒を歓迎するかのように膣肉が絡み付き、離さない。
ウルはリューの背中に覆い被さり、ゆっくりと腰を前後に動かす。
「つ―――――ふぁあんっ」
敏感になっている中を擦られて、リューはビクンと体を震わせた。
そんなリューの反応にウルは興奮を覚えると、リューの鎖骨辺りに手を回して己の方へ抱き寄せる。
「はぁ……お前様ぁ……んっ、んん~~~~~♥️」
自分に甘えてくるウルが愛おしくて、リューは軽く達してしまった。
ブルブルとお尻を震わせながら喜悦の声を上げるリューにウルはどんどんと興奮していく。
「良いぞ。今だけは儂の事を母と呼ぶがよい」
ウルは自分に慈愛を向けてくれるリューに今は亡き母の面影を重ねていた。
親の愛に餓えているウルの心情を察してリューは優しく微笑む。
「母様!母様!」
「出したいのか?良いぞ。母の中にお前の精を吐き出すがよい」
母親と肉体関係をもつ背徳感と嬉しさが混ざり合い、ウルの抽挿はどんどんと激しくなっていく。
いつの間にかお互いに向き合う形となり、リューはウルの頭を撫でながら、全てを受け入れる包容を見せる。
「母様!出る」
「嫌なことも悲しいことも、全て母が受け止めてやる。じゃからすべて吐き出すのじゃ」
噴水のように吹き出す精液を全て子宮で受け止め、言葉だけでなく行動でもウルの全てを受け止める。
「んぁ……熱い♥️」
リューは強い雄の精を受けた雌の顔ではなく、この成長を喜ぶ母の顔で何度も達する。
長い射精が終わっても、二人は抱き合ったままだった。
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ウルはリューの中に出すと、疲れきった子供のように寝息を立てて寝てしまった。
その表情は年相応の無防備さだ。
そんな素顔を見せてくれたことにリューは嬉しく思った。
「お前様が望むなら、儂は母親をやってもよいぞ」
リューはウルの事を我が子のようにも思っている。
だから、雌として見られなくても、母親として行く末を見据えるだけでも良い。
「じゃが、やはり儂はお前様の女になりたいがの」
最後にポロッと己の欲を口にしてリューはウルを抱き締めゆっくりと寝かしつける。
次話はたぶん来年になります。
それでは皆さんよいお年を